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神格 Deities
出典 Core Rulebook 437ページ
神は誰でも崇拝することができるが、敬虔に崇拝する者は、その信仰の布告(信仰が奨励する行動)を守り、不義(神を冒涜する行為)を避けるように気をつけなければならない。以下にしめす神格はそれぞれ、名前の後に[]で属性を示し、その後に短い説明と布告、不義、信者に許される属性を記している。その後に、その神格の最も熱心な信奉者が受けることのできる恩恵が続く。これらの恩恵を受けられるのは、君がその神のクレリックであるか、他のルールで特に信者の恩恵を受けられる場合のみである。
神は誰でも崇拝することができるが、敬虔に崇拝する者は、その信仰の布告(信仰が奨励する行動)を守り、不義(神を冒涜する行為)を避けるように気をつけなければならない。以下にしめす神格はそれぞれ、名前の後に[]で属性を示し、その後に短い説明と布告、不義、信者に許される属性を記している。その後に、その神格の最も熱心な信奉者が受けることのできる恩恵が続く。これらの恩恵を受けられるのは、君がその神のクレリックであるか、他のルールで特に信者の恩恵を受けられる場合のみである。
アイオメディ[秩序にして善] Iomedae
継承者
出典 Core Rulebook 438ページ
内海地方の主要な神々の中で最も若いアイオメディは、昇格する前にすでに神格に値することを証明していた。シェリアックスに生まれた彼女は、剣の道に従って悪と戦い、最終的にエイローデンの先触れアラズニのパラディンとなった。「輝きの十字軍」では、オゼム騎士団を率いて「囁きの暴君」に勝利し、伝説的な存在となった。アイオメディは3832年に神格となりされ、スターストーンの試練に合格した3人目の人間となった。アラズニが「輝きの十字軍」で殺害されたため、エイローデンは新たに昇格した女神を彼の新しい先触れに昇格させた。エイローデン自身が亡くなると、アイオメディはその崇拝者のほとんどを受け継ぎ、名誉と正義の大神となった。
出典 Core Rulebook 438ページ
内海地方の主要な神々の中で最も若いアイオメディは、昇格する前にすでに神格に値することを証明していた。シェリアックスに生まれた彼女は、剣の道に従って悪と戦い、最終的にエイローデンの先触れアラズニのパラディンとなった。「輝きの十字軍」では、オゼム騎士団を率いて「囁きの暴君」に勝利し、伝説的な存在となった。アイオメディは3832年に神格となりされ、スターストーンの試練に合格した3人目の人間となった。アラズニが「輝きの十字軍」で殺害されたため、エイローデンは新たに昇格した女神を彼の新しい先触れに昇格させた。エイローデン自身が亡くなると、アイオメディはその崇拝者のほとんどを受け継ぎ、名誉と正義の大神となった。
分類 内海地域の神々
布告 節度を保て、正義と名誉のために戦え、勇気を胸に秘めよ
不義 窮地に陥った仲間を見捨てる、己を貶める、台東の挑戦を拒む
関心のある範囲 誇り、正義、支配、勇気
信者の属性 秩序にして善、中立にして善
布告 節度を保て、正義と名誉のために戦え、勇気を胸に秘めよ
不義 窮地に陥った仲間を見捨てる、己を貶める、台東の挑戦を拒む
関心のある範囲 誇り、正義、支配、勇気
信者の属性 秩序にして善、中立にして善
信奉者の利益
アスモデウス[秩序にして悪] Asmodeus
闇の皇子
出典 Core Rulebook 437ページ
アスモデウスは第一の者、闇の王子、闇と法の支配者、そしてヘルの支配者である。アスモデウス自身の聖典を信じるなら――エンジェルが書いた「呪われた書」のような他の記述によって裏付けられている――彼は多元宇宙で最も古い存在の1つである。これらの聖典によると、太古の昔、まだ創造されていない世界で、アスモデウスとその弟イヒスが最初に存在した神であるという。その昔、二神は創造物の魂の行方を巡って争い、アスモデウスは弟を殺害した。イヒスが人間に自由意志を与えたのは愚かな行為であると確信したアスモデウスは、絶対的な秩序と規律によって存在が最もよくなる、という自らの信念を明らかにした。この主張は他の創造神話と矛盾し、神学者も市の定めを持たない神々の代理人も程度の差こそあれアスモデウスの主張を疑っているが、論拠と言える証拠がない反面、反論も難しい。
出典 Core Rulebook 437ページ
アスモデウスは第一の者、闇の王子、闇と法の支配者、そしてヘルの支配者である。アスモデウス自身の聖典を信じるなら――エンジェルが書いた「呪われた書」のような他の記述によって裏付けられている――彼は多元宇宙で最も古い存在の1つである。これらの聖典によると、太古の昔、まだ創造されていない世界で、アスモデウスとその弟イヒスが最初に存在した神であるという。その昔、二神は創造物の魂の行方を巡って争い、アスモデウスは弟を殺害した。イヒスが人間に自由意志を与えたのは愚かな行為であると確信したアスモデウスは、絶対的な秩序と規律によって存在が最もよくなる、という自らの信念を明らかにした。この主張は他の創造神話と矛盾し、神学者も市の定めを持たない神々の代理人も程度の差こそあれアスモデウスの主張を疑っているが、論拠と言える証拠がない反面、反論も難しい。
分類 内海地域の神々
布告 自分に都合の良い用に契約せよ、専制的な支配で弱者を虐げよ、地位の高いものに服従せよ
不義 契約を破る、奴隷を解放する、敵に情けをかけてアスモデウスを侮辱する
関心のある範囲 契約、強欲、奴隷制度、専制
信者の属性 秩序にして悪
布告 自分に都合の良い用に契約せよ、専制的な支配で弱者を虐げよ、地位の高いものに服従せよ
不義 契約を破る、奴隷を解放する、敵に情けをかけてアスモデウスを侮辱する
関心のある範囲 契約、強欲、奴隷制度、専制
信者の属性 秩序にして悪
信奉者の利益
アバダル[秩序にして中立] Abadar
最初の宝物庫の主
出典 Core Rulebook 437ページ
アバダルは都市、法律、商人、富の神として崇拝されている。アバダルの聖堂は、多くの都市や秩序が繁栄している場所、あるいは足場を固めつつある場所にある。貴族、都市の警備員、商人、法律関係の仕事をしている人、共同体の幸福を考えている人たちは、ドワーフ一般とともにこの都市の神をよく崇拝している。都市に住むアバダルの神官はしばしば裁判官、弁護士、事務官として働き、辺境に住む神官は放浪の判事として働き、秩序の名の下に裁判官、陪審員、死刑執行人として行動する。
出典 Core Rulebook 437ページ
