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作品枠 |
新機動戦記ガンダムW Endless Waltz |
パイロット |
デュオ・マックスウェル |
コスト |
2500 |
耐久値 |
680 |
形態移行 |
アクティブクロークモード |
移動タイプ |
通常 |
BD回数 |
7 |
赤ロック距離 |
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変形コマンド |
なし |
盾コマンド |
通常時:あり アクティブクローク時:なし |
扱いやすさ |
テクニカル |
デフォルトBGM |
LAST IMPRESSION |
概要
ガンダムデスサイズヘルの『Endless Waltz』作品におけるパラレル設定の仕様。TV版とは外見は勿論、武装や仕様が大きく異なる。
アクティブクロークの仕様変更やシルエットの違い、またメイン武装のビームサイズもシザースとして一本の大型鎌となっている。
ウイングゼロと同様に平成時代は長らく様々な媒体で"カスタム"とも呼ばれており「デスサイズヘルカスタム(ヘルカス)」と呼ばれることもある。
誘導切りと射撃バリア付き換装という2種類の防御武装を持つ、逃げも隠れもするHit&Hideをこなす格闘機。
「狙うと消えるし着てるので無視したいが、バルカンやアシストでハラスメントしてくるし、見ていないとシザーズで寝首を掻いてくる」という感情を敵に与えていくキャラクター。
登場は無印EXVSと最古参ながら環境級になった事は15年で一度として無く、2000コストでハイバランスなTV版が出てからは更に逆風が強まっていた。
遂にEW再上映など昨今のW推しの流れで本作ではリフレッシュレベルの上方修正を受け、正面突破のTV版、臨機応変のEW版と明確な差別化を遂げた。
射撃面は通常メインが新規モーション+2連射対応となり、NアシストはプレイアブルNサブに変更と大幅強化。
格闘面はクロークから各種特格が出せるようになり、横特が範囲に入れば攻撃開始となるようになり、駆け引きが生まれ変わるレベルで強化。
ジャマーも射撃で任意解除+攻撃判定が出るまで維持と明確な差別化が図られた。
今作では格闘機筆頭の初の環境級となり、死神の恐怖を対面に与える性能となっている。
新要素のオバリミとの相性も抜群で、バリア覚醒で突撃・ジャマーで相手のオバリミを凌ぐ・クロークメインで暴発狙いとどんな局面でも活用できる。
ただ、平時も含めて赤ロックギリギリの射撃戦だけしていれば勝てるような設計にはなっておらず、結局は格闘を入れてナンボの機体なので、いかに接近するかが課題なのは相変わらず。
クロークメインとアシストで動かし、通常メインや特格で取る動きは今まで以上に強くなっているので、本機特有の隠密からの格闘戦を磨き上げていきたい。
攻守でのジャマー運用がこれまで以上に重要となったので、逃げも隠れもしながら虎視眈々と隙をうかがい、行くときはスパっと狩りとっていこう。
通常時:
敗北時:
- Nサブ射撃:新規モーションへ変更(ホーミングミサイル→フルオープンアタック)
- レバサブ射撃:ダウン値上昇。威力上昇(131→142)。
- 格闘CS:任意解除可能に(通常時限定武装・格闘を出し切りで解除)
- 覚醒技:威力上昇(F覚時333→349)
【通常時】
- メイン射撃:新規モーション及び2連射へ変更。2発目は従来のモーション。弾数増加(3発→4発)。各特格へのキャンセルルート削除。前格へのキャンセルルート削除。
- 後格闘:弾速上昇
- 格闘前派生:溜めモーション削除(すぐに敵機を連れ去る挙動へ変更)。及びカメラ視点を変更(雪崩の前格闘のような挙動へ微妙に変化)。連れ去りからの押し上げの挙動を砂埃ダウンへ変更。N格闘2段目からも派生可能に。従来のN格闘2段目前派生の斬り上げは削除。ヒット数・補正率変化。
- 横格闘:2段目のヒット数低下(累計179→169)。ダウン値低下(横格出し切り→N格前派生でダウン値を切らずに出し切ったのを確認)
- N特殊格闘:発生速度上昇
- 前特殊格闘:追従性能上昇
- 横特殊格闘:発生速度強化(接敵するとすぐに斬りかかるようになった)。それに伴い緑ロックの移動力低下。
【アクティブクローク時】
- 射撃CS:前作の特殊格闘のアシスト(トーラス)を移動。メインキャンセル対応。
- 前格闘:挙動をフワ格へと変更
- 後格闘:単発格闘(サマーソルト1段)へと変更
- 各種特殊格闘:クロークを解除して即座に使用可能に変更。
EXバースト考察
「おらおらぁ!死神様のお通りだァァ!!」
覚醒タイプ:ジャンク屋
格闘攻撃補正:+% 防御補正:-%
ほぼコレ一択となる最有力候補。
格闘の伸び・突進速度の強化、メイン→各特格のキャンセルルート復活で前作までの詰め方も再び出来る。
今作ではジャマーが再び任意解除可能になった事により覚醒と重ねがけがしやすくなり、ジャマー中の格闘のねじ込みでダメが1.5倍になる事もなくなった。
