このページの目的
機動戦士ガンダム EXTREME VS.2 OVER BOOSTで初めてVSシリーズをプレイされる方、このゲームを初めて遊ぶ方に、このゲームがどういうものなのかを知ってもらうためのページです。
どんなゲームなのか
「機動戦士ガンダム EXTREME VS.2 INFINITEBOOST」は、ガンダムシリーズに登場する機体を操作して、
2vs2のハイスピードアクションバトルが楽しめるアーケード用ゲームです。
本作は、2001年に稼働を開始したアーケード「機動戦士ガンダム 連邦vs.ジオン」を元祖とする、
「機動戦士ガンダム vs.シリーズ」の一つで、ガンダムゲームの中でも大きな規模を誇ります(かつては日本のアーケードゲームでも最多作シリーズで、家庭用に限ってのガンダムゲーム売上本数第一位だったこともあります。)
大まかなルール
2vs2で射撃や格闘を用いて相手の機体を攻撃して耐久を減らし、撃破を狙います。
各チームには「コスト」というチーム全体の総戦力を示すポイント値があり、撃破された後にこのコストを消費して再出撃します。
相手チームのコストを先に0にしたチームの勝利です。
制限時間内に決着が付かなかった場合は、稼いだスコア(どれだけダメージを与えたか、敵機を撃墜したか等)の合計が高いチームが勝ちとなります。
ボタン配置
まず、このゲームのボタン配置はこんな感じです。
まず遊んでみよう
Bandai Namco Passportを買おう
お店に着いたら、筐体にいざクレジット投入!と言いたいところですが…ちょっと待って。
1回お試しプレイするだけなら別ですが、ゲームデータを保存するカードがあります。Bandai Namco Passportと言われるものです。
お店にはそのカードの自販機があるはずなので、1枚購入しましょう。自販機がわからなければ、お店の人に訊いてみてください。
チュートリアルをプレイしよう
カードを買ったら、1回チュートリアルを無料プレイできます!
(
公式サイトURL)
上記URLに沿って、まずは、この初心者指南その1,2を見ながら、あなたのペースでURL先のステップ「2」まで遊んでみましょう!
基本操作あれこれ
歩き
レバー:レバーを入力
パッド・ノーマル:左スティックor方向キー(ライトタイプも同様)
- 機体が歩いてゆっくり移動します。機体によっては歩かずにホバー移動したりキャタピラで移動したりします。
- ブーストを一切消費せず、硬直がなくその後の行動を阻害しませんが、ほとんどの機体においては速度が遅いので実戦では使えません。
- 歩く速度はほとんどの機体において一定ですが、一部速い機体もいます。
メイン射撃
レバー:射撃ボタン
パッド・ノーマル:いわゆるXボタン(ライトタイプも同様)
格闘
レバー:格闘ボタン(連打すると二段目、三段目と出るものもある)
パッド・ノーマル:いわゆるYボタン(ライトタイプも同様)
- 基本的に、斬る、蹴る、殴る、掴んで投げるなどの近接物理攻撃を行います。当てるには敵が格闘の間合いに入っている必要があります。
- レバーを様々な方向に倒しながら格闘ボタンを入力することでいろいろな格闘を出せます。
- N格闘:レバーがどの方向へも倒されていない(ニュートラル)状態で格闘
- 基本的に真っ直ぐ敵に斬りかかる、攻撃回数が多くダメージが高い格闘です。
- 横格闘:レバーが右か左に倒された状態で格闘
- 基本的に入力方向へ回り込みながら斬りかかるため、敵の攻撃を掻い潜って当てやすい格闘です。
- 前格闘:BD(ブーストダッシュのこと、後述)中でないときに(もしくはBDの終わり際に)レバーが前に倒された状態で格闘
- 基本的に発生、判定が良好で格闘迎撃に強く、攻撃回数は少な目の格闘です。
出しづらく、間違えて後述のBD格闘を出してしまいやすいため注意。
- 後格闘:レバーが後ろに倒された状態で格闘
- 機体によってさまざまなモーションがあります。
斬り上げて敵を打ち上げる、格闘カウンターを構える、自分が飛び上がって攻撃するなど。
射撃兵器だったり、攻撃ですらなかったりする機体も存在します。
- BD格闘:BD中にレバーが前に倒された状態で格闘(つまりBD中の前格)
- 素早く斬り抜ける格闘が多いです。この格闘のみステップからすぐ出せないので連打できません。
- アクションが多様化した近作では、格闘のみならず他の行動もレバーを倒す方向で内容が変化する機体もしばしばです。様々な方向にレバーを倒しながらボタンを押して、いろいろなアクションができることを体感していってください。
ジャンプ:
レバー:ジャンプボタン(連打すると二段目、三段目と出るものもある)
パッド・ノーマル:いわゆるAボタン(ライトタイプも同様)
