エルドリッチ・アーチャー Eldritch Archer
出典 Player Core 2 198ページ
多くの弓使いが戦闘と同じ意味で技と業物を扱ってきた。しかし魔法を通してその技術を完璧にしようとした弓使いもわずかながらいる。そして君はその一員だ。君の身体能力と武術を神秘的な才能で高めることで、君は弓と機械弓を滅多に至れない高みへと到達させた――アローやボルトを魔力のこもった矢弾へと変え、アローを入り組んだ軌道で予期せぬ目標に届け、呪文を届け即死さえさせる矢を具現化させる。矢の先にありのままの魔法を吹き込むのは容易ではない。エルドリッチ・アーチャーは、その腕前で尊敬され、恐れられており、冒険者パーティにとって貴重な存在となる。
多くの弓使いが戦闘と同じ意味で技と業物を扱ってきた。しかし魔法を通してその技術を完璧にしようとした弓使いもわずかながらいる。そして君はその一員だ。君の身体能力と武術を神秘的な才能で高めることで、君は弓と機械弓を滅多に至れない高みへと到達させた――アローやボルトを魔力のこもった矢弾へと変え、アローを入り組んだ軌道で予期せぬ目標に届け、呪文を届け即死さえさせる矢を具現化させる。矢の先にありのままの魔法を吹き込むのは容易ではない。エルドリッチ・アーチャーは、その腕前で尊敬され、恐れられており、冒険者パーティにとって貴重な存在となる。
呪文発動能力を持つことで君のエルドリッチ・アーチャーとしての対応力と威力の潜在能力を高めることができるが、自己流のやり方で弓の魔法を身につける代わりに、呪文発動に関する独立した訓練がなくてもこれらの技術の秘密を身につけることができるだろう。実際、多くのエルドリッチ・アーチャーは、最初に弓使いとして始め、次に術者として職歴を開始する。だからといって、術者が弓術を手にしないわけではない。実際、戦争の技術に長けた多くのウィザードは、特にこの技術を会得するために弓を研究してきた。最終的に重要なのは、武術と魔法の能力の完璧な組み合わせだ。それを取得する順序はさほど重要ではない。
《エルドリッチ・アーチャーへの専念》 特技6 Eldritch Archer Dedication
アーキタイプ 専念 魔法
出典 Player Core 2 198ページ
アーキタイプ エルドリッチ・アーチャー
前提条件 弓種あるいは機械弓種1つ以上の熟練
アーキタイプ エルドリッチ・アーチャー
前提条件 弓種あるいは機械弓種1つ以上の熟練
君は魔法と武術を混ぜ合わせ、手首のありふれたひねりや他の身振りではなく、矢の先端を通じて強力な呪文を繰り出せる。君が呪文スロットから呪文を発動する能力をまだ有していないなら、君は呪文を任意発動する方法を身につけ、“呪文発動”連続行動を得る。君は自分が選択した体系の呪文リストから、自分で選択したキャントリップ1つを持つ呪文のレパートリーを得る。君はこのキャントリップを君の選択した呪文リストにある、コモンあるいは君が使用権を持つ呪文から選択しなければならない。このキャントリップは君の選択した体系に属する、呪文攻撃ロールを必要とするものでなければならない。君は呪文攻撃修正値と呪文DCを修得にする。この呪文の重要能力値は【魅力】である。
君がもともと呪文発動ができたかこの専念で呪文発動を得たかにかかわらず、君は“魔弾”を得る。
“魔弾”/Eldritch Shot [three-actions];必要条件 君が弓種あるいは装填済みの機械弓種を装備している;効果 君は攻撃ロールを必要とする1〜2アクションを要する呪文を“呪文発動”する。この呪文の効果は即座に適用されず、君が装備している弓あるいは機械弓に込められる。この弓あるいは機械弓で“打撃”を1回行う。呪文は矢弾と共に放たれ、この“打撃”と呪文の両方の効果を決定するためにこの攻撃ロールの結果を用いる。これは複数回攻撃ペナルティにおいて攻撃2回分として扱うが、“魔弾”が完了するまでペナルティは適用されない。
