オリジナルリリィ wiki

雲林院杙

最終更新:

Bot(ページ名リンク)

- view
メンバー限定 登録/ログイン
「失くしちまったモンは取り戻せねぇ。だけど、それがまだ壊れちまっただけなら、アタシを頼れよ。何度だって元通りにしてやる」

「Blast off!(ブッ飛びな!)」


雲林院 杙(うじい・くいぜ)



人物情報

作者 (確信)
誕生日 9/13
血液型 B型
身長 167cm
体重 51kg
スリーサイズ 75/62/80
出身地 東京

詳細情報

ガーデン・学年 オラクル女子高等学校3年
レギオン フリーランス
スキラー数値 78
レアスキル Z
サブスキル インビジブル・ワン/聖域転換
好きなもの ロマン、デケェ武器、炭酸飲料、ジャンクフード
苦手なもの 抹茶、実家、コース料理
異能 マギに電気の性質を帯びさせる


概要


オラクル女子高等学校の3年生で、金貨の王の称号を預かるリリィ。
見た目は完全に不良のそれで、鋭い目つきのせいであまり人が寄ってこない。本人も「不良」を自認しており、むしろ不良であるために行動しているような節も見られる。

特定のレギオンに所属しない、フリーランスとしての活動をしている。喧嘩好きだが、自分が使うCHARMはあまりにも加減が効かなすぎるため、リリィとの訓練でも喧嘩でも、対人戦の場合は基本的に素手で戦う。
また、同じフリーランスである姐応颶とコンビを組んでおり、背中を預け合えるほどには信頼している。


人物


見た目に違わず性格は勝気で、ごちゃごちゃした鬱陶しいこと、回りくどいことが嫌い。元々は良いところのお嬢様だったが、自分を縛りつけようとする家の方針に反対し、家を出る形でリリィとなった。
「危険だからリリィにはしない」方針であった家へのあてつけでリリィの道を選んだが、根が面倒見の良い性格のためか、リリィとしての活動を「自分に向いている」と感じている。

家への反発のために不良を目指していたが、入学当時は「不良(ワル)」とはどんなものなのかよくわかっておらず、とりあえず他人にメシをたかろうとしてみていた。しかし、その時丁度通りがかった外處軛に喧嘩をふっかけられてボコられ、その背中に単なる正義でも悪ではない「不良としての矜持」を見出す。それ以降、軛を永遠のライバルとして追い、度々喧嘩をふっかけた結果、何故か軛と同じレギオン「LGババーグラ」のメンバーになっていた。

軛と出会って以降も、机に足をあげる、スカジャンを着る、髪を染める、ジャンクフードを食べる、ベッドに飛び乗ってみるなど「不良(ワル)」としての振る舞いを模索しているが、染みついたテーブルマナーなどの育ちの良さが端々から滲み出てしまい、イマイチ不良になりきれていない。
また、英才教育の賜物で頭も良く、度々授業をサボるが点数はほとんど落ちない。見た目に反して論理的な思考が得意だが、そんな思考をする自分のことは嫌い。


恋愛ごとに全く耐性がなく、誰かと誰かがイチャついているのを見ると悲鳴をあげて逃げ出す。そうでなくても、恋愛を思わせるような距離感やシチュエーションに遭遇すると顔を真っ赤にして指の隙間から見てしまうくらいには乙女で純粋。キスとかむり。


LGババーグラの解散のきっかけになった事件の後、どこかへ行ってしまった軛をしばらく探していたが、「いつか必ず再戦の機会がある」と信じ、自らの鍛錬を続けていた。
その中で、当時新入生として入学してきた颶と出会ってコンビとなり、共にフリーランスとして戦っていくことになる。