アバダルは都市、法律、商人、富の神として崇拝されている。アバダルの聖堂は、多くの都市や秩序が繁栄している場所、あるいは足場を固めつつある場所にある。貴族、都市の警備員、商人、法律関係の仕事をしている人、共同体の幸福を考えている人たちは、ドワーフ一般とともにこの都市の神をよく崇拝している。都市に住むアバダルの神官はしばしば裁判官、弁護士、事務官として働き、辺境に住む神官は放浪の判事として働き、秩序の名の下に裁判官、陪審員、死刑執行人として行動する。
分類 内海地域の神々
布告 辺境に文明をもたらせ、勤労と公益で富を得よ、法を遵守せよ
不義 山賊や海賊に身をやつす、盗みを働く、政府を辱める
関心のある範囲 都市、法、商人、富
信者の属性 秩序にして善、秩序にして中立、秩序にして悪
布告 辺境に文明をもたらせ、勤労と公益で富を得よ、法を遵守せよ
不義 山賊や海賊に身をやつす、盗みを働く、政府を辱める
関心のある範囲 都市、法、商人、富
信者の属性 秩序にして善、秩序にして中立、秩序にして悪
信奉者の利益
イローリ[秩序にして中立] Irori
師父の中の師父
出典 Core Rulebook 438ページ
イローリは、自己完成の概念を体現している。彼の教義では、彼は人間でありながら、人間の限界を超えた肉体的・精神的な状態を達成することで神格化したとされている。彼の信奉者たちは、イローリの聖典「軛からの解放」の言葉に従って自己を完成させ、神の神たる状態を模倣しようとする。この聖典には、肉体的・精神的な鍛錬や、学習・記憶の方法などが詳細に記されている。
出典 Core Rulebook 438ページ
イローリは、自己完成の概念を体現している。彼の教義では、彼は人間でありながら、人間の限界を超えた肉体的・精神的な状態を達成することで神格化したとされている。彼の信奉者たちは、イローリの聖典「軛からの解放」の言葉に従って自己を完成させ、神の神たる状態を模倣しようとする。この聖典には、肉体的・精神的な鍛錬や、学習・記憶の方法などが詳細に記されている。
分類 内海地域の神々
布告 謙虚に生きよ、他人の自己完成を助けよ、自分の心身と魂をより完璧になるよう切磋琢磨せよ、規律を守れ
不義 薬物中毒になる、重要な歴史的文献を破壊する、自制心を繰り返し失う
関心のある範囲 歴史、知識、自己完成
信者の属性 秩序にして善、秩序にして中立、秩序にして悪
布告 謙虚に生きよ、他人の自己完成を助けよ、自分の心身と魂をより完璧になるよう切磋琢磨せよ、規律を守れ
不義 薬物中毒になる、重要な歴史的文献を破壊する、自制心を繰り返し失う
関心のある範囲 歴史、知識、自己完成
信者の属性 秩序にして善、秩序にして中立、秩序にして悪
信奉者の利益
ウルガソーア[中立にして悪] Urgathoa
蒼白の姫
出典 Core Rulebook 440ページ
ウルガソーアに選ばれた者たちは、老化、病気、あるいは死といった人間の肉体の欠点を恐れることはない。なぜなら、彼らがこれら以外の者に過剰なほど溺れるならば、彼らの女神はそうした気まぐれな束縛から永遠の自由を与えてくれるからである。ウルガソーア自身もかつては人間の女性であり、無頓着な適合性、節制、自制を信奉者に求める神々の教義に異議を唱え、拒絶していた。神々はなぜゴラリオンを、肉体と精神の快楽に溢れた無限に近い晩餐に作り上げたのだろうか。ウルガソーアは自分の生前の食欲を満たすことが大好きで、死後はファラズマの裁きに唾を吐きかけ、死後の世界への移行を助けるために任命されたサイコポンプを殺害し、ボーンヤードから自分を引き裂いて物質界に戻っただけでなく、最初の神性を持つアンデッド・クリーチャーへと変化させるという意志による力技を実現してみせた。
出典 Core Rulebook 440ページ
ウルガソーアに選ばれた者たちは、老化、病気、あるいは死といった人間の肉体の欠点を恐れることはない。なぜなら、彼らがこれら以外の者に過剰なほど溺れるならば、彼らの女神はそうした気まぐれな束縛から永遠の自由を与えてくれるからである。ウルガソーア自身もかつては人間の女性であり、無頓着な適合性、節制、自制を信奉者に求める神々の教義に異議を唱え、拒絶していた。神々はなぜゴラリオンを、肉体と精神の快楽に溢れた無限に近い晩餐に作り上げたのだろうか。ウルガソーアは自分の生前の食欲を満たすことが大好きで、死後はファラズマの裁きに唾を吐きかけ、死後の世界への移行を助けるために任命されたサイコポンプを殺害し、ボーンヤードから自分を引き裂いて物質界に戻っただけでなく、最初の神性を持つアンデッド・クリーチャーへと変化させるという意志による力技を実現してみせた。
分類 内海地域の神々
布告 死後にアンデッドになれ、アンデッドを作成ないし保護せよ、食欲を満たせ
不義 食欲を否定する、アンデッドを破壊する、自分の命を犠牲にする
関心のある範囲 病気、大食、不死
信者の属性 秩序にして悪、中立にして悪、混沌にして悪
布告 死後にアンデッドになれ、アンデッドを作成ないし保護せよ、食欲を満たせ
不義 食欲を否定する、アンデッドを破壊する、自分の命を犠牲にする
関心のある範囲 病気、大食、不死
信者の属性 秩序にして悪、中立にして悪、混沌にして悪
信奉者の利益
エラスティル[秩序にして善] Erastil
古き狙撃手
出典 Core Rulebook 438ページ
エラスティルは、他の多くの善の神格とは異なり、悪と戦い、悪を打ち砕くために信奉者を世に送り出すことはない。十字軍や、信奉者を家から連れ出すような事業を避け、エラスティルは家族や地域社会に人生を捧げる者を見守る。彼は主に農業の神であり、特に自然を手なずけることができるもの、あるいは信奉者の役に立つものに重点を置いている。農民、猟師、牧場主が日常生活で扱う動植物が彼の領域となる。守護神でありながら、エラスティルが介入するのは、静かな牧歌的な生活が脅かされたときだけである。軍に徴用されたり、モンスターに食われたり、魔法で破壊されたりする心配がなく、信者が平和に暮らせることを彼は望んでいる。
出典 Core Rulebook 438ページ
エラスティルは、他の多くの善の神格とは異なり、悪と戦い、悪を打ち砕くために信奉者を世に送り出すことはない。十字軍や、信奉者を家から連れ出すような事業を避け、エラスティルは家族や地域社会に人生を捧げる者を見守る。彼は主に農業の神であり、特に自然を手なずけることができるもの、あるいは信奉者の役に立つものに重点を置いている。農民、猟師、牧場主が日常生活で扱う動植物が彼の領域となる。守護神でありながら、エラスティルが介入するのは、静かな牧歌的な生活が脅かされたときだけである。軍に徴用されたり、モンスターに食われたり、魔法で破壊されたりする心配がなく、信者が平和に暮らせることを彼は望んでいる。
