アーキタイプ Archetypes
キャラクターのコンセプトは数限りなくあるが、単一のクラスの特技と技能を選択するだけではキャラクターを十分に具現化できないと気づくかもしれない。アーキタイプを使えば、キャラクターのクラスの枠を超えることができる。
アーキタイプを適用するには、クラス特技の代わりにアーキタイプ特技を選択する必要がある。まず、キャラクターのコンセプトに最適なアーキタイプを見つけて、アーキタイプの専念特技を選択してクラス特技の1つを選択する。専念特技を有したなら、君は前提条件を満たす限り、クラス特技の代わりに対応するアーキタイプから特技を選択できる。選択したアーキタイプ特技は置き換えたクラス特技にある選択の制限が適用される。例えば、君が4レベルのドワーフ特性を持つクラス特技を得る6レベルの能力を得たなら、そのクラス特技を4レベル以下のドワーフ特性を持つアーキタイプ特技とだけ入れ替えることができる。クラス特技の代わりに取得したアーキタイプ特技は、アーキタイプ・クラス特技と呼ばれる。
ときに、アーキタイプ特技がクラス特技ではなく技能特技として機能することもある。このようなアーキタイプ特技は技能特性を持ち、君は技能特技の代わりにそれらを選択できるが、その他の点については上記のルールに従う。これらはアーキタイプ・クラス特技ではない(例えば、《ファイターの強靭さ》アーキタイプ特技によるヒット・ポイントの値を考慮する場合などに影響する)。
各アーキタイプの専念特技は、君のキャラクターの時間と集中力の一定の割合を占めていることを表している。そのため、アーキタイプ1つから専念特技を1つ選択すると、君は他の専念特技を得る前にその必要条件を満たさなければならない。一般に、アーキタイプの一覧から特定の特技数を得ることで、アーキタイプ専念特技を満たしたことになる。君はそのアーキタイプの他の特技を有している限り、専念特技を再訓練することはできない。
アルケミストの《基本調合》のように、アーキタイプ特技が別の特技を与えることもある。君は常に、この方法で得た特技の前提条件を満たしていなければならない。
アーキタイプには2つの特別な種別があり、それぞれそのクラスの特性とマルチクラス特性によって示されている。本書のアーキタイプは全てマルチクラス・アーキタイプである。
マルチクラス・アーキタイプ Multiclass Archetypes
マルチクラス特性を持つアーキタイプは、他のクラスの専門分野に訓練を分散させることを表す。同名のクラスに所属するものは、対応するマルチクラス・アーキタイプの専念特技を選択できない。例えば、ファイターは《ファイターへの専念》特技を選択できない。
クラス・アーキタイプ Class Archetypes
対応するクラスの特性を持つアーキタイプは、そのクラスの専門領域とは基本的に異なるが、そのクラスの文脈の中に存在するものを表している。同名のクラスの一員である場合にのみ、君はクラス・アーキタイプを選択できる。クラス・アーキタイプは常に固定的なクラス特徴のいくつかを変更したり置き換えたりするが、それらが提供する新しい特技も存在する。クラス・アーキタイプがクラスの最初に得られるクラス特徴のいくつかを変更ないし置き換えるなら、1レベルでクラス・アーキタイプを選択できる場合もある。
その場合、君は2レベルの時点で対応するアーキタイプの専念特技を取得しなければならないが、その後は通常通り進めること。君は決してクラス・アーキタイプを2つ以上持つことはできない。
呪文発動アーキタイプ Spellcasting Archetypes
アーキタイプの中には、君にかなりの呪文発動能力を与えるものもある。とはいえ、呪文発動クラスのキャラクターに比べるとその成長は遅れる。呪文発動アーキタイプとしては、主要な呪文発動クラスであるウィザード、クレリック、ソーサラー、ドルイド、バードのマルチクラス・アーキタイプが挙げられる。しかし、将来の書籍ではマルチクラス・アーキタイプではない呪文発動アーキタイプが登場するかもしれない。
呪文発動アーキタイプにより、君はその呪文発動クラスの一員が行えるのと同じやり方で巻物、スタッフ、ワンドを使用できるようになる。
呪文発動アーキタイプは常にその専念のキャントリップの発動能力を与える。そしてその後に基本呪文発動特技、熟練呪文発動特技、達人呪文発動特技を得る。これらの特技はアーキタイプと同じ名前を持つ。例えば、ウィザードの達人呪文発動特技は《ウィザードの達人呪文発動》である。
君が呪文発動アーキタイプから得る全ての呪文スロットは、そのアーキタイプに応じた制限を持つ。例えば、バードのアーキタイプは君にバードのレパートリーから伝承呪文を発動するためだけに使用できる呪文スロットを与える。これは、君がソーサラーのレパートリーから伝承呪文を発動できるソーサラーであっても変わらない。
基本呪文発動特技/Basic Spellcasting Feat:4レベルの時点で選択できるこれらの特技は、1レベル呪文スロットを1つ与える。6レベルの時点で、これらの特技は2レベル呪文スロットを1つ与え、君が呪文のレパートリーを持つ場合レパートリーから署名呪文として呪文を1つ選択できる。8レベルの時点で、これらの特技は3レベル呪文スロットを1つ与える。アーキタイプはこれらの利益を「基本呪文発動の利益」と表現する。
熟練呪文発動特技/Expert Spellcasting Feat:12レベルで選択できるこれらの特技は、対応する魔法体系の呪文攻撃ロールと呪文DCを熟練に向上させ、君に4レベル呪文スロット1つを与える。君が呪文のレパートリーを持つ場合、レパートリーから2つ目の署名呪文として呪文を1つ選択できる。これらの特技は14レベルの時点で君に5レベル呪文スロットを1つ、16レベルの時点で6レベル呪文スロットを1つ与える。アーキタイプはこれらの利益を「熟練呪文発動の利益」と表現する。
