ヴィジランテ Vigilante
出典 Advanced Player's Guide 196ページ
PFS特記 すべてのキャラクターはヴィジランテ・アーキタイプの使用権を持つ。
ヴィジランテとしての君には2つの顔がある。1つは社交の人格であり、もう1つは超法規的行為を礼儀正しい社会から隠すことができる秘密の人格である。君の秘密の人格は、大切な民間人の安全を守りながら、冒険したり秘密の任務を遂行したりすることができる。犯罪との闘争、反乱の扇動、混乱の拡散など、その目的が何であれ、不羈の人格はその正体を突き止めることを困難にすると同時に、謎めいた興味をそそる噂の対象となる。
PFS特記 すべてのキャラクターはヴィジランテ・アーキタイプの使用権を持つ。
ヴィジランテとしての君には2つの顔がある。1つは社交の人格であり、もう1つは超法規的行為を礼儀正しい社会から隠すことができる秘密の人格である。君の秘密の人格は、大切な民間人の安全を守りながら、冒険したり秘密の任務を遂行したりすることができる。犯罪との闘争、反乱の扇動、混乱の拡散など、その目的が何であれ、不羈の人格はその正体を突き止めることを困難にすると同時に、謎めいた興味をそそる噂の対象となる。
《ヴィジランテへの専念》 特技2 Vigilante Dedication
アンコモン アーキタイプ 専念
君は2つの人格があり、それぞれに独立した名前、属性、能力を持つ。君の社交の人格は社会の傑出した一員であり、不羈の人格は熟練した狡猾な戦士である。これらの人格はどちらも偽りの仮面ではない。君は実際に両方の人格である。したがって、君の2つの人格は、その属性は互いに1ステップ以内でなければならない(例えば、一方の人格が中立の場合、他方は中立にして悪にはなれるが、混沌にして悪にはなれない)。誰かが君のもう一つの人格を識別しようとする場合、君が“なりすます”アクションを使用している場合と同様に、“捜す”アクションを使用して、君の〈ペテン〉DCに対する知覚判定を試みなければならない。この試みに対する〈ペテン〉DCは通常のDCではなく、20+君の習熟度修正に等しい。“なりすます”とは異なり、君はその身元を隠すために誰かとやりとりするたびに〈ペテン〉判定を試みる必要はなく、他人が自分の身元を明らかにしようとした場合にのみ判定を行う。
一方の人格から別の人格に変更するには1分かかり、他のクリーチャーから見えない場所で行わなければならない。この過程には衣服や化粧などの物理的な変化と精神的な変化の両方が含まれるため、外見を変浅せる他の効果は人格変更に必要な時間を減少させることはない。
君の2つの人格は完全に異なるものだ。属性に依存する効果に対しては、君は現在の人格の属性を持つ。しかし、特定の属性を必要とする能力(クレリックの神格など)は、両方の人格が条件を満たしている場合にのみ使用できる。一方の人格に関する“知識の想起”の判定では、判定しようとする人が両方の人格が同一人物であることを認識していない限り、もう一方の人格に関する情報は明らかにならない。ディテクト・アラインメント呪文など、現在の人格に基づいて識別する効果は、君が現在その効果で識別される人格である場合にのみ機能する。そうでない場合、目標が存在しないかのように効果が失敗する。
人格の分離を維持するために、能力の中には社交と不羈の2つの特性のいずれかを持つものがある。社交の人格であるときにのみ、君は社交特技を使用できる。クラス特技や不羈特技は不羈の人格と結びついており、社交の人格でそれを使うことは、不羈の人格としての自分をさらけ出す危険性がある。これは、この特技を行う前に特に密かに目立たないようにしていなければ、自分の人格が暴露されるリスクが高くなることを意味する。人格が公のもとにさらされると、《ヴィジランテへの専念》による偽装の利益は失われてしまう。しかし人格が秘密であることに君が依存していない限り、どちらの人格でも社交能力と不羈能力の両方を使うことができる。現在の人格に関わらず、君はどちらの特性も持たない特技を使用できる。
特殊 ヴィジランテ・アーキタイプから他に特技を2つ得るまで、君は別の専念特技を選択できない。
《アジト》 特技4 Safe House
アーキタイプ
出典 Advanced Player's Guide 196ページ
PFS特記 ヴィジランテの《アジト》はどの都市にあっても良いし、パスファインダーの導入の会議を受けた支部の近くにあってもよい。ヴィジランテは余暇を使用してアジトの場所を移動させることができる。ヴィジランテがアジトを使用できるのは、現在の冒険が行われている街や場所にある場合に限られる。
アーキタイプ ヴィジランテ
前提条件 《ヴィジランテへの専念》
PFS特記 ヴィジランテの《アジト》はどの都市にあっても良いし、パスファインダーの導入の会議を受けた支部の近くにあってもよい。ヴィジランテは余暇を使用してアジトの場所を移動させることができる。ヴィジランテがアジトを使用できるのは、現在の冒険が行われている街や場所にある場合に限られる。
アーキタイプ ヴィジランテ
前提条件 《ヴィジランテへの専念》
