スクロンジャー Scrounger
出典 Advanced Player's Guide 190ページ
君は複雑なアイテムを分解して再構築し、その仕組みを学ぶために数え切れないほどの時間を費やし、最も可能性の低い材料からほぼ何でも作り出す技術を身につけた。代用アイテムは長持ちしないため、いざという時に必要なだけのアイテムしか準備しない。敵は君の武装を解除できるかもしれないが、君はその状況の維持を目指している。鍵のかかった部屋、極悪非道な罠、絶望的な状況は、どれも君にとってはパズルのようなもので、君の周りにあるありふれた物は、君が自分の解決策を即興で作るために使う部品である。
君は複雑なアイテムを分解して再構築し、その仕組みを学ぶために数え切れないほどの時間を費やし、最も可能性の低い材料からほぼ何でも作り出す技術を身につけた。代用アイテムは長持ちしないため、いざという時に必要なだけのアイテムしか準備しない。敵は君の武装を解除できるかもしれないが、君はその状況の維持を目指している。鍵のかかった部屋、極悪非道な罠、絶望的な状況は、どれも君にとってはパズルのようなもので、君の周りにあるありふれた物は、君が自分の解決策を即興で作るために使う部品である。
《スクロンジャーへの専念》 特技2 Scrounger Dedication
アンコモン アーキタイプ 専念
君は適切な道具や作業場がなくてもアイテムを“作成”できる。しかしそうすると、君は〈製作〉判定に-2のアイテム・ペナルティを受ける。加えて、君は処方を全て思い出すために物理的な処方書を必要としない。君はそれらを身につけるのに通常のコストを支払うが、その全てを記憶している。
君は手元にどんなものからでも、どこであっても、どんな材料が手元にあっても、最初の〈製作〉判定を行うのに10分しかかからない。この一時的なアイテムはコモンで魔法でなく、1レベル以下で、武器か鎧、あるいは冒険用装備の消耗品でないものでなければならない。君は単一のアイテムではなく、矢弾1種類を10個作ることもできる。これは粗悪品のアイテムだが、君は自分がこの特技で作成した粗悪品のアイテムを使用する際、通常のペナルティを受けない。君の一時的なアイテムは1d4時間が経過すると元の素材に戻ってしまう。この時間数はGMが秘密裏にロールする。君は物理的なアイテムのみを作成でき、情報や魔法は作り出せない。そのため、例えば、君は白紙の旅行記や無作為な記述1枚分を作ることはできても、学術的に価値ある旅行記や宗教書を作ることはできない。
君が目的のアイテムを作成するには十分な量の材料が必要だが、通常は特定のアイテムを“作成”するために使用される材料でなくても、手元にある任意の材料やアイテムを組み込むことができる。使用した材料がアイテムを作成するのに適切な種別でない限り、君は〈製作〉判定に-5のペナルティを受ける(GMの判断により、使用した材料が特に不適切な場合は-10のペナルティ)。
特殊 スクロンジャー・アーキタイプから別の特技を2つ得るまで、君は他の専念特技を選択できない。
《分解解析》 特技4 Reverse Engineering
アーキタイプ 技能
君はほとんどの人よりもずっと効率よく、アイテムを解析して処方を得ることができる。君はアイテムから処方を解析するために行う〈製作〉判定に+2の状況ボーナスを得る。加えて、君が〈製作〉判定に大成功したなら、処方を得るだけでなく、元のアイテムを同時に復元することで、アイテムの価値の半分に等しい原材料ではなく処方とアイテムをそのまま残すことができる。
《上質の解体士》 特技6 High-Quality Scrounger
アーキタイプ
君が《スクロンジャーへの専念》を用いて一時的なアイテムを“作成”する際、3レベル以下のアイテムを作成できる(しかし依然として、それらは武器か鎧、あるいは冒険用装備の消耗品でないものでなければならない)。君は他人が使えるように“作成”することもでき、そうするなら粗悪品のアイテムを使用することによるペナルティを受けないですむ。しかしそうすると、君が使用する際にこのペナルティを受けてしまう。
《熟練のばらし屋》 特技7 Expert Disassembler
アーキタイプ 技能