また、見合っている状態での本機の覚醒の圧力の無さも問題視されていたが各種特格にテコ入れが入り、より実用的な性能になった事でXB~OBまでの問題点も解消された
更にシステムとの相性も最高なので覚醒+ジャマー+オーバーリミットの重ねがけで自衛力が高い機体だろうが、単機で追い詰めやすくなったのは最大の追い風
射撃攻撃補正:+%
論外。
クローク中にアメキャン落下が可能になったり、チャージ速度アップによりトーラスを投げまくれるなど恩恵はあるがF覚醒を蹴って選ぶほどではない。
防御補正:-%
元々ジャマーとクロークという防御手段があるデスヘル的に相性が悪い。
殴られ返された時の保険としての運用となるが、現性能のデスヘルで後ろ向きな覚醒選びをしてる時点で間違い。
オーバーリミットとの噛み合いの悪さもあるのでこちらも候補外。
戦術
全身射撃バリアかつ足を止めないメインを持つクロークを主軸に射撃戦をしつつ、格闘の範囲内に入った敵機をサイスで斬りまくるスタンス。
あくまで格闘機であり、安全に射撃だけで簡単に戦おうとすると火力も手数も足りなくなるので、いかに接近して仕事が出来るかがポイントとなる。
射撃戦の主力になるのがNサブのヘビアと、クローク中の射撃CSであるトーラス(ノイン機)の弾幕アシスト。
ヘビアの方はプレイアブルよろしく弾速はそこそこ止まりだが、範囲と誘導はかなり優秀。
ノイン機はCSアシスト相応だがアメキャン対応であり、クローク中はそもそも振り向き撃ちが発生しないため確実に落下できる優れもの。セカインで呼び出せるようになると隙の無い弾幕を形成できる。
これらをメインのフワステ撃ちと合わせて積極的に回して相方をサポートし、時には前進しつつ寝かせて格闘戦の布石にしよう。
ただ、弾速の都合で赤ロギリギリで呼び出すだけだとステップ1つで無力化される。単に呼び出すだけでなく次の行動へのきっかけとして使いたい。
格闘戦はフワ格の前特、回り込みの横特が強い。
どちらも相手の甘い逃げを狩れる鋭さがあり、コンボも入れれば射撃だけでは足りない火力も十分補える。
ビダ止まりするが更にダメージを伸ばせる柄殴りも大胆に入れていきたい。
しかしながら、(昔からだが)格闘機と呼ぶには正面から斬り伏せられるほどのゴリ押し性能はなく、コンセプトが強化された今作でもそこまで改善されていない。
自衛力を代償に急速接近を持たない点も格闘機としては明確なネックであり、似たような概観の
サイサリスのような高速弾がない点もかなり痛しかゆし。
射撃もすでに説明した通り本職の遠距離射撃機を黙らせるような性能は全くなく、これらの点をどのように解決しながら立ち回るかがとても重要。
ハナから格闘を諦めて射撃戦をするだけならもっと良い汎用機・何なら同コスト格闘機にさえ劣りかねない。
ここで役に立つのが、自機に誘導切り(+ミニマップからの消失)を発生させるハイパージャマ―。
低空BDでも安全に接近できるようになるため、こちらから能動的に攻勢をかけるチャンスにもなる。
さらに今作では攻撃開始時に解除されるようになったことで被ダメ1.5倍のペナルティを受けにくくなった点がありがたい。
従来同様に相手の覚醒やオバリミに対して発動し無効化させる受けの手段としても至極優秀。
ぜいたくな悩みだが、いかんせん優秀過ぎて相方の方にいかれてしまうことも多い。そこは闇討ちチャンスとしてしっかり攻め落としてチームに貢献したい。
逃げも隠れもしながら僚機をサポートし、最後には繊細かつ豪快に刈り取るセンスを磨き上げたい。
セットプレイ
対面対策
僚機考察
適した僚機
闇討ち格闘をさせてくれるほどロックを集めてくれる機体。
同じラインでサポートしつつ行けるときは大胆に攻めていきたい。
適さない僚機
十分な自衛力に加えて射撃択も揃ってきたので、極端に相性が悪い機体はない。
強いて言えばタイマンがキツい生時がある時限強化機か。
コストパターンごとの戦術考察
機体によって立ち回りを変えていく。
しっかり前線を張ってくれる機体なら、アシストや射撃で後方支援しつつ、ジャマーを見せてフィジカルでもサポートしていく。
射撃戦が得意な機体なら、離れすぎないように護衛するか、前に出て囮となるといいだろう。
今作流行りの両前衛編成だが、本機は少し頭と腕を使う。
というのも射撃の視認性が良いため露骨に下がって動くと回避されやすく、格闘機十八番の接近戦も闇討ちが主力の関係で丁寧に行きすぎると相方負担が重くなってしまう。
0落ちに回る手もなくはないが、それなら3000万能機に劣ってしまうので生格闘も見据えた大胆な立ち回りをどれだけ維持できるかが最終的なポイントとなる。
こちらも両前衛スタイルが基本。
自衛力があるので両後衛も候補だが、どちらかが放置されやすくなるので難易度は高い。
単純に今作の1500がキツい。
格闘機としては耐えられる本機でも永遠に逃げ続けるのは無理なので、1500側の突撃意識と試合中盤の覚醒に全てを賭けることとなる。
外部リンク&参考資料集
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最終更新:2025年10月04日 13:28