達人呪文発動特技/Master Spellcasting Feat:18レベルになると、これらの特技は対応する魔法体系の呪文攻撃ロールと呪文DCを達人に向上させ、君に7レベル呪文スロット1つを与える。君が呪文のレパートリーを持つ場合、レパートリーから3つ目の署名呪文として呪文を1つ選択できる。20レベルの時点で、これらの特技は君に8レベル呪文スロットを1つ与える。アーキタイプはこれらの利益を「達人呪文発動の利益」と表現する。
アルケミスト Alchemist
君は空いた時間に錬金術の公式や素材をいじるのが好きで、その研究は単なる実験を超えたものにまで進んでいる。
アルケミストのマルチクラス・キャラクター Multiclass Alchemist Characters
アルケミスト・アーキタイプによる無料の錬金術アイテムはどのクラスのキャラクターにとっても極めて役に立つ。以下はあり得る組み合わせのほんの一部だ。
- バーバリアン・アルケミストは変異薬と激怒を組み合わせて猛烈な効果を引き起こす。
- チャンピオン・アルケミストは錬金術アイテムを防御力を高め他人を癒すことに向け、“チャンピオンの応報”リアクションとレイ・オン・ハンズをより効率的に使用できる。
- ファイター・アルケミストは錬金術を使って通常の戦術が機能しない局面での追加の選択肢を得ることができる。
- レンジャー・アルケミストは錬金術と輪縄に注力し、〈製作〉技能を更に活用して爆弾輪縄用の爆弾を自作する。
- ローグ・アルケミストはローグの毒に関する特技と無料で得られる日毎の毒を組み合わせることができ、爆弾は様々な種別のエネルギー・ダメージで急所攻撃を行う興味深い方法である。
- 術者アルケミストはレパートリーや準備呪文の負荷を軽減するために錬金術アイテムをよく使う。例えば、暗視の霊薬を作成できるウィザード・アルケミストは暗視を与えるためにダークヴィジョンを準備する代わりに、別の呪文を準備できる。
《アルケミストへの専念》 特技2 Alchemist Dedication
アーキタイプ 専念 マルチクラス
前提条件 【知力】14
君はアルケミストの注入試薬クラス特徴を得る。毎日得られる試薬の数は、君のレベルに等しい。
加えて、君は《錬金術アイテム作成》特技を得て、1レベルの錬金術アイテムの処方を追加で4つ得る。また、日毎の準備の間に無料のアイテムを作成する能力を得る。君の高度錬金術のレベルは1で、自動的に上昇することはない。
特殊 君はアルケミスト・アーキタイプから別に特技を2つ得るまで、別の専念特技を選択できない。
《基本調合》 特技4 Basic Concoction
アーキタイプ
前提条件 《アルケミストへの専念》
君は1レベルもしくは2レベルのアルケミスト特技を1つ得る。
《高速錬金術》 特技4 Quick Alchemy
アーキタイプ
前提条件 《アルケミストへの専念》
君は“高速錬金術”アクションを得る。
《高度調合》 特技6 Advanced Concoction
アーキタイプ
前提条件 《基本調合》
君はアルケミスト特技を1つ得る。前提条件を満たすかどうか判断する際、君のアルケミスト・レベルは君のキャラクター・レベルの半分に等しい。
特殊 君はこの特技を複数回選択できる。選択するたびに、異なるアルケミスト特技を1つ得る。
《熟練錬金術》 特技6 Expert Alchemy
アーキタイプ
前提条件 《アルケミストへの専念》、〈製作〉の熟練
君の高度錬金術のレベルは3に増加する。10レベルの時点で、そのレベルは5に増加する。
《達人錬金術》 特技12 Master Alchemy
アーキタイプ
ウィザード Wizard
君は秘術の技に手を染め、規律と学術研究を通して、わずかな呪文を発動する方法を身につけた。
ウィザードのマルチクラス・キャラクター Multiclass Wizard Characters
ウィザード・アーキタイプは汎用性の高い準備呪文を与える。これはさらなる実用性を加える方法を探しているキャラクターに最適だ。
《ウィザードへの専念》 特技2 Wizard Dedication
アーキタイプ 専念 マルチクラス
前提条件 【知力】14
君はウィザードのように呪文を発動し、君が選択してコモンの秘術キャントリップ4つを収めた呪文書1つを得る。君は“呪文発動”連続行動を使用できるようになる。君は毎日、呪文書からキャントリップ2つを準備できる。君は秘術呪文攻撃ロールと秘術呪文DCを修得にする。ウィザード・アーキタイプの呪文における重要呪文発動能力値は【知】であり、それらは秘術ウィザード呪文である。君は〈秘術〉を修得にする。既に〈秘術〉の修得なら、代わりに選択した技能1つを修得にする。魔法の秘術系統を1つ選択する。選択した系統の能力を得ることはできない。
特殊 君はウィザード・アーキタイプから別に特技を2つ得るまで、別の専念特技を選択できない。
《秘術系統呪文》 特技4 Arcane School Spell
アーキタイプ
前提条件 《ウィザードへの専念》
君は《ウィザードへの専念》で選択した系統の最初の系統呪文を得る。君がまだ有していないなら、君は同時に焦点化ポイントを1ポイント持つ焦点化プールを得る。秘術系統を更に研究することで、君は“再焦点化”を行えるようになる。
《基本秘術》 特技4 Basic Arcana
アーキタイプ
前提条件 《ウィザードへの専念》
