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河島霧依

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tosylchloride

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河島霧依(かわしま きりえ)


作者:闘う鬼百合
イラスト:Teisuu

晴れぬ罪悪感と共に世を覆う《悲哀ノ霧》

人物情報

誕生日 2035年8月15日
血液型 O型
身長 159cm
体重 55kg
出身地 福島県

詳細情報

ガーデン・学年 私立百合ヶ丘女学院3年
(2052年当時)
レギオン LGニヴルヘイム
スキラー数値 92
レアスキル ユーバーザイン
サブスキル 軍神の加護
狂乱の閾
CHARM ティルフィング SP-R.KK?
ルーン ソーン、ケン

  • 「姉妹殺しのノルン」の長女。八坂寄香?朝上悔音?同様、自らの実姉妹に手をかけ、殺してしまった過去を持つ。
  • ユグドラシル社の実施していたCHARM試験運用に参加しており、ティルフィングのテスターを務めていた。その経緯から個人用のユニーク機を持っており、「ティルフィング SP-R.KK」と称された。
    • ユニーク機らしく本機は量産型と比べ性能が強化されており、他にもレーダー撹乱用のチャフとヒュージ誘導用のマギ反応フレアを搭載している。
    • 本人の要望により黒と銀色という「弔い色調」に塗装されている。
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属性

リリィ マディック 教導官 強化リリィ 故人

詳細

好きなもの 魚の塩焼き
苦手なもの 人混み、見つめられること、過去を明かされること
特技・趣味 能面打ち、人形作り・人形供犠、森林浴
  • 二つ名:悲哀ノ霧 ~ヒアイノキリ~
  • 口数が少なく、物静かで優しい言動の中にどこか切なさが漂っている。常に脱力感と憂いに囚われており、シルトたちと過ごす時以外に表情が晴れることはないといわれている。
    • シルトの寄香に対しては愛情深く過保護な一面を露にする。同じベッドに添い寝するのはもちろん、食事を食べさせたり、一緒にいる時に抱擁を欠かさなかったりすることがその愛と独占欲を物語っている。
    • 強化実験により残された寄香の神経的後遺症と発作に備え、アトロピンの注射器を常備している。
  • LGニヴルヘイムの前方司令塔(攻撃の指揮を担当)及び「ダブルユーバーザイン」の一人。
    • もう一人のユーバーザイン使い、八重山涙河?とニヴルヘイムの戦術基盤である「隠蔽行動」を担う。戦闘時に常にレアスキルを展開し、レギオンの存在を隠しながら攻撃態勢を進める。
    • 涙河と共に2枚の封印を作り、レギオンの根拠地である「彼岸ノ宮」を隠し閉ざしている。
  • 木工芸に長けており、趣味として能面打ちをしている。常に被っている鬼の面やシルトたちが付けている面もそのお手製である。
    • 打った面はいずれもユーバーザインの力を宿す付喪神の類である。被る主とは独立した自律でマギを操り、表面の光学性質を変化させることで喜怒哀楽の表情を表す。
    • 能面打ちの他に人形作りもしている。しかし、作ったものは決まって川に流すようにしており、本人曰く「妹の供養のため」である。
  • 下記のトラウマにより、霧依のユーバーザインに特殊な効果が伴っている:レアスキルを発動する際に、体内のマギが周囲環境に干渉し、大気中の湿気を霧に凝縮させる。おおよそ半径150mの領域に濃霧を発生させ戦場を帯びるため、共闘する他レギオンのリリィの視界を遮り連携を混乱に陥らせてしまう。
    • 彼岸ノ宮の地に施された封印も同じ効果を持っており、その結果宮の周辺地域が永年霧に包まれている。

生い立ちとトラウマ

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生い立ち
一般家庭に生まれ、平穏な幼少期を過ごしていた。両親と妹の河島晴日(かわしま はるか)と福島県の実家に住み、リリィとはほぼ無縁な日々を送っていた。よく家の近くにある湖に妹と遊び、霧が煙る秋の湖畔が特に好きだったという。

襲撃
霧依が小学3年生の時に悲劇が訪れた。2043年のとある秋の朝に、前触れもなくヒュージの群れが河島邸に降り立ち、破壊の限りを尽くした。両親が惨殺された光景を瞳に焼き付けられた霧依は晴日を連れ出し、霧に覆われた湖畔に隠れた。震えながら水辺に伏せ、ヒュージをやり過ごそうとしていた姉妹二人に突然、呼ぶ声がかけられた。殺されたはずの親の声にも聞こえる「それ」は、霧の向こうから響き、姉妹に出て来いと促した。怯えながらもヒュージの仕掛けていた罠であろうと気づいた霧依であったが、幼き晴日はひどく動揺し、その呼び声に答えようと姉に暴れた。泣きながら自分の手を振りほどこうとした妹がヒュージを呼び寄せてしまうと恐れた彼女はやむを得ず、力を振り絞り晴日の首を絞めた。声を殺すつもりでヒュージの群れをやり過ごそうとしていたが、一帯が静まり返った頃には既に晴日は窒息で死んでいた。

両親を失い、妹を自分の手で絞め殺した後、霧依はしばらくの間、児童養護施設に匿ってもらった。その際のリリィ適性検査にスキラー数値の急上昇が見られ、レアスキルに覚醒したことも判明された。霧の水辺に隠れた件がレアスキル「ユーバーザイン」の覚醒を促したきっかけである。本検査を機に、百合ヶ丘女学院の教導官が彼女をスカウトし、初等部入学を勧めた。家族の仇を討つのならこれが唯一の道であろうと、霧依は勧誘を受け入れ、正式的に百合ヶ丘女学院のリリィになった。しかし、どれほど意思を固めようと、あの日妹を殺した罪悪感は拭えず、むしろレアスキルを発動するたびに鮮明に蘇ってしまう。霧を帯び、生き延びた自分の身もまた霧を生み出す体質になり、ユーバーザインの使用と共に濃霧を凝縮させ、トラウマを煽るのである。

戦闘スタイル

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単独で活動していた頃には独特な戦闘スタイルをしていた。ユーバーザインの霧に気配を隠した状態でふらふらと歩き、ヒュージの群れに近寄ってはいきなり猛攻を仕掛けるという戦法であった。「どこに隠れた・・・出て来いよ」と呟きながらヒュージを撃破するその姿は憂いと怒りを同居させており、例のヒュージを探している様子を表していた。

八坂寄香とシュッツエンゲルの契りを交わしLGニヴルヘイムに加入してからは、戦場での動きが若干変わった。全レギオンを覆う霧を発生させながら豪快に突撃し、氷室姉妹と悔音と寄香で5人の前衛を成しヒュージの陣営を迅速に、かつ完膚なきまで叩き潰すのである。その中でも霧依は攻撃の流れを指揮する「前方司令塔」を担っており、サブスキルの働きで猛攻勢を支えながら全体司令である八重山涙河と意思疎通を保ち、全員に彼女の戦略を伝える。

交友関係

  • 「姉妹殺しのノルン」:自らの実姉妹を殺してしまったLGニヴルヘイムのリリィ3人がシュッツエンゲルの契りを交わし、結ばれたノルン三姉妹
    • 八坂寄香?(やさか よすが):霧依のシルト及び悔音のシュッツエンゲル。姉妹に可愛がられている。
    • 朝上悔音?(あさがみ くやね):寄香のシルト。霧依と共に寄香を支え、可愛がっている。
  • LGニヴルヘイムのその他の仲間

関連文献

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