《エルドリッチ・アーチャーの基本呪文発動》 特技8 Basic Eldritch Archer Spellcasting
アーキタイプ
君は基本呪文発動の利益を得る。君がこのアーキタイプから新しいランクの呪文スロットを得るたび、君のレパートリーに対応するランクの呪文を1つ加える。この呪文は選択した体系の&spanclas(trait){コモン}の呪文か、君が学習ないし発見したものでなければならない。
《射撃強化》 [two-actions] 特技8 Enchanting Shot
アーキタイプ 感情 魔法 精神
囁き一つを風が運べば、君の矢弾は魔力を帯びて敵が君の攻撃に対して脆くなる。弓による“打撃”を1回行う。命中したなら、目標は追加で2d6の[精神]ダメージを受ける。クリティカル・ヒットの場合、目標はさらに朦朧状態1になる。この[精神]ダメージは武器がグレーター・ストライキング・ルーンを持つなら3d6に、メジャー・ストライキング・ルーンを持つなら4d6に増加する。
《矢弾魔化》 特技8 Magic Ammunition
アーキタイプ 魔法
君は矢弾にありのままで強力な魔力を込め、状況に応じた変化を遂げさせる。この特技を選択する際、GM Coreあるいは本書に掲載される、4レベル以下でコモンの魔法の矢弾を3種類選択する。GMが認めるなら、適切なレベルのアンコモンの矢弾や別の書籍に掲載される矢弾のような他の種類の矢弾を選択しても良い。君は“矢弾変成”アクションを得る。
“矢弾変成”/Transform Ammunition [free-action](魔法)頻度 1ラウンド1回;効果 君は魔法でないアローあるいはボルトを君が《矢弾魔化》で選択した種別の矢弾1つに変化させる。君が自分のターンの終了時までにこの矢弾を発射しなければ、魔法は失われる。矢弾に起動項があるなら、発射する前に矢弾を起動するために必要なアクションを消費しなければならない。君は使用しようとしている矢弾の種別が通常なら不適切なものでも、魔法の矢弾を選択できる――例えば、君は通常ボルトでしか見られない魔法の矢弾であるクライミング・ボルトをアローに使用できる。
特殊 君はこの特技を複数回選択できる。そのたびに、上記に示された魔法の矢弾の種別を追加で3つ選択する。
《稀少矢弾》 [one-action] 特技8 Precious Ammunition
アーキタイプ 魔法 変成術
君は魔法と素材の間に横たわる力を模倣するすべを身に着けた。君は貴重素材の魔法の精髄を矢弾の一部に付与し、特定のクリーチャーの弱点を突く。冷たい鉄あるいは銀のいずれかを選択する。君のターンの終了までに君が放った矢弾は、その素材として扱われる。14レベルの時点で、選択できる素材の一覧にアダマンティンを追加する。
《走行再装填》 [one-action] 特技8* Running Reload
ガンスリンガー レンジャー
出典 Player Core 159ページ
アーキタイプ アルケンスター・エージェント、アーチャー、ドラウ・シューティスト、エルドリッチ・アーチャー、ゲーム・ハンター
* この《走行再装填》はアーキタイプでの使用を想定したもので、元の特技とは異なるレベルで使用権を得る。
アーキタイプ アルケンスター・エージェント、アーチャー、ドラウ・シューティスト、エルドリッチ・アーチャー、ゲーム・ハンター
* この《走行再装填》はアーキタイプでの使用を想定したもので、元の特技とは異なるレベルで使用権を得る。
君は移動中に武器を再装填できる。君は“歩行”、“ステップ”、“忍び歩き”のいずれか1つを行った後、再装填のために“扱う”できる。
《装填魔術》 特技10 [free-action] Eldritch Reload
アーキタイプ
出典 Player Core 2 199ページ
アーキタイプ エルドリッチ・アーチャー