君は選択した1レベルもしくは2レベルのウィザード特技を1つ得る。
《ウィザードの基本呪文発動》 特技4 Basic Wizard Spellcasting
アーキタイプ
前提条件 《ウィザードへの専念》
君は基本呪文発動の利益を得る。君がウィザード・アーキタイプから新しいレベルの呪文スロットを得るたびに、呪文書に対応するレベルのコモン呪文を2つ加える。
《高度秘術》 特技6 Advanced Arcana
アーキタイプ
前提条件 《基本秘術》
君はウィザード特技を1つ得る。前提条件を満たすかどうか判断する際、君のウィザード・レベルは君のキャラクター・レベルの半分に等しい。
特殊 君はこの特技を複数回選択できる。選択するたびに、異なるウィザード特技を1つ得る。
《秘術の広がり》 特技8 Arcane Breadth
アーキタイプ
前提条件 《ウィザードの基本呪文発動》
君は毎日更に多くの秘術呪文を発動できる。最大のウィザード呪文レベルより2レベル以上低い呪文レベルそれぞれについて、ウィザード・アーキタイプ特技から得る呪文スロットを1つずつ増加させる。
《ウィザードの熟練呪文発動》 特技12 Expert Wizard Spellcasting
アーキタイプ
前提条件 《ウィザードの基本呪文発動》、〈秘術〉の達人
君は熟練呪文発動の利益を得る。
《ウィザードの達人呪文発動》 特技18 Master Wizard Spellcasting
アーキタイプ
前提条件 《ウィザードの熟練呪文発動》、〈秘術〉の伝説
君は達人呪文発動の利益を得る。
クレリック Cleric
君は神格の司祭として任命され、わずかながら信仰呪文の発動法を身に着けている。主要な訓練は他の部分に向けられているが、君の宗教的な召命により、君は神の贈り物を授かっている。
クレリックのマルチクラス・キャラクター Multiclass Cleric Characters
クレリック・アーキタイプは特定の神格の信者である別のクラスのキャラクターを作成する優れた方法だ。
異なる神格のクレリックの多くの領域により、焦点化呪文には多くの選択肢が存在する。
- アルケミスト・クレリックは治療師領域でうまく機能する。様々な不調を錬金術あるいは呪文で癒やす。
- 戦闘特化のクレリックは、一般に危機に備えて強力な領域呪文や治療方法を探し求める。
- 信仰体系のソーサラー・クレリックは究極の信仰呪文の使い手としてその力を重ね合わせる。
- 他の呪文発動クラスのクレリックはその選択肢を増やし、2つの魔法体系を組み合わせた信心深いキャラクターとなる。
《クレリックへの専念》 特技2 Cleric Dedication
アーキタイプ 専念 マルチクラス
前提条件 【判断力】14
君はクレリックのように呪文を発動する。君は“呪文発動”連続行動を使用できるようになる。君は本書に掲載された信仰呪文もしくは君が学んだり発見したりした別のキャントリップから、毎日コモンのキャントリップを2つ準備できる。君は信仰呪文攻撃ロールと信仰呪文DCを修得にする。クレリック・アーキタイプ呪文の重要呪文発動能力は【判断力】であり、それらは信仰クレリック呪文である。君はクレリックなので、神格を1つ選択すること。君はその神格の不義に制約を受けるようになる。君は〈宗教〉と神格の関連技能を修得にする。君が既にこれらの技能のいずれかの修得なら、君は代わりに選択した技能1つを修得にする。君は選択した神格から他の能力を獲得しない。
特殊 君はクレリック・アーキタイプから別に特技を2つ得るまで、別の専念特技を選択できない。
《クレリックの基本呪文発動》 特技4 Basic Cleric Spellcasting
アーキタイプ
前提条件 《クレリックへの専念》
君は基本呪文発動の利益を得る。君はクレリック・アーキタイプから適切なレベルの呪文スロットに神格の呪文を準備できる。
《基本教理》 特技4 Basic Dogma
アーキタイプ
前提条件 《クレリックへの専念》
君は1レベルもしくは2レベルのクレリック特技を1つ得る。
《高度教理》 特技6 Advanced Dogma
アーキタイプ
前提条件 《基本教理》
君はクレリック特技を1つ得る。前提条件を満たすかどうか判断する際、君のクレリック・レベルは君のキャラクター・レベルの半分に等しい。
特殊 君はこの特技を複数回選択できる。選択するたびに、異なるクレリック特技を1つ得る。
《信仰の広がり》 特技8 Divine Breadth
アーキタイプ
前提条件 《クレリックの基本呪文発動》
君は毎日更に多くの信仰呪文を発動できる。最大のクレリック呪文レベルより2レベル以上低い呪文レベルそれぞれについて、クレリック・アーキタイプ特技から得る呪文スロットを1つずつ増加させる。
《クレリックの熟練呪文発動》 特技12 Expert Cleric Spellcasting
アーキタイプ
前提条件 《クレリックの基本呪文発動》、〈宗教〉の達人
君は熟練呪文発動の利益を得る。
《クレリックの達人呪文発動》 特技18 Master Cleric Spellcasting
アーキタイプ
前提条件 《クレリックの熟練呪文発動》、〈宗教〉の伝説
君は達人呪文発動の利益を得る。
ソーサラー Sorcerer
君は自分後の中に眠る魔力を引き出し、他の人が君に期待していないような魔法を使用する。
ソーサラーのマルチクラス・キャラクター Multiclass Sorcerer Characters
《ソーサラーへの専念》 特技2 Sorcerer Dedication
アーキタイプ 専念 マルチクラス
前提条件 【魅力】14