また、同時期に同じく後輩である生天目鏡花とも出会い、自分のCHARMの作成を依頼・協力して作り上げている。



戦闘スタイル


リリィとしては「超攻撃的サポーター」を自認し、繊細かつ力強い戦い方を好む。
始めからTZ以上に位置どり、駆け上がっていくAZに追従する形で動き、自分も火力を出しながらレアスキル「Z」やサブスキル「聖域転換」でリアルタイムにサポートすることで、AZのスムーズな役割遂行を補佐する。
自分自身のAZとしての才覚だけでなく、AZというポジションへの理解、サポートする相手への理解、そしてお互いの信頼が必要不可欠な動き方であり、杙は「世話焼きじゃないとできない」と嘯く。

LGババーグラ時代は軛に対してのサポートとして行なっていた。
フリーランスとなってからは、颶に対してのサポートとして使っている。

また、鏡花と共に作成した「レールガン式パイルバンカー型CHARM(名称未定)」を使い始めたことで、自身も一撃必殺級の火力を出せるようになった。短時間かつ端的に火力を出せるCHARMの機構を使用し、直後にAZ役のリリィのサポートを行う理想系に辿り着いた。


「マギに電気の性質を帯びさせる」という異能を保持しており、これがレールガン式パイルバンカー型CHARMの機構とガッチリ噛み合って爆発的な威力を生み出している。
この異能のせいで、軛と初めて戦った時に「スタンガン野郎」という不名誉なあだ名を貰い、当時のことを知る者からは未だに揶揄われる。(軛自身はこの後一度も呼んだことはない)
よく知りもせずにあだ名で呼ばれると半殺しにされる。



交友関係


「アタシの目が黒い内は、逃げられると思うなよ。
アタシがお前の存在を証明し続けてやる」

フリーランス同士でコンビを組んでいるリリィ。「颶(怒っている時は「ハヤ公」)」、「いぜパイ」と呼び合う仲。
後輩としてオラクルに入学してきた颶に、大切なものを失ってどこかへ消えてしまった外處軛と近いものを感じ、アルカナの力で壊れていたCHARMを直しつつ声をかける。
接するうちに、生真面目な軛とおちゃらけた颶を「正反対で似ていない」としつつも、やはり目を離すと泡沫のように消えてしまいそうな危うさと儚さを感じ取り、見るに見かねてコンビを組むことを提案。
自分では颶の悩みの根本的な解決策を見出せないことをもどかしく思いながらも、保護者のような立場となり、いたずら好きな颶が「変な方向へ行かないように」見守っている。
飯をたかられたり、いたずらに悩まされたりしつつも、颶の陽南への思いを陰ながら応援したり、友達と楽しそうに遊ぶ颶を見て頬を緩ませるなど、友達のようであり姉妹のようでもある関係を築いている。


「さぁ、今日こそ決着を付けるぞ!!」

杙の永遠のライバルにして強敵(とも)。実家への反骨心から不良のような横暴な振る舞いをしていた杙を拳一つで叩きのめし、「義を通す不良としての矜持」を背中で教えたリリィ。その後も何度も喧嘩を挑んでいるが、惜しいところまでは行っても一度も勝ててはいない。
永遠のライバルとして勝手に認識しているが、喧嘩の数を重ねるごとに自分に迫る杙に、軛からも「ライバル」として意識されている。だが、初戦で「スタンガン」というあだ名をつけられた件はいまだに引きずっている。
「事件」で春日井鐐梏が意識不明で生死の境を彷徨ったことがきっかけで、軛が大切な人を失っただけでなく己の矜持にも罅を入れられて地下に籠った際には、杙は何も告げられておらず、必死に軛を探し回っていた。(杙視点から見れば、「フッと消えてしまった」。)
今も杙は軛の居場所が地下だとは知らず、いずれ来る再戦の機会に備えて自らを鍛え続けている。

+ ネタバレ注意
後に、LGニラヤ・カマラ結成の際に再戦の機会が訪れた。
大々的に元大アルカナである軛を擁して「LGババーグラの復活」を謳ったニラヤ・カマラの公表で、杙はやっと軛の居場所を知るところとなり、「リーダーの座を奪い取る」という名目でニラヤ・カマラに殴り込んで軛と喧嘩を開始した。