分類 内海地域の神々
布告 故郷と家族を大事にせよ、義務を果たせ、平和を守れ、地域社会を守れ
不義 必要に応じて故郷を捨てる、地域社会より自分を選ぶ、評判を落とす、嘘をつく
関心のある範囲 家族、農業、狩猟、交易
信者の属性 秩序にして善、中立にして善、秩序にして中立
布告 故郷と家族を大事にせよ、義務を果たせ、平和を守れ、地域社会を守れ
不義 必要に応じて故郷を捨てる、地域社会より自分を選ぶ、評判を落とす、嘘をつく
関心のある範囲 家族、農業、狩猟、交易
信者の属性 秩序にして善、中立にして善、秩序にして中立
信奉者の利益
カイデン・アイリーエン[混沌にして善] Cayden Cailean
偶然の王
出典 Core Rulebook 437ページ
かつては人間であったカイデン・カイリーエンは、現在では「昇格したもの」と呼ばれる数少ない神の一人である。生前は傭兵として名を馳せ、その騒々しい物腰と剣の腕前、そして大胆不敵な決断力で知られていた。ある夜、酒を飲んで騒いでいるうちに、傭兵として放浪していた彼は、スターストーンの試練に挑むことになる。3日後、スターストーン大聖堂から姿を現した彼は、完全に神となり、笑っていた。神としての責任は、カイデンが人間であった頃とほとんど変わることはなかった。彼は冒険、酒、楽しい仲間を渇望する一方で、いじめっ子、暴君、臆病者を忌み嫌う。
出典 Core Rulebook 437ページ
かつては人間であったカイデン・カイリーエンは、現在では「昇格したもの」と呼ばれる数少ない神の一人である。生前は傭兵として名を馳せ、その騒々しい物腰と剣の腕前、そして大胆不敵な決断力で知られていた。ある夜、酒を飲んで騒いでいるうちに、傭兵として放浪していた彼は、スターストーンの試練に挑むことになる。3日後、スターストーン大聖堂から姿を現した彼は、完全に神となり、笑っていた。神としての責任は、カイデンが人間であった頃とほとんど変わることはなかった。彼は冒険、酒、楽しい仲間を渇望する一方で、いじめっ子、暴君、臆病者を忌み嫌う。
分類 内海地域の神々
布告 飲め、奴隷を解放し虐げられた人を助けよ、栄光と冒険を求めよ
不義 酒を捨てる、酔って意地悪をしたりよそよそしくしたりする、奴隷を所有する
関心のある範囲 エール、武勇、自由、ワイン
信者の属性 中立にして善、混沌にして善、混沌にして中立
布告 飲め、奴隷を解放し虐げられた人を助けよ、栄光と冒険を求めよ
不義 酒を捨てる、酔って意地悪をしたりよそよそしくしたりする、奴隷を所有する
関心のある範囲 エール、武勇、自由、ワイン
信者の属性 中立にして善、混沌にして善、混沌にして中立
信奉者の利益
信仰能力値 【耐久力】もしくは【魅力】
神泉 治癒
信仰技能 〈運動〉
好む武器 レイピア
領域 都市、自由、飽食、力
クレリックの呪文 1レベル:フリート・ステップ、2レベル:タッチ・オヴ・イディオシー、5レベル:ハリューシネイション
神泉 治癒
信仰技能 〈運動〉
好む武器 レイピア
領域 都市、自由、飽食、力
クレリックの呪文 1レベル:フリート・ステップ、2レベル:タッチ・オヴ・イディオシー、5レベル:ハリューシネイション
カリストリア[混沌にして中立] Calistria
賞味の針
出典 Core Rulebook 437ページ
宗教印である3本の短剣に象徴されるように、カリストリアは色欲、復讐、欺きという3つの相を持つ。口が達者で、魅力的な彼女は、侮辱を賛辞に織り交ぜ、最高の報復のための複雑な下地を作る達人である。彼女は復讐の女神だが、それが正義を追求することを意味すると考えるのは間違いである。カリストリアは移り気で、気まぐれに忠誠心や興味を変えていく――しかし、彼女は決して侮蔑されたことを忘れない。彼女が許したと思っている者は、長期にわたる復讐計画の標的となり、いずれ徹底的に身を落とすことに必ず気付くだろう。
出典 Core Rulebook 437ページ
宗教印である3本の短剣に象徴されるように、カリストリアは色欲、復讐、欺きという3つの相を持つ。口が達者で、魅力的な彼女は、侮辱を賛辞に織り交ぜ、最高の報復のための複雑な下地を作る達人である。彼女は復讐の女神だが、それが正義を追求することを意味すると考えるのは間違いである。カリストリアは移り気で、気まぐれに忠誠心や興味を変えていく――しかし、彼女は決して侮蔑されたことを忘れない。彼女が許したと思っている者は、長期にわたる復讐計画の標的となり、いずれ徹底的に身を落とすことに必ず気付くだろう。
分類 内海地域の神々
布告 自由を追求せよ、スリルを味わえ、報復せよ
不義 愛と復讐に溺れる、些細な事をおざなりに扱う
関心のある範囲 色欲、報復、欺き
信者の属性 混沌にして善、混沌にして中立、混沌にして悪
布告 自由を追求せよ、スリルを味わえ、報復せよ
不義 愛と復讐に溺れる、些細な事をおざなりに扱う
関心のある範囲 色欲、報復、欺き
信者の属性 混沌にして善、混沌にして中立、混沌にして悪
信奉者の利益
信仰能力値 【敏捷力】もしくは【魅力】
神泉 危害もしくは治癒
信仰技能 〈ペテン〉
好む武器 ウィップ
領域 苦痛、情熱、秘密、欺き
クレリックの呪文 1レベル:チャーム、3レベル:エンスロール、6レベル:ミスリード
神泉 危害もしくは治癒
信仰技能 〈ペテン〉
好む武器 ウィップ
領域 苦痛、情熱、秘密、欺き
クレリックの呪文 1レベル:チャーム、3レベル:エンスロール、6レベル:ミスリード
ゴズレー[中立] Gozreh
風と波
出典 Core Rulebook 438ページ
広大な海をかき乱す最初の風から生まれた永遠の存在であるゴズレーは、空と海で世界をさまよっている。船乗りは、風と波を喜ばせようと、致命的な嵐を避けるための供物として荷物の箱を投げるが、そのような嘆願は神の注意を引くよりも、気づかれない可能性の方がはるかに高いと知っている。この神は気まぐれで、その怒りは素早く、稲妻を投げつけ、自然界を汚す者は破滅的な深みへと引きずり込まれる。ゴズレーは、大地を包む海とその表面を動かす風、空を渡る鳥とそれを遮る雲である。
出典 Core Rulebook 438ページ
広大な海をかき乱す最初の風から生まれた永遠の存在であるゴズレーは、空と海で世界をさまよっている。船乗りは、風と波を喜ばせようと、致命的な嵐を避けるための供物として荷物の箱を投げるが、そのような嘆願は神の注意を引くよりも、気づかれない可能性の方がはるかに高いと知っている。この神は気まぐれで、その怒りは素早く、稲妻を投げつけ、自然界を汚す者は破滅的な深みへと引きずり込まれる。ゴズレーは、大地を包む海とその表面を動かす風、空を渡る鳥とそれを遮る雲である。