血脈を1つ選択すること。君は血脈の技能2つを修得にする。君が既にこれらの技能の修得なら、修得の技能1つ毎に、君は代わりに選択した技能1つを修得にする。
君はソーサラーのように呪文を発動する。君は“呪文発動”連続行動を使用できるようになる。君は血脈に関連する体系、もしくは血脈が与える呪文で、本書に掲載された呪文リストもしくは君が学んだり発見したりした別のキャントリップから、コモンのキャントリップ2つを呪文のレパートリーに加える。君は血脈に関連する呪文の呪文攻撃ロールと呪文DCを修得にする。
ソーサラー・アーキタイプ呪文の重要呪文発動能力は【魅力】であり、それらは血脈の体系に属するソーサラー呪文である。君は選択した血脈から他の能力を獲得しない。
特殊 君はソーサラー・アーキタイプから別に特技を2つ得るまで、別の専念特技を選択できない。
《ソーサラーの基本呪文発動》 特技4 Basic Sorcerer Spellcasting
アーキタイプ
前提条件 《ソーサラーへの専念》
君は基本呪文発動の利益を得る。君がソーサラー・アーキタイプから新しいレベルの呪文スロットを得るたびに、適切な呪文レベルの呪文1つを君のレパートリーに加える。この呪文は血脈の体系に属するコモン呪文1つか、血脈の特典呪文1つか、君が学んだもしくは発見した別の呪文1つのいずれかでなければならない。
《基本血力》 特技4 Basic Blood Potency
アーキタイプ
前提条件 《ソーサラーへの専念》
君は1レベルもしくは2レベルのソーサラー特技を1つ得る。
《基本血脈呪文》 特技4 Basic Bloodline Spell
アーキタイプ
前提条件 《ソーサラーへの専念》
君は血脈の1つ目の血脈呪文を得る。君がまだ有していないなら、君は同時に焦点化ポイントを1ポイント持つ焦点化プールを得る。君は特別な努力を払うことなく“再焦点化”を行える(詳細は血脈呪文を参照)。
《高度血力》 特技6 Advanced Blood Potency
アーキタイプ
前提条件 《基本血力》
君はソーサラー特技を1つ得る。前提条件を満たすかどうか判断する際、君のソーサラー・レベルは君のキャラクター・レベルの半分に等しい。
特殊 君はこの特技を複数回選択できる。選択するたびに、異なるソーサラー特技を1つ得る。
《血脈の広がり》 特技8 Bloodline Breadth
アーキタイプ
前提条件 《ソーサラーの基本呪文発動》
君のレパートリーは拡張され、毎日更に多くの血脈の体系に属する呪文を発動できる。最大のソーサラー呪文レベルより2レベル以上低い呪文レベルそれぞれについて、ソーサラー・アーキタイプ特技から得る呪文スロットを1つずつ増加させる。
《ソーサラーの熟練呪文発動》 特技12 Expert Sorcerer Spellcasting
アーキタイプ
君は熟練呪文発動の利益を得る。
《ソーサラーの達人呪文発動》 特技18 Master Sorcerer Spellcasting
アーキタイプ
君は達人呪文発動の利益を得る。
チャンピオン Champion
君は神格に厳粛な誓いを立てた。神格は大義に従う君を助けるため、チャンピオンの力を与えた。
チャンピオンのマルチクラス・キャラクター Multiclass Champion characters
チャンピオン・アーキタイプは防御力、とりわけ鎧を使用する能力を大きく向上させる。鎧の習熟や強力な防御的なリアクションを得たいキャラクターには最適な方法だ。
《チャンピオンへの専念》 特技2 Champion Dedication
アーキタイプ 専念 マルチクラス
前提条件 【筋力】14、【魅力】14
チャンピオンであるかのように、神格と大義から1つを選択する。君は軽装鎧、中装鎧、重装鎧を修得にする。君は〈宗教〉と神格の関連技能を修得にする。君が既にこれらの技能の修得なら、修得の技能1つ毎に、君は代わりに選択した技能1つを修得にする。
特殊 君はチャンピオン・アーキタイプから別に特技を2つ得るまで、別の専念特技を選択できない。
《基本祈祷》 特技4 Basic Devotion
アーキタイプ
前提条件 《チャンピオンへの専念》
君は1レベルもしくは2レベルのチャンピオン特技を1つ得る。
《チャンピオンの強靭さ》 特技4 Champion Resiliency
アーキタイプ
前提条件 《チャンピオンへの専念》、レベル毎のヒット・ポイントが8+自分の【耐久力】修正値以下のクラス
君は自分が持つチャンピオン・アーキタイプ特技毎に追加でヒット・ポイントを3得る。君がチャンピオン・アーキタイプ・クラス特技を選択し続けるたびに、この方法で追加のヒット・ポイントを得続ける。
《癒やしの接触》 特技4 Healing Touch
アーキタイプ
前提条件 《チャンピオンへの専念》
君は大義に対応する祈祷呪文(聖騎士、救い手、解放者の場合は{レイ・オン・ハンズ)を得る。君がまだ有していないなら、君は同時に焦点化ポイントを1ポイント持つ焦点化プールを得る。君は神格に祈ったり奉仕したりすることで“再焦点化”を行える(詳細は祈祷呪文を参照)。
《高度祈祷》 特技6 Advanced Devotion
アーキタイプ
前提条件 《基本祈祷》
君はチャンピオン特技を1つ得る。前提条件を満たすかどうか判断する際、君のチャンピオン・レベルは君のキャラクター・レベルの半分に等しい。
特殊 君はこの特技を複数回選択できる。選択するたびに、異なるチャンピオン特技を1つ得る。
《チャンピオンの即応》 特技6 Champion’s Reaction
アーキタイプ
前提条件 《チャンピオンへの専念》
