概要
通常時に選択できるステージは全19種類。多くはガンダムシリーズに登場した戦場がモチーフになっている。
勘違いされやすいがどのステージも大きさは同じ。
また正方形なので縦横の長さも同じ。
広く見える、狭く感じると言うのは建物や地形や背景及びステージの色合いなどによる目の錯覚。
システム
機体が行動可能なのは各ステージの赤いラインの範囲内。
ライン上に垂直に見えない壁があるかのように移動が制限される。
ラインを越えるような方向に吹き飛ばされても、ライン上ではその見えない壁に沿うように吹き飛ばされる。
しかしビームなどの射撃武装はこの判定の影響を受けずステージ外まで飛んでいく。
着弾すると爆風の起こる武装を見えない壁に当てて爆風を引き起こすことなどはできないが、核ミサイル系の大きな爆風をライン際の地面に着弾させて爆風を出すことは出来る。
下記で「斜面」「建物」「段差」と表示されている障害物は、射撃をかき消したり機体の移動を妨げたりする。
これを盾のように利用して被弾を抑えたり、陰に隠れて照射ビームや狙撃などの闇討ちを狙ったりすることができる。
「建物」はある程度のダメージを受けると破壊される。多くは照射ビーム1発程のダメージで破壊され、それほど強固ではない。
爆風が起こる武装の場合は、建物があった地点で爆風が起こるので爆風を起こす照射ビームの闇討ちは難しい。
また、ダウンする際に建物の上に乗りかかると建物が破壊されることもある。
ステージ一覧
『機動戦士ガンダム』の物語の発端でガンダムが初陣を飾った地。
ザクIIに襲撃を受けた後のようで、斜面の手前は破壊され、ガンキャノンの残骸が転がっている。背景には空いた穴から空気が抜け出ている。
VSシリーズでは『連邦VSジオン』から登場、『ガンダムVSガンダムNEXT』で再登場して以降圧倒的な人気のステージとなったが、それ故にかつてはサイド7以外のステージは選んではいけない暗黙のルールができてしまい、問題視されるステージでもあった。
現在は対戦のオンライン化や公式大会でのステージランダムルール浸透などにより、この風潮そのものはかなり薄れてきているものの、未だに当時の慣習だけで選ぶプレイヤーが多いのが現状である。人里離れた限界集落の習わし的な
エクバ無印は極端な地形やギミックの多いステージが多く、最も運ゲーになりにくい平等感があると言う事で抜きんでて人気があった。
しかし、フルブ以降のAC作品では運に左右されやすいステージはあまり作られなくなり、さらにエクバ2移行に際してそれらの極端なステージの大半がリストラされたことで
現在では「全体の7割以上が斜面や障害物」と言うむしろ尖ったステージとなっている。
画面端を背にして追い詰められている側が、その斜面の高さ故に優位とも考えられるステージ。
前述の通り斜面の多さから、地表付近では格闘コンボが不安定になりがち。
また破壊不可能な建物(通称:〇〇Pハウス)に物理的に足元を掬われる事故も多く、良くも悪くも勝負への影響が発生しやすいステージであると言える。
『機動戦士Zガンダム』にて、
ガンダムMk-II?がサイコ・ガンダムと戦った市街地。
港側には低く大きい倉庫が2つ、居住区側には高層ビルが5つ。それぞれの間にわずかな高低差あり。
一見すると見通しが悪いが、高層ビルは脆く、機体によっては対戦の序盤でほぼ倒壊する。
更地になってからの見通しの良さは随一。
『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』にて、シャアが地球に落とそうとした小惑星アクシズそのもの。
サザビー?の覚醒技はこれの破片。
隆起した2つの低い山により、比較的逃げやすいステージ。
『機動武闘伝Gガンダム』ガンダムファイト決勝戦の会場。
シャッフル同盟とデビルガンダム四天王の総力戦が行われた。
中央は完全にまっ平ら、リングの周囲は一見段差に見えるが、地走を阻害しない。
背が高く細いデビルガンダムヘッドやポストは破壊可能、また隅にひとつあるクレーターは破壊不可の遮蔽として利用可能。
デビルガンダムヘッドには乗ることもできる。
『機動新世紀ガンダムX』より、フロスト兄弟によって破壊される直前のニュータイプ研究所。
エクバから続投している数少ないステージ。
2つの巨大な建物により僚機とはぐれやすくなる。大型ゲロビ持ちは建物を盾にした不意打ちが可能だが自身の視界も潰れるので注意。
『機動戦士ガンダムSEED』より、
砂漠の虎?の管轄区域。
背後にアークエンジェルが飛んでいる。
全域に砂丘が連なっている他、ガレージは破壊されると深めの窪みになる。
移動は容易いが射撃が諸々に消されやすく、格闘機が敵機に接近しやすいステージ。