分類 内海地域の神々
布告 ありとあらゆる形の自然を大切にし、守り、尊重せよ
不義 文明の利器を自然に持ち込む、アンデッドを作る、美しい自然の地域を荒廃させる
関心のある範囲 自然、海、天候
信者の属性 中立にして善、秩序にして中立、中立、混沌にして中立、中立にして悪
布告 ありとあらゆる形の自然を大切にし、守り、尊重せよ
不義 文明の利器を自然に持ち込む、アンデッドを作る、美しい自然の地域を荒廃させる
関心のある範囲 自然、海、天候
信者の属性 中立にして善、秩序にして中立、中立、混沌にして中立、中立にして悪
信奉者の利益
ゴルム[混沌にして中立] Gorum
我らが鉄王
出典 Core Rulebook 438ページ
鋼鉄の衝突、勝利の叫び、死を拒絶する息づかい、これらは我らが鉄王への祈りの音であり、ゴルムに従うことは戦うことである。ゴルムは戦いの理由を問わない――略奪者に対する村の必死の抵抗は、サーコリス・スカーで悪魔に対して行進する十字軍の軍隊に劣らず、彼にとって価値あるものである。善か悪か、秩序か混沌か、戦いの理由は関係ない。彼が好むのは戦いのスリルであり、勝利を手にするための闘争の坩堝なのである。
出典 Core Rulebook 438ページ
鋼鉄の衝突、勝利の叫び、死を拒絶する息づかい、これらは我らが鉄王への祈りの音であり、ゴルムに従うことは戦うことである。ゴルムは戦いの理由を問わない――略奪者に対する村の必死の抵抗は、サーコリス・スカーで悪魔に対して行進する十字軍の軍隊に劣らず、彼にとって価値あるものである。善か悪か、秩序か混沌か、戦いの理由は関係ない。彼が好むのは戦いのスリルであり、勝利を手にするための闘争の坩堝なのである。
分類 内海地域の神々
布告 公平な戦いで勝利を得よ、自分の限界に挑戦せよ、戦闘で鎧を身に着けよ
不義 捕虜や降伏した敵を殺す、交渉によって紛争を防ぐ、間接的な戦術や魔法で戦闘に勝利する
関心のある範囲 戦い、力、武器
信者の属性 混沌にして中立、混沌にして悪
布告 公平な戦いで勝利を得よ、自分の限界に挑戦せよ、戦闘で鎧を身に着けよ
不義 捕虜や降伏した敵を殺す、交渉によって紛争を防ぐ、間接的な戦術や魔法で戦闘に勝利する
関心のある範囲 戦い、力、武器
信者の属性 混沌にして中立、混沌にして悪
信奉者の利益
信仰能力値 【筋力】もしくは【耐久力】
神泉 危害もしくは治癒
信仰技能 〈運動〉
好む武器 グレートソード
領域 自信、破壊、力、闘魂
クレリックの呪文 1レベル:トゥルー・ストライク、2レベル:エンラージ、4レベル:ウェポン・ストーム
神泉 危害もしくは治癒
信仰技能 〈運動〉
好む武器 グレートソード
領域 自信、破壊、力、闘魂
クレリックの呪文 1レベル:トゥルー・ストライク、2レベル:エンラージ、4レベル:ウェポン・ストーム
サーレンレイ[中立にして善] Sarenrae
暁の華
出典 Core Rulebook 439ページ
サーレンレイはゴラリオンで最も人気のある神である。生命を与える太陽との結びつきと、たとえ過ちを犯したとしても、誰もが最善を尽くすことができるよう、常に手助けをしてくれるからだ。ほとんどの人々は、皆の安全と生活のために太陽の力を流す彼女の親切な仕事に感謝し、癒しの力を必要とするすべての人に彼女の聖職者に感謝する。人間は暁の華を、限りない愛、絶妙な優しさ、真の忍耐の規範として捕らえている。彼らは彼女に、病人を癒し、虐げられた人々を立ち直らせ、状況の闇と精神の闇を照らしてくれるよう祈る。彼女の信奉者たちは、寛大さ、養育、真実、無私の勇気を通して彼女を見習うことを熱望している。彼らは、まず言葉で、そして必要であれば剣と炎で、あらゆる悪に対抗する。
出典 Core Rulebook 439ページ
サーレンレイはゴラリオンで最も人気のある神である。生命を与える太陽との結びつきと、たとえ過ちを犯したとしても、誰もが最善を尽くすことができるよう、常に手助けをしてくれるからだ。ほとんどの人々は、皆の安全と生活のために太陽の力を流す彼女の親切な仕事に感謝し、癒しの力を必要とするすべての人に彼女の聖職者に感謝する。人間は暁の華を、限りない愛、絶妙な優しさ、真の忍耐の規範として捕らえている。彼らは彼女に、病人を癒し、虐げられた人々を立ち直らせ、状況の闇と精神の闇を照らしてくれるよう祈る。彼女の信奉者たちは、寛大さ、養育、真実、無私の勇気を通して彼女を見習うことを熱望している。彼らは、まず言葉で、そして必要であれば剣と炎で、あらゆる悪に対抗する。
分類 内海地域の神々
布告 ロヴァググの落とし子を破壊せよ、味方を守れ、病人や怪我人を助けよ、贖罪を求め許可せよ
不義 アンデッドを作る、嘘をつく、懺悔するクリーチャーに贖罪の機会を与えない、悪の討伐に失敗する
関心のある範囲 治癒、誠実、救済、太陽
信者の属性 秩序にして善、中立にして善、混沌にして善
布告 ロヴァググの落とし子を破壊せよ、味方を守れ、病人や怪我人を助けよ、贖罪を求め許可せよ
不義 アンデッドを作る、嘘をつく、懺悔するクリーチャーに贖罪の機会を与えない、悪の討伐に失敗する
関心のある範囲 治癒、誠実、救済、太陽
信者の属性 秩序にして善、中立にして善、混沌にして善
信奉者の利益
シェーリン[中立にして善] Shelyn
永遠の薔薇
出典 Core Rulebook 440ページ
シェーリンは優しさと愛に満ちた眼差しで存在を見守っており、人間が愛、芸術、美をできる限り広めて、自分の人生を最大限に生かすよう励ます。女神の目には、たとえ最も粗雑な芸術の目覚めであっても、人生の試練と勝利を表現したものとして賞賛に値するものと映る。彼女は、すべての生き物が愛に値する存在であり、それぞれの方法で芸術を創造することができると信じている。シェーリンの宗教は、貞節、貞操、または特定の関係構造を必要としない。初期のロマンスの情熱は、長い結婚生活を送るカップルの間の快適な信頼関係と同様に重要で有効な愛の一面であるからだ。しかし、彼女は求愛と純粋な肉欲を区別し、逢瀬がより意味のある関係へと発展することを望んでいる。
出典 Core Rulebook 440ページ
シェーリンは優しさと愛に満ちた眼差しで存在を見守っており、人間が愛、芸術、美をできる限り広めて、自分の人生を最大限に生かすよう励ます。女神の目には、たとえ最も粗雑な芸術の目覚めであっても、人生の試練と勝利を表現したものとして賞賛に値するものと映る。彼女は、すべての生き物が愛に値する存在であり、それぞれの方法で芸術を創造することができると信じている。シェーリンの宗教は、貞節、貞操、または特定の関係構造を必要としない。初期のロマンスの情熱は、長い結婚生活を送るカップルの間の快適な信頼関係と同様に重要で有効な愛の一面であるからだ。しかし、彼女は求愛と純粋な肉欲を区別し、逢瀬がより意味のある関係へと発展することを望んでいる。