君はアジト――秘密を外の世界から隠すための安全な空間を確立する。アジトはおよそ10フィートの立方体の大きさである。君が使用できる場所にあり、隠し部屋や地下洞窟のような大きな建物や構造物の一部にすることもできる。アジトは魔法による探知から中の物や人を守ってくれる。これにはノンディテクションの効果があり、無効化DCに〈ペテン〉修正値を、無効化レベルには君のレベルの半分(端数切り上げ)を用いる。アジトの設置や移動には、1週間の余暇が必要となる。アジトの大きさは、〈ペテン〉の熟練であれば10フィートの立方体4つ分、達人であれば8つ分、伝説であれば16個分に拡大される。
《社交の権限》 特技4 Social Purview
アーキタイプ
君は社交の人格で評判を築き上げた。君が前提条件を満たすアーキタイプを1つ選択する。君はそのアーキタイプの専念特技を得、例え他の専念特技を選択するにはまだヴィジランテ・アーキタイプから十分に特技を選択していない場合でも、そのアーキタイプから特技を選択できるようになる。これらの特技は社交の人格の一部となり、社交の特性を得る――例えば、ファイター・ヴィジランテが《ウィザードへの専念》特技を得て、ウィザードの社交の人格を持つとしよう。社交の人格でウィザード・アーキタイプの特技を使用する際、不羈の人格を明らかにする危険はないが、不羈の人格でこれらを使用する場合は明らかになる危険がある。
《手下の顔》 特技4 Minion Guise
アーキタイプ 技能 社交
君が社交の人格でいる間、君は動物の相棒、使い魔、あるいは君がクラス特徴から得た他の手下に社交の人格を与えることができる。君が社交の人格に変化する際、君はその種別で社会的に受け入れられるクリーチャーに変更してもよい(ウルフを大型の犬に仕立てたり、使い魔を異国風のペットに見せかけたりするなど)。この社交の人格でいる間に暮らす特徴から得られる特殊な魔法能力あるいは戦闘能力を使用するために手下に命令することは、不羈の人格が暴かれる危険がある。
《早抜き》 [one-action] 特技4* Quick Draw
ガンスリンガー レンジャー ローグ
出典 Core Rulebook 172ページ
アーキタイプ Alkenstar Agent, Butterfly Blade、ヴィジランテ
* この《早抜き》はアーキタイプでの使用を想定したもので、元の特技とは異なるレベルで使用権を得る。
アーキタイプ Alkenstar Agent, Butterfly Blade、ヴィジランテ
* この《早抜き》はアーキタイプでの使用を想定したもので、元の特技とは異なるレベルで使用権を得る。
君は同じ動きの中で武器を抜いて攻撃できる。君は武器を1つ抜くために“扱う”し、それからその武器で1回の“打撃”を行える。
特技4 Hidden Magic
《魔法隠し》
アーキタイプ 技能
君は装備が持つ魔法のオーラを隠せるようになった。日毎の準備の間に、君は魔法のアイテムの一部またはすべてを、魔法ではないように慎重に調整する。この方法で調整された物品は、次の日毎の準備までそのままである。ディテクト・マジックまたはリード・オーラを使用する術者は、君の隠蔽を見抜くために、君の〈ペテン〉DCに対する知覚判定に成功しなければならない。
《驚愕の姿》 [one-action] 特技6 Startling Appearance (Vigilante)
アーキタイプ 感情 恐怖 精神 不羈
君は自分の存在に気づいていない敵を驚かすことができる。目標に対して“打撃”を1回行う。このクリーチャーはこの“打撃”に対して、通常通り立ちすくみ状態である。この“打撃”が命中したなら、目標は君のターンの残りの間立ちすくみ状態であり続け、恐れ状態1(クリティカル・ヒットの場合恐れ状態2)になる。
《架空の真実》 特技7 Subjective Truth
アーキタイプ 技能
異なる人格を持つことで、君は嘘を見破る魔法を打ち破ることができる。自分の発言が現在の人格の視点では真実である限り、君はゾーン・オヴ・トゥルースのような真実を話すことを強制させる効果のものでも、君はその発言を口にすることができる。
《早着替え》 特技7 Quick Change
アーキタイプ
君は人格の間を簡単に遷移できる。人格の変更に1分を費やす代わりに3アクションの連続行動で行えるようになる。君が〈ペテン〉の伝説なら、この変化を1アクションの連続行動として行える。
《数多の顔》 特技8 Many Guises
アーキタイプ
君はありふれた姿への変装を何度でも行える。自分の人格を変える際、君は社交の人格あるいは不羈の人格を持つ代わりに、完全にありふれた存在になることができる。この人格は特定の個人ではなく、中立の属性であり、一般的な労働者、農民、農民などの平凡な職業に就いている、自分の種族や性別を問わない特徴のない存在となる。君の〈ペテン〉DCに対する無効化判定に成功しない限り、呪文と能力は2つの本当の人格のどちらかではなく、このありふれた人格であるかのように君を検出する。この人格の間、君は社交能力も不羈能力も使用できない。
《身の毛もよだつ姿》 特技12 Frightening Appearance
アーキタイプ 不羈
《息を呑む姿》 特技16 Stunning Appearance
アーキタイプ 不羈