高座女子高等学校の戦歴一覧
丹沢の戦い
甲州撤退線と同時期に丹沢山地一帯で発生した戦い。この戦いで高座女子は致命的な大敗を喫した。その最大の敗因は「未熟さ故の過剰な戦意の蔓延」とされる。この戦いから翌年の相模川河口部防衛戦までの約一年間、一部のリリィたちを除いて高座女子の活動は著しく停滞する事となった。
相模川河口部防衛戦
現一年生世代入学の一年前の8月頃に起きた戦いで、ギガント級ヒュージ「タナガー」を中心とした一群が相模川河口部に出現し、相模川を遡上しながら高座女子所属のリリィ達と交戦した。
この戦いで作戦の指揮を担当し、勝利の立役者となった生徒会第一副会長の円城寺友乃のガーデン内での名声と権威が著しく増大した。
より詳しい戦いの状況は円城寺友乃の記事に記載あり。
この戦いで作戦の指揮を担当し、勝利の立役者となった生徒会第一副会長の円城寺友乃のガーデン内での名声と権威が著しく増大した。
より詳しい戦いの状況は円城寺友乃の記事に記載あり。
相模川西岸部遊撃戦
相模川西岸ではいくつものヒュージとの戦闘が起こっているがその中で現一年生世代入学直前の3月から入学後の4月末までの間に発生した一連の戦いをさす。相模川西岸部の厚木、平塚北部、更には伊勢原といった地域にケイブが相次いで出現。3月時には卒業を目前に控えていた当時の三年生世代も戦闘に参加して対応にあたっていた。4月からは入学した一年生が順次戦闘に参加。その中でも岩松橙香、桃井青葉、最上優葉、関谷佳苗、天童直美などの所謂外部生達が目覚しい戦果を挙げて勇名を馳せた。この他にも神川魅弥音や北畑明名、水沼真澄美ら学内の生え抜き組もこれに負けじと多大な戦果を挙げるなど、一連の戦闘のうち特に4月に入ってからの戦いは「丹沢の戦い以来最大の充実期」と呼ばれる。
海老名遭遇戦
相模川西岸部遊撃戦とほぼ同時期に起きた突発的な戦闘。高座女子本校の北の海老名に突如ケイブが発生、そこから出現したヒュージと海老名近辺を巡回中だった新レギオンLGエールトゥアイルが交戦した。
この時高座女子主力の大部分が相模川以西に出向いている事や、ケイブの発生地域が高座女子所在地に隣接していた事からLGエールトゥアイル隊長の最上優葉は猛攻による短期決戦を決意。勢いのままにヒュージの群れを蹴散らしケイブ破壊目前まで迫った。しかしその段階になって突如高座女子上層部から撤退命令が発せられて、やむなくLGエールトゥアイルは撤退。その後ケイブは破壊されたものの撤退命令発令以後の情報は機密事項扱いされている。
ケイブ破壊の武功を邪魔された事で、LGエールトゥアイルの隊員の中ではかなりの不満が溜まる結果となった。
特に隊長の優葉の不満は凄まじく、後の秦野の攻防戦において最悪の形で暴発する事となった。
この時高座女子主力の大部分が相模川以西に出向いている事や、ケイブの発生地域が高座女子所在地に隣接していた事からLGエールトゥアイル隊長の最上優葉は猛攻による短期決戦を決意。勢いのままにヒュージの群れを蹴散らしケイブ破壊目前まで迫った。しかしその段階になって突如高座女子上層部から撤退命令が発せられて、やむなくLGエールトゥアイルは撤退。その後ケイブは破壊されたものの撤退命令発令以後の情報は機密事項扱いされている。
ケイブ破壊の武功を邪魔された事で、LGエールトゥアイルの隊員の中ではかなりの不満が溜まる結果となった。
特に隊長の優葉の不満は凄まじく、後の秦野の攻防戦において最悪の形で暴発する事となった。
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秦野の攻防戦
秦野市近隣の山間部に於いてヒュージと防衛軍の遭遇戦が多発、それの対応のため登録制レギオンのLGフライトラインとLGエールトゥアイルを派遣してる最中に起こった戦い。
戦闘中にLGエールトゥアイルが暴走、その影響で孤立したLGフライトラインが一時行方不明になるも、後詰めとして伊勢原で待機していたLGⅡフサリアと急遽増援として派遣されたLGⅢドゥラメンテが戦線崩壊を立て直して避難民の脱出までの時間を稼ぐ事に成功。
最終的に反攻を仕掛けたLGⅢドゥラメンテが秦野北部の山中でLGフライトライトと合流、共同でケイブと特型ギガントを破壊して秦野陥落を阻止した。
戦闘中にLGエールトゥアイルが暴走、その影響で孤立したLGフライトラインが一時行方不明になるも、後詰めとして伊勢原で待機していたLGⅡフサリアと急遽増援として派遣されたLGⅢドゥラメンテが戦線崩壊を立て直して避難民の脱出までの時間を稼ぐ事に成功。
最終的に反攻を仕掛けたLGⅢドゥラメンテが秦野北部の山中でLGフライトライトと合流、共同でケイブと特型ギガントを破壊して秦野陥落を阻止した。
ロードノース作戦
