オラクル Oracle
出典 Player Core 2 128ページ
君の神の力との導線は、伝統的な祈りと隷属の経路でなく、神の真理と包括的な概念として具現化された大いなる神秘を理解している。それは、複数の神格にまたがる共通の基盤を認識しているからか、それともその力を完全に避けているからなのか。君はこれらの1つを探索し、その力を利用して奇跡のような呪文を発動するが、その力には恐ろしい代償が伴う。その呪いは、力を引き出せば引き出すほど強くなる。君は神の道具としてその身を掲げたり、神からの罰とみなされたりする。
君の神の力との導線は、伝統的な祈りと隷属の経路でなく、神の真理と包括的な概念として具現化された大いなる神秘を理解している。それは、複数の神格にまたがる共通の基盤を認識しているからか、それともその力を完全に避けているからなのか。君はこれらの1つを探索し、その力を利用して奇跡のような呪文を発動するが、その力には恐ろしい代償が伴う。その呪いは、力を引き出せば引き出すほど強くなる。君は神の道具としてその身を掲げたり、神からの罰とみなされたりする。
重要能力値:【魅力】 Key Attribute: CHARISMA
1レベルの時点で、君のクラスは君に【魅力】の能力値増強を与える。
ヒット・ポイント:8+君の【耐久力】修正値 Hit Points: 8 plus your Constitution modifier
1レベルの時点と2レベル以降の各レベルで、君はこの値だけヒット・ポイントの最大値を増やす。
オラクルのロールプレイ Roleplaying the Oracle
戦闘遭遇では… During combat encounters…
君は神秘的な効果と、相反する神の要求が肉体に過剰な負担をかけることで増大する呪いの重さとのバランスをとりながら、自分の神秘を利用して戦闘力を高めていく。君は呪文を発動して味方を助け、敵を壊滅させ、神秘によっては自ら戦いに乗り出すこともある。
社会遭遇では… During social encounters…
君は自分の神秘から引き出された洞察に頼ることになる。呪いを利用して人を威圧したり、その効果を隠して人に溶け込むこともできる。
探索では… While exploring…
呪いの原因となっている恐ろしい形而上学的な対立を収束させるために君は心を新たにし、後で神秘の力を利用できるようにする。君は自分の周りに超自然的な力が働いていることを意識し続け、洞察を得るために未来を覗いているのかもしれない。
余暇では… In downtime…
君は自分の神秘や、自分の力を燃やす信仰の泉についてもっと知りたいと思うかもしれない。自分の謎に興味のある人と付き合うことで、自分の呪いと共存しやすくなる。組織化された宗教と関係を持つこともできるし、自分の謎に専念する信者を自分で集めることもできる。
君はおそらく… You might…
- 自分の神託の力を祝福、呪い、またはその両方と見なす。
- 素晴らしい魔法を使うために、耐えられる限界まで自分を追い込む。
- より安全で信頼性の高い魔法の蓄積を提供するために、魔法のアイテムを頼りにする。
ひょっとしたら他人は君のことを… Others probably…
- 君の呪文発動が信仰の力を利用していることを認識せず、代わりにあなたが異邦人の(場合によっては邪悪な)力を指揮していると信じている。
- 神々に呪われる羽目になった恐ろしい罪を犯したとする。
- 君の決意と、素晴らしい行為をするための犠牲を称賛する。
開始時の習熟 Initial Proficiencies
1レベルの時点で、君は以下のデータに示す習熟ランクを得る。別の手段でよりよい習熟ランクを得ていないなら、記載されていないすべてのものは未修得である。
知覚 Perception
- 修得:知覚
セーヴィング・スロー Saving Throws
- 修得:頑健
- 修得:反応
- 熟練:意志
技能 Skills
攻撃 Attacks
- 修得:単純武器
- 修得:素手攻撃
防御 Defenses
- 修得:軽装鎧
- 修得:鎧なし防御
クラスDC Class DC
- 修得:オラクルのクラスDC
呪文 Spells
- 修得:呪文攻撃修正値
- 修得:呪文DC
クラス特徴 Class Features
君はオラクルとしてこれらの能力を得る。高いレベルで得た能力には、名前の横にレベルが併記されている。
レベル | クラス特徴 |
---|---|
1 | 種族と来歴、能力値増強、開始時の習熟、オラクル呪文の発動、呪文のレパートリー、神秘 |
2 | オラクル特技、技能特技 |
4 | 2ランク呪文、一般特技、署名呪文、技能増加 |
4 | オラクル特技、技能特技 |
5 | 3ランク呪文、種族特技、技能増加 |
6 | オラクル特技、技能特技 |
7 | 4ランク呪文、熟練の術者、一般特技、神秘の決意、技能増加 |
8 | オラクル特技、技能特技 |
9 | 5ランク呪文、種族特技、魔法的頑健、技能増加 |
10 | 能力値増強、オラクル特技、技能特技 |
11 | 6ランク呪文、神への接触、一般特技、上級呪い、神託感覚、技能増加、武器熟練 |
12 | オラクル特技、技能特技 |
13 | 7ランク呪文、種族特技、軽装鎧熟練、予覚反応、技能増加、武器開眼 |
14 | オラクル特技、技能特技 |
15 | 8ランク呪文、能力値増強、一般特技、達人の術者、技能増加 |
16 | オラクル特技、技能特技 |
17 | 9ランク呪文、種族特技、極限の呪い、上級神秘の決意、技能増加 |
18 | オラクル特技、技能特技 |
19 | 一般特技、伝説の術者、明晰なる神託、技能増加 |
20 | 能力値増強、オラクル特技、技能特技 |
表2-3:オラクルの1日の呪文数 Oracle Spells per Day
ランク | キャントリップ | 1ランク | 2ランク | 3ランク | 4ランク | 5ランク | 6ランク | 7ランク | 8ランク | 9ランク | 10ランク |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | 3 | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― |
2 | 5 | 4 | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― |
4 | 5 | 4 | 3 | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― |
4 | 5 | 4 | 4 | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― |
5 | 5 | 4 | 4 | 3 | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― |
6 | 5 | 4 | 4 | 4 | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― |
7 | 5 | 4 | 4 | 4 | 3 | ― | ― | ― | ― | ― | ― |
8 | 5 | 4 | 4 | 4 | 4 | ― | ― | ― | ― | ― | ― |
9 | 5 | 4 | 4 | 4 | 4 | 3 | ― | ― | ― | ― | ― |
10 | 5 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | ― | ― | ― | ― | ― |
11 | 5 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 3 | ― | ― | ― | ― |
12 | 5 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | ― | ― | ― | ― |
13 | 5 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 3 | ― | ― | ― |
14 | 5 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | ― | ― | ― |
15 | 5 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 3 | ― | ― |
16 | 5 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | ― | ― |
17 | 5 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 3 | ― |
18 | 5 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | ― |
19 | 5 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 1* |
20 | 5 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 1* |
* 明晰なる神託のクラス特徴により、君は他の呪文スロットとは少し異なる動作をする10ランク呪文スロットを得る。
種族と来歴 Ancestry and Background
1レベルの時点でクラスから得られる能力に加えて、君は選択した種族と来歴の利益を持つ。
能力値増強 Attribute Boosts
1レベルの時点でクラスから得られるものに加えて、君は異なる能力修正値に任意増強を4つ得る。
5レベルの時点と以降5レベル毎に、君は異なる能力修正値に任意増強を4つ得る。能力修正値が+4以上の場合、その値を増やすには2回の増強が必要となる。このような能力修正値を増やすためには、君は部分増強を得て、後のレベルで再度その能力修正値を能力値増強しなければならない。
開始時の習熟 Initial Proficiencies
1レベルの時点で、君は基本的な修得を表す多くの習熟を得る。これらの習熟はこのクラスのはじめの部分に記載されている。
信仰呪文の発動 Oracle Spellcasting
君は宇宙の大いなる力や彼方の平原とありのままのつながりを持ち、その力を信仰魔法という形で解き放てる。君は術者であり、“呪文発動”連続行動を用いて信仰体系の呪文を発動できる。オラクルとして君が呪文を発動する際、君の唇から呪文が急速にこぼれ落ちるかもしれないし、宗教的な恍惚が君の心に一時的に触れ、身振りは荒々しく自由奔放になるかもしれない。
君は毎日1ランク呪文を最大3つまで発動できる。呪文を発動するには呪文を修得していなければならない。君は呪文のレパートリーのクラス特徴を通じてそれらを修得する。毎日発動することができる呪文の数は呪文スロットと呼ばれる。
表:オラクルの1日の呪文数に示されるように、オラクル・レベルが上がると、1日あたりの呪文の数が増え、発動できる呪文の最高ランクも上昇する。
