B1/ホムンクルス - p2rdj @ ウィキ

ホムンクルス Homunculus

　ホムンクルスは、密偵、斥候、使者、または助手として機能するために、製作者が作った超小型は従僕の人造である。製作者が最初に人造を作る技術を学び始めるとき、最初にホムンクルスを作ることが多い。なぜなら、創造の手続きは、創造者自身の血を使うという魔法の近道のために単純で安価だからである。これにより、ホムンクルスとその主人との間につながりが生まれ、ホムンクルスは創造者の知性の閃きを得るだけでなく、同じ道徳的価値観や創造者の基本的な性格特性の一部を得ることになる。自分の道具を残したホムンクルスは、主から遠く離れない。
　ほとんどの場合、ホムンクルスは主の死から長く生き延びることはできない。創造主を奪われたホムンクルスは集中力を失い、ますます自己破壊的に成長し、中には自らを打ちのめして破壊する者さえいる。滅多にないことだが、殺害された主を持つホムンクルスが心を失ったままトラウマを耐え忍ぶと、しばしば自らを死んだ創造主の子供や後継者と見なし、創造主の遺産を可能な限り発展させようとする。このような場合、そしてそのクリーチャーが死んだときにホムンクルスが主の近くにいた場合、死んだ主の魂の一部が生き残ったホムンクルスを死後の世界に「感染」させる。魂の断片だけが残されているため、これはホムンクルスが真に魂に縛られたものにはならない（サイドバーを参照）が、それでもホムンクルスに大きな人格、自由意志、そしておそらく最も重要な発話能力を与えるには十分である。時間の経過とともに、これらの「覚醒した」ホムンクルスのいくつかは、実際の人格が真のクリーチャーの深さと複雑さに達することは決してないにもかかわらず、自分が以前の主人の生まれ変わりであることを確信するまでに至っている。良く言えば主人の写し身であり、悪く言えば人生そのもののひどく苦いまがい物になってしまう。それでも、自由意志を持ったホムンクルスは、創造者のクラスを持って研究を続け、時間と運が許せば、そのクラスの能力を持つ固有のクリーチャーになるかもしれない。
　ホムンクルスは、粘土、灰、マンドレイクの根、湧き水、そして創造者自身の血液1パイントの混合物から創造される。別の提供者が血液を提供することは可能だが、その手続きはより困難なものとなる。
“知識の想起”――人造（〈秘術〉、〈製作〉） : DC 14
一般的な知識 : DC 12
専門知識 : DC 9

ホムンクルス Homunculus クリーチャー0

N 超小型 人造

出典 Bestiary 208ページ
知覚＋3；暗視
言語 共通語；（言語を一切話せない）；主とのリンク
技能 〈隠密〉＋5、〈軽業〉＋5
【筋】－1、【敏】＋3、【耐】±0、【知】±0、【判】＋1、【魅】－2
主とのリンク／Master Link (秘術、占術、［精神］) ホムンクルスは話すことはできないが、創造主とテレパシーでつながっている。これを使って、主の知識やホムンクルスが耳にするすべての情報などの情報をやり取りすることができる。このリンクの有効距離は1,500フィート。ホムンクルスは創造主と同じ属性を持ち、完全に主に忠実である。ホムンクルスが破壊された場合、マスターは2d10の［精神］ダメージを受ける。主人が殺されると、ホムンクルスは1精神なしになり、自分の居場所を隠れ家だと主張し、近寄ってきた者を本能的に攻撃する。

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AC 17；頑健＋2、反応＋7、意志＋3
HP 17；完全耐性 ［出血］、即死効果、病気、凶兆状態、吸精状態、疲労状態、治癒、死霊術、非致傷攻撃、麻痺状態、［毒］、不調状態、気絶状態

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移動速度 15フィート、飛行40フィート
近接 [one-action] 顎 ＋7［＋2／－3］（巧技、魔法）、ダメージ 1d4［刺突］、加えてホムンクルスの毒
ホムンクルスの毒／Homunculus Poison (毒) ホムンクルスは頭部にある貯蔵庫に毒1服分を収めている。ホムンクルスは“扱う”アクションにより、貯蔵庫に毒を詰め直すことができる。セーヴィング・スロー DC 15頑健；最大持続時間 6ラウンド；第1段階 1d6［毒］かつ虚弱状態1（1ラウンド）

助言とルール：ソウルバウンド・ホムンクルス（魂が縛られたホムンクルス） Soulbound Homunculi

　ほとんどのホムンクルスは、創造者の血を一服したものを生命の火花として使う。しかしソウルバウンド・ドールの製作に使われるような技術を使って、ホムンクルスに人格と生命があるような外見を与えることもできる。これらのホムンクルスは、ソウルバウンドの特性を得、話すことができ、創造主との特別なリンクを持たない。とはいえ、この手続きは使用された魂を歪める可能性があり、新しいホムンクルスの体に浮かび上がるものは、多くの場合、その前世のまがい物である。このように、ソウルバウンド・ホムンクルスは、一般的に残酷な術者によって、打ち負かされた敵を辱め苦しめる方法として作られる。