- このボタンを押すと機体がジャンプします。長押しでバーニアを吹かし(MF地走機体除く)空中へ浮いていきます。
- ジャンプ中に攻撃する事もできます。
- このボタンを二回押すと後述するBDができます。
サブ射撃
レバー:射撃+格闘同時押し
パッド・ノーマル:いわゆるR1ボタン
パッド・ライト:いわゆるR2(EXトリガー)ボタン+いわゆるB(サポートアタック)ボタン
- バズーカなどメイン射撃に比べて一般的にやや癖のある弾を発射します。機体によっては射撃ではなく、ムチ系の攻撃だったりします。
- 多くの機体でメインからサブへとキャンセルできます。
特殊射撃
レバー:射撃+ジャンプ同時押し
パッド・ノーマル:いわゆるL2ボタン
パッド・ライト:いわゆるR2(EXトリガー)ボタン+いわゆるX(射撃)ボタン
- 照射ビームやアシストなどの特徴ある射撃武装を使用しますが、一部の機体では換装用のコマンドだったり、特殊移動のコマンドだったりします。
特殊格闘
レバー:格闘+ジャンプ同時押し
パッド・ノーマル:いわゆるR2ボタン
パッド・ライト:いわゆるR2(EXトリガー)ボタン+いわゆるY(格闘)ボタン
- 特殊な挙動の格闘攻撃やアシストを使用しますが、こちらも一部の機体ではバリアや換装用のコマンドだったり機体によって効果はさまざまです。
チャージショット
レバー、パッド共通:チャージショットに対応している射撃/格闘ボタンを押しっぱなしにした後、チャージゲージが満タンになった時にそのボタンを離す
- 一部の機体の射撃/格闘はチャージショットに対応しています。対応していない機体は使用できません。
- また、形態によって使用できなかったり、特定の武装を使用中は使用できない、など制限があることがあります。
- ボタンを押し続けることでチャージを行い、満タンになったら離すことで使用できます。
- アクションが多様化した今作では射撃チャージで射撃を撃たない、格闘チャージで格闘しない、といった機体のほうが多く見受けられます。
通信・指令
レバー:スタートボタン
パッド・ノーマル:いわゆるL2ボタン
パッド・ライト:スタートボタン
- このボタンを押すと、残耐久の目安を味方に伝えます。--今作よりボタンを0.5秒ほど長押しすると相手の通信が表示されなくなる「ミュートモード」に移行します。
対人戦では通信による意思疎通が重要になるので、明らかに味方が悪意を持っているわけでもない限り、絶対に押さないようにしましょう。
間違えてミュートにしてしまった場合は、もう一度長押しで解除できます。
- 味方がCPUの場合は、味方CPUへの指令を変更してある程度行動をコントロールできます。
- ノーマル:通常のCPUルーチンと同様に行動。
- 集中:プレイヤーがロックしている相手を優先して攻撃。
- 分散:プレイヤーがロックしていない相手を優先して攻撃。
- 突撃:近くに寄ってきた相手を格闘優先で攻撃するようになる。
- 回避:相手から離れることを優先、BDでうろうろするだけで攻撃しなくなる。タイマン対人戦や対CPUでのワンマンアーミーなどに使う。
ステップ
レバー:行きたい方向へレバーを2回倒す
パッド・ノーマル:行きたい方向へ左スティックor方向キー(ライトタイプも同様)を2回倒す
- 出した瞬間に一度だけ誘導及び銃口補正を切るスライド移動です。
- 誘導や銃口補正という言葉はまだ説明していませんが、簡単に言うと、攻撃が来てる/されようとしているところにステップを行うと、よけやすくなります。
- 大抵の格闘は、ステップでキャンセルできます。
- ステップ後には内部硬直が設定されていないため、基本的にどんな行動へも繋げることができます。
- ステップした後に何もしないと硬直があるので、何らかの攻撃をするか、ジャンプキャンセル(これでステキャンと言われるテクニックに)しましょう。
ブーストダッシュ(BD)
レバー:行きたい方向にレバーを倒しながらジャンプボタン2連打
パッド・ノーマル:行きたい方向にレバーを倒しながらジャンプボタン(いわゆるAボタン)2連打
パッド・ライト:行きたい方向にレバーを倒しながらジャンプボタン(いわゆるAボタン)2連打 or いわゆるL2ボタン
- 直前のほとんどの行動をキャンセルし、ブーストゲージが続く限り長い距離を水平に速く移動できるダッシュです。対戦でも、ほとんどの機体は基本的にこれで動き回ります。
変形
- 一部機体のみ可能です。
- ジャンプボタンを押しながらステップを入力すると変形し、そのままレバー入れで維持できます。
- 変形時にステップ入力しますが、変形動作自体は誘導を切るわけではないので注意。
- 変形中に前ステップ入力でロックしている機体に向き直る急旋回(ホーミングダッシュまたはHDとも呼ばれる)を行います。
- 変形中の上昇はブーストボタン1回押し、下降は2回押しで行えます。