『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』より、
ガイアガンダム?らが奪取され、
インパルスガンダム達との戦闘に及んだ工業用コロニー。
『連邦vsZAFT2』当時は水中戦もなく一番平坦なステージであったため、対戦ステージは専らここだった。
低い建物の密集地と斜面地帯はサイド7に似ているが、こちらの方が斜面が緩やかで現在のサイド7よりも戦いやすい。
『機動戦士ガンダム00』2ndの
ED2映像の再現ステージ。周囲に大破した
ガ?ン?ダ?ム4機が佇んでいる。
破壊不可能かつ高低差の激しい段差がある唯一のステージで、ジャンプ力のある機体ほど有利だが地走機にとっては天敵とも言えるステージ。
一見逃げやすいように見えるが、追い回されると中央の広い区域に出てしまうので挟み撃ちになりやすい。
『機動戦士ガンダムUC』より、
シャンブロ?が暴れた場所。
0083で
試作2号機?が奪われた基地でもある。
弾よけの建物が点在するため、低コスト機体が立ち回りやすいステージ。
一方で終盤は更地になるので逆転しにくい。
『機動戦士ガンダムAGE』より、
フリットと
ユリン?が戯れていたのどかな森。
ステージ全体が渓谷になっていて、川に留まるよりも両側の陸地に移動しがちである。
山の上はくぼんでいるので、サイド7に慣れ過ぎていると足がおぼつかない。
『ガンダム Gのレコンギスタ』より、物語序盤の舞台となったキャピタル・テリトリィ。
背景にはキャピタル・タワーが見える。
全体的に平坦で軽度の山と破壊可能な建物が点在している。
サイズの大きい『囚人の塔』は耐久値が高い。最終的にはほぼ平地となる。
『ガンダム Gのレコンギスタ』最終話にて、地球へのレコンギスタを果たした
G-セルフ?と
カバカーリー?が死闘を繰り広げた地。
マキオンまではGガンステージの名称だった。
ほぼ何もない平坦なステージに見えるが、唯一存在する画面中央の緩やかな坂は終始無視できない。
サイド7よりはるかに動きやすい。
破壊可能な低い建物が分散して建っているだけの平坦なエリアが大部分を占めるステージ。
序盤は狭く感じるが、建物をすべて破壊すると一面まっ平になり
さっぱりする。
サイド7より動きやすい。
『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』より、ハシュマルに焼き滅ぼされた農業プラント。
グレイズ・アイン?ではなくハシュマルが参戦予定だったのだろうか?
畑だけあって斜面が一切なく、破壊可能な建物がいくつかと一か所に低めだが破壊不可能な岩山が存在する。
過去作のマスドライバー基地の建物を一か所以外破壊可能にしたような感じ。
引っかけやすい武装の種類も増え、画面端同士で睨み合いが起こりやすい。
同心円状に耕されている場所は範囲や射程の距離検証に使われる事も多い。
縞模様が
赤ロック距離?の区分分けとちょうど一致しており、検証勢はもっぱらここでアプデでの変化を確認できるありがたいステージ。
『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』より、ジャンク屋組合の海上移動基地。3機のアストレイが激突した。
中央にステージを二分する段差があり、下層側の障害物は大型かつ破壊不可なため簡単に身を隠せる。
下の射角が弱い機体は若干不利かもしれない。また地走機体はエリアチェンジだけでも難儀する天敵ステージになる。
過去作では下層側の浮上ギミックがあったが現在は撤去されている。
具体的な作品名はないが、地球を背にした宇宙戦をなんとなく再現できるステージ。
破壊可能な建造物があるが距離があるのでかなり広く感じられる。
気持ち大きめの段差もあり、小さい機体は斜面で射撃を防ぎやすい。
同じく具体的な作品名はないが、日没時の地上戦をなんとなく再現できるステージ。
中央でステージを2分する急な斜面があり、ここを境にゲロビが遮られやすい。
アスティカシア高等専門学園
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』より、作中の決闘で文字通りステージとして使われていた。
イニブで追加された新ステージ。
建物が点在する上部エリアと、大きな斜面が目を引く下部エリアに2分されている。
下部エリア中央にはささやかな段差が用意されており、ある程度身を隠すこともできる。
小惑星
具体的な作品名はないが、廃棄コロニーとは異なり背景に火星と思しき天体が登場する宇宙ステージ。
イニブで追加された新ステージ。
2つのクレーターの間にある中央の平地で平行に3分割されている。
クレーターの輪郭には若干の凸があり、背の低い機体の射撃が遮られることもある。
最終更新:2025年07月21日 06:43