人間 Human
人間 人型生物
出典 Player Core 63ページ
人間は、幅広い可能性と深い野心を持った、多様で適応力のある人々である。
ゴラリオンの他の民族と同様に、人間は予測不可能で多様性に富んでいるが、並外れた意欲と開拓への忍耐を持っている。人間が台頭する前に多くの文明が繁栄したが、人間は歴史の過程を通じて最も偉大かつ恐ろしい社会をいくつか築き上げ、今日では内海周辺の領域で最も人口の多い人々となっている。
人間の野心、多用途性、並外れた可能性により、人間は世界の主要な種族としての地位を確立した。彼らの帝国と国家は広大で無秩序に広がり、国民は剣の腕の強さと呪文の力で自らの名を刻んでいる。人間は多様で波乱万丈で、遊牧民から帝国、邪悪なものから聖人まで多岐に渡る。彼らの多くは、冒険に出かけたり、広大な多元宇宙の地図を作成したり、長い間失われた宝物を探したり、強大な軍隊を率いて近隣諸国を征服したりするために冒険に出るが、それ以上の理由もない。
君が何にでもなれるキャラクターを求めるなら、人間をプレイするのがよいだろう。
おそらく君は… You might…
- 自分自身で、あるいは大義のために、偉業を成し遂げようと努力する。
- 自分の存在意義を理解しようとする。
- 家族や友人との関係を大切にする。
ひょっとしたら他人は君のことを… Others probably…
- その多様性、適用力、そして――ほとんどの場合――寛容に敬意を払う。
- 君が権力や財産のみを求めているのではないかと恐れ、君の意図を疑う。
- 君に何を期待していいのか分からず、君の意図を推し量るのをためらう。
身体的特徴 Physical Description
人間の身体的特徴は、世界の気候と同じように多岐にわたる。人間にはさまざまな肌や髪の色、体型、顔の特徴が見られる。一般的に、彼らまたは彼らの祖先が住んでいた赤道に近づくほど、彼らの肌の色はより暗くなる
人間は15歳頃に肉体的には成人するが、精神的には数年後に成熟する。一般的な人間は約90歳まで生きることができる。人間は他の祖先と比べて例外的に変化しやすい身体的特徴を持ち、身長、体重、その他の身体的パラメーターのばらつきが大きい。
属性と宗教 Alignment and Religion
人間の多様性は、政府、態度、社会規範にも現れる。人間の文化の最古は、その共通の歴史を何千年も遡ることができる。しかしエルフやドワーフの社会と比較すると、帝国が分裂し、新しい王国が古い王国を包摂するにつれて、人間の文明は常に流動的な状態にあるようだ。
好まれる指針:世界を探索する、偉大さを目指して努力する、道徳観念に従う。
好まれる不義:わずかな時間を無駄にする。
好まれる不義:わずかな時間を無駄にする。
人間の出自 Human Heritages
熟練の人間 Skilled Human
出典 Player Core 63ページ
君は工夫次第で様々な技能を鍛えられるようになる。君は選択した技能1つを修得にする。
君は工夫次第で様々な技能を鍛えられるようになる。君は選択した技能1つを修得にする。
5レベルの時点で、君はこの選択した技能1つに熟練する。
多様性の人間 Versatile Human
出典 Player Core 63ページ
多様性と野心によって、人間は世界のほとんどの国で最もありふれた種族となった。前提条件を満たす一般特技を1つ選択する。種族特技と同様、君はこの一般特技をキャラクター作成の任意の時点で選択できる。
多様性と野心によって、人間は世界のほとんどの国で最もありふれた種族となった。前提条件を満たす一般特技を1つ選択する。種族特技と同様、君はこの一般特技をキャラクター作成の任意の時点で選択できる。
人間の種族特技 Human Ancestry Feats
1レベル
《キャントリップ順応》 特技1 Adapted Cantrip
人間
出典 Player Core 63ページ
前提条件 呪文発動のクラス特徴
前提条件 呪文発動のクラス特徴
複数の魔法の体系を研究することで、あなたは自分の呪文の詠唱スタイルに合わせて呪文を変化させた。自分以外の魔法体系からキャントリップを1つ選択する。君が準備型の術者ならば、キャントリップを準備するときに他の選択肢に加えてこの呪文を選択できる。君が呪文のレパートリーを持つ場合、選択した呪文を保持しているキャントリップ1つと置き換えること。君はこのキャントリップを、自分のクラスの魔法体系の呪文として発動できる。