呪文の中には効果を確認するために呪文攻撃ロールを試みたり、敵が君の呪文DCに対してロールを行う必要がある(通常はセーヴィング・スローを試みる)ものがある。君の重要能力値は【魅力】なので、呪文攻撃ロールと呪文DCには君の【魅力】修正値を使用する。
呪文の高ランク化 Heightening Spells
2ランク以上の呪文スロットを得ると、君はそれらのスロットを、より低いランクの呪文の強力版で埋めることができるようになる。これにより、呪文のランクが呪文スロットに合うように上昇する。多くの呪文は、特定のランクに上昇すると特別な強化が行われる。呪文をそのランクに高ランク化させるには、呪文のレパートリーにその呪文を発動したいランクで収めていなければならない。例えば、君は1ランクのレパートリーにしかない呪文の3ランク版を発動することはできない。多くの呪文は、特定のランクに高ランク化すると特別な強化が行われる。署名呪文のクラス特徴を使用すると、特定の呪文を自由に高ランク化することができる。
キャントリップ Cantrips
キャントリップは呪文スロットを使用しない特殊な種類の呪文である。キャントリップは1日に何回でも回数無制限に発動できる。キャントリップは常に君のレベルの半分(端数切り上げ)――通常、これは最も高いオラクル呪文スロットのレベルと同様だ――に自動的に高ランク化される。例えば1レベル・オラクルにおけるキャントリップは1ランク呪文であり、5レベル・オラクルにおけるキャントリップは3ランク呪文である。
呪文のレパートリー Spell Repertorie
君が発動できる呪文のコレクションは呪文のレパートリーと呼ばれる。1レベルの時点で、君は選択した1ランクの信仰呪文2つと信仰キャントリップ5つを修得する。これらは、君の信仰呪文体系のコモンの呪文、またはその体系に属する君が使用できる他の呪文から選択する。君は適切な呪文ランクの呪文スロットを使用して、自分の呪文のレパートリーにある呪文を発動できる。
君がレベルを得るたび、君はこの呪文のレパートリーに呪文を追加する。
呪文スロットを得るたび(表:オラクルの1日の呪文数を参照)、君は同じランクの呪文を呪文のレパートリーに追加できる。新しいランクの呪文が使用できるようになると、君は同じランクの呪文を1つ得る。2レベルの時点で、君は別の1ランク呪文1つを選択し、3レベルの時点で、君は2ランク呪文3つを得る、というように。呪文を追加する際、君は既に修得している呪文の高ランク版を選択することで、高ランク化したその呪文を発動することもできる。
呪文スロットと呪文のレパートリーは別々に取り扱う。特技や他の能力が呪文を呪文のレパートリーに追加する場合、これらは君に別の呪文スロットを与えることはないし、逆も同様である。
レパートリーの呪文の交換 Swapping Spells In Your Repertoire
呪文のレパートリーに新しい呪文を得たら、君は以前に修得した呪文の一部を置き換えることができる。レベルが上昇して新しい呪文を修得するたびに、君はかつての呪文1つを同じランクの別の呪文と交換できる。この呪文はキャントリップでもよい。また余暇の間に再訓練することで呪文を交換することもできる。
神秘 Mystery
オラクルは信仰の力を行使するが、単一の神聖な存在に由来するものではない。この力は、強力な概念や理想、関心のある領域がすべてその主題に触れている複数の神力を備えた存在の注意、または生の神の力への直接的で危険な経路から得られうるものだ。これがオラクルの神秘であり、どの神格にも属さない信仰魔法の源である。
魔法に力を与える神秘を1つ選択する。君の神秘は追加の呪文に加え、啓示呪文と呼ばれる特別な焦点化呪文を与える。加えて、神秘は君に神から力を引き出す固有の呪縛能力と、その力に多く触れすぎたことで陥る神託の呪いの効果を決める。
本書で掲載されるオラクルの神秘の一覧はここにまとめている。
啓示呪文 Revelation Spells
君の神秘の力は啓示呪文の形で現れる。啓示呪文は焦点化呪文の一種だ。啓示呪文を発動すると、1焦点化ポイントを消費する。日毎の準備の間に君は焦点化プールを充填し、神の神秘の矛盾した、あるいは一般的でない性質を調和させるために10分かかる“再焦点化”連続行動を使用することで、君は1焦点化ポイントを回復できる。
キャントリップとほぼ同じように、焦点化呪文は自動的にレベルの半分(端数切り上げ)に高ランク化される。焦点化呪文は呪文スロットを必要としない。また、呪文スロットを使用して発動することもできない。特定の特技は焦点化呪文を君に与える。
焦点化プールに収められる焦点化ポイントの最大値は、君が持つ焦点化呪文の総数に等しい。しかしこの値は3ポイントを超えることはない。
1レベルの時点で、君は啓示呪文を1つ身に着けており、1焦点化ポイントを持つ焦点化プールを有してゲームを開始する。この呪文1つ目は神秘で決定される初級啓示呪文である。君はオラクル特技を通して追加の啓示呪文を身に着けることができる。
神託の呪い Oracular Curse
オラクルとして、君はありのままで緩和することのできない創造の神の力を利用し、呪縛能力によって君の呪文発動を補うことができる。これらの能力は君に特別な恩恵を与えるが、この力を定命の肉体に宿すことの反動が神託の呪いとして現れる。呪縛能力を使えば使うほど呪いは悪化するが、呪いが君の魂を締め付けるようになったことで、君が神の恩恵を得られることもある。
君の神託の呪いは、オラクルだけに影響する固有の状態、呪縛状態で表現される。初めて呪縛能力を使用した直後は呪縛状態1になり、すでに呪縛されている状態で呪縛能力を使用すると、能力の解決後に呪縛状態の状態値が1だけ増加する。レベルが低いうちは君はわずかな神力しか許容できず、呪縛状態値は2を超えることはない。しかしレベルが上がるにつれて、さらに大きな力を許容できるようになり、呪縛状態値は3、最終的には4まで上昇する。一度神の力が飽和すると、魂はそれ以上吸収することができない。そのため、すでに呪縛状態値が最大になっている場合、呪縛能力を使用できない。
神託の呪いには呪縛状態になることによる固有の効果が記載されている、この効果は呪いが進行するにつれて累積していく。君は“再焦点化”するまで呪縛状態のままである。“再焦点化”すると焦点化ポイントが回復し、呪縛状態値が1だけ減少する。君の呪いは神の力の直接的な結果である。そのため、“再焦点化”以外の方法で呪いや呪縛特性を持つ能力の効果を弱めたり、軽減したり、除去したりすることはできない。たとえば、呪縛効果によってクリーチャーが君から視認困難状態になる場合、魔法のアイテムやシュア・ストライクのような呪文によってその視認困難状態をむしすることはできない(ただし、そのアイテムや呪文の他の効果の利益を受けることはできる)。同様に、クレンズ・アフリクションや類似の能力も、君の呪いにはまったく影響しない。
オラクル特技 レベル2 Oracle Feats
2レベルの時点と以降2レベル毎に、君はオラクル・クラス特技を1つ得る。
技能特技 レベル2 Skill Feats
2レベルの時点と以降2レベル毎に、君は技能特技を得る。技能特技を選択するためには、君は対応する技能の修得か、それ以上の習熟ランクでなければならない。
一般特技 レベル3 General Feats
3レベルの時点と以降4レベル毎に、君は一般特技を1つ得る。
署名呪文 レベル3 Signature Spells
君はいくつかの呪文をより柔軟に発動できるようになった。使用できる呪文ランクのそれぞれにおいて、各レベルの呪文1つを選択し、署名呪文とする。君は署名呪文の高ランク化版を個別に修得することなく、これらの呪文を自由に高ランク化できる。署名呪文を最小ランクより高いランクで修得した場合、それらを個別に修得せずにそれ以下のランク版のすべても発動できるようになる。署名呪文を入れ替える場合、入れ替える対象として、以前呪文を修得したのと同じ呪文ランクの署名呪文を選択できる。呪文を交換することなく、署名呪文をそのランクの別の呪文に変更するために再訓練することもできる。これには呪文の再訓練と同じ時間がかかる。
技能増加 レベル3 Skill Increases
3レベルの時点と以降2レベル毎に、君は技能増加を1つ得る。君は技能増加を使用することで、未修得の技能1つを修得にするか、修得の技能1つを熟練に向上させるかすることができる。
7レベルの時点で、君は技能増加を使用して熟練の技能1つの習熟ランクを達人に向上させることができるようになる。15レベルの時点で、君は達人の技能1つの習熟ランクを伝説に向上させることができるようになる。
種族特技 レベル5 Ancestry Feats
開始時の種族特技に加えて、5レベルの時点と以降4レベル毎に、君は種族特技を1つ得る。
熟練の術者 レベル7 Expert Spellcaster
君に内在する信仰の力は君の命令に簡単かつ強力に反応する。自身の信仰呪文における、君の呪文攻撃ロールと呪文DCの習熟ランクは熟練へと向上する。
神秘の決意 レベル7 Mysterious Resolve
君の魂を焼く神秘の力は君の心を掴もうとする他の力に対して頑強になる。君の意志セーヴの習熟ランクは達人へと向上する。君が意志セーヴで成功したなら、代わりに大成功を得る。
魔法的頑健 レベル9 Magical Fortitude
魔力は君の肉体の回復力を高めた。君の頑健セーヴの習熟ランクは熟練へと向上する。
神への接触 レベル11 Divine Access
君の神秘は、一般的な崇拝者にのみ許される呪文への奇妙な使用権を与える。君の神秘が持つ付与領域の1つを与える神格を1つ選ぶ。君はその神格がクレリック呪文に追加する呪文を3つまで自分の呪文リストに加え、適切なランクの呪文を発動できるようになり次第、呪文のレパートリーに加える。
上級呪い レベル11 Major Curse
君は体に大打撃を与える、相反する力の均衡をうまく取ることを学んだ。君の最大呪縛状態値は呪縛状態2から呪縛状態3へと増加する。
信託感覚 レベル11 Oracular Sesnse
君は常に他人よりもわずかに多くのことを知覚できるようになった。君の近くへの習熟ランクは熟練へと向上する。
武器熟練 レベル11 Weapon Expertise
訓練と魔法により、君の武器の技術が向上した。君の単純武器と素手攻撃への習熟ランクは熟練へと向上する。
軽装鎧熟練 レベル13 Light Armor Expertise
君は軽装鎧を着用しているか何も鎧を着用していないときに回避するすべを身に着けた。君の軽装鎧と鎧なし防御における習熟ランクは熟練へと増加する。
予覚反応 レベル13 Premonition's Reflexes
背筋が凍るような危険が迫ると、君が身をかわしたり隠したりする時間が与えられる。君の反応セーヴの習熟ランクは熟練となる。
武器開眼 レベル13 Weapon Specialization
君は最もよく知っている武器で大きな怪我を負わせる方法を学んだ。君が熟練である武器や素手攻撃は追加で2ダメージを与える。このダメージは達人で3に、伝説で4に増加する。
達人の術者 レベル15 Master Spellcaster
君は自分の神秘の中にある、深く複雑な信仰の力を真の意味で理解する。君の呪文攻撃修正値と呪文DCの習熟ランクは達人へと向上する。