分類 内海地域の神々
布告 平穏であれ、業を選び完成させよ、規範となれ、すべてのものに美を見い出せ
不義 芸術を破壊したり破壊を認めたりする(ただし人命を救ったりより偉大な芸術を追求したりする場合を除く)、降伏を認めない
関心のある範囲 芸術、美、愛、音楽
信者の属性 秩序にして善、中立にして善、混沌にして善
布告 平穏であれ、業を選び完成させよ、規範となれ、すべてのものに美を見い出せ
不義 芸術を破壊したり破壊を認めたりする(ただし人命を救ったりより偉大な芸術を追求したりする場合を除く)、降伏を認めない
関心のある範囲 芸術、美、愛、音楽
信者の属性 秩序にして善、中立にして善、混沌にして善
信奉者の利益
ゾン=クーソン[秩序にして悪] Zon-Kuthon
真夜中の王
出典 Core Rulebook 440ページ
真夜中の王は苦痛、影、切断を体現し賛美する、ゴラリオンで最も歪で悪意に満ちた神の一人である。かつてドウ=ブラルとして知られていた彼は、ロヴァググをゴラリオンの中心にある牢獄に閉じ込める巨大な星の塔群を作り上げ、その邪悪な存在を縛るための偉大な神々の同盟に自らの技と能力を提供した。しかし、彼と妹のシェーリンとの間の神議により、神は未知の領域へと旅立つこととなった。ゾン=クーソンは多元宇宙の果てを旅し、そこに住まう理解しがたいものの顔を見つめた。彼がそこで何を見つけたのか誰も知らないが、彼は戻ってきた――変わり果てた一方、自分が耐えたものによって強化されたと主張して。ゴラリオンのニダルという国は、彼と結ばれた生存者の国であり、アースフォールとそれに続く暗黒の時代の恐ろしい余波を人々が生き残れるよう、必要なことを行うだけの強者たちによって建国された。
出典 Core Rulebook 440ページ
真夜中の王は苦痛、影、切断を体現し賛美する、ゴラリオンで最も歪で悪意に満ちた神の一人である。かつてドウ=ブラルとして知られていた彼は、ロヴァググをゴラリオンの中心にある牢獄に閉じ込める巨大な星の塔群を作り上げ、その邪悪な存在を縛るための偉大な神々の同盟に自らの技と能力を提供した。しかし、彼と妹のシェーリンとの間の神議により、神は未知の領域へと旅立つこととなった。ゾン=クーソンは多元宇宙の果てを旅し、そこに住まう理解しがたいものの顔を見つめた。彼がそこで何を見つけたのか誰も知らないが、彼は戻ってきた――変わり果てた一方、自分が耐えたものによって強化されたと主張して。ゴラリオンのニダルという国は、彼と結ばれた生存者の国であり、アースフォールとそれに続く暗黒の時代の恐ろしい余波を人々が生き残れるよう、必要なことを行うだけの強者たちによって建国された。
分類 内海地域の神々
布告 世界に苦痛を与えよ、身体を切り刻め
不義 永続的なあるいは長期的な光源を作る、苦しむ人に慰めを与える
関心のある範囲 闇、嫉妬、喪失、苦痛
信者の属性 秩序にして中立、秩序にして悪、中立にして悪
布告 世界に苦痛を与えよ、身体を切り刻め
不義 永続的なあるいは長期的な光源を作る、苦しむ人に慰めを与える
関心のある範囲 闇、嫉妬、喪失、苦痛
信者の属性 秩序にして中立、秩序にして悪、中立にして悪
信奉者の利益
デズナ[混沌にして善] Desna
天球の歌
出典 Core Rulebook 438ページ
デスナが誕生するまで、夜は美しさを知らなかった。他の神々が苦労して世界を創造する中、彼女は天界に目を向け、星を一つ一つ配置していった。そして、最も明るい星を北の高台に吊るし、そこを住処とした。暗い空にきらめくこの星は、迷ったときや自信がないときに頼りになる、希望の光である。デスナは暗闇を安全に通り抜けられるよう、すべての人に道を示してくれる。
出典 Core Rulebook 438ページ
デスナが誕生するまで、夜は美しさを知らなかった。他の神々が苦労して世界を創造する中、彼女は天界に目を向け、星を一つ一つ配置していった。そして、最も明るい星を北の高台に吊るし、そこを住処とした。暗い空にきらめくこの星は、迷ったときや自信がないときに頼りになる、希望の光である。デスナは暗闇を安全に通り抜けられるよう、すべての人に道を示してくれる。
分類 内海地域の神々
布告 旅人を助けよ、未知の場所を探索せよ、芸術や歌で自分を表現せよ、人生の楽しみを見つけよ
不義 恐怖や絶望を与える、ナイトメアあるいは夢を破壊する同種の呪文を発動する、偏見に満ちた行動をする
関心のある範囲 夢、幸運、星、旅人
信者の属性 中立にして善、混沌にして善、混沌にして中立
布告 旅人を助けよ、未知の場所を探索せよ、芸術や歌で自分を表現せよ、人生の楽しみを見つけよ
不義 恐怖や絶望を与える、ナイトメアあるいは夢を破壊する同種の呪文を発動する、偏見に満ちた行動をする
関心のある範囲 夢、幸運、星、旅人
信者の属性 中立にして善、混沌にして善、混沌にして中立
信奉者の利益
トラグ[秩序にして善] Torag
鍛冶の父
出典 Core Rulebook 440ページ
ドワーフのパンテオンの長は、ドワーフの神々の中で最も目立つ存在であり、ドワーフ以外の人々が知っているドワーフの神はトラグだけであるほどだ。他のドワーフの神々がドワーフの生活や文化の特定の分野を代表し、ドワーフの広範で包括的なパンテオンを形成しているのに対し、トラグの関心分野はドワーフ社会の最も中心的な分野である。トラグは、ドワーフの一族の間に深く根を下ろした共同体と保護という価値観を、自身の家族において模範としている。ドワーフの要塞や保守的な軍事戦術には、防御の手段として攻撃的な作戦を用いることを厭わない姿勢が表れている。また、ドワーフは「鍛冶屋」を象徴する存在であり、素材から優れた作品を生み出すこと、技を磨くこと、そして自分の仕事に誇りを持つことを意味する。その範囲は、大地を掘って鉱石や宝石を採取するなど、鍛冶やドワーフの職人技を養う活動にも及ぶ。このような中心的な概念を監督するトラグは、古くからドワーフのパンテオンの頂点に君臨している。闇の時代、ドワーフに伝説に歌われる「空への試練」を行わせたのもトラグであり、当時から彼の崇拝の対象であった。実際、ドワーフの間ではトラグはしばしば「創造の父」と呼ばれる。
出典 Core Rulebook 440ページ
