フェンリル
作者:sence023
世代 | 第1世代 |
形式番号 | BCY-20 |
正式名称 | BCY-20 フェンリル・SWS |
企業 | アエロネル・ファイヤーアームズ社 |
機能 | 超高出力実弾砲 |
諸元
口径 | 30mm |
全長 | 約2000㎜ |
本体重量 | 約35㎏ |
全備重量(アタッチメント込み) | 約38㎏ |
作動方式 | ストレートプルボルト |
銃口初速 | 約5400m/s(フル出力モード) |
有効射程 | 約5㎞ |
安全装置 | ボルトロック式・ハンマーダウン機構付き |
装弾数 | 無し(半実弾式) |
使用者
詳細情報
- ヒヒイロカネインターナショナル社の支援と委託を受け、銃器メーカー『アエロネル・ファイヤーアームズ社』が開発した対ラージ級第1世代型CHARM。
- 第4世代とは別のアプローチから、単独戦闘能力を上げる目的で開発され、対物狙撃銃を模した射撃モードのみとなっている。
- 専用設計されたコアから出力される半実体弾タイプの弾丸は大口径・超高初速化により、フル出力時はアステリオンの数倍の威力を弾き出している(弱装弾モードでも着弾すればラージ級をよろけさせるだけの威力がある)。
- 発生する強烈な反動はマズルブレーキと新開発されたARCS《アクティブ・リコイル・コンバート・システム》により、本体重量と合わせて従来の12.7㎜相当に緩和されている。
- フル稼働するコアの廃熱と合わせ、ARCSが吸収した反動を熱として放射する為、ストレートプルボルト式での手動強制放熱機構が搭載されている(フル出力時:1発、ミドル:2発、弱装:4発)。
- この機構は安全装置と連動している為、既定射撃回数に達した後にアクションを行わなければロックがかかり、射撃出来ない様になっている。
- また、キロ単位での超長距離射撃を前提とする為、武装を中心に、周辺機器も含めた狙撃システムとされており、SWS《スナイパーウェポンシステム》カテゴリーに属する。
- 機体本体に射撃補助アタッチメントとして等倍率デジタルスコープが装備され、天の秤目の照準補助として外部入力からのゼロインに対応する。
- キャスターと背負い紐付きの専用運搬ケースには、測距機、風向・風速計、3脚、処理コンピューター等が収められている。
- 一般に普及しているCHARMと異なり、狙撃用途に特化した設計となっている為、非常に扱いにくく、狙撃に関する基礎知識に加えて技量も必要となる。
- 反動抑制の為に重量もCHARMとしては非常に重く、本体だけでも35kg以上あり、全備重量は40㎏近くなる為、任務によっては使用されないケースもある。