極限の呪い レベル17 Extreme Curse
君は自分の運命を変える力を手に入れながらも、肉体と魂の両方を緊張させながら、自分の神秘の相反する信仰の力の不確かな均衡を会得した。これにより君は冒涜的といえるほどまで神の呪いの度合いを高めることができる。君の最大呪縛状態値は呪縛状態3から呪縛状態4へと増加する。
上級神秘の決意 レベル17 Greater Mysterious Resolve
創造の神秘に思いを馳せながら過ごした時間は、君に力強い心と魂を与えた。君の意志セーヴの習熟ランクは伝説へと向上する。君が意志セーヴで成功したなら、代わりに大成功を得る。君が意志セーヴで大失敗をロールしたなら、代わりに失敗となる。君がダメージを与える効果に対する意志セーヴに失敗した場合、半分しかダメージを受けない。
伝説の術者 レベル19 Legendary Spellcaster
君は信仰の力を他の人には真似できない技量で利用できる。君の信仰呪文における、呪文攻撃ロールと呪文DCの習熟ランクは伝説へと向上する。
明晰なる神託 レベル19 Oracular Clarity
君は今や自分の神秘の背後にある信仰の力の本質を完全に把握し、奇跡に近い魔法を使うことができるようになる。君の呪文のレパートリーにコモンの10ランク信仰呪文を2つ加える。オラクル呪文の発動を使用し、これらの呪文を発動するために使用できる10ランク呪文スロットを1つ得る。他の呪文スロットとは異なり、君はレベルを上げても10ランクの呪文が増えることはない。また、この呪文スロットを、呪文スロットを消費することなく呪文を発動できる能力や、より多くの呪文スロットを与える能力には使用できない。君は《神託の摂理》のオラクル特技を得ることで、10ランクの呪文スロットの2つ目を得られる。
神秘 Mysteries
出典 Player Core 2 134ページ
神秘的な力を燃料とする神格の神秘を選択すること。君の神秘は、君の神秘の主題に対する力を持つすべての神への汎神論的な献身、特定の理想への崇敬、または神のエネルギーそのものへの導管を表しているかもしれない。その起源と性質が何であれ、君の神秘は、君が発動できる啓示呪文と、その時に君の体にまとわりつく神託の呪いを決定する。君はその神秘に対応する技能を修得にし、キャントリップへの使用権と、信仰の知識と経験を組み合わせて使用できる特別な利益を得られる。
神秘的な力を燃料とする神格の神秘を選択すること。君の神秘は、君の神秘の主題に対する力を持つすべての神への汎神論的な献身、特定の理想への崇敬、または神のエネルギーそのものへの導管を表しているかもしれない。その起源と性質が何であれ、君の神秘は、君が発動できる啓示呪文と、その時に君の体にまとわりつく神託の呪いを決定する。君はその神秘に対応する技能を修得にし、キャントリップへの使用権と、信仰の知識と経験を組み合わせて使用できる特別な利益を得られる。
神秘の各項目の説明 Reading A Mystery Entry
神秘の各項目にはその神秘の呪いの説明の後に、以下の情報が含まれている。
与えられる呪文/Granted Spells ここに掲載された呪文を君は自動的に自分の呪文レパートリーに追加する。1レベルの時点で、君はキャントリップ1つと1ランク呪文1つを得る。君は対応するランクのオラクル呪文を発動する能力を得るとすぐ、記載されあたほかの呪文を身に着ける。
啓示呪文/Revelation Spells 君は1レベルで自動的に神秘の初級啓示呪文を獲得し、《高度啓示》、《上級啓示》、《異種の神秘》を選択することでさらに多くの呪文を獲得できる。
関連領域/Related Domains これらは君の神秘に関連するクレリックの領域である。君は《領域への見識》や《領域巧者》を得ることで領域呪文を得る。これらは呪縛特性を持つ啓示呪文として発動できる。11レベルの時点で、神への接触クラス特徴により、君は領域に基づいた追加の呪文を得る。
神秘技能/Mystery Skill 君は記載された技能を修得にする。神秘の中には2つ以上の技能を修得にするものもある。
オラクル特技/Oracle Feat 君はここに記載されあた1レベルのオラクル特技を得る。これは呪縛特性を持つため、神託の呪いを進行させる。
与えられる呪文/Granted Spells ここに掲載された呪文を君は自動的に自分の呪文レパートリーに追加する。1レベルの時点で、君はキャントリップ1つと1ランク呪文1つを得る。君は対応するランクのオラクル呪文を発動する能力を得るとすぐ、記載されあたほかの呪文を身に着ける。
啓示呪文/Revelation Spells 君は1レベルで自動的に神秘の初級啓示呪文を獲得し、《高度啓示》、《上級啓示》、《異種の神秘》を選択することでさらに多くの呪文を獲得できる。
関連領域/Related Domains これらは君の神秘に関連するクレリックの領域である。君は《領域への見識》や《領域巧者》を得ることで領域呪文を得る。これらは呪縛特性を持つ啓示呪文として発動できる。11レベルの時点で、神への接触クラス特徴により、君は領域に基づいた追加の呪文を得る。
神秘技能/Mystery Skill 君は記載された技能を修得にする。神秘の中には2つ以上の技能を修得にするものもある。
オラクル特技/Oracle Feat 君はここに記載されあた1レベルのオラクル特技を得る。これは呪縛特性を持つため、神託の呪いを進行させる。
嵐 Tempest
出典 Player Core 2 137ページ
風と波の猛威は君の心に重くのしかかる。君の力は自然の嵐から流れる力そのものかもしれないし、風と水の元素界への通路に存在するものが流れ込んできているのかもしれないし、ゴズレー、嵐のテング神ヘイ・フェン、海賊女王ベスマラー、空と水の元素界の王といった神々への畏敬から宿されたものかもしれない。
風と波の猛威は君の心に重くのしかかる。君の力は自然の嵐から流れる力そのものかもしれないし、風と水の元素界への通路に存在するものが流れ込んできているのかもしれないし、ゴズレー、嵐のテング神ヘイ・フェン、海賊女王ベスマラー、空と水の元素界の王といった神々への畏敬から宿されたものかもしれない。
君がキャントリップでない風もしくは水呪文から物理ダメージを与える際、君は追加で呪文レベル毎に1の[雷撃]ダメージを与える。
与えられる呪文 キャントリップ:エレクトリック・アーク;1ランク:サンダーストライク;4ランク:ハイドローリック・トレント;6ランク:チェイン・ライトニング
啓示呪文 初級:テンペスト・タッチ;高度:サンダーバースト;上級:テンペスト・フォーム
関連領域 風、水
神秘技能 〈自然〉
オラクル特技 《危害予知》
啓示呪文 初級:テンペスト・タッチ;高度:サンダーバースト;上級:テンペスト・フォーム
関連領域 風、水
神秘技能 〈自然〉
オラクル特技 《危害予知》
強まる逆風の呪い Curse of the Inclement Headwinds
呪い 信仰 オラクル
出典 Player Core 2 137ページ
天候はいつも大なり小なりあなたに反対しているようだ。落ち着いて安静にしていても、君は穏やかな風で髪や衣服が吹き飛ばされ、少し湿り気を帯び、触ると静電気による衝撃を受けることが多い。呪縛状態のとき君は風雨にさらされ、以下の効果を受ける。
天候はいつも大なり小なりあなたに反対しているようだ。落ち着いて安静にしていても、君は穏やかな風で髪や衣服が吹き飛ばされ、少し湿り気を帯び、触ると静電気による衝撃を受けることが多い。呪縛状態のとき君は風雨にさらされ、以下の効果を受ける。
呪縛状態1 雷撃は君に引き寄せられる。君は[雷撃]に対する弱点2を得、金属を着用あるいは保持するクリーチャーに追加の効果を与える雷撃呪文もしくは効果に対して、君は金属を着用しているものとして扱われる。君が持つこのような呪文や効果に対する完全耐性や抵抗は抑止される。
呪縛状態2 吹きすさぶ風は君が行う遠隔攻撃ロールに-2のペナルティを与える。
呪縛状態3 君の[雷撃]への弱点は5+君のレベルに増加する。
呪縛状態4 怒れる風が君を後ろに押しやり、全ての移動速度に-10フィートの状態ペナルティを受ける。
宇宙 Cosmos
出典 Player Core 2 136ページ
大小の天体が君に影響を及ぼし、崇高な宇宙の力を与える。君はきらめく星を神の祝福と見るかもしれないし、その間の無限に暗い空間に惹かれるかもしれない。君はデスナ、サーレンレイ、太陽と月を象徴する恋人神シズルとツキヨのような神々を奉じるかもしれないし、特定の外なる神々のような星の向こうにある暗い存在や、ゾン=クーソンやネズミの女神ラオ・シュ・ポーのような夜の破壊神から力を引き出すかもしれない。
大小の天体が君に影響を及ぼし、崇高な宇宙の力を与える。君はきらめく星を神の祝福と見るかもしれないし、その間の無限に暗い空間に惹かれるかもしれない。君はデスナ、サーレンレイ、太陽と月を象徴する恋人神シズルとツキヨのような神々を奉じるかもしれないし、特定の外なる神々のような星の向こうにある暗い存在や、ゾン=クーソンやネズミの女神ラオ・シュ・ポーのような夜の破壊神から力を引き出すかもしれない。
与えられる呪文 キャントリップ:ダンシング・ライツ;1ランク:ディジング・カラーズ;5ランク:ムーン・フレンジー
啓示呪文 初級:スプレー・オヴ・スターズ; 高度:インターステラ・ヴォイド;上級:ムーンライト・ブリッジ
関連領域 闇、月
修得技能 〈自然〉
オラクル特技 《信託の警告》
啓示呪文 初級:スプレー・オヴ・スターズ; 高度:インターステラ・ヴォイド;上級:ムーンライト・ブリッジ
関連領域 闇、月
修得技能 〈自然〉
オラクル特技 《信託の警告》
空の呼び声の呪い Curse of the Sky's Call
呪い 信仰 オラクル
出典 Player Core 2 136ページ
君の頭は雲の中にある――それはただの比喩というわけではない。君の身体は天に向かって引き寄せられ、本来よりも軽く、実体のないものになる。星の光で目が輝き、髪や服が浮かんで漂っている。君が呪縛状態を持つ場合、君は呪縛状態値に等しい状態値を持つ虚弱状態になる。加えて、君はあらゆる強制移動に対するセーヴとDCに呪縛状態値に等しい状態ペナルティを受ける。
君の頭は雲の中にある――それはただの比喩というわけではない。君の身体は天に向かって引き寄せられ、本来よりも軽く、実体のないものになる。星の光で目が輝き、髪や服が浮かんで漂っている。君が呪縛状態を持つ場合、君は呪縛状態値に等しい状態値を持つ虚弱状態になる。加えて、君はあらゆる強制移動に対するセーヴとDCに呪縛状態値に等しい状態ペナルティを受ける。
生命 Life
出典 Player Core 2 137ページ
クリーチャーの中の生命力の終わりのない流れを、君は知覚できる。君は生命の神聖さを守るかもしれないし、それを弱体化させようとするかもしれない。君は世界のクリーチャーの生命力の集まりから力を引き出したり、クリエイション・フォージと何らかのつながりを持ったり、あるいはイローリ、ファラズマ、サーレンレイ、薬の神クィ・ホンなどの神々の集まりを崇めたりすることもあるだろう。
