移動 Movement
出典:Core Rulebook 463ページ
君の移動や位置によって、世界との関わり方が決定される。探索モードや余暇モードにおける移動は、比較的流動的で自由な形式である。対照的に遭遇モードでの移動は、473ページの「遭遇モードにおける移動」で説明されているルールに従う。以下のルールは全てのモードに共通して適用される。
君の移動や位置によって、世界との関わり方が決定される。探索モードや余暇モードにおける移動は、比較的流動的で自由な形式である。対照的に遭遇モードでの移動は、473ページの「遭遇モードにおける移動」で説明されているルールに従う。以下のルールは全てのモードに共通して適用される。
移動種別 Movement Type
出典:Core Rulebook 463ページ
パスファインダーに登場するクリーチャーは雲の中を飛び、切り立った崖を登り、足元にトンネルを掘る。ほとんどのクリーチャーは移動速度を持つ。これは地上をどれだけ速く移動できるかを表している。能力の中には空中や地下など、異なる移動方法を与えるものもある。
パスファインダーに登場するクリーチャーは雲の中を飛び、切り立った崖を登り、足元にトンネルを掘る。ほとんどのクリーチャーは移動速度を持つ。これは地上をどれだけ速く移動できるかを表している。能力の中には空中や地下など、異なる移動方法を与えるものもある。
これらの特定の移動種別には、それぞれ移動速度が定められている。多くのクリーチャーはこれらの移動速度を生まれながらにして持ち合わせている。以下に、様々な移動種別を示す。“歩行”アクションは通常の移動速度でしか使用できないため、これらの移動種別を適用して移動するには特定のアクションを使用する必要があり、移動種別を適用している間は“ステップ”を行えない。移動速度は地上での速度を示しており、特定の移動種別に関するルールには、それが適用される移動種別が記されている。移動速度は判定ではないが、アイテムや状況、状態によるボーナスやペナルティを受けることがある。特に記載されていない限り、これらによって移動速度が5フィート未満になることはない。
ある移動種別から別の移動種別に変更するには、最初の移動種別を用いるアクションを終了し、2番目の移動種別を用いるアクションを新たに使用する必要がある。例えば、崖の上まで10フィート“登攀”した場合、その後で“歩行”して10フィート前進することができる。
移動速度 Speed
出典:Core Rulebook 463ページ
ほとんどのキャラクターやモンスターは地上をどれだけ速く移動できるかを示す移動速度の値(地上移動速度とも呼ばれる)を持つ。“歩行”アクションを使用すると、移動速度毎に1フィートだけ移動できる。その他にも“這い進む”や“跳躍”などの様々な能力があるが、そのほとんどが何らかの方法で移動速度に基づいている。ルール中に移動種別を指定せずに移動速度に言及する場合、それは地上移動速度を指す。
ほとんどのキャラクターやモンスターは地上をどれだけ速く移動できるかを示す移動速度の値(地上移動速度とも呼ばれる)を持つ。“歩行”アクションを使用すると、移動速度毎に1フィートだけ移動できる。その他にも“這い進む”や“跳躍”などの様々な能力があるが、そのほとんどが何らかの方法で移動速度に基づいている。ルール中に移動種別を指定せずに移動速度に言及する場合、それは地上移動速度を指す。
穴掘り速度 Burrow Speed
出典:Core Rulebook 463ページ
穴掘り速度があれば、地面にトンネルを掘ることができる。穴掘り速度があれば“穴掘り”アクションを使用できる。その能力に特に記載されていない限り、通常、“穴掘り”はトンネルを残さない。ほとんどのクリーチャーは“穴掘り”の際には息を止める必要があり、正確に移動するためには振動感知が必要になるだろう。
穴掘り速度があれば、地面にトンネルを掘ることができる。穴掘り速度があれば“穴掘り”アクションを使用できる。その能力に特に記載されていない限り、通常、“穴掘り”はトンネルを残さない。ほとんどのクリーチャーは“穴掘り”の際には息を止める必要があり、正確に移動するためには振動感知が必要になるだろう。
登攀速度 Climb Speed
出典:Core Rulebook 463ページ
登攀速度により、斜面や垂直な面を上り下りできる。“登攀”のために〈運動〉判定を試みる必要はなく、自動的に成功する。また、記載された距離ではなく、登攀速度まで移動することができる。
登攀速度により、斜面や垂直な面を上り下りできる。“登攀”のために〈運動〉判定を試みる必要はなく、自動的に成功する。また、記載された距離ではなく、登攀速度まで移動することができる。
