オリジナルリリィ wiki

AERIAL

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fifa

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AERIAL


作者:Fifa


正式名称 Advanced Energie Rein and Intelligent Assistant Leader
開発者 ユーリ・ノイマン?


概要

ユーリ・ノイマンが開発した扶桑海洋学院のCHARMのマギクリスタルコアに2054年から採用されている統合支援システム。
リリィのマギ防壁やマギを用いた各種装備へのエネルギー供給、マギクリスタルコアが行う無数の魔術契約等を補助する事でより効率化しつつ複雑な契約を可能にするなどリリィのあらゆる行動をサポートするシステムである。

サポート形式としてはまずリリィが行なった動作をダイレクトにCHARM側に反映する事で素早い初動を行いながら必要な分の修正を随時行う形式となっている。

情報の蓄積から最適なパターンを見出す既存のAIとは違い、積層プログラムコンピュータをベースに擬似ニューロンを用いて人の脳の仕組みを利用した頭脳を構築、人間に近い思考ロジックを与える事で人間で言うところのひらめきや直感とも言える判断をする事による瞬間的な最適解への到達を可能としている。この為にAERIALは自らの構造体を変化する事で成長しており、AIが知的情報体へと進化する危険性を有していたがこれに対してはハード面での対策を行いつつ使用者を最優先する母性的な本能を与える事で回避した。

これにより使用しているリリィや装備、現在の運用状態、周辺環境といった膨大な変数に対して瞬時に対応、システムをリアルタイムで最適化しつつ、使用者の心拍数や筋肉の状態などを観測、使用者の意思を誤解なく短時間で受動する知能的受動インターフェースとして完成している。経年劣化による弾性の変化や砲身や刀身の摩耗にすら自動的に対応する事が可能。

既存のマギクリスタルコアに搭載する為のアップグレードキットも用意されているが、最初から搭載を前提として最適化されたマギクリスタルコアに搭載する方が効率はいい。

このシステムは個々人に合わせて干渉度合いを調整している事から熟練したリリィである程AERIALの存在を認識しなくなる。だがパニック状態など戦闘に支障をきたしているとAERIALが判断した場合は銃撃や変形の制限、身体機能及びマギ防壁の強化などを行うなど使用者を見守っているかのような振る舞いを見せる事もある。

非戦闘時にデータリンクによって学習結果を並列化する機能を搭載しており、1人が経験した戦闘結果を即座に共有出来るので初見以外の敵への対応力は飛躍的に向上している。


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上記のデータリンク機能や個々の学習能力が発揮される事でAI達には個性のような物が発現している事が確認されている。自我が明確になってしてしまえばリリィ側もAIの自我を認識、AIもリリィに対して何かしらの形で返す事でやり取りができる事もあり、文字通り人機一体を可能とする。

しかしリリィとAIがバディを組んでいる状態である事からリリィが死亡するとAIが自身の回路をショートさせたりリブートするという自殺を行う様になる問題が発生した。その逆に近いパターンもあり、AIの復旧が不可能な際にはリリィへの精神的なダメージも確認されている。これは互いが掛け替えのない戦友であり相棒であるが故の悲劇である。リリィ死亡時にAIを強制的に初期化する事も提案されたがリリィやアーセナル達の猛烈な反対で頓挫、AIカウンセラーなるAIを新規開発してお茶を濁している。

因みに扶桑海洋学院には人が寝静まった深夜にCHARM達がお茶会をしているという都市伝説がある。実際はCHARM内のAERIAL達が相互通信の為にネットワークを形成、その中で行われている妖精達の会話である。それは人間が認識出来ない形で行われているが、ごく一部の人間がそれを何と無く感じ取ってしまった事からこの都市伝説が生まれた。

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