シールドガード
レバー:素早くレバーを↓↑入力。
パッド・ノーマル:素早く左スティックまたは方向キーを↓↑入力。
パッド・ライト:素早く左スティックまたは方向キーを↓↑入力。 or いわゆるR1ボタン
- 一定時間シールド判定内の攻撃を防げます。レバーを↑に入力し続けることでブーストを消費しながら延長できます。ブーストがなくなるとシールド動作が解除されます。間髪入らずにシールドは発生するうえ、全機体で出来ます。
- ごく一部を除くすべての武装を防げ、またシールドの耐久力などはなく、防げる武装のみが来る限り、ブーストがあればいつまでも防げます。
- 範囲が広い攻撃をしのぐときや、とっさに目の前に来て移動する間に当たりそうな攻撃に対して使います。
エクストリームバースト(覚醒)
レバー:射撃+格闘+ジャンプ
パッド・ノーマル:射撃+格闘+ジャンプ or いわゆるR3押し込み
パッド・ライト:射撃+格闘+ジャンプ or いわゆるR3押し込み
- ゲージ左下のEXゲージが100%以上の表記になっているときに使えます。
- 3ボタン同時押しでカットインが入って覚醒します。
- 覚醒すると、機体の性能を一定時間だけ格段に上げることができます。
- 覚醒はこのゲームにおいて極めて重要です。覚醒の使い方を考えるゲームといっても過言ではないほど重要。
- 覚醒には機動力を上げる、射撃を強化する等、計3種類から選べますが、詳しい説明はエクストリームバースト(覚醒)を参照。
- エクストリームバーストの効果中に射撃+格闘+ジャンプを同時押しすると、大技「バーストアタック」が発動します。
サポートアタック(パッド・ライトのみ)
パッド・ライトのみ:いわゆるBボタン押しっぱなしor連打
Bボタン押しっぱなしor連打だけで、近距離(赤ロックの枠が大きい時)は機体ごとに定められた格闘コンボを、近距離以外は射撃コンボを自動で行ってくれます!
単一の攻撃と攻撃をつなぐにはステップやBDでつなぐ必要があり操作が煩雑でしたが、それらがボタン押しっぱなしで可能になる、ゲームを始めたビギナーが爽快感を得やすい操作方法です。
サーチ切り替え
レバー:サーチボタン
パッド・ノーマル:いわゆるBボタン
パッド・ライト:いわゆるL1ボタン
- サーチを切り替えます。格闘演出等でカメラが変わってないときであれば、攻撃中でも被弾中でもできます。
【前作からの重要な変更点】対人戦を行うには電話番号認証されたBandai Namco Passportが必要です!
CPU戦と対人戦は違うゲームである
知らない人と戦うオンライン対戦を楽しむご予定の方は、ここを読んでください。
CPU戦と対人2on2戦では、かなりの別ゲーとなります。
CPU戦でハイスコアを求める動き方と対人戦で連勝する動き方はかなり違います。
CPU戦に強い機体、対人戦に強い機体も違いますし、CPU戦で相手を容易に圧倒できる技(テンプレートな起き攻めなど)も、対人戦ではそれほど盤石な戦法になり得ません。
おそらくCPU戦は何も考えずゲームを進めても、慣れによってある程度どうにでもなるでしょう。
しかしながら対人戦となると話は別です。
個人の「腕」はもちろん、立ち回りなどのいわゆる「セオリー」が勝利に直結し、慣れだけでは身に付きにくいものです。
CPU戦にも特有のセオリーはあるのですが対人戦のものとは大きく異なり、
特に最重要の覚醒システムに関してはシビアさが全く異なっており、対人戦ではこの覚醒リソース管理が勝利に直結します。
この「CPU戦と対人戦には大きな差異がある」ということをまず理解しておきましょう。
ザックリ言うと、CPU戦は『対人戦のための基礎の操作技術を磨くためのもの』として認識していただけると良いかと思われます。
コストシステム
対戦プレイを楽しむご予定の方は、ここを読んでください。
各チームにはそれぞれ6000ポイント分の「コスト」、すなわち「戦力ゲージ」が割り振られており、
敵チームのコストを0にすることで勝利となります。
チームごとのコストの残量は画面左上のゲージに表示されます。
各機体にはそれぞれ「機体コスト」が設定されており、撃墜されることで機体コストに応じた分の戦力ゲージが減少します。
機体コストは3000、2500、2000、1500の4種類。
機体コストが高いほど高性能になりますが、その分撃破されたときの損害も大きくなります。
コストシステムの理解は立ち回りの良し悪しに直結するため、頭に叩き込んでおくべきです。
また、別のページで解説しますが「コストオーバーシステム」という非常に重要なシステムも絡んでくるようになります。
初心者指南/その3、および
初心者指南/その4では、このコストシステムを中心とした解説を行います。
最終更新:2025年09月06日 11:58