後でこのキャントリップを入れ替えたり再訓練した場合、入れ替え先の呪文の魔法体系は同じでも変更してもよい。
《協調性》 特技1 Cooperative Nature
人間
出典 Player Core 64ページ
人間は短い寿命のために、幼い頃から視野を広げ、違いをさておいて他人と協力し、偉業を成し遂げることを学んできた。君は“援護”の判定に+4の状況ボーナスを得る。
《生来の技術》 特技1 Natural Skill
人間
出典 Player Core 64ページ
君には独創性があり、それによって広範囲の技術を学ぶことができる。君は自分で選択した技能2つにおいて、修得の習熟ランクを得る。
《生来の野心》 特技1 Natural Ambition
人間
出典 Player Core 64ページ
君は野心的であれ、常に星に手を伸ばせ、と育てられた。そのことは、自分の選んだ分野で素早く力をつけるように君を導いてくれる。君は自分のクラスの1レベルのクラス特技を1つ得る。君はこの特技の前提条件を満たさなければならないが、キャラクター作成時にこの特技を選択した場合、どの前提条件を満たしているかを判断する際、後でこの特技を選択してもよい。
《汎用訓練》 特技1 General Training
人間
出典 Player Core 64ページ
君の適応力は、様々な役立つ能力の習得に現れている。君は1レベルの一般特技を1つ得る。君はこの特技の前提条件を満たさなければならないが、キャラクター作成時にこの特技を選択した場合、どの前提条件を満たしているかを判断する際、後でこの特技を選択してもよい。
特殊 君はこの特技を複数回選択できる。そのたびに異なる特技を1つ指定する。
《不遜にして強情》 特技1 Haughty Obstinacy
人間
出典 Player Core 64ページ
君の強力な自我のために、他人は君に命令することが難しい。君の行動を直接操ろうと試みる精神効果に対するセーヴィング・スローに成功したなら、君は代わりに大成功する。クリーチャーが〈威圧〉を使って君に“強制”するための判定に失敗したなら、それは代わりに大失敗になる(そのため、1週間の間、君は再び“強制”されなくなる)。
《傍流の武装》 特技1 Unconventional Weaponry
人間
出典 Player Core 64ページ
君は他の祖先や文化に由来する可能性のある、特定の武器1つに慣れ親しんでいる。種族1つに関連する特性(ドワーフ、ゴブリン、オークなど)を持つアンコモンの単純武器もしくは軍用武器を1つ、あるいは他の文化のコモンの単純武器もしくは軍用武器を1つ選択する。君はその武器の使用権を得るとともに、習熟を決定する際、その武器を単純武器として扱う。
君がすべての軍用武器に修得しているなら、種族の特性を持つアンコモンの高度武器あるいは他の文化のコモンの高度武器を1つ選択する。君はその武器の使用権を得るとともに、習熟を決定する際、その武器を軍用武器として扱う。
5レベル
《賢き即興術》 特技5 Clever Improviser
人間
出典 Player Core 64ページ
君は自分の手に負えなくなったときの対処方法を身に着けた。君は《即興への対応》一般特技を得る。加えて、君は自分が未修得であっても、通常なら修得でなければならない技能アクションを試みることができる。
《順応巧者》 特技5 Adaptive Adept
人間
出典 Player Core 64ページ
前提条件 《キャントリップ順応》、3ランク呪文を発動できること
前提条件 《キャントリップ順応》、3ランク呪文を発動できること
君は自分の体系と自分が順応した体系とを混ぜ合わせるため、自分の魔法を順応させ続けている。《キャントリップ順応》で選択したものと同じ魔法系統からキャントリップ1つあるいは1ランク呪文1つを選択する。君はその呪文を《キャントリップ順応》で得たキャントリップ同様に呪文の選択肢に加える。君はこの呪文を自身のクラスの魔法体系の呪文であるかのように発動できる。1ランク呪文を選択した場合、君はその呪文の高ランク化版を使用できるようにはならない。これはつまり、この呪文がレパートリーにある場合、君は呪文を準備した場合にそれらを準備することはできず、署名呪文として学習したり選択したりすることはできないことを意味する。
《味方感知》 特技5 Sense Allies
人間
出典 Player Core 64ページ
