私立ユイマール学園(しりつゆいまーるがくえん)
荒廃した沖縄の復興を目指す日本最南端のガーデン
作者 |
勇者カズヒコ |
種別 |
私立 |
理事長 |
牧志・ミリアム・紗綾 |
地域 |
那覇シティ(現沖縄県那覇市) |
学部 |
普通科、工芸科、芸能科、建築科、農業科ほか、工廠科 |
レギオン編成 |
教導官認可制 |
校章 |
カラー版 モノクロ版 |
- 沖縄エリアにある日本最南端ガーデン。
- 守備範囲は広く、本島及び離島各地にLGを配置している。
- 反ゲヘナ主義であるが、国内外ガーデンとの交流は立場を超えて行っている。
- CHARM関連企業からの出資を受けておらず、独自色を保っている。
- ギリシャ神話をモチーフとした世界観やLG名、CHARM名を多く採用している。
- 全国から独自ネットワークで回収した中古やジャンクをベースに改造CHARMを製作することで有名である。
概要
- 成り立ち
- 原初の開闢が起こった2000年頃、ヒュージの大襲来により壊滅的に荒廃した沖縄エリアの復興に寄与するため、現理事長の牧志・ミリアム・紗綾(まきし・みりあむ・さあや)が私財を投げ打って設立したガーデン。
- ガーデン名の語源「ゆいまーる」は沖縄の言葉で「相互扶助」「助け合い」といった意味を持つ。
- 那覇シティにある本校舎ビルは新築ではなく、かつてのリゾートホテルを使用している。
- 教育機関として
- 初等部、中等部、高等部からなる総合教育機関にして職業訓練養成施設としての性格が強い。
- 高等部からは将来の進路に応じて希望するキャンパスに進む。
- 高等部は普通科のほか工芸科、芸能科、建築科、農業科などのほか、工廠科がある。
- 専ら沖縄の伝統芸能・技能の継承、復興を目的としており、舞踊や衣装、島唄や三線の演奏・製造など多岐にわたる。
- それ以外の現代的な音楽やアートに生徒が主体的に取り組むサークル活動が認められている。
- 標準制服はマリンセーラータイプであるが、許可制で様々なバリエーションがある。
- キャンパスについて
- 専攻科目ごとにキャンパスが分かれている。芸能科は更に細分化され、各地で活動する。
- 本島に点在する7か所のキャンパスは、対ヒュージ防衛拠点として特に重要とされている。
- 工廠科は本校舎を中心として各LGに配属されている。
- LGについて
- 教導官認可制。高等部からLGを編成できる。独自の隊服が認められている。
- 本校及び各キャンパスが管轄LGの対ヒュージ防衛拠点機能を兼ねている。
- CHARMについて
- 殆どのリリィは個人専用に製造された改造CHARMを使用する。
- 独自CHARM開発研究も行われているが、殆どのアーセナルは中古品や一部パーツの欠損したジャンクCHARMを修理・復元したり、それらをアセンブルしてオリジナルCHARMを開発することが盛んにおこなわれている。
- 改造機のため、明確に世代分類することが難しいCHARMが多い。
- これらの技術主導的な機関としてユイマールラボと呼ばれる研究所が某所に存在し、かなり高い技術力を持っている。
- 疑似姉妹制度について
- 「モイラの誓い」と呼ばれる疑似姉妹契約制度がある。上級生と下級生が契約することができる。モイラ(運命の三女神)に因んで三人での契約もできるがほとんどは二人で契りを交わすのが通例。
- 契約者は互いに「モイラの糸」と呼ばれる糸巻きを贈り合うとされているが、これに代えて沖縄伝統のミンサー織りを採り入れる生徒も増えてきている。
- ミンサー織りはその特徴的な模様に「いつの世までも末永く幸せに」という思いがこめられており、大切な人に贈る「愛の証」という意味があるため、生徒たちに好んで用いられるようである。
主なレギオンとキャンパス
- レギオン名には主にギリシャ神話に因んだ名前のほかに、沖縄古来から伝わる神秘的な名前が付けられる。
- 立地は基本的に各地のグスク(中世以降の城砦跡)を選定している。