とはいえ、危険な状況下や非常に困難な表面での“登攀”、天井などの水平面を越えるためには〈運動〉判定を試みる必要があるかもしれない。また、“登攀”のための〈運動〉判定を自動的に成功させる代わりに、大成功を期待してロールしてもよい。登攀速度があれば、君は“登攀”における〈運動〉判定に+4の状況ボーナスが与えられる。
登攀速度があれば、“登攀”中であっても立ちすくみ状態にならない。
飛行速度 Fly Speed
風況は“飛行”アクションの使用に影響を与える。一般的に風に逆らって移動する場合、移動困難地形を通過する際のルールを使用する(上昇する場合は上級移動困難地形を使用する)。風に乗って移動する場合は、5フィート分移動する毎に10フィートだけ移動できる(真下方向に移動する場合は累積しない)。移動の消費についての詳細は473ページの「遭遇モードにおける移動」を参照すること。
上下方向への移動は、その場所の重力に関係している。無重力の場所であれば上下方向への移動も、水平方向に移動するのと変わらない。
水泳速度 Swim Speed
出典:Core Rulebook 463ページ
水泳速度があれば、水中をほとんど障害なく進むことができる。“水泳”のための〈運動〉判定を試みる代わりに自動的に成功し、記載された距離ではなく水泳速度まで移動することができる。上下方向への移動は移動困難地形を通過する際のルールを適用する。
水泳速度があれば、水中をほとんど障害なく進むことができる。“水泳”のための〈運動〉判定を試みる代わりに自動的に成功し、記載された距離ではなく水泳速度まで移動することができる。上下方向への移動は移動困難地形を通過する際のルールを適用する。
危険な状況下や、乱流を渡る場合には“水泳”に判定が必要になるかもしれない。また、〈運動〉判定を自動的に成功させる代わりに、大成功を期待してロールしてもよい。水泳速度があれば、君は“水泳”における〈運動〉判定に+4の状況ボーナスが与えられる。
水泳速度を持っていても水中で息ができるとは限らないため、水中では溺れないように息を止める必要があるかもしれない。
落下 Falling
出典:Core Rulebook 463ページ
5フィートより長く落下した場合、君は着地時に、落下距離の半分に等しい[殴打]ダメージを受ける。1,500フィート以上落下した場合は、1,500フィートの場合と同様に扱う(750ダメージ)。落下によるダメージを受けた場合、君は伏せ状態で着地する。落下の最初のラウンドでは約500フィート、その後は毎ラウンド約1,500フィートずつ落下する。
5フィートより長く落下した場合、君は着地時に、落下距離の半分に等しい[殴打]ダメージを受ける。1,500フィート以上落下した場合は、1,500フィートの場合と同様に扱う(750ダメージ)。落下によるダメージを受けた場合、君は伏せ状態で着地する。落下の最初のラウンドでは約500フィート、その後は毎ラウンド約1,500フィートずつ落下する。
リアクションとして“しがみつき”を行うことで、落下によるダメージの一部を軽減できる。さらに、水や雪、その他の比較的柔らかい物質の上に落下した場合は落下距離が20フィート短いものとして、意図的に飛び降りた場合は30フィート短いものとして扱う。ただし、この減少量はその深さを上回ることはない(つまり、10フィートの深さの水に意図的に飛び降りた場合でも、10フィート短くなったものとして扱われる)。
クリーチャー上への落下 Falling on a Creature
出典:Core Rulebook 463ページ
君がクリーチャーの上に着地した場合、落下先にいたクリーチャーはDC15の反応セーヴを試みなければならない。長い落下の後に正確にクリーチャーの上に着地することは、まず不可能である。
君がクリーチャーの上に着地した場合、落下先にいたクリーチャーはDC15の反応セーヴを試みなければならない。長い落下の後に正確にクリーチャーの上に着地することは、まず不可能である。
物体の落下 Falling Objects
出典:Core Rulebook 463ページ
落下した物体は、落下するクリーチャーと同様のダメージを受ける。物体がクリーチャーの上に落ちた場合、そのクリーチャーは「クリーチャー上への落下」の場合と同様のルールに従い、反応セーヴを試みることができる。地滑りのような落下物を伴う障害や呪文には、クリーチャーとの相互作用や与えるダメージに関する個別のルールがある。
落下した物体は、落下するクリーチャーと同様のダメージを受ける。物体がクリーチャーの上に落ちた場合、そのクリーチャーは「クリーチャー上への落下」の場合と同様のルールに従い、反応セーヴを試みることができる。地滑りのような落下物を伴う障害や呪文には、クリーチャーとの相互作用や与えるダメージに関する個別のルールがある。