シャドウダンサー Shadowdancer
出典 Advanced Player's Guide 192ページ
影は常に恐怖の輩である。闇の中にはモンスターが宿り、計画が練られ、敵は牙と短剣と闇の魔法で攻撃する。しかし、影を受け入れ、そこから力を得て、変化する闇の中で踊る者もいる。
影は常に恐怖の輩である。闇の中にはモンスターが宿り、計画が練られ、敵は牙と短剣と闇の魔法で攻撃する。しかし、影を受け入れ、そこから力を得て、変化する闇の中で踊る者もいる。
真のシャドウダンサーとは、光と闇の境界に飛び立つクリーチャーである。漆黒の闇の中を動き回るシャドウダンサーは、密偵、暗殺者、潜入者、使者である。闇との関係を善に利用するシャドウダンサーもいれば、根源的な夜やその恐怖、裏切りを受け入れるシャドウダンサーもいる。
影を抱く理由が何であれ、影はその人を順に抱き、徐々にインクを垂らした星雲にも似た、神秘的なものへと変化していく。
《シャドウダンサーへの専念》 特技8 Shadowdancer Dedication
アーキタイプ 専念
君は自分を影に傾倒させた。君の色合いは灰色あるいは暗みを帯びた色となり、君の感覚は闇に調整され簡単に闇の中に潜むことができる。君は上級暗視を得る。加えて、君は薄暗い光あるいは暗闇の中にいる間、〈隠密〉判定に+2の状況ボーナスを得る。
特殊 シャドウダンサー・アーキタイプから他に特技を2つ得るまで、君は別の専念特技を選択できない。
《影魔法》 特技10 Shadow Magic
アーキタイプ
出典 Advanced Player's Guide 192ページ
アーキタイプ シャドウキャスター*、シャドウダンサー
前提条件 《シャドウダンサーへの専念》
* このアーキタイプは《影魔法》をここで記載されているものとは異なるレベルで提供する。
アーキタイプ シャドウキャスター*、シャドウダンサー
前提条件 《シャドウダンサーへの専念》
* このアーキタイプは《影魔法》をここで記載されているものとは異なるレベルで提供する。
君はシャドウダンサー固有の焦点化呪文使用することで影に溶け込み影と共に遊ぶことができる。君はダンス・オヴ・ダークネスかシャドウ・ジャンプのいずれか1つをシャドウダンサー焦点化呪文として身につける。君が既に有していない場合、君は1焦点化ポイントを持つ焦点化プールを得る。君は薄暗い光あるいは暗闇の範囲内で瞑想することで“再焦点化”を行える。焦点化呪文のルールはここに掲載されている。
シャドウダンサー焦点化呪文は伝承呪文である。君は伝承呪文攻撃ロールと伝承呪文DCの修得になる。この呪文の呪文発動能力は【魅力】である。
《影の急所攻撃》 特技10 Shadow Sneak Attack
アーキタイプ
君は急所攻撃クラス特徴を得る。ただし君は自分のレベルに関わらず、この能力により1d6の[精密]ダメージを与える。複数の要因からの急所攻撃は累積しない。君が複数の要因から急所攻撃を得ているなら、そのダイス数を合算するのではなく、もっとも多いダイス数の急所攻撃のみを用いる。
《直感回避》 特技10 Uncanny Dodge
アーキタイプ
君は隙隠しクラス特徴を得る。
《影魔法追加》 特技12 Additional Shadow Magic
アーキタイプ
《影魔法》で選択済みでないシャドウダンサー焦点化呪文を追加で選択する。焦点化プールの焦点化ポイントの値を1だけ増加する。
《影幻術》 特技12 Shadow Illusion
アーキタイプ
芸術的な目で、君は影を幻の姿へと変える。君はシャドウ・イリュージョン焦点化呪文を得る。焦点化プールの焦点化ポイントを1ポイント増加する。君の伝承呪文攻撃ロールと伝承呪文DCは熟練になる。
《影の力》 特技14 Shadow Power
アーキタイプ
君は影を強力な爆発へと収束させることができる。君は1日1回、生得伝承呪文としてシャドウ・ブラストを発動できる。この呪文のレベルは常にシャドウダンサー焦点化呪文のレベルよりも1レベル低い。君の伝承呪文攻撃ロールと伝承呪文DCは熟練になる。
《影からの跳躍》 [one-action] 特技14* Spring from the Shadows
卓越 ローグ
君は隠れていた場所から飛び出し、目標が予期していないときに攻撃する。君は自身の移動速度まで“歩行”する。君は自分が隠れた状態か未探知状態である敵に隣接してこの“歩行”による移動を終了しなければならない。その後、君はその敵を“打撃”する。君は“打撃”した後まで、そのクリーチャーに対して隠れた状態あるいは未探知状態のままである。対応する移動種別を有しているなら、“歩行”の代わりに“穴掘り”、“登攀”、“飛行”、“水泳”を用いて《影からの跳躍》を使用できる。
《見えざる者への感知》 [reaction] 特技16* Sense the Unseen
インヴェスティゲーター レンジャー ローグ
出典 Advanced Player's Guide 64ページ、Core Rulebook 175ページ
PFS特記 GMは《見えざる者への感知》インヴェスティゲーター特技を持つキャラクターに使用できる際に使用するかどうかを判断させるため、この能力のトリガーが満たされたことを知らせなければならない。
アーキタイプ Exorcist、シャドウダンサー
トリガー 君が“捜す”判定に失敗した。
* この《見えざる者への感知》はアーキタイプでの使用を想定したもので、元の特技とは異なるレベルで使用権を得る。