- 所在地は2000年初頭の情報に基づく。
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ネタバレ注意、というより作者の創作学説或いは妄想設定 |
- 各キャンパスがグスクに立地する理由は、グスク内部または近傍に点在するウタキ(御嶽)を防衛するためである。
- ウタキ(御嶽)とは、古来から琉球神話の神が存在するあるいは来訪する場所、また村落の祖霊神を祀る場所であり、信仰上の聖地であるが、ここでは殊にマギ特性が重要視されている。
- 一つには、ユイマールラボによる研究の結果、ウタキからマギエナジー発生が観測されたことによる。厳密にはキャンパス立地は正のマギを発生するウタキが選定されている。(勿論負のマギを発生する場所もあるということになる。)LG拠点の近くに正のマギ発生源があれば、リリィのマギ回復に有利である。また、発生だけでなく周辺のマギが集まる一種のパワースポットになっている可能性もある。
- もう一つは、過去数十年の統計情報から、ヒュージはマギ発生源を狙って侵攻して来るか、或いは引き寄せられて襲来するという仮説による。正のマギであればヒュージによるマギ汚染を阻止する必要があるし、負のマギであればヒュージに餌として与えないための守りが必要となる。
- 以上の二つの理由により、キャンパスはウタキの近くに置かれている。では、グスクにキャンパスを置くのは何故か?グスク内部にもウタキがあるケースがあること、もしくはグスク自体がウタキであることが関係している。
- 公式には各キャンパスがグスクに置かれているのはウタキやグスクをヒュージから守るためであると説明されているが、その実は逆であり、LG及びリリィたちはウタキからマギ供給を受けることで守られていることになる。
- 因みにユイマール学園に属さない私設LGもそうしたウタキやそれらに準じるパワースポットに拠点を作っている。
- 以上は作者の創作或いは妄想学説であるため、実在のグスク・御嶽とは一切関係がないこと、またマギに関する公式設定と合ってない可能性があることをお断りしておく。
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装備
私立ユイマール学園は、設立当初から放棄された在沖米軍基地や旧航空自衛隊基地の施設、設備、装置を接収あるいは買収することで獲得している。同時に元駐留軍や元自衛隊の専門スタッフや隊員の人材登用も行われている。
ガンシップ
- 上述の通り広範囲にキャンパスが展開しているため、移動にはガンシップが不可欠である。
- ガンシップは各キャンパスに配備されている。
- 狭い滑走路やグラウンドで離着陸可能な理由から、機種はヘリコプターが採用されている。
- これらは在沖米軍が撤退時に放棄した輸送機を接収、運用している。
- これらの操縦、整備等には極めて高い専門性が要求されるため専門スタッフが配属されている。
- 機種はCH-47チヌーク、SH-60シーホーク、MV-22/CV-22オスプレイ。
- これら在来機種は低空飛行時や離着陸時の騒音が極めて大きいため、新型推進器搭載機種の開発が進められているらしい。
超大型(ギガント)LAC(GLAC)
- 標準的なLACの二倍以上の全高を誇る。操縦席周辺はMV-22オスプレイを流用している急造品。
- 乗員二名。操縦系は標準的なLACに準拠しているのでリリィにも操縦可能だが、基本的には専任パイロットが操縦する。
- 兵装は通常火器のほか、作戦に応じたUHW(アンチヒュージウエポン)を装備する。
- 基本的に通常兵器の域を出ないので最大でもミドル級ヒュージまでが交戦対象となる。
- ラージ級討伐の実績もあり、その際はGLAC対応試験型CHARMを装備していたとのこと。
コメント
- コメントフォームを仮設置しました。マナーを守ってご活用ください。 -- 管理人 (2022-05-03 18:47:11)