《信仰の友》 特技6 Divine Ally
アーキタイプ
前提条件 《チャンピオンへの専念》
君は信仰の友を1つ選択し、それを得る。
《多種鎧熟練》 特技14 Diverse Armor Expert
アーキタイプ
前提条件 《チャンピオンへの専念》、鎧無し防御もしくは鎧1種類以上の熟練
君の軽装鎧、中装鎧、重装鎧、鎧無し防御に対する習熟ランクは熟練へと向上する。
ドルイド Druid
君はドルイドの輪に入り、君に始原の力を与える円環の秘密の幾ばくかを学んだ。
ドルイドのマルチクラス・キャラクター Multiclass Druid Characters
ドルイド・アーキタイプは治癒能力と元素ダメージを少々提供し、スピーク・ウィズ・アニマルズやメルド・イントゥ・ストーンのような呪文により自然環境での実用性を高めることができる。
《ドルイドへの専念》 特技2 Druid Dedication
アーキタイプ 専念 マルチクラス
前提条件 【判断力】14
君はドルイドのように呪文を発動する。君は“呪文発動”連続行動を使用できるようになる。君は毎日、本書に掲載された始原体系の呪文リストもしくは君が学んだり発見したりした別のキャントリップからコモンのキャントリップ2つを準備できる。君は始原呪文攻撃ロールと始原呪文DCを修得にする。ドルイド・アーキタイプ呪文の重要呪文発動能力は【判断力】であり、それらは始原ドルイド呪文である。
君はドルイドの円環を1つ選択する。君はその円環の一員となり、不義の制約を受けるようになり、円環の特技を選択できるようになる。君は〈自然〉と円環の関連技能を修得にする。君が既にこれらの技能の修得なら、修得の技能1つ毎に、君は代わりに選択した技能1つを修得にする。
特殊 君はドルイド・アーキタイプから別に特技を2つ得るまで、別の専念特技を選択できない。
《ドルイドの基本呪文発動》 特技4 Basic Druid Spellcasting
アーキタイプ
前提条件 《ドルイドへの専念》
君は基本呪文発動の利益を得る。
《基本野生》 特技4 Basic Wilding
アーキタイプ
前提条件 《ドルイドへの専念》
君は1レベルもしくは2レベルのドルイド特技を1つ得る。
《円環呪文》 特技4 Order Spell
アーキタイプ
前提条件 《ドルイドへの専念》
君は円環から最初の円環呪文を得る。君がまだ有していないなら、君は同時に焦点化ポイントを1ポイント持つ焦点化プールを得る。君は自然と一体となることで“再焦点化”を行える(詳細は円環呪文を参照)。
《高度野生》 特技6 Advanced Wilding
アーキタイプ
前提条件 《基本野生》
君はドルイド特技を1つ得る。前提条件を満たすかどうか判断する際、君のドルイド・レベルは君のキャラクター・レベルの半分に等しい。
特殊 君はこの特技を複数回選択できる。選択するたびに、異なるドルイド特技を1つ得る。
《始原の広がり》 特技8 Primal Breadth
アーキタイプ
前提条件 《ドルイドの基本呪文発動》
最大のドルイド呪文レベルより2レベル以上低い呪文レベルそれぞれについて、ドルイド・アーキタイプ特技から得る呪文スロットを1つずつ増加させる。
《ドルイドの熟練呪文発動》 特技12 Expert Druid Spellcasting
アーキタイプ
前提条件 《ドルイドの基本呪文発動》、〈自然〉の達人
君は熟練呪文発動の利益を得る。
《ドルイドの達人呪文発動》 特技18 Master Druid Spellcasting
アーキタイプ
前提条件 《ドルイドの熟練呪文発動》、〈自然〉の伝説
君は達人呪文発動の利益を得る。
バード Bard
詩神に誘われて、君は伝承知識に足を踏み入れた。そして僅かな呪文を発動できるようになった。深く掘り下げれば掘り下げるほど、君の芸はより強力になる。
バードのマルチクラス・キャラクター Multiclass Bard Characters
バード・アーキタイプはアクションを使用することの多い、強力な効果を与える。そのため、アクションに余裕がある場合には素晴らしい選択肢となる。
《バードへの専念》 特技2 Bard Dedication
アーキタイプ 専念 マルチクラス
前提条件 【魅力】14
君はバードのように呪文を発動する。君は“呪文発動”連続行動を使用できるようになる。君は伝承体系の、本書に掲載された呪文リストもしくは君が学んだり発見したりした別のキャントリップから、コモンのキャントリップ2つを呪文のレパートリーに加える。君は伝承呪文攻撃ロールと伝承呪文DCを修得にする。バード・アーキタイプ呪文の重要呪文発動能力は【魅力】であり、それらは伝承バード呪文である。君は選択した血脈から他の能力を獲得しない。君は〈芸能〉と〈伝承学〉を修得にする。君が既にこれらの技能の修得なら、修得の技能1つ毎に、君は代わりに選択した技能1つを修得にする。
特殊 君はバード・アーキタイプから別に特技を2つ得るまで、別の専念特技を選択できない。
《バードの基本呪文発動》 特技4 Basic Bard Spellcasting
アーキタイプ
前提条件 《バードへの専念》
君は基本呪文発動の利益を得る。バード・アーキタイプから新しいレベルの呪文スロットを得るたびに、コモン伝承呪文1つ、もしくは君が学んだか発見したかした呪文1つをレパートリーに加える。その呪文は呪文スロットに対応する呪文レベルのものでなければならない。
《基本詩神の声》 特技4 Basic Muse’s Whispers
アーキタイプ
前提条件 《バードへの専念》
君は1レベルもしくは2レベルのバード特技を1つ得る。