クリーチャーの中の生命力の終わりのない流れを、君は知覚できる。君は生命の神聖さを守るかもしれないし、それを弱体化させようとするかもしれない。君は世界のクリーチャーの生命力の集まりから力を引き出したり、クリエイション・フォージと何らかのつながりを持ったり、あるいはイローリ、ファラズマ、サーレンレイ、薬の神クィ・ホンなどの神々の集まりを崇めたりすることもあるだろう。
与えられる呪文 キャントリップ:ヴァイタリティ・ラッシュ;1ランク:スーズ;2ランク:フォールス・ヴァイタリティ;5ランク:グリズリー・グロウス
啓示呪文 初級:ライフ・リンク; 高度:ディレイ・アフリクション;上級:ライフギヴィング・フォーム
関連領域 死、治癒
修得技能 〈医術〉
オラクル特技 《生死の秤》
啓示呪文 初級:ライフ・リンク; 高度:ディレイ・アフリクション;上級:ライフギヴィング・フォーム
関連領域 死、治癒
修得技能 〈医術〉
オラクル特技 《生死の秤》
流れ出る生命の呪い Curse of Outpouring Life
呪い 信仰 オラクル
出典 Player Core 2 137ページ
生命エネルギーは自分から外へ流れ、すべてのクリーチャーとつながっている。しかしそのために、自分の生命の本質を消費しているのだ。君の存在は、病人や負傷者を慰め、傷跡をわずかに薄れさせ、植物の新たな成長に拍車をかけ、そうでなければ君の周囲に活力を吹き込む。生命力が外に染み出すにつれて、君は身体を機能させ続けることが難しくなる。君が使用するヒット・ポイントを回復する効果は、自分に対するHPの回復量に対してレベルの半分(最低1)×呪縛状態値に等しい状態ペナルティを受ける。
生命エネルギーは自分から外へ流れ、すべてのクリーチャーとつながっている。しかしそのために、自分の生命の本質を消費しているのだ。君の存在は、病人や負傷者を慰め、傷跡をわずかに薄れさせ、植物の新たな成長に拍車をかけ、そうでなければ君の周囲に活力を吹き込む。生命力が外に染み出すにつれて、君は身体を機能させ続けることが難しくなる。君が使用するヒット・ポイントを回復する効果は、自分に対するHPの回復量に対してレベルの半分(最低1)×呪縛状態値に等しい状態ペナルティを受ける。
祖先 Ancestors
出典 Player Core 2 135ページ
PFS Note ドリーミング・ポテンシャルを与える神格やキャラクターの選択肢は、代わりにイリューソリィ・シーンを与える。
過去の世代の声が君に語りかけ、君は彼らの言葉を聞く。君はその絶え間ない妨害を恨むかもしれないし、かつて生きた者の霊を崇めるかもしれない。ひょっとしたら君は、ショアンティのスコアン=クアー(骨の氏族)、トラグに関連するパンテオンを崇拝する伝統的なドワーフの共同体、またはエラスティルやファラズマを崇拝する組織など、強い祖先伝来の伝統を持つ文化の出身であるかもしれない。君は魂を死後の世界へと導く強力なサイコポンプや、魂の川そのもの、あるいは霊的再生の大きな輪廻の外に閉じ込められた霊たちと交わりを持つかもしれない。君は彼らのささやきや記憶の断片から学ぶが、彼らの知識や経験に心を開くことで、彼らが君の世俗的な事柄に干渉することができるようになる。
PFS Note ドリーミング・ポテンシャルを与える神格やキャラクターの選択肢は、代わりにイリューソリィ・シーンを与える。
過去の世代の声が君に語りかけ、君は彼らの言葉を聞く。君はその絶え間ない妨害を恨むかもしれないし、かつて生きた者の霊を崇めるかもしれない。ひょっとしたら君は、ショアンティのスコアン=クアー(骨の氏族)、トラグに関連するパンテオンを崇拝する伝統的なドワーフの共同体、またはエラスティルやファラズマを崇拝する組織など、強い祖先伝来の伝統を持つ文化の出身であるかもしれない。君は魂を死後の世界へと導く強力なサイコポンプや、魂の川そのもの、あるいは霊的再生の大きな輪廻の外に閉じ込められた霊たちと交わりを持つかもしれない。君は彼らのささやきや記憶の断片から学ぶが、彼らの知識や経験に心を開くことで、彼らが君の世俗的な事柄に干渉することができるようになる。
与えられる呪文 キャントリップ:ガイダンス;1ランク:イル・オーメン;2ランク:ゴーストリィ・キャリアー;5ランク:ドリーミング・ポテンシャル
啓示呪文 初級:アンセストラル・タッチ;高度:アンセストラル・ディフェンス;上級:アンセストラル・フォーム
関連領域 死、家族
修得技能 〈社会〉
オラクル特技 《弱点の囁き》
啓示呪文 初級:アンセストラル・タッチ;高度:アンセストラル・ディフェンス;上級:アンセストラル・フォーム
関連領域 死、家族
修得技能 〈社会〉
オラクル特技 《弱点の囁き》
祖先介入の呪い Curse of Ancestral Meddling
呪い 信仰 オラクル 霊魂
出典 Player Core 2 137ページ
信仰の力を得るための伝統的な手段を巧みに回避した大胆な行為に対する罰として、あるいは自らの娯楽のために、あるいはこれらの両方の結果、善意の(しかし最終的には有害な)援助の試みとして、君がやり取りする祖先の霊が君につきまとい、所有物やアクションに干渉する。君が呪縛状態であるなら、君は祖先の霊が一時的に君に憑依して精神を操作し、君の移動を妨げることで、呪縛状態値に等しい状態値を持つよたつき状態になる。
信仰の力を得るための伝統的な手段を巧みに回避した大胆な行為に対する罰として、あるいは自らの娯楽のために、あるいはこれらの両方の結果、善意の(しかし最終的には有害な)援助の試みとして、君がやり取りする祖先の霊が君につきまとい、所有物やアクションに干渉する。君が呪縛状態であるなら、君は祖先の霊が一時的に君に憑依して精神を操作し、君の移動を妨げることで、呪縛状態値に等しい状態値を持つよたつき状態になる。
伝承 Lore
出典 Player Core 2 137ページ
君にとって、知識や情報は自由に手に入るものだ。君はこの伝承を力を得るために使うかもしれないし、多元宇宙の神の神秘を理解するために使うかもしれない。伝説のアカシック・レコード(訳注:Akashic Record。全ての記録が書かれているとされる概念)への導管を持っていたり、すべての生物の集合的な潜在意識との微妙なテレパシーのつながりを維持していたり、アバダル、イローリ、ネサス、イローリの学識的な甥であるグルハスタ、運命の三女神マグド、またはモナドとして知られるアイオーンの神のような神の足跡をたどるかもしれない。
君にとって、知識や情報は自由に手に入るものだ。君はこの伝承を力を得るために使うかもしれないし、多元宇宙の神の神秘を理解するために使うかもしれない。伝説のアカシック・レコード(訳注:Akashic Record。全ての記録が書かれているとされる概念)への導管を持っていたり、すべての生物の集合的な潜在意識との微妙なテレパシーのつながりを維持していたり、アバダル、イローリ、ネサス、イローリの学識的な甥であるグルハスタ、運命の三女神マグド、またはモナドとして知られるアイオーンの神のような神の足跡をたどるかもしれない。
与えられる呪文 キャントリップ:リード・オーラ;1ランク:マインドリンク;3ランク:ハイパーコグニション;6ランク:ネヴァー・マインド
啓示呪文 初級:ブレイン・ドレイン;高度:アクセス・ローア;上級:ドレッド・シークレット
関連領域 知識、真実
修得技能 〈伝承学〉及び君の選択する〈知識〉1つ
オラクル特技 《弱点の囁き》
啓示呪文 初級:ブレイン・ドレイン;高度:アクセス・ローア;上級:ドレッド・シークレット
関連領域 知識、真実
修得技能 〈伝承学〉及び君の選択する〈知識〉1つ
オラクル特技 《弱点の囁き》
知識の激流の呪い Curse of Torrential Knowledge
呪い 信仰 オラクル
出典 Player Core 2 137ページ
君は真の信仰の知識とのつながりを持っているが、君の定命の心は、君が知っていることを処理し、行動するのに苦労している。ほこりや米粒、水滴など、身の回りにあるものがゆっくりとずれて奇妙なルーン文字やかすかに判読不能な文字になったり、理解できない真実や言葉を知らずに話したりすることがある。君は求めていない知識が精神をあふれさせることで気が散り、知覚判定と意志セーヴィング・スローに呪縛状態値に等しい状態ペナルティを受ける。君は依然として呪文を発動できるが、君は知性低下状態1になる。
君は真の信仰の知識とのつながりを持っているが、君の定命の心は、君が知っていることを処理し、行動するのに苦労している。ほこりや米粒、水滴など、身の回りにあるものがゆっくりとずれて奇妙なルーン文字やかすかに判読不能な文字になったり、理解できない真実や言葉を知らずに話したりすることがある。君は求めていない知識が精神をあふれさせることで気が散り、知覚判定と意志セーヴィング・スローに呪縛状態値に等しい状態ペナルティを受ける。君は依然として呪文を発動できるが、君は知性低下状態1になる。
闘争 Battle
出典 Player Core 2 135ページ
好戦的な軍隊は、戦闘の栄光を守り、世界を良くするために戦い、紛争の必要性に備え、または戦争の必然性に耐えることを目的として、身体的な力と戦術的な知識で君を満たす。君はゴルム、アイオメディ、ロヴァググ、戦の騎士ザリエル、夜の女王アイセス、ヴードラの神ディオマズルなどの神々から力を引き出しているのかもしれないし、ヘヴンとヘルの軍隊、元素界、外方次元界の神々、さらには時代を超えて戦争に参加した人々の集合的な精神の間で終わることのない争いの中に力を見出すのかもしれない。
好戦的な軍隊は、戦闘の栄光を守り、世界を良くするために戦い、紛争の必要性に備え、または戦争の必然性に耐えることを目的として、身体的な力と戦術的な知識で君を満たす。君はゴルム、アイオメディ、ロヴァググ、戦の騎士ザリエル、夜の女王アイセス、ヴードラの神ディオマズルなどの神々から力を引き出しているのかもしれないし、ヘヴンとヘルの軍隊、元素界、外方次元界の神々、さらには時代を超えて戦争に参加した人々の集合的な精神の間で終わることのない争いの中に力を見出すのかもしれない。
与えられる呪文 キャントリップ:シールド;1ランク:シュア・ストライク;2ランク:テレキネティック・マニューヴァー;4ランク:ウェポン・ストーム
啓示呪文 初級:ウェポン・トランス;高度:バトルフィールド・パーシステンス;上級:レヴォル・オヴ・リトリビューション
関連領域 守護、力、闘魂、破壊
修得技能 〈運動〉
オラクル特技 《神託の警告》
啓示呪文 初級:ウェポン・トランス;高度:バトルフィールド・パーシステンス;上級:レヴォル・オヴ・リトリビューション
関連領域 守護、力、闘魂、破壊
修得技能 〈運動〉
オラクル特技 《神託の警告》
死にゆく戦士の呪い Curse of the Mortal Warrior
呪い 信仰 オラクル
出典 Player Core 2 135ページ
君は濃密な戦闘に飢えているが、君の神秘がもたらす肉体と武術への専心は、君の魂を呪文の技に対して弱くしてしまう。かすかに鋼鉄と血の臭いを感じ、どんなに臭いを消したり隠したりしても、君の姿は実際より筋肉質に見え、遠くでかすかなぶつかり合いと戦いの喧騒が常に聞こえてくる。
