オリジナルリリィ wiki

桐屋弥生

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iris

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桐屋 弥生(きりや やよい)

反転する狂気が熾すのは機械的な理性。
二面性を備えた猟犬の妖精。


作者:イリス

人物情報

誕生日 12月26日
血液型 A型
身長 150cmくらい
体重 41kgくらい
スリーサイズ 回答拒否
出身地 長崎県佐世保市

小柄で貧相。
リリィとしては肉体的にやや非力。

詳細情報

ガーデン・学年 平戸女学院1年
レギオン LGブラックドッグ
スキラー数値 77
レアスキル ルナティックトランサー
サブスキル 未覚醒
ブーステッドスキル -
CHARM リサナウト
ルーン -
  • 人物
    LGブラックドッグに比較的最近加入したリリィ。小柄で華奢な体躯にあどけない顔立ちは、実年齢以上に幼い印象を与える。その容姿に相応しい可憐な妖精を思わせるおしゃまな仕草や無垢で爛漫な笑顔を振り撒く様は、まさに現世の天使のようである。
    というのは見せかけで、自らの容姿を最大限に利用して人を惑わし挑発することを楽しみとする小悪魔。他人の失態を見れば指をさして笑い、嘘泣きなどに騙されて右往左往する様を弄り倒し、まんまといたずらに引っかかって悔しがる人をおかずに飯が三杯食える。
    しかしながら結構な小心者であり、本気で怒られるとすぐにしょげていじけて部屋にこもる。そのあまりの凹みっぷりは怒った方が気まずくなるほどであり、その意気消沈ぶりに免じて誰もがついつい許してしまう。すると途端に元気になって、調子に乗って相手をいじり倒す(本人の名誉のために付け加えておくが、反省すべきところはちゃんと反省する)。
    これらの行動はリリィとなって親元を離れて久しいが為の淋しさの裏返し。またレアスキル『ルナティックトランサー』に対する偏見からくる疎外感がこれに拍車を掛けており、常に誰かと関わっていないと根拠不明の孤独感に押しつぶされそうになってしまうからである。LGブラックドッグに加入したのは、そんな事情を察した沙月からの勧誘を受けてであった。
  • 能力
    華奢な体格ゆえに膂力はお世辞にも強靭とは言い難い。本来パワー型のリサナウトを振るうのはそれを補うため。したがって持久力自体はそれなりにあるが、近接戦闘は基本的に初撃必殺や一撃離脱戦法が主軸となる。良くも悪くも観察力はあるのでレギオンとしての戦術においては中衛・後衛が主。
    しかし彼女の最大の特徴はレアスキル『ルナティックトランサー』を用いた戦い方にある。スキル自体は何の変哲の無いものだが、一般に理性が希薄化し冷静さを失いやすいといわれる欠点が、彼女には無い。むしろ普段は落ち着きが無く騒々しい様子から、理性的で冷静な姿に変貌する。これはルナティックトランサー発動中、己を見失わないよう強く自己を律する鍛錬の賜物であり、スキルの発動をスイッチにペルソナを入れ替えている。人格ではなく性格を切り替えているため、いわゆる二重人格者のような記憶の断絶や思考の食い違いは起きない。レアスキルの等級自体も高く、負のマギへの耐性も高め。爆発的に向上した身体能力を怜悧な思考で振るう姿は同スキルの理想形といえる。

属性

リリィ マディック 教導官 強化リリィ 故人

堅苦しいノリが嫌いで、教会の儀式などもサボりがち。
仮にも生徒会副会長を擁するレギオンに彼女のような者がいていいのかは度々議論のネタになる。

詳細

好きなもの チョコレートパフェ、ホットケーキ、猫
苦手なもの 堅物、文系の座学、苦味・酸味の強い食物
特技・趣味 リズムゲーム、食べ歩き、悪戯

外見通りの甘党。
食べ歩きといっても足を向けるのはカフェなどの甘味がほとんど。
我儘で偏食家のきらいも少々。

+ ここだけの話
上述のとおり、親元を離れて長いが故の孤独感を覚えているが、両親との間にはいささかの溝がある。生まれたときからリリィとしての適性を有していた事に両親からは大きな期待を掛けられていた。しかしながら幼少期の弥生は体が弱く、その身体的事情から幼稚舎に入ることが出来なかった(非力気味な体格はこのことが影響していると考えられる)。一般の小学校に入学した弥生だったが、両親は娘をリリィとする事を諦めておらず、その為の教育を徹底して彼女に叩き込んだ。そこに親としての愛情があったかというと微妙なところであり、「娘の生まれ持った才能を発揮させたい」「リリィという立派な仕事に就かせたい」といった親心やある種の愛情というべきものはあったが、「娘を優れたリリィとして輩出する名誉」や「それに伴う経済的・社会的利益」を求める意図があるのもまた事実であった。
両親は確かに弥生を大切にしていたが、弥生本人にとってはただただプレッシャーでしなかった。

ともあれ一端のリリィになった弥生だが、半ば強制される形の彼女にとって、戦闘への恐怖より親の愛情の不足による孤独感の方がはるかに深刻な問題であり、リリィである事へのモチベーションはギリギリのレベル。それでも今なお掛けられ続ける両親の期待を裏切ることが出来ず、親の前では「良い子」を装いながらリリィを続けているのが現状。
しかしリリィは生涯続けられるものではなく、いずれ誰もがその力を失う。
その具体例として現れた卯月美咲のマギ減衰は、弥生にとっては恐るべき未来予想図と言える。

こうした精神的に不安定なものを抱えながらもルナティックトランサーを制御できているのは奇跡としか言いようがない。

交友関係

  • 安谷屋沙月(あだにや さつき)
    同じレギオンのメンバーであり先輩。真面目で小言の多い沙月のことは正直苦手だが、ルナティックトランサー持ちである事から周囲に避けられていた中で分け隔てなく接してくれたことに感謝している。素直には表現しないが。
  • 杜屋環奈(もりや かんな)
    堅物というより素直過ぎて融通が利かない。からかい甲斐はあるが斜め上の反応を返してくるので絡みづらい。
    が、図太い大型犬みたいな感覚で気に入っている。
  • 雁屋葉月(かりや はづき)
    弥生とは別の意味で二面性を持つ2年生。様々な分野の知識に精通している彼女のことを尊敬していたが、その異常性を恐れており、基本的に近づきたがらない。
  • 夏実伊犂矢(なつみ いりや)
    気弱な伊犂矢は弥生にとって格好の悪戯相手。
    顔を合わせればちょっかいを出しており、その度に沙月や美咲に叱られている。
  • 十時初菜(ととき ういな)
    同じルナティックトランサー持ちという事で(一方的に)ちょっと対抗心を抱いている。彼女が過去に狂化寸前に至ったことは知っているが口には決して出さない。それは同族への憐憫ではなく、決して他人事ではない恐怖心がため。

作品紹介・関連リンク


雑談

  • メスガキ
    • 今まで書いたことのないタイプのキャラなので難産だった。
  • 黙ってじっとしていれば文句なしの美少女。上述の来歴を考えると、ある意味こちらが素の姿と見る事も出来、どこを重点に置くかで評価が分かれる。
  • 猫派。犬も嫌いではないが、どちらかと訊かれれば猫と即答する。
  • 伊犂矢よりは胸がある。


コメント

  • コメントフォームを仮設置しました。マナーを守ってご活用ください。 -- 管理人 (2022-05-03 18:47:11)
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