《高度詩神の声》 特技6 Advanced Muse’s Whispers
アーキタイプ
前提条件 《基本詩神の声》
君はバード特技を1つ得る。前提条件を満たすかどうか判断する際、君のバード・レベルは君のキャラクター・レベルの半分に等しい。
特殊 君はこの特技を複数回選択できる。選択するたびに、異なるバード特技を1つ得る。
《相殺芸》 特技6 Counter Perform
アーキタイプ
前提条件 《バードへの専念》
君はカウンター・パフォーマンス奏演呪文を得る。
君がまだ有していないなら、君は同時に焦点化ポイントを1ポイント持つ焦点化プールを得る。君は詩神と関わることで“再焦点化”を行える。
《勇気鼓舞の芸》 特技8 Inspirational Performance
アーキタイプ
前提条件 《バードへの専念》
君はインスパイアー・カレッジ奏演キャントリップを得る。
《伝承の広がり》 特技8 Occult Breadth
アーキタイプ
前提条件 《バードの基本呪文発動》
君のレパートリーは拡張され、毎日更に多くの伝承呪文を発動できる。最大のバード呪文レベルより2レベル以上低い呪文レベルそれぞれについて、バード・アーキタイプ特技から得る呪文スロットを1つずつ増加させる。
《バードの熟練呪文発動》 特技12 Expert Bard Spellcasting
アーキタイプ
前提条件 《バードの基本呪文発動》、〈伝承学〉の達人
君は熟練呪文発動の利益を得る。
《バードの達人呪文発動》 特技18 Master Bard Spellcasting
アーキタイプ
前提条件 《バードの熟練呪文発動》、〈伝承学〉の伝説
君は達人呪文発動の利益を得る。
バーバリアン Barbarian
君の心の深奥には激怒がある。それはときおり解放されて、他の能力に加えて君にバーバリアンの力のいくらかを与える。
バーバリアンのマルチクラス・キャラクター Multiclass Barbarian characters
バーバリアン・アーキタイプは同じクラスの他のものよりも【筋力】と近接攻撃を最大化したいキャラクターには最適の選択肢だ。ただし、“激怒”の呪文発動制約をうまく取り扱う必要がある。更にダメージを与える方法を探しているキャラクターには極めて適している。
《バーバリアンへの専念》 特技2 Barbarian Dedication
アーキタイプ 専念 マルチクラス
前提条件 【筋力】14、【耐久力】14
君はバーバリアン・クラスDCを修得にする。
君は“激怒”を使用できる。
特殊 君はバーバリアン・アーキタイプから別に特技を2つ得るまで、別の専念特技を選択できない。
《バーバリアンの強靭さ》 特技4 Barbarian Resiliency
アーキタイプ
前提条件 《バーバリアンへの専念》、レベル毎のヒット・ポイントが10+【耐久力】修正値以下のクラス
君は自分が持つバーバリアン・アーキタイプ特技毎に追加でヒット・ポイントを3得る。君がバーバリアン・アーキタイプ・クラス特技を選択し続けるたびに、この方法で追加のヒット・ポイントを得続ける。
《基本憤怒》 特技4 Basic Fury
アーキタイプ
前提条件 《バーバリアンへの専念》
君は1レベルもしくは2レベルのバーバリアン特技を1つ得る。
《高度憤怒》 特技6 Advanced Fury
アーキタイプ
前提条件 《基本憤怒》
君はバーバリアン特技を1つ得る。前提条件を満たすかどうか判断する際、君のバーバリアン・レベルは君のキャラクター・レベルの半分に等しい。
特殊 君はこの特技を複数回選択できる。選択するたびに、異なるバーバリアン特技を1つ得る。
《天性能力》 特技6 Instinct Ability
アーキタイプ
前提条件 《バーバリアンへの専念》
君は《バーバリアンへの専念》で選択した天性の天性能力を得る。
《不撓不屈の頑健》 特技12 Juggernaut’s Fortitude
アーキタイプ
前提条件 《バーバリアンへの専念》、頑健セーヴの熟練
君の頑健セーヴの習熟ランクは達人へと向上する。
ファイター Fighter
君は時間を賭けて戦闘術を学び、武具を使った技や鎧を着込む力を高めてきた。更に訓練を積むことで、君は本当の戦闘専門化になることができる。
ファイターのマルチクラス・キャラクター Multiclass Fighter Characters
ファイター・アーキタイプは、あらゆる戦闘スタイルに焦点を当てたキャラクターに素晴らしい技を与えてくれる。特に攻撃能力の多様化や、より強力な武器を使おうとするキャラクターに役立つ。
- バーバリアン・ファイターはその両手武器の才能をファイターの両手武器用特技と組み合わせることで、壊滅的な効果を生み出す。
- チャンピオン・ファイターはその神格が象徴する戦闘スタイルに力を傾ける。盾を使うチャンピオンは盾用特技で両方の世界の長所を活かす。
- モンク・ファイターは変わった武器スタイルを組み合わせることで真価を発揮する。例えば、モンクはとにかくその手でパンチを繰り出すので、片手をなにものにも占められていないという制限に妨げることはない。
- レンジャー・ファイターは弓術に特化するか、ファイター特技を使って変わった戦闘スタイルの組み合わせを選ぶかすることができる。
- ローグ・ファイターはローグの片手を空けて戦う戦法、二刀流、弓術のファイター特技をうまく扱える。
- 呪文発動ファイターは武器の習熟を追加で得ることで素晴らしい利益を得る。ファイターは特に武術的な傾向を持つ術者にとって、堅実な選択肢である。
《ファイターへの専念》 特技2 Fighter Dedication
アーキタイプ 専念 マルチクラス