互いにCHARMまで使用しての本気の戦いを繰り広げ、軛に「地下に来る前の俺ならボコボコにやられてた」と思わせるほどの成長を見せたが、同じく成長していた軛に後一歩のところで届かず、敗北する。

このマッチは杙が「金貨の王である自分に金貨の2である軛が勝てないまでも良い勝負をしたなら、新しく作るレギオンにも多少箔が付くだろう」という軛への気遣いであり餞別の面もあって組まれたわけだが、結局軛が勝ち、さらにギャラリーがある程度いたことで、杙の想定の上をいく箔がニラヤ・カマラに付くことになった。

想定以上の成果を出してしまったことについて、杙は「異議申し立てたい」「もう一回やればアタシが勝つから」と不服そうにしている。



「おいおいおい、最ッ高にロマンじゃねぇか!!」

LGババーグラ解散後に出会ったアーセナル。ずっと自らが使うCHARMが不満だった杙は、鏡花の構想するCHARMの設計を聞いて「ロマン」を感じ、作成に協力する代わりに自分のCHARMとして作って欲しいと願い出る。
これに応じた鏡花と共に何度も試行と実験を繰り返して作り上げたCHARMが、現在杙が使用する一点もののCHARMである。

鏡花のことは「ロマンのわかるやつ」として非常に気に入っており、暇な時には工房で作業風景を眺めることもある。



オラクル女子の後輩。レギオンも学年も違うが、チラッと見かけた際に何となく親近感のようなものを抱いており、戦闘を見てからは自らが用いる「超攻撃的サポーター」としての戦い方を継承する相手として「見込みがある」と思っている。
なお、恋愛ごとに耐性が皆無なため、千晶と初香がイチャイチャしている場面に出くわすと「ピェッ」と声を上げて逃げてしまう。


「アタシはやっぱアイツが気に食わねー。誰に何と言われようとな」

軛とその妹・外處楔の幼馴染であり、杙にとってはLGババーグラ時代のチームメイト。
チームメンバーからは「平和主義者で優しい、LGババーグラ唯一の良心」として愛されキャラだった鐐梏だが、杙は軛にベッタリで自分と軛の喧嘩をやめさせようとしてくる鐐梏を「気に食わない」として対立している。
一度、鐐梏のことを指して「社交界でニコニコしてるだけのやつみてぇ」と口に出してしまい、軛以外のババーグラメンバーから総スカンを喰らったことがあるが、結局態度を改めようとはしなかった。


+ ネタバレ注意

鐐梏が軛を庇って大怪我を負った事件、通称「有頂の天落」について、杙は違和感を持っていた。

当初の任務概要はラージ級数体の討伐。ノリにノっていた当時のLGババーグラであればまるで問題ないはずの討伐依頼。しかし、いざ現地にたどり着いたLGババーグラが交戦したのは「特型ミドル級ヒュージ」であった。
現在も詳細不明のそのヒュージは、縮地を使ったリリィもかくやというスピードで襲ってきたが、驚きながらも軛が善戦。それが十数体となったあたりまでは、スピードに慣れてきたこともありLGババーグラで対応できていた。

しかし、軛を襲い鐐梏に深傷を負わせたヒュージは他のヒュージと違った。他のヒュージが群となって襲いかかってくる合間を縫って、巧妙に、かつ狡猾に軛の命を狙いにきていた。

反応できたのは軛の近くにいた鐐梏だけで、軛を庇った鐐梏は重症。貫通した爪が軛の目を抉り、軛は片目を失明という結果になった。


任務におけるヒュージの規格記載のミス。そして他のリリィには目もくれず「軛のみ」を確実に殺しにきたヒュージ。
杙は、自分の嫌いな論理的思考が結論づけるのをどうしても止められなかった。

「あの事件は、裏で手を引いていた奴がいる」





作品紹介・関連リンク








コメント

  • コメントフォームを仮設置しました。マナーを守ってご活用ください。 -- 管理人 (2022-05-03 18:47:11)
名前:
コメント:
記事メニュー
ウィキ募集バナー