君は濃密な戦闘に飢えているが、君の神秘がもたらす肉体と武術への専心は、君の魂を呪文の技に対して弱くしてしまう。かすかに鋼鉄と血の臭いを感じ、どんなに臭いを消したり隠したりしても、君の姿は実際より筋肉質に見え、遠くでかすかなぶつかり合いと戦いの喧騒が常に聞こえてくる。
呪縛状態1 呪文が君を傷つけるのはたやすい。君は呪文によるすべてのダメージに対する弱点2を得る。君が持つ呪文に対する完全耐性や弱点は抑止される。これは呪文にのみ適用され、魔法効果には適用されない。
呪縛状態2 君は呪文に対するセーヴィング・スローに-1の状態ペナルティを受ける。
呪縛状態3 君の呪文への弱点は君のレベルに等しくなる。
呪縛状態4 君の呪文に対するセーヴィング・スローへのペナルティは-2に増加する。
骨 Bone
出典 Player Core 2 135ページ
君の神秘は、その恐るべき複雑さの中で死と不死の理解を与える。君は自分自身を死がなでた――ひょっとしたら瀕死にいたり蘇生した――のかもしれないし、その血に不死の干渉を宿しているのかもしれない。君が神の声を聞いたのなら、それはファラズマやサイコポンプ・アシャー(魂を来世に導くクリーチャーの中で最も強力な存在)、蟷螂神アチャイケクや黙示録の騎士カロンのような死の運び手、またはウルガソーアのような不死の前触れのような死の守護者とやり取りしたのかもしれない。
君の神秘は、その恐るべき複雑さの中で死と不死の理解を与える。君は自分自身を死がなでた――ひょっとしたら瀕死にいたり蘇生した――のかもしれないし、その血に不死の干渉を宿しているのかもしれない。君が神の声を聞いたのなら、それはファラズマやサイコポンプ・アシャー(魂を来世に導くクリーチャーの中で最も強力な存在)、蟷螂神アチャイケクや黙示録の騎士カロンのような死の運び手、またはウルガソーアのような不死の前触れのような死の守護者とやり取りしたのかもしれない。
与えられる呪文 キャントリップ:チル・タッチ;1ランク:グリム・テンドリルズ;2ランク:フォールス・ヴァイタリティ;3ランク:ゴーストリィ・ウェポン
啓示呪文 初級:ソウル・サイフォン; 高度:アーマー・オヴ・ボーンズ;上級::クレイム・アンデッド
関連領域 死、不死
修得技能 〈医術〉
オラクル特技 《生死の秤》
啓示呪文 初級:ソウル・サイフォン; 高度:アーマー・オヴ・ボーンズ;上級::クレイム・アンデッド
関連領域 死、不死
修得技能 〈医術〉
オラクル特技 《生死の秤》
生ける死の呪い Curse of Living Death
呪い 信仰 オラクル
出典 Player Core 2 136ページ
生きているにもかかわらず君の身体はゆっくりと腐敗していき、その力を使うことでこの不自然な生ける死を推し進めていき、結果として[虚無]および[活力]ダメージ両方に対する高い感受性を君に与える。それは血の気のない蒼白さ、かすかな土の匂い、死んでいるほどの冷たい皮膚として現れる、墓所の感触を身にまとう。
生きているにもかかわらず君の身体はゆっくりと腐敗していき、その力を使うことでこの不自然な生ける死を推し進めていき、結果として[虚無]および[活力]ダメージ両方に対する高い感受性を君に与える。それは血の気のない蒼白さ、かすかな土の匂い、死んでいるほどの冷たい皮膚として現れる、墓所の感触を身にまとう。
呪縛状態1 君は[活力]ダメージと[虚無]ダメージに対する弱点2を得る。君は本来ならダメージを受けない場合でも、[活力]ダメージと[虚無]ダメージからダメージを受ける。[活力]ダメージと[虚無]ダメージに対する抵抗と完全耐性は抑止される。
呪縛状態2 君は頑健セーヴに-1の状態ペナルティを受ける。
呪縛状態3 君の[活力]ダメージと[虚無]ダメージに対する弱点は5+君のレベルに等しくなる。
呪縛状態4 君の頑健セーヴィング・スローへのペナルティは-2に増加する。
炎 Flames
出典 Player Core 2 136ページ
火は世界の中心、太陽の中心、文明の中心に住んでいる。君はこの元素の力を崇めたり、火の元素界から力を吸い上げたり、アスモデウスやサーレンレイ、ティアンの災害と火山の女神であるレディ・ナンビョウ、火の元素の主であるイーメリなどの神々の集まりを奉じたりしているかもしれない。
火は世界の中心、太陽の中心、文明の中心に住んでいる。君はこの元素の力を崇めたり、火の元素界から力を吸い上げたり、アスモデウスやサーレンレイ、ティアンの災害と火山の女神であるレディ・ナンビョウ、火の元素の主であるイーメリなどの神々の集まりを奉じたりしているかもしれない。
与えられる呪文 キャントリップ:イグニッション;1ランク:ブリーズ・ファイアー;2ランク:ブレイジング・ボルト;3ランク:ファイアーボール
啓示呪文 初級:インセンディエリ・オーラ;高度:ワールウィング・フレイムズ;上級:フレイミング・フューシレイド
関連領域 火炎、太陽
修得技能 〈軽業〉
オラクル特技 《危害予知》
啓示呪文 初級:インセンディエリ・オーラ;高度:ワールウィング・フレイムズ;上級:フレイミング・フューシレイド
関連領域 火炎、太陽
修得技能 〈軽業〉
オラクル特技 《危害予知》
飲み込む炎の呪い Curse of Engulfing Flames
呪い 信仰 火炎 オラクル
出典 Player Core 2 137ページ
君の目の前では、危険ではないものの火が目に見えて燃え上がり、時折わずかに煙を放ち、触れると体が痛みを伴うほど熱くなる。君が呪縛状態を持つ場合、君には火が着き、君の呪縛状態値に等しい持続[火炎]ダメージを受ける。この炎は松明のように光を放ち、水中など、君が火のつかない環境に入った場合でも君は炎のない熱で焼かれる。この炎は君が“再焦点化”を開始するか気絶状態になるまで持続するが、“再焦点化”連続行動が中断されたり君が意識を取り戻すと再開する。
君の目の前では、危険ではないものの火が目に見えて燃え上がり、時折わずかに煙を放ち、触れると体が痛みを伴うほど熱くなる。君が呪縛状態を持つ場合、君には火が着き、君の呪縛状態値に等しい持続[火炎]ダメージを受ける。この炎は松明のように光を放ち、水中など、君が火のつかない環境に入った場合でも君は炎のない熱で焼かれる。この炎は君が“再焦点化”を開始するか気絶状態になるまで持続するが、“再焦点化”連続行動が中断されたり君が意識を取り戻すと再開する。
オラクル特技 Oracle Feats
1レベル
《危害予知》 [free-action] 特技1 Foretell Harm
呪縛 信仰 オラクル
出典 Player Core 2 138ページ
PFS Note オラクルの《危害予知》特技は単体の目標だけでなく、範囲にお効果を及ぼす呪文の目標全てに適用される。
頻度 ラウンド1回
必要条件 君の直前のアクションがダメージを与えるキャントリップでない呪文の“呪文発動”だった。
PFS Note オラクルの《危害予知》特技は単体の目標だけでなく、範囲にお効果を及ぼす呪文の目標全てに適用される。
頻度 ラウンド1回
必要条件 君の直前のアクションがダメージを与えるキャントリップでない呪文の“呪文発動”だった。
君の魔法は目標が将来怪我をする姿を垣間見るように不気味に響く。目標の次のターンの開始時に、一見無作為で小さな不幸がそれを見出したかのように、目標はトリガーとなった呪文のランクの2倍に等しいダメージを受ける。ダメージ種別と不幸の種類は呪文と一致したものとなる。例えば、君が[火炎]ダメージを与えた場合、炎が目標の上で自然に着いたり、松明の上で手を焼いたりするかもしれない。その後、目標は24時間、《危害予知》から一時的耐性を得る。
《弱点の囁き》 [one-action] 特技1 Whispers of Weakness
呪縛 信仰 オラクル
出典 Player Core 2 138ページ
クリーチャーを倒す最良の方法を、声が君に囁く。60フィート以内にいるクリーチャー1体を目標にする。目標が弱点を持つなら君はそれを知り、加えてセーヴィング・スローの修正値が最も低いものも知る。加えて、君は目標の動きを理解し、君のターンの終了時までに行う、その敵に対する次の攻撃ロール(あるいは攻撃アクションの一部として行われる技能判定)に+2の状態ボーナスを得る。その後、目標は1日の間一時的耐性を得る。
《呪文効果範囲拡大》 [one-action] 特技1 Widen Spell
ドルイド 操作 オラクル ソーサラー 呪文修正 ウィッチ ウィザード
出典 Player Core 128ページ、Player Core 2 138ページ
君は呪文のエネルギーを操作することで、より広い範囲に影響を及ぼさせる。君が次のアクションで範囲が爆発、円錐形、直線のいずれかで持続時間のない呪文を“呪文発動”するなら、その呪文の範囲を拡大する。通常なら半径が10フィート以上の爆発なら、その半径を5フィート増加させる(半径が5フィート以下の爆発は影響を受けない)。通常なら長さが15フィート以下の円錐形または直線なら、その長さを5フィート増加させる。通常なら長さが20フィート以上の円錐形や直線なら、その長さを10フィート増加させる。
《呪文距離伸長》 [one-action] 特技1 Reach Spell
バード クレリック 精神集中 ドルイド オラクル ソーサラー 呪文修正 ウィッチ ウィザード
出典 Player Core 101ページ、Player Core 2 138ページ
君は呪文の距離を引き伸ばすことができる。次に使用するアクションが距離のある呪文を“呪文発動”するなら、その呪文の距離を30フィート増加させる。呪文の距離を伸ばす標準的なルールに従い、発動する呪文の距離が通常は接触である場合、その距離は30フィートに伸びる。
《神託の警告》 [free-action] 特技1 Oracular Warning
聴覚 呪縛 信仰 感情 精神 オラクル
出典 Player Core 2 138ページ
トリガー 君がイニシアチブをロールしようとしている。
トリガー 君がイニシアチブをロールしようとしている。
君は差し迫った危険を予感し、そのことを味方に警告する。20フィート以内にいるすべての味方は、そのイニシアチブ・ロールに+2の状態ボーナスと君のレベルの半分に等しい一時的ヒット・ポイントを得る。この一時的ヒット・ポイントは1分間持続する。このボーナスは君が《神託の警告》を使用する際に呪縛状態2なら+3に、呪縛状態3なら+4に増加する。
《生死の秤》 [one-action] 特技1 Nudge the Scales
呪縛 信仰 治癒 オラクル 霊魂
出典 Player Core 2 138ページ
目標が生きているクリーチャーがアンデッドかにかかわらず、君はクリーチャー1体を癒すために生と死の秤に指を置く。君は30フィート以内のクリーチャー1体のヒット・ポイントを、2+君のレベルの2倍だけ回復する。
加えて、日毎の準備において、君は自分を秤の片側に置くことを仲介できる。生か死のいずれかを選択すること。君が生に自分を寄せる場合、君はほとんどの生きているクリーチャーのように、活力治癒効果によって回復する。君が聖に自分を寄せる場合、君は虚無による回復能力を得、ヒット・ポイントを回復する虚無効果や、アンデッドクリーチャーのヒット・ポイントを回復するその他の効果によって回復する。
《知識集果》 [one-action] 特技1 Glean Lore