前提条件 【筋力】14、【敏捷力】14
君は単純武器と軍用武器を修得にする。
特殊 君はファイター・アーキタイプから別に特技を2つ得るまで、別の専念特技を選択できない。
《基本戦技》 特技4 Basic Maneuver
アーキタイプ
前提条件 《ファイターへの専念》
君は1レベルもしくは2レベルのファイター特技を1つ得る。
《ファイターの強靭さ》 特技4 Fighter Resiliency
アーキタイプ
前提条件 《ファイターへの専念》、レベル毎のヒット・ポイントが8+【耐久力】修正値以下のクラス
君は自分が持つファイター・アーキタイプ特技毎に追加でヒット・ポイントを3得る。君がファイター・アーキタイプ・クラス特技を選択し続けるたびに、この方法で追加のヒット・ポイントを得続ける。
《隙を突くもの》 特技4 Opportunist
アーキタイプ
前提条件 《ファイターへの専念》
君は“機会攻撃”リアクションを得る。
《高度戦技》 特技6 Advanced Maneuver
アーキタイプ
前提条件 《基本戦技》
君はファイター特技を1つ得る。前提条件を満たすかどうか判断する際、君のファイター・レベルは君のキャラクター・レベルの半分に等しい。
特殊 君はこの特技を複数回選択できる。選択するたびに、異なるファイター特技を1つ得る。
《多種武器熟練》 特技12 Diverse Weapon Expert
アーキタイプ
前提条件 《ファイターへの専念》、何らかの武器もしくは素手攻撃1つに対する熟練
君は単純武器と軍用武器に対する習熟ランクを熟練に向上させる。また、高度武器の習熟ランクは修得に向上する。
モンク Monk
修行家としての訓練は君に武術を教え、精神、肉体、魂を新たな高みへと磨かせてくれる。
モンクのマルチクラス・キャラクター Multiclass Monk Characters
モンク・アーキタイプは鎧を身に着けずに戦ったり、素手攻撃で戦ったりするキャラクターにとって強力な選択肢となる。
- 動物の天性を持つバーバリアン・モンクはバーバリアンの素晴らしい素手ダメージを、モンクの多様な素手特殊能力と組み合わせることができる。
- チャンピオン・モンクは悟り、自己完成、知識、治癒の神、あるいは素手攻撃を好む神格の英雄にとって十全なものだ。
- ファイター・モンクは片手を空けての戦いを補い、ファイターの戦法に機動性を追加する。
- ローグ・モンクは極めて有効だ。なぜなら、構えが最高の機敏巧技攻撃をいくつか提供し、“連打”によってさらに急所攻撃を行えるからだ。
- 呪文発動モンクは片手を空けて戦えるため、呪文発動時に物質要素を使用できる。
《モンクへの専念》 特技2 Monk Dedication
アーキタイプ 専念 マルチクラス
前提条件 【筋力】14、【敏捷力】14
君は素手打撃を修得にし、強拳クラス特徴を得る。君は〈運動〉もしくは〈軽業〉のいずれか1つを選択し、修得にする。もし君が既にこれらの技能の両方の修得なら、代わりに技能1つを選択して修得にする。君はモンク・クラスDCを修得にする。
特殊 君はモンク・アーキタイプから別に特技を2つ得るまで、別の専念特技を選択できない。
《基本型》 特技4 Basic Kata
アーキタイプ
前提条件 《モンクへの専念》
君は1レベルもしくは2レベルのモンク特技を1つ得る。
《モンクの強靭さ》 特技4 Monk Resiliency
アーキタイプ
前提条件 《モンクへの専念》、レベル毎のヒット・ポイントが8+【耐久力】修正値以下のクラス
君は自分が持つモンク・アーキタイプ特技毎に追加でヒット・ポイントを3得る。君がモンク・アーキタイプ・クラス特技を選択し続けるたびに、この方法で追加のヒット・ポイントを得続ける。
《高度型》 特技6 Advanced Kata
アーキタイプ
前提条件 《基本型》
君はモンク特技を1つ得る。前提条件を満たすかどうか判断する際、君のモンク・レベルは君のキャクター・レベルの半分に等しい。
特殊 君はこの特技を複数回選択できる。選択するたびに、異なるモンク特技を1つ得る。
《モンクの移動》 特技8 Monk Moves
アーキタイプ
前提条件 《モンクへの専念》
君は鎧を着用していない間、移動速度に+10フィートの状態ボーナスを得る。
《モンクの連打》 特技10 Monk’s Flurry
アーキタイプ
前提条件 《モンクへの専念》
君は“連打”アクションを得る。
《十全の道》 特技12 Perfection’s Path
アーキタイプ
前提条件 《モンクへの専念》、セーヴィング・スロー1つ以上の熟練
君が熟練であるセーヴィング・スロー(頑健、反応、意志のいずれか)から1つを選択する。選択したセーヴィング・スローへの君の習熟ランクは達人へと向上する。
レンジャー Ranger
君は狩り、追跡し、自然の中で生き残る術を身に着け、レンジャーの道具を君の技能に加えた。
レンジャーのマルチクラス・キャラクター Multiclass Ranger Characters
レンジャー・アーキタイプはモンスター知識と生存技術を高める素晴らしい選択肢を使用できるようにする。また、レンジャーは弓術に注力したいと考えているキャラクターには特に興味深いものだ。
- アルケミスト・レンジャーは日毎に無料で得られるアイテムに輪縄を追加できる。高い〈製作〉修正値による利益を得ることができ、その【知力】によってモンスター知識に関する特技にも非凡な力を発揮する。また、レンジャー・アーキタイプはボウによる攻撃を代替手段として持ちたい爆弾魔にも有益である。