秦野の攻防戦以降にその存在が確認されるようになった、特型ヒュージ「ディーヂィエ」の根絶を目的として行われた作戦。作戦地域が丹沢山地一帯だった事から「第二次丹沢の戦い」とも呼ばれる。
一連の戦いでディーヂィエの勢力を大幅に削ぐ事には成功したものの根絶には到らず、第二次、第三次と繰り返し作戦が行われた。
その過程で丹沢山地一帯に巣食っていた別のスモール級ヒュージ「ヴァルチャー」を絶滅寸前に追いやっている。
一連の戦いでディーヂィエの勢力を大幅に削ぐ事には成功したものの根絶には到らず、第二次、第三次と繰り返し作戦が行われた。
その過程で丹沢山地一帯に巣食っていた別のスモール級ヒュージ「ヴァルチャー」を絶滅寸前に追いやっている。
恩田川の対峙
百合ヶ丘女学院で起きた事件に対して政府が出した出動要請に応じる形でLGⅢドゥラメンテ、LGフライトライン、LGレッドグレナディアーズが出動。
高座女子と関わりのある一般の学校を拠点に鎌倉に近い恩田川まで進出。対応に現れた百合ヶ丘のレギオンと睨み合いになった。
政府の出動要請に対しては学内でも賛否両論でその中でもLGドゥラメンテとLGレッドグレナディアーズは批判的で戦意に乏しかった事から睨み合い以上の事態に発展せず、出動要請も後に政府が取り下げた事から三隊とも何事もなく撤退した。ただし、LGドゥラメンテの副隊長の岩松橙香と百合ヶ丘側リリィの一名がそれぞれ負傷している。詳細は不明。
高座女子と関わりのある一般の学校を拠点に鎌倉に近い恩田川まで進出。対応に現れた百合ヶ丘のレギオンと睨み合いになった。
政府の出動要請に対しては学内でも賛否両論でその中でもLGドゥラメンテとLGレッドグレナディアーズは批判的で戦意に乏しかった事から睨み合い以上の事態に発展せず、出動要請も後に政府が取り下げた事から三隊とも何事もなく撤退した。ただし、LGドゥラメンテの副隊長の岩松橙香と百合ヶ丘側リリィの一名がそれぞれ負傷している。詳細は不明。
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新宿エリアディフェンス事変緊急出撃
新宿エリアディフェンス事変に対する高座女子高等学校所属リリィ達による東京方面への救援任務。
この時は第三次ロードノース作戦遂行の為に高座女子の主力級のリリィの大半が丹沢方面へ出撃していた為、諸事情によりガーデン内に残っていたリリィ達をかき集めて臨時にレギオンを編成し新宿へと出撃させた。
この時は第三次ロードノース作戦遂行の為に高座女子の主力級のリリィの大半が丹沢方面へ出撃していた為、諸事情によりガーデン内に残っていたリリィ達をかき集めて臨時にレギオンを編成し新宿へと出撃させた。
新宿以西警戒任務
新宿エリアディフェンス事変後に行われた、高座女子所属リリィによる東京方面への支援活動として行われた任務。
新宿エリアディフェンス事変により第三次ロードノース作戦が事実上中断した為、それに変わって新たに第四次ロードノース作戦を実行するか否かについての議論の際に、LGⅢドゥラメンテ隊長の藤島晴夏が「東京方面への継続的な外征の実施」を強く主張した事で実現した。
これによって高座女子所属リリィ達がそれぞれ東京方面に出撃し、一定の成果を挙げている。
また、それに伴って高座女子所属リリィによる他ガーデン所属リリィとの交流も盛んになった。
一方で藤島晴夏の行動(反GEHENA派及びGEHENA穏健派ガーデン所属のレギオン及びリリィへの必要最低限以上の接触など)に対する生徒会関係者(特に生徒会第一副会長寄りの人物)による批判的な意見がこの時期からかなり目立つようになった。
新宿エリアディフェンス事変により第三次ロードノース作戦が事実上中断した為、それに変わって新たに第四次ロードノース作戦を実行するか否かについての議論の際に、LGⅢドゥラメンテ隊長の藤島晴夏が「東京方面への継続的な外征の実施」を強く主張した事で実現した。
これによって高座女子所属リリィ達がそれぞれ東京方面に出撃し、一定の成果を挙げている。
また、それに伴って高座女子所属リリィによる他ガーデン所属リリィとの交流も盛んになった。
一方で藤島晴夏の行動(反GEHENA派及びGEHENA穏健派ガーデン所属のレギオン及びリリィへの必要最低限以上の接触など)に対する生徒会関係者(特に生徒会第一副会長寄りの人物)による批判的な意見がこの時期からかなり目立つようになった。
駿河方面強行偵察作戦
コード名はメイダン作戦。その他西上作戦または西征作戦の別名で呼ばれる大規模遠征作戦。
大島近海ネストと大磯海底谷ネストの異常活性化による、静岡方面の敵情を探る為に行われた。
大島近海ネストと大磯海底谷ネストの異常活性化による、静岡方面の敵情を探る為に行われた。
王城山城の戦い
ガーデンによる公式名称は大磯東部突破戦。
一番の激戦地になった中世の城跡に因んでこの名前がついた。
一番の激戦地になった中世の城跡に因んでこの名前がついた。