ドワーフのパンテオンの長は、ドワーフの神々の中で最も目立つ存在であり、ドワーフ以外の人々が知っているドワーフの神はトラグだけであるほどだ。他のドワーフの神々がドワーフの生活や文化の特定の分野を代表し、ドワーフの広範で包括的なパンテオンを形成しているのに対し、トラグの関心分野はドワーフ社会の最も中心的な分野である。トラグは、ドワーフの一族の間に深く根を下ろした共同体と保護という価値観を、自身の家族において模範としている。ドワーフの要塞や保守的な軍事戦術には、防御の手段として攻撃的な作戦を用いることを厭わない姿勢が表れている。また、ドワーフは「鍛冶屋」を象徴する存在であり、素材から優れた作品を生み出すこと、技を磨くこと、そして自分の仕事に誇りを持つことを意味する。その範囲は、大地を掘って鉱石や宝石を採取するなど、鍛冶やドワーフの職人技を養う活動にも及ぶ。このような中心的な概念を監督するトラグは、古くからドワーフのパンテオンの頂点に君臨している。闇の時代、ドワーフに伝説に歌われる「空への試練」を行わせたのもトラグであり、当時から彼の崇拝の対象であった。実際、ドワーフの間ではトラグはしばしば「創造の父」と呼ばれる。
分類 内海地域の神々
布告} 謹厳実直たれ、約束を守れ、鍛冶屋を敬え、人々に奉仕せよ
不義 嘘をついたり人を騙したりする、劣悪な作品を故意に作る、民衆の敵に情けをかける
関心のある範囲 鍛冶、守護、戦略
信者の属性 秩序にして善、秩序にして中立
布告} 謹厳実直たれ、約束を守れ、鍛冶屋を敬え、人々に奉仕せよ
不義 嘘をついたり人を騙したりする、劣悪な作品を故意に作る、民衆の敵に情けをかける
関心のある範囲 鍛冶、守護、戦略
信者の属性 秩序にして善、秩序にして中立
信奉者の利益
ネサス[中立] Nethys
すべてを見通す目
出典 Core Rulebook 439ページ
ある者にとって魔法は強力な武器である。ある者は自在に操れる道具とし そして、ごく一部の者にとっては、目的の源となる。魔法を理解すれば、手から火を噴いたり、異世界の存在を呼び寄せたり、感覚を狂わせたり、死者を生き返らせたりすることができる。現実を自分の都合の良いように作り変える能力は、多くの人が夢見る強力な手段であり、その力を真に習得できる者は少ない。
古代オシーリオンで神王と崇められたネサスは、そのような達人の一人だった。ネサスは、平原とその先にあるすべての秘密と可能性を解き明かそうとしたが、あまりにも膨大な知識にさらされ、自らの心をばらばらにした。創造物のすべて、宇宙の秘密、見たことのあるもの、これから見ることのできるものの広大な広がりを目の当たりにし、神へと昇華した瞬間、彼の心は引き裂かれてしまった。ネサスは無限のパワーとその活用術を手に入れたが、その代償として自己の核と心の安全が失われた。その結果、魂は分裂し、同じ身体の中で2つの相が争うことになった。一方は世界を破壊し、炎と破滅によって世界を浄化し、存在するものすべてを征服しようとする。他方は、世界を守り、高め、教育し、その限界から解放しようとする。
出典 Core Rulebook 439ページ
ある者にとって魔法は強力な武器である。ある者は自在に操れる道具とし そして、ごく一部の者にとっては、目的の源となる。魔法を理解すれば、手から火を噴いたり、異世界の存在を呼び寄せたり、感覚を狂わせたり、死者を生き返らせたりすることができる。現実を自分の都合の良いように作り変える能力は、多くの人が夢見る強力な手段であり、その力を真に習得できる者は少ない。
古代オシーリオンで神王と崇められたネサスは、そのような達人の一人だった。ネサスは、平原とその先にあるすべての秘密と可能性を解き明かそうとしたが、あまりにも膨大な知識にさらされ、自らの心をばらばらにした。創造物のすべて、宇宙の秘密、見たことのあるもの、これから見ることのできるものの広大な広がりを目の当たりにし、神へと昇華した瞬間、彼の心は引き裂かれてしまった。ネサスは無限のパワーとその活用術を手に入れたが、その代償として自己の核と心の安全が失われた。その結果、魂は分裂し、同じ身体の中で2つの相が争うことになった。一方は世界を破壊し、炎と破滅によって世界を浄化し、存在するものすべてを征服しようとする。他方は、世界を守り、高め、教育し、その限界から解放しようとする。
分類 内海地域の神々
布告 魔法の力を探究し、使え
不義 魔法の道ではなく一般の道を行く
関心のある範囲 魔法
信者の属性 中立にして善、秩序にして中立、中立、混沌にして中立、中立にして悪
布告 魔法の力を探究し、使え
不義 魔法の道ではなく一般の道を行く
関心のある範囲 魔法
信者の属性 中立にして善、秩序にして中立、中立、混沌にして中立、中立にして悪
信奉者の利益
クレリックの呪文 1レベル:マジック・ミサイル、2レベル:マジック・マウス、3レベル:レヴィテート、4レベル:ブリンク、5レベル:プライング・アイ、6レベル:ウォール・オヴ・フォース、7レベル:ウォープ・マインド、8レベル:メイズ、9レベル:ディスジャンクション
ノルゴーバー[中立にして悪] Norgorber
黒き指、皮剥ぎの父、灰色の王、名声を刈る者
出典 Core Rulebook 439ページ
ノルゴーバーは、スターストーンの試練を経て神になった「昇格したもの」の中でも、最も謎に包まれた存在である。アイオメディやカイデン・カイリーエンの生前とは異なり、ノルゴーバーの生前は謎に包まれている。ノルゴーバーはあらゆる秘密の主であり、隠された知識の力を巧妙かつ冷酷に行使し、自らの目的を達成する計算高い操り手である。彼の最も信頼する崇拝者だけが、神の計画に協力するために彼の目標について十分に知っており、それらの崇拝者でさえ、ノルゴーバーの計画における彼らの役割が完了した後に、しばしばその記憶を修正されてしまう。
出典 Core Rulebook 439ページ
ノルゴーバーは、スターストーンの試練を経て神になった「昇格したもの」の中でも、最も謎に包まれた存在である。アイオメディやカイデン・カイリーエンの生前とは異なり、ノルゴーバーの生前は謎に包まれている。ノルゴーバーはあらゆる秘密の主であり、隠された知識の力を巧妙かつ冷酷に行使し、自らの目的を達成する計算高い操り手である。彼の最も信頼する崇拝者だけが、神の計画に協力するために彼の目標について十分に知っており、それらの崇拝者でさえ、ノルゴーバーの計画における彼らの役割が完了した後に、しばしばその記憶を修正されてしまう。
分類 内海地域の神々
布告 正体を隠せ、大切な人を生贄にせよ、戦いで何でも使って有利に立ち回れ、影から働きかけよ
不義 闇の契約につなげるために自分の正体を明らかにする、秘密を共有する、慈悲を示す
