スクロンジャー Scrounger
出典 Player Core 2 214ページ
君は複雑なアイテムを分解して再構築し、その仕組みを学ぶために数え切れないほどの時間を費やし、最も可能性の低い材料からほぼ何でも作り出す技術を身につけた。代用アイテムは長持ちしないため、いざという時に必要なだけのアイテムしか準備しない。敵は君の武装を解除できるかもしれないが、君はその状況の維持を目指している。鍵のかかった部屋、極悪非道な罠、絶望的な状況は、どれも君にとってはパズルのようなもので、君の周りにあるありふれた物は、君が自分の解決策を即興で作るために使う部品である。これほど機知に富んだ者はほとんどいない。時間といくつかの装備、部品、装置があれば、君はほぼすべての状況に最適な道具を作成できる。君の創意工夫は、冒険において非常に価値が高い。冒険者は、自分たちに何が待ち受けているのかを本当には知らず、目の前の作業に対する準備ができていないことに気付くことが多い。君のようなスクロンジャーを連れてくることは、すべてを分解して組み立て直すという絶え間ない試みが面倒でない限り、必要になる可能性のある道具を持っていくようなものだ。将来何が必要になるかはわからないのだから。
君は複雑なアイテムを分解して再構築し、その仕組みを学ぶために数え切れないほどの時間を費やし、最も可能性の低い材料からほぼ何でも作り出す技術を身につけた。代用アイテムは長持ちしないため、いざという時に必要なだけのアイテムしか準備しない。敵は君の武装を解除できるかもしれないが、君はその状況の維持を目指している。鍵のかかった部屋、極悪非道な罠、絶望的な状況は、どれも君にとってはパズルのようなもので、君の周りにあるありふれた物は、君が自分の解決策を即興で作るために使う部品である。これほど機知に富んだ者はほとんどいない。時間といくつかの装備、部品、装置があれば、君はほぼすべての状況に最適な道具を作成できる。君の創意工夫は、冒険において非常に価値が高い。冒険者は、自分たちに何が待ち受けているのかを本当には知らず、目の前の作業に対する準備ができていないことに気付くことが多い。君のようなスクロンジャーを連れてくることは、すべてを分解して組み立て直すという絶え間ない試みが面倒でない限り、必要になる可能性のある道具を持っていくようなものだ。将来何が必要になるかはわからないのだから。
《スクロンジャーへの専念》 特技2 Scrounger Dedication
アンコモン アーキタイプ 専念
他の人なら専用の道具と十分な広さが必要だろうが、君はどこでもなんでもくみ上げる方法を見つけ出す。君は適切な道具や作業場がなくてもアイテムを“作成”できる。加えて、君は処方を全て思い出すために物理的な処方書を必要としない。君はそれらを身につけるのに通常のコストを支払うが、その全てを記憶している。君は“間に合わせ”連続行動を得る。
“間に合わせ”/Cobble Together(探索)君は手元にどんなものからでも、どこであっても、どんな材料が手元にあっても、最初の〈製作〉判定を行うのに10分しかかからない。この一時的なアイテムは君が記憶しているかその処方を有しているかしなければならず、コモンで魔法でなく、君のレベルの半分以下のレベルで、武器か鎧、あるいは消耗品でない冒険用装備でなければならない。君は単一のアイテムではなく、矢弾1種類を10個作ることもできる。君は物理的なアイテムのみを作成でき、情報や魔法は作り出せない。そのため、例えば、君は白紙の旅行記や無作為な記述1枚分を作ることはできても、学術的に価値ある旅行記や宗教書を作ることはできない。
“間に合わせ”で作られたアイテムは粗悪品のアイテムだが、君は作成時に特定のクリーチャー専用にするためにクリーチャーを1体選択できる。このクリーチャーがこの特技で作成した粗悪品のアイテムを使用する際、通常のペナルティを受けない。君の一時的なアイテムは1d4時間が経過すると元の素材に戻ってしまう。この時間数はGMが秘密裏にロールする。
《分解解析》 特技4 Reverse Engineering
アーキタイプ 技能
君は夜な夜な物をいじり倒す中で、アイテムを解析して処方を知れるようになった。君はアイテムから処方を解析するために行う〈製作〉判定に+2の状況ボーナスを得る。また、君は解析における準備を2日ではなく1日だけ費やした後に、解析のための〈製作〉判定を行える。加えて、君が〈製作〉判定に大成功したなら、処方を得るだけでなく、元のアイテムを同時に復元することで、アイテムの価値の半分に等しい原材料ではなく処方とアイテムをそのまま残すことができる。
《魔法の解体士》 特技6 Magical Scrounger
アーキタイプ
君はありとあらゆるところにある魔法を使って一時的なその他の魔法のアイテムを作成できる。1日1回、君は一時的な魔法のアイテムのために“間に合わせ”を行える。この一時的なアイテムはコモンで魔法、君のレベルの半分以下のレベルでなければならず、保持、装備、着用のいずれかを行えるものでなければならない。通常通り作成要件はすべて満たさなければならない。
君は消耗品、ルーン、ルーンを持つアイテムを作るために“間に合わせ”を使うことはできない。アイテムが着用あるいは貼付しなければならない場合、ひとたび添付された後に取り除かれたり脱いだりすると破壊される。
《熟練のばらし屋》 特技7 Expert Disassembly
アーキタイプ 技能