信仰 オラクル 非公開
出典 Player Core 2 138ページ
君は収集された神の伝承を利用して、さまざまな有益な情報へとつながる。得た情報を理解するために〈宗教〉判定を試みる。GMはDC(“知識の想起”のDCを参考にする)を設定する。GMは神秘から遠く離れた話題に対する判定の場合、DCを調整してもよい。
大成功 君は伝承を正確に理解したり、自分の置かれている状況について神から有益な手がかりを得たりする。
成功 君は話題に対する情報を2つ得る。1つは真実であり1つは偽りであるが、どちらが正しいかはわからない。
失敗 君は誤った情報を思い出したり、誤った手がかりや誤解を招く手がかりを得たりする。
大失敗 君は正確でない情報や誤っていて誤解させる手がかりを2つ思い出す。
成功 君は話題に対する情報を2つ得る。1つは真実であり1つは偽りであるが、どちらが正しいかはわからない。
失敗 君は誤った情報を思い出したり、誤った手がかりや誤解を招く手がかりを得たりする。
大失敗 君は正確でない情報や誤っていて誤解させる手がかりを2つ思い出す。
2レベル
《キャントリップ追加》 特技2 Cantrip Expansion
バード クレリック メイガス オラクル サイキック ソーサラー ウィッチ ウィザード
出典 Player Core 101ページ、Player Core 2 138ページ
君は簡単な呪文をより幅広く研究する。毎日、君はキャントリップを追加で2つ準備できる。
《信仰の堅盾》 [reaction] 特技2 Divine Aegis
防御術 信仰 オラクル
出典 Player Core 2 138ページ
トリガー 君が魔法効果に対してセーヴィング・スローを試みるが、まだロールしていない。
トリガー 君が魔法効果に対してセーヴィング・スローを試みるが、まだロールしていない。
障壁が他の魔法に対して守ってくれるが、君は信仰エネルギーに曝されることになる。次の君のターンの開始時まで、君は信仰でない魔法効果に対するセーヴィング・スローに+1の状況ボーナスを得るが、信仰効果に対するセーヴに-1の状況ペナルティを受ける。
《未来への干渉》 [free-action] 特技2 Meddling Futures
呪縛 信仰 オラクル
出典 Player Core 2 138ページ
君は自分を助けようとする霊や力の導きに対して自分自身を明らかにする。1d4をロールし、どの種別の霊が君に引き寄せられたかを確認する。次のアクションは霊が好む種別のアクションなければならないが、霊が君を導くため、記載された利益をそのアクションに得る。別のアクションを使用する場合、DC6の平目判定に成功しなければならない。失敗するとそのアクションは失われる。
1 戦士/Warrior 君は“打撃”を試みなければならない。君は攻撃ロールに+1の状態ボーナスとダメージに+2の状態ボーナスを得る。君が呪縛状態3以上なら、ダメージへの状態ボーナスは+6に増加する。
2 熟練技師/Adept 君は知覚判定あるいは技能アクションを試みなければならない。君はこの判定に+1の状態ボーナスを得る。君が呪縛状態3以上なら、この状態ボーナスは+2に増加する。
3 賢者/Sage 君は“呪文発動”を試みなければならない。君はこの呪文のダメージあるいは回復量に対して、呪文ランクに等しい状態ボーナスを得る。君が呪縛状態3以上なら、この状態ボーナスは呪文のランク+3に増加する。
4 流浪者/Wanderer 君は“歩行”アクションを試みなければならない。もし君に対応する移動速度があるなら、代わりに“穴掘り”、“登攀”、“飛行”のいずれかでもよい。君はこのアクションの間、移動速度に+10フィートの状態ボーナスを得る。君が呪縛状態3以上なら、この状態ボーナスは+20フィートに増加する。
2 熟練技師/Adept 君は知覚判定あるいは技能アクションを試みなければならない。君はこの判定に+1の状態ボーナスを得る。君が呪縛状態3以上なら、この状態ボーナスは+2に増加する。
3 賢者/Sage 君は“呪文発動”を試みなければならない。君はこの呪文のダメージあるいは回復量に対して、呪文ランクに等しい状態ボーナスを得る。君が呪縛状態3以上なら、この状態ボーナスは呪文のランク+3に増加する。
4 流浪者/Wanderer 君は“歩行”アクションを試みなければならない。もし君に対応する移動速度があるなら、代わりに“穴掘り”、“登攀”、“飛行”のいずれかでもよい。君はこのアクションの間、移動速度に+10フィートの状態ボーナスを得る。君が呪縛状態3以上なら、この状態ボーナスは+20フィートに増加する。
《領域への識見》 特技2 Domain Acumen
オラクル
出典 Player Core 2 138ページ
オラクルの神秘はそれぞれ、それに力を与える神格の信仰の領域に触れている。君はその力を使用できる。君が初期領域呪文を既に得ていない、神秘に関連する領域から1つを選択する。君はその領域から最初の領域呪文を1つ得、啓示呪文として発動できる。
特殊 君はこの特技を複数回選択できる。選択するたびに異なる領域を選択し、その領域呪文を啓示呪文として得る。
4レベル
《数多の幻視》 [free-action] 特技4 Thousand Visions
呪縛 オラクル 予知
出典 Player Core 2 139ページ
君は近い将来に関する多くの幻視へと自分の感覚を開く。幻視は周囲30フィート以内のちょっとした詳細を与えてくれる。この範囲内において、君は視認困難状態のクリーチャーを目標にする際、平目判定に成功する必要はなく、自分から隠れた状態のクリーチャーに対して君は立ちすくみ状態にはならず(隠れた状態以外の理由で立ちすくみ状態になる場合を除く)、隠れた状態のクリーチャーを目標にする場合、DC5の平目判定に成功するだけでよい。30フィートを超えると、幻視はあまりにも多くのありうる未来に圧倒されてしまい、この範囲外では君のすべての感覚は不明瞭になる。幻視は1分間持続する。
《呪文形態の知識》 [free-action] 特技4 Vision of Weakness
呪縛 オラクル 呪文修正
閃きは君の呪文の限界という先入観を超えさせる。君は《呪文効果範囲拡大》あるいは《呪文距離伸長》をフリー・アクションとして使用する。
《打撃への魔力付与》 [free-action] 特技4 Bespell Strikes
ウィザード
出典 Player Core 202ページ、Player Core 2 139ページ
使用回数 ターン1回
必要条件 直前のアクションがキャントリップでない呪文の“呪文発動”だった。
使用回数 ターン1回
必要条件 直前のアクションがキャントリップでない呪文の“呪文発動”だった。
君は呪文のエネルギーを吸い上げ、君が装備している武器1つ、あるいは拳のような素手攻撃1つに注ぎ込む。君のターン終了時まで、この武器あるいは素手攻撃は追加で1d6の[力場]ダメージを与え、元々有していない場合秘術特性を得る。この呪文が異なるダメージ種別を与える場合、この“打撃”は代わりにそのダメージ種別を与える(その呪文が複数のダメージ種別を与える場合、そこから選択した1種別を与える)。
6レベル
《安定した呪文発動》 特技6 Steady Spellcasting
バード クレリック ドルイド オラクル サイキック ソーサラー ウィッチ ウィザード
出典 Player Core 103ページ、Player Core 2 140ページ
君は呪文を簡単には失わない。リアクションによって君の呪文発動アクションが妨害される時、君はDC15の平目判定を試みる。この判定に成功すると、君のアクションは妨害されない。
《高度啓示》 特技6 Advanced Revelation
オラクル
出典 Player Core 2 140ページ
前提条件 初級啓示呪文
前提条件 初級啓示呪文
信仰の力は君により大きな神秘を明らかにした。君は自分の神秘に関連する高度啓示呪文を1つ身につける。
《授かりし力》 特技6 Gifted Power
オラクル
出典 Player Core 2 140ページ
神秘は君に追加の魔法を与えてくれる。君は最も高いランクに追加の呪文スロットを1つ得る。君はこの呪文スロットを神秘に関連した呪文を発動するためにのみ使用でき、その呪文はこのランクに高ランク化される。
特殊 君が神への接触クラス特徴や《謎めいたレパートリー》特技を持つ場合、君は《授かりし力》による追加呪文スロットを用いてこれらの能力から身に着けた呪文を発動してもよい。
《霊的感知》 特技6 Spiritual Sense
信仰 オラクル
出典 Player Core 2 140ページ
アーキタイプ エクソシスト*
* このアーキタイプは《霊的感知》をここに記載されたものとは異なるレベルで得る。
アーキタイプ エクソシスト*
* このアーキタイプは《霊的感知》をここに記載されたものとは異なるレベルで得る。
君は霊魂に気づくことのできる、エーテル界とのぼんやりとしたつながりがある。君が探索モードで“捜索”をしていない間、GMは通常“捜索”を必要とする霊障、死霊やエーテル界のクリーチャー、セレスチャル、フィーンド、監視者などの霊的な本質だけでできた存在を見つけるための非公開判定を行う。
また、君は30フィート以内の固体内にいるエーテルクリーチャーや霊魂に気づくこともできる。これは“捜索”中と“捜す”中、そして探索モードに“捜索”を行っていない間の自動非公開判定にも適用される。君は判定に成功して初めて死霊に気づくことができ、物体の中に5フィート以上入っていると君はそれを視認できない。この感覚を持つクリーチャーに君が気づくと、君はその場所を理解し、未探知状態であっても君に対しては隠れた状態になる。
8レベル
《災害読み》 特技8 Read Disaster
探索 オラクル 予知
出典 Player Core 2 140ページ
アーキタイプ タイム・メイジ*
* このアーキタイプは《災害読み》を、ここに記載されたものとは異なるレベルで得る。
アーキタイプ タイム・メイジ*
* このアーキタイプは《災害読み》を、ここに記載されたものとは異なるレベルで得る。
君は10分を費やし、世界の神聖な神秘に心を開いて、未来の最悪の前兆を覗き込む。君はオーギュリイの効果を得る。この効果では将来の危険に関してのみ情報を得られる。「吉/Good」は「いずれでもなし/Nothing」となり、「吉にして凶/Mixed」の結果は「凶/Bad」になる。もし君が〈宗教〉の伝説なら、《災害読み》に1分しか費やさなくてよい。
《水上を行くもの》 特技8 Water Walker
オラクル
出典 Player Core 2 141ページ
君が呪いの苦しみのただ中にいるとき、君の歩みは超自然的な浮力を帯びている。君が呪縛状態1ならば、君は自分の体重を支えられない液体の上を通過して“歩行”できるが、その“歩行”は自分を支えられる面で終了しなければならない。そうしなければ、君は通常通り液体の中に落ちてしまう。君が呪縛状態2以上の場合、君はウォーター・ウォークの効果を得る。
《力の活性》 [one-action] 特技8 Surging Might
操作 呪文修正 オラクル
出典 Player Core 2 140ページ
