目次
1.人類の起源
正法とは、いわゆる神の心を述べ伝える教えです。そして、神の心をどのように述べ伝えるかについて、光の大指導霊たちが工夫してきた教えでもあります。歴史的には、ギリシャの時代のゼウスの教えであるとか、インドのブッダの教えであるとか、イスラエルのイエス、あるいはその前のモーゼの教えであるとか、マホメットの教えであるとか、こうしたさまざまな形で正法というのが説かれてきました。しかしながら、正法は、その時代によって、環境によって説かれる内容も変わりました。また、聞いている人びとの質によっても変わってはきました。
ただ、そのなかにある教えはいつも一つです。一つの教えが時代と環境とに合わせてさまざまな現れ方をするだけであって、神理は一つ、正法は一つ、神の教えは一つです。その一つの神の教えの現われ方が、あなた方地上にいる人間にとっては、わずか二千年、三千年の視野でしか見えないために、よくわからないでいるのです。今地上にいるあなた方は、仏教だ、キリスト教だ、その他の教えだと言って、まったく違ったもののように思えるかもしれませんが、こうした教えも長い人類の歴史というものを参考にした時に、まったく違ったものではないことがわかるのです。それは、じつに長い長い歴史であります。
人類が地上に肉体を持ったのは、今から三億六千五百万年も昔のことになります。その当時、はるかなるかなたにベー・エルダ星という星があって、ここから人類は六千万人の船団を率いて地上に渡ってきたのです。これが最初の肉体先祖でした。この時の指導者が、アール・エル・ランティーと言われる方であったことは、あなた方のうちの一部は、すでに、何かで読んでおられることでしょう。
そしてこのエル・ランティーのもとに集まってきた司令官が、私ミカエルであったり、あとガブリエル、ラファエル、ウリエル、サリエル、こうした七大天使たちであったのです。この時に、後に地獄のサタンとなってしまったルシフェルというものもおりました。この話については後ほどくわしく語ってみたいと思います。
そしてこのエル・ランティーのもとに集まってきた司令官が、私ミカエルであったり、あとガブリエル、ラファエル、ウリエル、サリエル、こうした七大天使たちであったのです。この時に、後に地獄のサタンとなってしまったルシフェルというものもおりました。この話については後ほどくわしく語ってみたいと思います。
このアール・エル・ランティーという総司令官のもとに、七人の司令官が
いましたが、これが七大天使の起源なのです。
のちにルシフェルが去り、パヌエルというのが加えられることになりますが、この当時すべてエルという名はなく、その上の名前だけが使われておりました。そして、私たちは大船団に乗って今のエジプトの地、ナイルのほとりに着陸しここに約数千艘にわたる大船団を着陸させました。そして円盤のなかから、あるいは、飛行船のなかから、地球に合った植物や動物たちを数多く下ろしました。もといた母星は、その酸素量においても気圧においても、地球にひじょうによく似た環境でした。よく似た環境であったというよりは、私たちは好んで自分たちの星と同じ環境の星を探してきたと言ってもよいでしょう。十年の月日にわたっての長い旅を終え、地上に降りた私たちは、そこにいろんな動物を下ろしました。
いましたが、これが七大天使の起源なのです。
のちにルシフェルが去り、パヌエルというのが加えられることになりますが、この当時すべてエルという名はなく、その上の名前だけが使われておりました。そして、私たちは大船団に乗って今のエジプトの地、ナイルのほとりに着陸しここに約数千艘にわたる大船団を着陸させました。そして円盤のなかから、あるいは、飛行船のなかから、地球に合った植物や動物たちを数多く下ろしました。もといた母星は、その酸素量においても気圧においても、地球にひじょうによく似た環境でした。よく似た環境であったというよりは、私たちは好んで自分たちの星と同じ環境の星を探してきたと言ってもよいでしょう。十年の月日にわたっての長い旅を終え、地上に降りた私たちは、そこにいろんな動物を下ろしました。
現在の牛の原型に当たるもの、あるいは鶏の原型に当たるような鳥、豚の原型に当たるような動物、犬や猫の原型にあたるようなもの、そうした動物たちも私たちは連れてきました。その時の動物たちで、現在に生きていないものも数多くおりますが、いろんな動物を連れてきたのも事実です。
さて、当時エジプトの地に降りた私たちは、まず自分たちの生活環境をつくるところから始めてゆきました。地球にはまだ何もなく、ナイル川は当時も流れておりましたが、私たちにはそれを飲料水とすることさえできませんでした。これを飲料水とするためには、ある特殊な濾過装置をつくらなければ、私たちの飲料には適するものとはなりませんでした。また、肉類にしても植物にしても、最初はなかなか私たちの口には合わず、ずいぶん苦労をしたものです。
とりあえず、船内にあったもので間に合わせながら、次第しだいに地上でさまざまな改良を加えていったのです。当時、地上にはまだ高等な動物は棲んでいませんでしたが、すでに魚の類に当たるものたちの原型になるものは棲んでおりました。そして、現在でも、シーラカンスというような魚が生きた化石と言われているようですが、そのような大きな魚もかなり棲んでいましたし、川にもそれなりの動物たちは棲んでおりました。たとえて言えば、両生類の原型に当たるようなものがすでに棲んでいたと言ってよいでしょう。
この意味において、魚類、両生類、爬虫類の原型は、地球出身のものたちによってつくられたものであり、地球にもともといたと言ってよいでしょう。これに反して、ほ乳類の類は、私たちが母星より連れてきたのが原型であったと言ってもよいでしょうか。
これ以外にも、もちろん違った動物もつくったことはありますが、それはまた機会を改めて話すといたしましょう。