前提条件 《エルドリッチ・アーチャーへの専念》
必要条件 君の直前のアクションが“魔弾”の使用、呪文スロットからの“呪文発動”、魔法の矢弾の起動のいずれかのために使用された。
アーキタイプ エルドリッチ・アーチャー
前提条件 《エルドリッチ・アーチャーへの専念》
必要条件 君の直前のアクションが“魔弾”の使用、呪文スロットからの“呪文発動”、魔法の矢弾の起動のいずれかのために使用された。
君は魔法の才能を装填が必要な武器の使用と統合させる。君は装備している武器1つを装填するために“扱う”する。
《エルドリッチ・アーチャーの熟練呪文発動》 特技12 Expert Eldritch Archer Spellcasting
アーキタイプ
君はエルドリッチ・アーチャーの魔法をさらに身に着けた。君は熟練呪文発動の利益を得る。
《追尾矢》 [one-action] 特技14 Homing Arrow
アーキタイプ 魔法
君は角の周囲を折り畳み、目標に届くようにあり得ない角度から射撃を届かせる。君が見ることのできる敵1体に対して弓種あるいは機械弓種による“打撃”を1回行う。この矢弾は角を迂回して目標に到達する。君は目標の視認困難状態と全ての遮蔽の影響を受けない。
《非実体矢》 [one-action] 特技16 Incorporeal Arrow
アーキタイプ 魔法
君は膨大な魔法に集中し、目標以外の全ての位相とずらしてと矢弾を生み出すことができる。可視状態あるいは隠れた状態(未探知状態ではないこと)の敵1体に対して弓種あるいは機械弓種による“打撃”を1回行う。矢弾は目標へと真っ直ぐ向かい、魔法でない障害や壁を通過する(が、魔法の障害はこの矢弾を止める)。この射撃は全ての遮蔽、視認困難状態、隠れた状態、盾によるACへの状況ボーナスを無視する。また、あらゆる鎧を着用しているクリーチャーに命中させる際に+4の状況ボーナスを得る。この“打撃”のダメージは魔法でない盾による“盾防御”リアクションにより減少されない。
《致命矢》 [three-actions] 特技18 Fatal Arrow
アーキタイプ 魔法
君は強力な一射を命中させることで、目標に死をもたらすようにアローもしくはボルトに手を加える。弓種あるいは機械弓種による“打撃”を1回行う。命中すると、君は追加で10d10の[精密]ダメージを与える。クリティカル・ヒットしたなら、目標は君のクラスDCもしくは呪文DCのいずれか高い方に対して頑健セーヴィング・スローを試みなければならず、失敗すると即座に死亡する。このセーヴは即死と無力化の特性を持つ。
《エルドリッチ・アーチャーの達人呪文発動》 特技18 Master Eldritch Archer Spellcasting
アーキタイプ
君は達人呪文発動の利益を得る。
《信じられぬ遠射武器》 [three-actions] 特技20* Impossible Volley
ファイター レンジャー 卓越 初動
出典 Player Core 150ページ
アーキタイプ エルドリッチ・アーチャー
必要条件 遠射用の特性を持つ装填:0の遠隔武器を1つ使用している。
* この《信じられぬ遠射武器》はアーキタイプでの使用を想定したもので、元の特技とは異なるレベルで使用権を得る。
アーキタイプ エルドリッチ・アーチャー
必要条件 遠射用の特性を持つ装填:0の遠隔武器を1つ使用している。
* この《信じられぬ遠射武器》はアーキタイプでの使用を想定したもので、元の特技とは異なるレベルで使用権を得る。
君は範囲内のすべての敵に一斉射撃を行う。武器の遠射用の射程内を中心とする半径10フィートの爆発内にいる全ての敵に、-2のペナルティを受けて“打撃”を1回行う。全ての目標に対して、1回だけダメージをロールすること。
複数回攻撃ペナルティを考慮する際にそれぞれの攻撃を別の攻撃として扱うが、すべての攻撃が終わるまで複数回攻撃ペナルティは増加しない。