関心のある範囲 強欲、殺人、毒、秘密
信者の属性 秩序にして悪、中立にして悪、混沌にして悪。加えて名声を刈るものの信者の場合、中立
布告 正体を隠せ、大切な人を生贄にせよ、戦いで何でも使って有利に立ち回れ、影から働きかけよ
不義 闇の契約につなげるために自分の正体を明らかにする、秘密を共有する、慈悲を示す
関心のある範囲 強欲、殺人、毒、秘密
信者の属性 秩序にして悪、中立にして悪、混沌にして悪。加えて名声を刈るものの信者の場合、中立
信奉者の利益
信仰能力値 【敏捷力】もしくは【知力】
神泉 危害
信仰技能 〈隠密〉
好む武器 ショートソード
領域 死、秘密、欺き、富
クレリックの呪文 1レベル:イリューソリイ・ディスガイズ、2レベル:インヴィジビリティ、4レベル:ファンタズマル・キラー
神泉 危害
信仰技能 〈隠密〉
好む武器 ショートソード
領域 死、秘密、欺き、富
クレリックの呪文 1レベル:イリューソリイ・ディスガイズ、2レベル:インヴィジビリティ、4レベル:ファンタズマル・キラー
ファラズマ[中立] Pharasma
墓所の貴婦人
出典 Core Rulebook 439ページ
ファラズマ以前の時代については、歴史の記録はもちろん、他の神々でさえも思い出すことができない。彼女の玉座は、平原の中心にある無限の尖塔にある広大なゴシック様式の聖堂の中にある。ここから前方、後方の時間を見渡し、すべての魂の誕生、生、死を観察し、死後の魂の行き先を最終的に決定する役割を担っている。ファラズマのサイコポンプの下僕は、死んだばかりの魂を魂の川に沿って彼女の領域まで導き、保護する。彼女はそこでそれぞれの魂を判定し、その属性と死すべき行為に従って、死後の世界の適切な面に送られることを保証する。ファラズマはあらゆる運命を見通すことができ、各個人の運命を知っているが、自由意志と選択によって魂の最終目的地を変えることができるため、個人の行動と個人の選択を非常に重要視している。そのため、ファラズマは魂が彼女の前に立ちはだかるまで、最終的な判断を保留する。彼女の予言は不可解であり、予言された出来事が起こるまでその全貌が明らかにされることはほとんどない。
出典 Core Rulebook 439ページ
ファラズマ以前の時代については、歴史の記録はもちろん、他の神々でさえも思い出すことができない。彼女の玉座は、平原の中心にある無限の尖塔にある広大なゴシック様式の聖堂の中にある。ここから前方、後方の時間を見渡し、すべての魂の誕生、生、死を観察し、死後の魂の行き先を最終的に決定する役割を担っている。ファラズマのサイコポンプの下僕は、死んだばかりの魂を魂の川に沿って彼女の領域まで導き、保護する。彼女はそこでそれぞれの魂を判定し、その属性と死すべき行為に従って、死後の世界の適切な面に送られることを保証する。ファラズマはあらゆる運命を見通すことができ、各個人の運命を知っているが、自由意志と選択によって魂の最終目的地を変えることができるため、個人の行動と個人の選択を非常に重要視している。そのため、ファラズマは魂が彼女の前に立ちはだかるまで、最終的な判断を保留する。彼女の予言は不可解であり、予言された出来事が起こるまでその全貌が明らかにされることはほとんどない。
分類 内海地域の神々
布告 古代の予言を理解するために努力せよ、アンデッドを破壊せよ、死体を安置せよ
不義 アンデッドを作る、死体を冒涜する、墓を暴く
関心のある範囲 誕生、死、運命、預言、時
信者の属性 中立にして善、秩序にして中立、中立
布告 古代の予言を理解するために努力せよ、アンデッドを破壊せよ、死体を安置せよ
不義 アンデッドを作る、死体を冒涜する、墓を暴く
関心のある範囲 誕生、死、運命、預言、時
信者の属性 中立にして善、秩序にして中立、中立
信奉者の利益
ラマシュトゥ[混沌にして悪] Lamashtu
怪物の母
出典 Core Rulebook 438ページ
純粋な者の堕落に興じる者、あるいはその差異を軽蔑する世界から疎まれ、見捨てられた者たちにとって、ラマシュトゥはそのグロテスクな群れの中に安らぎを与えてくれる。怪物の母は人間をうまく仲間にし、人間の生活を自分の忌まわしい理想に近づけることを目標としている。彼女の介入は、堕落や恐ろしい悪夢を与えることで広く知られている。彼女の理想を共有する追放された人々はこの介入を有益なものと感じるが、同様の出来事を恐ろしい呪いとして扱う人々もいる。
出典 Core Rulebook 438ページ
純粋な者の堕落に興じる者、あるいはその差異を軽蔑する世界から疎まれ、見捨てられた者たちにとって、ラマシュトゥはそのグロテスクな群れの中に安らぎを与えてくれる。怪物の母は人間をうまく仲間にし、人間の生活を自分の忌まわしい理想に近づけることを目標としている。彼女の介入は、堕落や恐ろしい悪夢を与えることで広く知られている。彼女の理想を共有する追放された人々はこの介入を有益なものと感じるが、同様の出来事を恐ろしい呪いとして扱う人々もいる。
分類 内海地域の神々
布告 追放された者たちに力を与えよ、子らにラマシュトゥの教えを伝えよ、美しいものを怪物に変えよ、万物の腐敗と欠陥を明らかにせよ
不義 精神疾患や奇形を治療する、ラマシュトゥの的に救いを与える
関心のある範囲 異常、モンスター、悪夢
信者の属性 混沌にして悪
布告 追放された者たちに力を与えよ、子らにラマシュトゥの教えを伝えよ、美しいものを怪物に変えよ、万物の腐敗と欠陥を明らかにせよ
不義 精神疾患や奇形を治療する、ラマシュトゥの的に救いを与える
関心のある範囲 異常、モンスター、悪夢
信者の属性 混沌にして悪
信奉者の利益
ロヴァググ[混沌にして悪] Rovagug
暴獣
出典 Core Rulebook 439ページ
ロヴァググには聖典がない。彼の唯一の命令は破壊であり、彼の信奉者はそれを達成する方法の指示を必要としないからである。ロヴァググを崇拝する比喩的および文字通りのモンスターたちは、秘密の祠や隠れた洞窟で神話や伝説を共有し、彼を暴獣、囚われの王、牙の潮流、毀壊者、世界を壊す者と呼んでいる。彼らは互いに、彼らが命を絶つたび、彼らが破壊する芸術品のひとつひとつ、彼らが倒壊させる労働の仕事のひとつひとつで、彼らの神を閉じ込める牢獄に亀裂を入れるのだ、と口にする。彼らの小さな破壊の努力の積み重ねが、いつか神を解放し、すべてのものの終わりをもたらすのだと。
出典 Core Rulebook 439ページ