密接に結びついたコミュニティで育った多くの人間と同じように、君は常に他者の存在に強く順応してきた。君が60フィート以内にいることを知っているが、それ以外の点では君から未察知状態の味方は、その味方が同意しているならば、代わりに君から隠れた状態となる。君から隠れた状態の60フィート以内にいる同意する味方を目標にするための平目判定のDCは11ではなく5となる。
9レベル
《協調の魂》 特技9 Cooperative Soul
人間
出典 Player Core 64ページ
君は同志との間に魂に刻むほどの絆を確立し、協力度合いのより深い状態を維持している。君が“援護”に用いる技能に対して熟練かそれより優れているなら、技能判定のための“援護”で失敗あるいは大失敗をロールすると、代わりに成功となる。
《信じられぬ即興術》 [free-action] 特技9 Incredible Improvisation
人間
一瞬のひらめきにより、君は技能1つに対して、未熟ながらも大きな優位を得る。君はトリガーの技能判定に+4の状況ボーナスを得る。
《多才》 特技9 Multitalented
人間
出典 Player Core 65ページ
君は簡単に複数のクラスに集中力を振り分けるすべを学んだ。 君は簡単に複数のクラスに集中力を振り分けるすべを学んだ。たとえ君が通常なら現在のアーキタイプから更に特技を取るまで他の専念特技を得られないとしても、君は2レベルのマルチクラス専念特技を1つ得る。
君がアーユヴァリンの多様なる出自を持つ場合、君はその特技の能力修正値の前提条件を満たしていなくてもよい。
《集団への援護》 特技9 Group Aid
人間
出典 Player Core 64ページ
君の育った環境はチームワークを重視しており、味方を助けることは当然のことだ。攻撃特性を持たない技能判定で味方を“援護”した後、君はそのラウンドの間に同じ目的で同じ技能判定を試みる他の“援護”してもよい。そのようにするなら、君はその“援護”をリアクションではなくフリー・アクションとして行える。
“援護”のために行った準備は他の味方にも適用できるものでなければならず、味方毎に“援護”できるのは1回だけである。例えば、壁をよじ登るための〈運動〉判定を“援護”した場合、同じ姿勢を維持することで、同じラウンドで壁をよじ登ろうとする他の味方を押し上げることができる。
《丈夫な旅人》 特技9 Hardy Traveler
人間
出典 Player Core 65ページ
友達がそばにいるか心の中に希望があるなら、行き過ぎた旅や重荷はない。君の最大バルクと過重状態となるバルク上限を1ずつ増やす。加えて、地上の旅程移動において、君は移動速度に+10フィートの状況ボーナスを得る。
13レベル
《活力復元》 [free-action] 特技13 Bounce Back
人間
《高度一般訓練》 特技13 Advanced General Training
人間
出典 Player Core 65ページ
冒険生活の長い過程を通して、君は適応して多くの有用な能力を手に入れることができる。君は7レベル以下の一般特技を1つ得る。君は特技の前提条件を満たしていなければならない。
特殊 君はこの特技を複数回選択できる。そのたびに異なる特技を1つ選択すること。
《粘り強さ》 特技13 Stubborn Persistence
人間
出典 Player Core 65ページ
他のものならあきらめる準備をするような最も過酷な試練に対しても、人間は耐え抜く力を持つことで有名だ。疲労状態になろうとしたときに、君はDC17の平目判定を試みる。成功すれば、君は疲労状態にならない。休息不足など、疲労状態に対処しない根本的な原因がある場合、平目判定に失敗するか、根本的な原因に対処するまで、GMが決定した間隔で判定を再試行しなければならない。
17レベル
《英雄の存在》 [one-action] 特技17 Heroic Presence
{感情 人間 精神]]
出典 Player Core 65ページ
頻度 1日1回
頻度 1日1回
英雄の血が君の血管を流れ、君は味方を鼓舞して深く掘り下げ、新しい段階の決意を見出す。30フィート以内にいる同意するクリーチャー10体までに対して、6ランクのゼラス・コンヴィクションの効果を与える。その効果は、君が目標に通常は不快に感じる合言葉を与えると自動的に終了する。このアクションは、味方を鼓舞する方法に応じて聴覚あるいは視覚の特徴を持つ。