アーキタイプ ウェルスプリング・メイジ*
* このアーキタイプは《力の活性》を、ここに記載されたものとは異なるレベルで得る。
アーキタイプ ウェルスプリング・メイジ*
* このアーキタイプは《力の活性》を、ここに記載されたものとは異なるレベルで得る。
君は自分の呪文が持つ信仰の力を集中させ、敵の抵抗に打ち勝つ。次に使用するアクションが“呪文発動”の場合、その呪文は、[活力]、[虚無]、[霊魂]のダメージに対して、自分のレベルに等しい値だけ、目標の抵抗を無視する。これは、持続ダメージや“呪文の維持”による効果によって引き起こされるダメージを含む、この呪文が与えるすべてのダメージに適用される。この効果は完全耐性を無視できず、抵抗のみに作用する。
《二分対立による衰弱》 特技8 Debilitating Dichotomy
オラクル
出典 Player Core 2 140ページ
君は自分の呪いの背後にある信仰の不義との間の不可能な葛藤を垣間見せ、君に他の人の葛藤も考慮することを余儀なくさせる。君と30フィート以内のクリーチャー1体は、それぞれ基本意志セーヴを伴う9d6の[精神]ダメージを受ける。目標がセーヴに大失敗した場合、目標は朦朧状態1になる。君はセーヴィング・スローでロールした結果よりも1段階よい成功段階を得る。10レベルの時点と以降2レベル毎に、このダメージは3d6ずつ増加する。
10レベル
《運命の骨転がし》 [one-action] 特技10 Roll the Bones of Fate
呪縛 信仰 オラクル 予知
君は将来の一連の出来事を知る(あるいは影響を与える)ためにいくつかの骨を転がす。1d4をロールし、以下の対応する結果を用いること。どの結果をロールしたにせよ、過去に使用した効果は即座に終了する。
1 吉/Good 君あるいは30フィート内の味方は、次の攻撃ロールあるいは技能判定を2回ロールしてより高い出目を用いる。これは幸運効果である。
2 凶/Bad 君が見ることのできる30フィート以内にいるクリーチャー1体は、君の呪文DCに対する意志セーヴに成功しなければならない。失敗すると、目標は次の攻撃ロールあるいは行うのに1アクション以上を要する技能判定を2回ロールしてより低い出目を用いなければならない。これは不運効果である。
3 吉にして凶/Mixed 君は1と2の利益を両方得る。
4 呪/Cursed Possibilities 預言の力に干渉しようとする君の試みは、すべての人に悲惨な結果をもたらす。君から30フィート以内にいるすべてのクリーチャーは、次の攻撃ロールあるいは行うのに1アクション以上を要する技能判定を行う際、ロールを2回行う。高い方の出目が奇数の場合低い出目を採用し、高い方の出目が偶数の場合高い出目を採用する。この効果は低い出目を採用したクリーチャーに対しては不運特性を、高い出目を採用したクリーチャーに対しては幸運特性を持つ。
1 吉/Good 君あるいは30フィート内の味方は、次の攻撃ロールあるいは技能判定を2回ロールしてより高い出目を用いる。これは幸運効果である。
2 凶/Bad 君が見ることのできる30フィート以内にいるクリーチャー1体は、君の呪文DCに対する意志セーヴに成功しなければならない。失敗すると、目標は次の攻撃ロールあるいは行うのに1アクション以上を要する技能判定を2回ロールしてより低い出目を用いなければならない。これは不運効果である。
3 吉にして凶/Mixed 君は1と2の利益を両方得る。
4 呪/Cursed Possibilities 預言の力に干渉しようとする君の試みは、すべての人に悲惨な結果をもたらす。君から30フィート以内にいるすべてのクリーチャーは、次の攻撃ロールあるいは行うのに1アクション以上を要する技能判定を行う際、ロールを2回行う。高い方の出目が奇数の場合低い出目を採用し、高い方の出目が偶数の場合高い出目を採用する。この効果は低い出目を採用したクリーチャーに対しては不運特性を、高い出目を採用したクリーチャーに対しては幸運特性を持つ。
《死人が行く》 [two-actions] 特技10 The Dead Walk
呪縛 信仰 オラクル
君は戦士の霊魂に現れて君を助けるように頼む。幽霊のような戦士が君の30フィート放射内に顕現し、隣接する敵に対して君の呪文攻撃修正値を用いた“打撃”を1回ずつ試みる。戦士の“打撃”はそれぞれ4d6の[霊魂]ダメージを与える。戦士は互いに、そして君および君の味方に挟撃を提供する。《死人が行く》使用時に君が呪縛状態2なら戦士を3体、呪縛状態3なら戦士を4体招来する。戦士は次の君のターンの開始時に消滅する。
《呪文発動高速化》 [free-action] 特技10 Quickened Casting
バード 精神集中 オラクル ソーサラー 呪文修正 ウィッチ ウィザード
出典 Player Core 105ページ、Player Core 2 141ページ
頻度 1日1回
頻度 1日1回
君の次のアクションが、君の発動できる最も高いランクよりも2ランク以上低い呪文かキャントリップの“呪文発動”なら、そのアクション数を1アクションだけ減少させる(最低1アクション)。
特殊 この特技は、この特技を与えたクラスから得られたキャントリップあるいは呪文にのみ使用できる。
《創造の水》 [two-actions] 特技10 Waters of Creation
呪縛 信仰 治癒 オラクル 活力 水
水は生命の源であり、君はこの根源的な力を利用して味方の傷を癒す。緩やかな輪が君から15フィート放射に広がり、範囲内のクリーチャーのヒット・ポイントを5d6だけ回復する。12レベルの時点と以降2レベル毎に、回復量は1d6ずつ増加する。《創造の水》使用時に君が呪縛状態3なら、回復量を決めるダイスをd8に変更する。
《天火の試練》 [one-action] 特技10 Trial by Skyfire
呪縛 信仰 火炎 オラクル
君が生き残ることを期待する大災厄の前兆として、君の唇はうわごとを口にする。君を中心とした10フィート放射内を燃え盛る炎の雨が天界から降り注ぎ、君のターンの終了時のたびに放射内の全てのクリーチャーに2d6の[火炎]ダメージを与える(基本反応セーヴ)。君はこの放射から自分を外すことができない。天火は1分間持続する。君はこの効果を“解除”できないが、“維持”アクションにより1ラウンドの間この効果を抑止できる。君が気絶状態になると炎の雨は抑止される。《天火の試練》の持続時間の任意のタイミングで君が呪縛状態3~4になると、範囲は15フィートの放射に拡大し、ダメージは4d6に増加する。
12レベル
《交差点の悟り》 特技12 Epiphany at the Crossroads
信仰 オラクル
出典 Player Core 2 142ページ
生と死の交差点は、多くの秘密を明らかにできる場所だ。君は奇妙な臨死の幻視としてオーギュリイ呪文の効果を得る。この気付きから力を得ることで、君はその後瀕死状態を失い(通常通り重傷状態1になるか重傷状態値を1増加する)、ヒット・ポイントを君のレベルの2倍だけ回復する。君は“立ち上がる”してもよい。
《上級啓示》 特技12 Greater Revelation
オラクル
出典 Player Core 2 142ページ
前提条件 初級啓示呪文
君は自分の神秘の中に隠された深い啓示を解放する。君は神秘に関連する上級啓示呪文を1つ身につける。
《魔法感知》 特技12 Magic Sense
秘術 探知 メイガス オラクル ソーサラー ウィザード
出典 Player Core 204ページ、Player Core 2 142ページ
君は自分の周囲の魔法に対する、文字通りの第六感を持つ。君は常に1ランクのディテクト・マジック呪文を使用しているかのように、魔法のオーラの存在を感知できる。これは視界内にある魔法のみを検知する。君が“捜す”アクションを行うなら、君は“捜す”の通常の利益に加え、見えるものに対して3ランクのディテクト・マジック呪文の利益を得る。君は自分のターンの開始時または終了時に、フリー・アクションとしてこの感覚を抑止したり再起動したりすることができる。
《領域巧者》 特技12 Domain Fluency
オラクル
出典 Player Core 2 141ページ
前提条件 《領域への識見》
前提条件 《領域への識見》
君は自分の神秘に関わる領域を深く理解する。初級領域呪文を持つ、神秘に関連する領域を1つ選択する。君はその領域から高度領域呪文を得、それを啓示呪文として発動できる。
14レベル
《風より軽きもの》 特技14 Lighter than Air
信仰 オラクル
出典 Player Core 2 142ページ
前提条件 《水上を行くもの》
前提条件 《水上を行くもの》
《啓示の焦点》 特技14 Revelation's Focus
オラクル
出典 Player Core 2 143ページ
君の神秘はさらに広範なものとなり、耐えることなき魔法の泉をとなる。“再焦点化”する際、君は焦点化ポイントを1ポイントではなくすべて回復する。
《謎めいたレパートリー》 特技14 Mysterious Repertoire
オラクル
出典 Player Core 2 142ページ
君の神秘には、神とは必ずしも結びつかない未知の深さをもつ魔法が宿っている。君は神への接触のような能力で追加した呪文に加えて、信仰呪文リストにない呪文のレパートリーに、信仰呪文リストに記載されていない呪文を1つ追加できる。君はその呪文を信仰呪文として発動する。君は他のオラクル呪文と同様に呪文を追加し、呪文体系から追加するかを入れ替えることができるが、この機能を使用して、呪文のレパートリーに別の体系から呪文を複数同時に加えることはできない。
《呪い抑制》 [one-action] 特技14 Forestall Curse
精神集中 呪文修正 オラクル
出典 Player Core 2 142ページ
頻度 1日1回
頻度 1日1回
君は呪いを押しとどめるすべを身に着けた。次のアクションが呪縛能力なら、君の呪縛状態値は増加しない。
16レベル
《活力と虚無の導管》 [two-actions] 特技16 Conduit of Void and Vitality
呪縛 信仰 オラクル
君は自分の呪いが持つ不安定なエネルギーを使って、最も基本的な信仰魔法を操る。君は通常通りスロットを消費して、3アクションのハームあるいはヒール呪文を発動する。この呪文がクリーチャー1体以上のヒット・ポイントを回復する場合、この呪文によって回復されたクリーチャーの内1体は、1d8×君の呪縛状態値に等しい値だけ追加でヒット・ポイントを回復する。呪文がクリーチャー1体以上にダメージを与える場合、この呪文によってダメージを受けたクリーチャーの内1体は、1d8×君の呪縛状態値に等しい値だけ追加でダメージを受ける。
《異種の神秘》 特技16 Diverse Mystery
オラクル
出典 Player Core 2 143ページ
前提条件 《高度啓示》
前提条件 《高度啓示》
君の信仰への理解が広がり、別の神秘が持つ不思議に入り込むことができる。自分の神秘にない啓示呪文を1つ選択する。君はこの呪文を、初級啓示呪文もしくは高度啓示呪文からのみ選択できる。