ロヴァググには聖典がない。彼の唯一の命令は破壊であり、彼の信奉者はそれを達成する方法の指示を必要としないからである。ロヴァググを崇拝する比喩的および文字通りのモンスターたちは、秘密の祠や隠れた洞窟で神話や伝説を共有し、彼を暴獣、囚われの王、牙の潮流、毀壊者、世界を壊す者と呼んでいる。彼らは互いに、彼らが命を絶つたび、彼らが破壊する芸術品のひとつひとつ、彼らが倒壊させる労働の仕事のひとつひとつで、彼らの神を閉じ込める牢獄に亀裂を入れるのだ、と口にする。彼らの小さな破壊の努力の積み重ねが、いつか神を解放し、すべてのものの終わりをもたらすのだと。
分類 内海地域の神々
布告 万物を破壊せよ、ロヴァググを牢獄から解放せよ
不義 新しいものを作る、しがらみに囚われる、犠牲者を拷問するなど破壊を遅らせる
関心のある範囲 破壊、災害、憤怒
信者の属性 中立にして悪、混沌にして悪
布告 万物を破壊せよ、ロヴァググを牢獄から解放せよ
不義 新しいものを作る、しがらみに囚われる、犠牲者を拷問するなど破壊を遅らせる
関心のある範囲 破壊、災害、憤怒
信者の属性 中立にして悪、混沌にして悪
信奉者の利益
領域 Domains
出典 Core Rulebook 441ページ
以下の領域はゴラリオンの主要な神格が用いるものだ。
以下の領域はゴラリオンの主要な神格が用いるものだ。
表8-2:領域 Table 8-2: Domains
名前 | 説明 | 領域呪文 | 高度領域呪文 |
---|---|---|---|
欺き/Trickery | 君は人を騙したりいたずらしたりする。 | サドン・シフト | トリックスターズ・ツイン |
悪夢/Nightmares | 君は恐怖と怯えで心を満たす。 | ウェイキング・ナイトメア | シェアード・ナイトメア |
運命/Fate | 君は隠れた必然性を見抜き、理解する。 | リード・フェイト | テンプト・フェイト |
風/Air | 君は風と天候を操ることができる。 | プッシング・ガスト | ディスパース・イントゥ・エア |
家族/Family | 君は家族や共同体をより効率よく助け、守る。 | スージング・ワーズ | ユニティ |
完成/Perfection | 君は自分の心、身体、魂を完璧なものにするために努力する。 | パーフェクティッド・マインド | パーフェクティッド・フォーム |
苦痛/Pain | 君は機嫌を損ねたものを鋭い痛みで罰する。 | セイヴァー・ザ・スティング | リトリビューティヴ・ペイン |
幸運/Luck | 君は不自然なほどに幸運で、危険な目に合わない。 | ビット・オヴ・ラック | ラッキー・ブレイク |
死/Death | 君は命を終わらせ、アンデッドを破壊する力を持つ。 | デスス・コール | イラディケート・アンデス |
自信/Confidence | 君は恐怖心を克服し、誇りを持つ。 | ヴェイル・オヴ・コンフィデンス | デルージョナル・プライド |
自然/Nature | 君は動物や植物を圧倒する力を持つ。 | ヴァイブラント・ソーンズ | ネイチャーズ・バウンティ |
守護/Protection | 君は自分と他人を守る。 | プロテクターズ・サクリファイス | プロテクターズ・スフィアー |
自由/Freedom | 君は自分と他人を枷や束縛から開放する。 | アンインピディッド・ストライド | ワード・オヴ・フリーダム |
情熱/Passion | 君は愛や欲望といった情熱を呼び起こす。 | チャーミング・タッチ | キャプティヴェイティング・アドレイション |
真実/Truth | 君は嘘を破り真実を見極める。 | ワード・オヴ・トゥルース | グリンプス・ザ・トゥルース |
創造/Creation | 君は製作と芸術に関する神の能力を持つ。 | スプラッシュ・オヴ・アート | アーティスティック・フローリッシュ |
太陽/Sun | 君は太陽や他の光源の力を利用し、アンデッドを罰する。 | ダズリング・フラッシュ | ポジティヴ・ルミナンス |
旅/Travel | 君は移動や旅に関する力を備える。 | アジール・フィート | トラヴェラーズ・トランシット |
地/Earth | 君は土や石を操る。 | ハートリング・ストーン | ローカライズド・クウェイク |
力/Might | 君の物理的な力は、神の力で強化されている。 | アスレティック・ラッシュ | エンデュリング・マイト |
知識/Knowledge | 君は神の洞察力を授かる。 | スカラリー・レコレクション | ノウ・ジ・エネミー |
治癒/Healing | 君の治癒魔法は特に強力だ。 | ヒーラーズ・ブレッシング | リビューク・デス |
月/Moon | 君は月に関連する力を持つ。 | ムーンビーム | タッチ・オヴ・ザ・ムーン |
闘魂/Zeal | 君の内なる炎は、自身の戦闘力を高める。 | ウェポン・サージ | ジール・フォー・バトル |
都市/Cities | 君は都市の環境や住人に対する力を持つ。 | フェイス・イン・ザ・クラウド | パルス・オヴ・ザ・シティ |
富/Wealth | 君は富、貿易、財宝などの力を持つ。 | アピアレンス・オヴ・ウェルス | プレシャス・メタルズ |
破壊/Destruction | 君は神の荒廃のための導管だ。 | クライ・オヴ・ディストラクション | ディストラクティヴ・オーラ |
火/Fire | 君は炎を操る。 | ファイアー・レイ | フレイム・バリアー |
秘密/Secrecy | 君は秘密を守り、隠れたままにしておく。 | フォースト・クワイエット | セーフガード・シークレット |
不死/Undeath | 君の魔法はアンデッドと密接な関係がある。 | タッチ・オヴ・アンデス | マリグナント・サステナンス |
飽食/Indulgence | 君は盛大なごちそうを食べ、食べ過ぎた影響を振り払うことができる。 | オーヴァースタッフ | テイク・イッツ・コース |
暴君/Tyranny | 君は他人を支配して奴隷にするために権力を行使する。 | タッチ・オヴ・オービディエンス | コマンディング・ラッシュ |
魔法/Magic | 君は想定外で不可解なことを実行する。 | マジックス・ヴェッスル | ミスティック・ビーコン |
水/Water | 君は水と水域を操る。 | タイダル・サージ | ダウンポーア |
野心/Ambition | 君は競争相手に追いつき、追い越すために努力する。 | ブラインド・アンビション | コンペティティヴ・エッジ |
闇/Darkness | 君は闇の中で活動し光を奪う。 | クローク・オヴ・シャドウ | ダーケンド・アイズ |
夢/Dreams | 君は夢に入り操作する力を持つ。 | スウィート・ドリーム | ドリーマーズ・コール |