PFS特記 GMは《見えざる者への感知》インヴェスティゲーター特技を持つキャラクターに使用できる際に使用するかどうかを判断させるため、この能力のトリガーが満たされたことを知らせなければならない。
アーキタイプ Exorcist、シャドウダンサー
トリガー 君が“捜す”判定に失敗した。
* この《見えざる者への感知》はアーキタイプでの使用を想定したもので、元の特技とは異なるレベルで使用権を得る。
君は敵を探すときに、かすかな動きや肌に触れる気流など、ほんの僅かな手がかりでも捉えることができる。トリガーとなった判定に失敗しているにも関わらず、君は“捜す”の範囲内にいる未探知状態のクリーチャーを自動的に感知し、単に君に対して隠れた状態とする。
《認知の抜け穴》 [reaction] 特技18* Cognitive Loophole
ローグ
出典 Core Rulebook 188ページ
アーキタイプ シャドウダンサー
必要条件 君は失敗することで(大失敗を除く)得た、精神特性の効果の影響を現在受けている。
トリガー 君のターンが終了した。
* この《認知の抜け穴》はアーキタイプでの使用を想定したもので、元の特技とは異なるレベルで使用権を得る。
アーキタイプ シャドウダンサー
必要条件 君は失敗することで(大失敗を除く)得た、精神特性の効果の影響を現在受けている。
トリガー 君のターンが終了した。
* この《認知の抜け穴》はアーキタイプでの使用を想定したもので、元の特技とは異なるレベルで使用権を得る。
君は精神特性の効果の抜け道を見つけ出し、一時的にそれを克服できる。次の君のターンの終了時まで、君は必要条件を満たす精神特性の効果1つを無視する。《認知の抜け穴》を使用して抑止できる効果は一度に1つだけだ。
特殊 この精神効果がリアクションを使用させなくするものであっても、君はこのリアクションを使用できる。
《影の達人》 特技18 Shadow Master
アーキタイプ
影はどんな鎧よりも君を守り、君に他人を闇に落とす力を与えてくれる。君が薄暗い光あるいは暗闇の範囲内にいる限り、君は[力場]とゴースト・タッチ性質ルーンを持つ“打撃”を除く、全てのダメージに対する抵抗5を得る。君が薄暗い光あるいは暗闇の範囲内にいるときにセーヴィング・スローを試みる際、君は2回ロールしてより高い出目を採用して良い(これは幸運効果である)。
焦点化呪文
シャドウ・イリュージョン 焦点化6 shadow illusion
アンコモン 聴覚 幻術 影 視覚
出典 Advanced Player's Guide 193ページ
発動 [two-actions] 動作、音声
距離 500フィート
持続時間 維持
発動 [two-actions] 動作、音声
距離 500フィート
持続時間 維持
術者はクリーチャーまたは静止した物体の影に似た幻を作り出す。この幻は薄暗い光または暗闇の場所にのみ存在できる。幻が薄暗い光あるいは暗闇の外に出た場合、呪文は終了する。幻が物体の場合は、20フィート爆発内に収まる必要がある。クリーチャーならば、20フィート×20フィートの空間を埋める巨大までの任意のサイズのクリーチャーを作成できる。
物体あるいはクリーチャーは自然に自律行動しているように見える。その色は常に弱いが、それは適切な音と匂いを発生させ、妥当な触感を感じさせる。
幻がクリーチャーの場合、シャドウ・イリュージョンは同じレベルのイリューソリィ・クリーチャーの効果を持つ。ただし、幻はイリューソリィ・クリーチャーに記載された値ではなく、2d8+術者の呪文発動能力の修正値に等しいダメージを与える。
高レベル化 (+2) 幻の物体の範囲は10ftずつ増加する。幻のクリーチャーの“打撃”が与えるダメージは1d8ずつ増加する。
シャドウ・ジャンプ 焦点化5 shadow jump
アンコモン 召喚術 影 瞬間移動
出典 Advanced Player's Guide 193ページ
発動 [two-actions] 動作、音声; 必要条件 術者が薄暗い光か暗闇の中にいる
距離 120フィート
発動 [two-actions] 動作、音声; 必要条件 術者が薄暗い光か暗闇の中にいる
距離 120フィート
術者はある影から別の影へと瞬時に移動する。術者自身と術者が着用しているものと保持しているものを、現在の空間から、薄暗い光あるいは暗闇の中にある範囲内にある誰もいない空間に瞬間移動する。術者はこの呪文に使い魔を伴ってもよい。しかし、シャドウ・ジャンプでそれ以外のクリーチャーが運ばれた場合、たとえ異次元の容器の中に入れてクリーチャーを運搬していたとしても、この呪文は妨害される。
ダンス・オヴ・ダークネス 焦点化5 dance of darkness
アンコモン 闇 力術
出典 Advanced Player's Guide 193ページ
発動 [two-actions] 動作、音声
持続時間 さまざま
発動 [two-actions] 動作、音声
持続時間 さまざま
術者は踊り、移動速度の半分まで“歩行”する。この“歩行”の開始時あるいは終了時、術者は術者の市を中心とした10フィートの爆発に魔法の闇の範囲を作り出す。この範囲は同じレベルのダークネス呪文によって作られたものと同じように機能する魔法の闇で満たされる。術者がこの闇を作り出す際、術者は踊りのために〈芸能〉を行う。このDCは術者のレベルの標準DCであり、この結果が闇の持続時間を決定する。
大成功 1分
成功 2ラウンド
失敗 1ラウンド
成功 2ラウンド
失敗 1ラウンド