青葉山女子高等学校
製作者 | 鰹 あるすとろ |
時系列 | 2049年4月~2050年3月 |
地域 | 宮城県 |
G.E.H.E.N.A. | 親(蘇生リリィ派閥) |
学年 | 中・高等部ともに3年制 |
契約 | なし |
概要
- 宮城県仙台市にかつて存在した、2047年に設立された新進気鋭の親G.E.H.E.N.A.ガーデン。
開校直後から目覚ましい成果をあげ続け、瞬く間に東北地方の中堅ガーデンとしての地位を築いた。
しかしその裏では、ガーデンの立ち上げにG.E.H.E.N.A.の一派閥である「蘇生リリィ派」が関与。
本来は設立基準に満たないガーデンであったが、隠蔽等の裏取引により強引な手段をもって設立されていた。
- 学園近隣にはG.E.H.E.N.A.のラボである「アズール・ラボ」が存在している。
表向きは別棟の研究施設だが、地下区画を通じて学園と直通しており、戦死したリリィの遺体や研究資材を搬入していた。
そしてそれらの遺体にヒュージ細胞と各種薬品を投与することで死去したリリィをブーステッドスキルを保持した状態で蘇生する、
「故姫再生計画」を秘密裏に遂行。
この素材集めのため、周辺のガーデンで墓荒らしや施設襲撃を散発的に実施していた。
廃校に至るまで
- 上記計画は暫く表沙汰とならないままに数年が経過していたが、大崎有栖を計画のため利用しようとしたことで状況が一変する。
彼女に無断で親友である「中山緋薙」の遺体を蘇生リリィ研究に素材として利用し、
成功した様を見せつけることでより強い忠誠を引き出そうとするも、実験自体が失敗してしまう。
その結果、失敗作と判断された緋薙はヒュージとしてその場で射殺。
二度も親友が死ぬ姿を見せつけられた有栖は激昂してその場から逃走し、
「仙臺女学院」を始めとする近隣の反GE.HE.NAガーデンや政府、報道機関に対し非人道的実験の数々を告発した。
翌日には各校の特務レギオンによる合同強制捜査が実施されラボは壊滅。
G.E.H.E.N.A.内の他派閥からも切り捨てられ、青葉山女子高等学校は蘇生リリィ派共々壊滅することとなった。
特型ネスト「エリュズニル」
- 2050年3月に青葉山女子高等学校が廃校となった後、研究施設となったアズール・ラボも放棄された。
周辺ガーデンはこれらを接収したが、その最深部区域は自立制御状態だったセキュリティシステムの関係で侵入が困難であり、
一時調査は見送られる運びとなっていた。
しかしあるとき、その最深部区域を中心とした地下全域にケイブの発生が確認される。
各ガーデンはそこに実力派レギオンを送り込んだが、内部はヒュージが発生させた結界により異界化しており、
地下区画は建設時の数十倍の広さの迷宮と化していた。
最深部への突入が現実的ではないことを認識した国と東北のガーデン群はこれを進入禁止区域に指定。
各ガーデン持ち回りで管理を担当し、外部に湧き出たヒュージを駆除するのみの対応に留めることにした。
- 2052年4月段階では迷宮内1~4層に関しては一定の安全が確保されており、近隣ガーデンの新人リリィの訓練用にも用いられるようになった。
迷宮内部にはCHARMやマギクリスタルコアの素材となる希少素材が生成されることもあり、定期的な調査が実施されている。
しかし5層から最高到達点である10層にかけての侵入は依然として許可されておらず、
最下層が今何層にあるのかも不明瞭な状態が続いていた。
なお、新人リリィ達の間では腕試しとして下層への無断侵入が流行している。
異界化時に呑み込まれた研究施設にはG.E.H.E.N.A.製のブーステッドCHARMや中等部時代に大崎有栖が製造したCHARMが残されており、
稀にこれらが迷宮内でも発見されることから、箔のつく専用機目当てにルールを破るリリィも多い。
なお年間数人が見つかっては説教や謹慎、場合によっては除名処分を受けている。
所属リリィ
名前 | なまえ | レアスキル |
---|---|---|
大崎有栖 | おおさき・ありす | ファンタズム(中等部2年で覚醒) |
中山緋薙 | なかやま・ひなぎ | 未覚醒 |
亘理奏女 | わたり・かなめ | テスタメント(在籍時はファンタズム) |