- チャンピオン・レンジャーは自然を主題とする神格や得意な武器をボウとする神格に極めてうまく噛み合うだろう(なんと、エラスティルの場合は両方だ!)。
- ファイター・レンジャーは最も恐るべき射手であり、両方のクラスから得た最良の弓術特技を組み合わせることで、ファイター・レンジャー毎に固有に戦闘スタイルを生み出す。
- ローグ・レンジャーは優れた狙撃手や遠隔奇襲兵となる。また、輪縄を使えば罠を味方に変えることができる。
- 呪文発動レンジャーはレンジャー特技の支援により、遠隔武器攻撃で呪文を援護するという素晴らしい利益を得る。術者の中でもドルイドは主題がレンジャーと重なっており、自然の心の主人を生み出すことができる。
《レンジャーへの専念》 特技2 Ranger Dedication
アーキタイプ 専念 マルチクラス
前提条件 【敏捷力】14
君は“獲物狙い”アクションを使用できる。
特殊 君はレンジャー・アーキタイプから別に特技を2つ得るまで、別の専念特技を選択できない。
《狩人の基本技》 特技4 Basic Hunter’s Trick
アーキタイプ
前提条件 《レンジャーへの専念》
君は1レベルもしくは2レベルのレンジャー特技を1つ得る。
《レンジャーの強靭さ》 特技4 Ranger Resiliency
アーキタイプ
前提条件 《レンジャーへの専念》、レベル毎のヒット・ポイントが8+【耐久力】修正値以下のクラス
君は自分が持つレンジャー・アーキタイプ特技毎に追加でヒット・ポイントを3得る。君がレンジャー・アーキタイプ・クラス特技を選択し続けるたびに、この方法で追加のヒット・ポイントを得続ける。
《狩人の高度技》 特技6 Advanced Hunter’s Trick
アーキタイプ
前提条件 《狩人の基本技》
君はレンジャー特技を1つ得る。前提条件を満たすかどうか判断する際、君のレンジャー・レベルは君のキャラクター・レベルの半分に等しい。
特殊 君はこの特技を複数回選択できる。選択するたびに、異なるレンジャー特技を1つ得る。
《見抜きの達人》 特技12 Master Spotter
アーキタイプ
前提条件 《レンジャーへの専念》、知覚の熟練
君の知覚の習熟ランクは達人へと向上する。
ローグ Rogue
君は奇襲、盗み、罠解除の術を身に着けた。時間と運さえあれば、君は影の中を移動し、見られることなく攻撃し、気づかれることなく立ち去ることができるようになるだろう。
ローグのマルチクラス・キャラクター Multiclass Rogue Characters
ほとんどすべてのキャラクターが、ローグ・アーキタイプの与える多くの技能と技から利益を得ることができる。
- アルケミスト・ローグはローグの《毒の武器》に日毎の毒を使うことで素晴らしい効果を発揮できる。また、急所攻撃は爆弾のダメージをうまく高めてくれる。
- バーバリアン・ローグは全てのセーヴを達人に至らせることができ、技能を多彩にできる。
- チャンピオン・ローグは挟撃する相棒を傷から守りながら、急所攻撃でダメージを追加する。
- ファイター・ローグはファイターの正確性に追加ダメージを組み合わせ、弓術ファイターあるいは巧技ファイターにとって恐ろしい組み合わせとなる。
- モンク・ローグには素晴らしい素晴らしいシナジーがある。多くの構えは急所攻撃とともに機能する強力な“打撃”を与えるからだ。
- レンジャー・ローグは敵を追跡して立ちすくみ状態にするという共通の要素から利益を得る。一迅の猟技により多くの急所攻撃を得ることができるし、精密の猟技は[精密]ダメージを倍増させる。
- 呪文発動ローグはローグ・マルチクラスを使用して技能を強化したり、《強行突破》のような風変わりなローグ特技で自分を安全な位置に留めたりする。
《ローグへの専念》 特技2 Rogue Dedication
アーキタイプ 専念 マルチクラス
前提条件 【敏捷力】14
君は技能特技1つと、ローグの不意打ち攻撃クラス特徴を得る。君は軽装鎧を修得にする。加えて、君は〈隠密〉あるいは〈盗賊〉のいずれか1つと、技能1つを選択して修得にする。もし君が既に〈隠密〉と〈盗賊〉の両方の修得なら、代わりに技能1つを選択して修得にする。君はローグ・クラスDCを修得にする。
特殊 君はローグ・アーキタイプから別に特技を2つ得るまで、別の専念特技を選択できない。
《基本のいかさま》 特技4 Basic Trickery
アーキタイプ
前提条件 《ローグへの専念》
君は1レベルもしくは2レベルのローグ特技を1つ得る。
《急所攻撃使い》 特技4 Sneak Attacker
アーキタイプ
前提条件 《ローグへの専念》
《高度ないかさま》 特技6 Advanced Trickery
アーキタイプ
前提条件 《基本のいかさま》
君はローグ特技を1つ得る。前提条件を満たすかどうか判断する際、君のローグ・レベルは君のキャラクター・レベルの半分に等しい。
特殊 君はこの特技を複数回選択できる。選択するたびに、異なるローグ特技を1つ得る。
《技能の達人》 特技8 Skill Mastery
アーキタイプ
前提条件 《ローグへの専念》、技能1つ以上の修得、技能1つ以上の熟練
技能1つの習熟ランクを熟練から達人に、別の技能1つの習熟ランクを修得から熟練に向上させる。君は向上させた技能の1つに関連した技能特技を1つ得る。
特殊 君はこの特技を5回まで選択できる。
《直感回避》 特技10 Uncanny Dodge
アーキタイプ
前提条件 《ローグへの専念》
君は隙隠しクラス特徴を得る。
《身かわし術》 特技12 Evasiveness
アーキタイプ
前提条件 《ローグへの専念》、反応セーヴの熟練
君の反応セーヴへの習熟ランクは達人へと向上する。