この呪文は君にとって呪縛特性を持ち、君がそれを発動すると、君は通常の呪い効果に加えて呪縛状態値1の時の効果を得る。呪いの深刻度を増加させることなく君に呪縛能力を使用させる能力は、この追加の呪い効果を得ることも防止する。
対応する神秘の呪いの効果が自分の神秘の呪いの効果と直接競合または否定するか、呪いが自分には影響しない(例えば、自分が持たない能力を元の神秘から取り除くなど)か、呪文を発動し終わった後にこれらの基準のいずれかが満たされるか、のいずれかの場合、君は選択した啓示呪文を発動できない。
《呪文壮麗化》 [one-action] 特技16 Portentous Spell
操作 精神 呪文修正 オラクル 視覚
出典 Player Core 2 143ページ
君の呪文は奇妙な光、穏やかな煙、その他の敵を困惑させる魅惑的な効果に満ちている。次に使用するアクションが“呪文発動”なら、君の“呪文発動”連続行動によってトリガーされたリアクションを使用しようとするクリーチャーは、そのリアクションの一部としてロールされた攻撃ロールと技能判定に-2の状況ペナルティを受ける。また、呪文に呪文攻撃ロールが含まれていたり、セーヴィング・スローが必要な場合、命中したあるいはセーヴに失敗したクリーチャーは、次の君のターンの開始時まで君に対して恍惚状態になる。
18レベル
《信仰の奔出》 特技18 Divine Effusion
オラクル
出典 Player Core 2 143ページ
君の魔法が衰えても、神秘の力が信仰エネルギーの泉のように押し寄せてくる。1日に2回、君は適切な呪文ランクの呪文スロットがなくなった後に“呪文発動”を行える。この特技で発動する呪文2つのランクは異なったものでなければならない。
《続け放つ啓示》 特技18 Blaze of Revelation
オラクル
出典 Player Core 2 143ページ
君の心と体は大きな危険を伴いながら、短い間の最終的な限界を超えることができる。1分間、君は激しい炎を流したり、霊魂に囲まれたりといった君の神秘に対応する方法で、君は信仰の力を溢れさせる。この間、君は自分のターン毎に焦点化ポイントを消費することなく啓示呪文を1つ発動できる。
その1分間が終わる時点で、その時間が終わるまでに発動した啓示呪文の維持時間は終了する。その後、君はDC40の頑健セーヴを試みなければならない。
大成功 君は他の効果を受けない。
成功 君は吸精状態2になり、次の日毎の準備が終わるまでこの状態を取り除くことはできない。
失敗 君は吸精状態4になり、次の日毎の準備が終わるまでこの状態を取り除くことはできない。
大失敗 君は死亡する。
成功 君は吸精状態2になり、次の日毎の準備が終わるまでこの状態を取り除くことはできない。
失敗 君は吸精状態4になり、次の日毎の準備が終わるまでこの状態を取り除くことはできない。
大失敗 君は死亡する。
20レベル
《逆説の神秘》 特技20 Paradoxical Mystery
オラクル
出典 Player Core 2 143ページ
前提条件 《上級啓示》
前提条件 《上級啓示》
君の信仰の神秘が持つ真の深さは計り知れず、矛盾しており、君でさえようやく理解し始めることができる変化する力を与えてくれる。日毎の準備中に、Player Coreに記載された別の領域、神秘が与える領域の1つ、君が使用権を持つ領域1つのいずれか初級領域呪文または高度領域呪文を1つ選択するか、別の神秘から初期啓示呪文または高度啓示呪文を1つ選択する。君はその呪文を次の日毎の準備まで啓示呪文として扱う。
《神託の摂理》 特技20 Oracular Providence
オラクル
出典 Player Core 2 143ページ
前提条件 明晰なる神託
前提条件 明晰なる神託
君の神秘は、深部に眠る真の意味で奇跡的な信仰の力に触れられるようにしてくれる。君は10ランクの呪文スロットを追加で1つ得る。
《神秘の導管》 [free-action] 特技20 Mystery Conduit
呪縛 オラクル 呪文修正
出典 Player Core 2 143ページ
君の神秘の力は、君を無限の魔法に触れられるようにしてくれた。君の次のアクションが5ランク以下で持続時間を持たない呪文の“呪文発動”なら、君は呪文スロットを消費しない。
オラクルの焦点化呪文
アーマー・オヴ・ボーンズ [one-action] 焦点化3 Armor of Bones
アンコモン 焦点化 操作 オラクル
術者は肉体を骨に変え、骨の頑丈さを真似る。術者は[火炎]、[斬撃]、[刺突]、[氷雪]、[雷撃]ダメージに対する抵抗3を得る。
高ランク化(+1) 抵抗は1ずつ増加する。
アクセス・ローア [one-action] 焦点化3 Access Lore
アンコモン 焦点化 幸運 操作 オラクル
術者は多元宇宙の神の知識をふるいにかけ、特定の主題に関連する情報を探し出す。〈知識〉技能を1つ選択する。その〈知識〉技能において、術者は一時的にオラクル呪文発動の習熟度ランクと同じ習熟度ランクを得る。
アンセストラル・タッチ [one-action] 焦点化1 Ancestral Touch
アンコモン 感情 恐怖 焦点化 操作 精神 オラクル
術者はクリーチャー1体に触れ、自分の周りにいる祖先を見たり感じたりさせる。目標は2d4の[精神]ダメージを受ける。結果は意志セーヴによって決まる。
高ランク化(+1) [精神]ダメージが1d4ずつ増加する。
アンセストラル・ディフェンス [reaction] 焦点化3 Ancestral Defense
アンコモン 焦点化 幸運 操作 精神 オラクル
術者の祖先は、術者の意志を捻じ曲げようとするものから術者を守ってくれる。術者はトリガーとなったセーヴを2回ロールし、より良い出目を使用する。
アンセストラル・フォーム [two-actions] 焦点化6 Ancestral Form
アンコモン 精神集中 焦点化 オラクル
術者は祖先の霊の形をとり、不可視状態になり、半ば非実体になる。君はすべてのダメージ([力場]やゴースト・タッチRe/GMC/宝物庫/鎧と武装/武器のルーン#ghost-touch性質ルーンを持つ“打撃”によるダメージを除く)に対する抵抗10を得る。魔法ではないダメージ、あるいは[精密]ダメージを含む“打撃”に対してはこの抵抗の値は2倍になる。術者は自分の地上移動速度に等しい飛行速度を得る。“飛行”する際、術者に取って上方への移動は移動困難地形ではない。術者は固体の中を移動できないが、小さな隙間を浮遊して通過できる。術者は“呪文発動”したり(呪文の“維持”は行える)、アイテムを起動したり、攻撃特性や操作特性を持つアクションを使用したりすることはできない。
高ランク化(+2) 抵抗は5ずつ増加する。
インセンディエリ・オーラ [two-actions] 焦点化1 Incendiary Aura
アンコモン 精神集中 火炎 焦点化 操作 オラクル
術者は可燃性のオーラに包まれる。放射内のクリーチャーは[火炎]ダメージを受けるたびに着火し、2d4の持続[火炎]ダメージを受ける。
高ランク化(+2) 持続ダメージが1d4ずつ増加し、放射の半径が5フィートずつ広がる。
インターステラ・ヴォイド [two-actions] 焦点化3 Interstellar Void
アンコモン 氷雪 精神集中 焦点化 操作 オラクル
術者は宇宙の極寒の深奥を喚び降ろし、敵に恐ろしい寒さをもたらす。目標は凍える虚無に覆われて3d6の[氷雪]ダメージを即座に受け、以後の各ラウンドの開始時に術者がこの呪文の“維持”を最初に行うたびに、基本頑健セーヴを行う。効果が持続する限り、目標は疲労状態になる。
高ランク化(+1) [氷雪]ダメージは1d6ずつ増加する。
ヴィジョン・オヴ・ウィークネス [one-actions] 焦点化2 Vision of Weakness
アンコモン 占術 オラクル
出典 Player Core 2 XXXページ
発動 [one-actions] 動作
目標 クリーチャー1体
発動 [one-actions] 動作
目標 クリーチャー1体
術者がクリーチャーに視線を集中させると、その性質に対する神の洞察が閃く。クリーチャーに弱点がある場合、術者はそれを理解し、加えてセーヴィング・スロー修正値3つのどれが最も低いかも学び取る。加えて、術者はその敵にありがちな動きを理解する。自分のターンが終了する前に行われた、その敵に対する次の攻撃ロール(または攻撃アクションの一部として行われる技能判定)に+2の状態ボーナスを得る。その後、目標は1日の間、ヴィジョン・オヴ・ウィークネスに対する一時的耐性を得る。
ウェポン・トランス [one-action] 焦点化1 Weapon Trance
アンコモン 精神集中 焦点化 オラクル
暴威の静けさが術者の心を満たし、術者の武器が必要な場所を正確に知っているという感覚を高める。持続時間の間、術者の軍用武器の習熟度は単純武器の習熟度と同じになる。術者は、各ラウンド、武器による“打撃”が最初に命中したときに、フリー・アクションとして自動的にこの呪文を“維持”する。
クレイム・アンデッド [two-actions] 焦点化6 Claim Undead
アンコモン 精神集中 焦点化 無力化 操作 オラクル
術者は目標のアンデッドを支配下に置いたり、自分が主であると認識させようとする。目標が別のクリーチャーによって支配状態であるなら、その支配者は制御権を保持するために意志セーヴィング・スローを試みる。それ以外の場合、目標は意志セーヴを試みなければならない。
大成功 目標はなんの効果も受けない。
成功 目標は君の指令と争ったことで朦朧状態1かつ1ラウンドの間混乱状態になる。
失敗 目標は術者によって支配状態となり、術者の指示に従う。目標(あるいは以前支配状態にしていたクリーチャー)は自分のターンの終了時に新たに意志セーヴを試みることができる。成功すればこの呪文は終了し、クリーチャーは朦朧状態1かつ1ラウンドの間混乱状態になる。術者が明らかに自己破壊的な命令を出した場合、目標は新しい指令を出すまで行動しない。
大失敗 失敗と同様だが、目標(あるいは以前支配状態にしていたクリーチャー)は目標の本質に相反する新しい指令を受けたときにのみ、新たなセーヴを行える。
成功 目標は君の指令と争ったことで朦朧状態1かつ1ラウンドの間混乱状態になる。
失敗 目標は術者によって支配状態となり、術者の指示に従う。目標(あるいは以前支配状態にしていたクリーチャー)は自分のターンの終了時に新たに意志セーヴを試みることができる。成功すればこの呪文は終了し、クリーチャーは朦朧状態1かつ1ラウンドの間混乱状態になる。術者が明らかに自己破壊的な命令を出した場合、目標は新しい指令を出すまで行動しない。
大失敗 失敗と同様だが、目標(あるいは以前支配状態にしていたクリーチャー)は目標の本質に相反する新しい指令を受けたときにのみ、新たなセーヴを行える。
サンダーバースト [two-actions] 焦点化3 Thunderburst
アンコモン 風 精神集中 焦点化 操作 オラクル 音波
術者は強力な爆風と大きな雷鳴を発生させ、2d6の[殴打]ダメージと2d6の[音波]ダメージを与える。範囲内の各クリーチャーは頑健セーヴを試みなければならない。
大成功 クリーチャーはなんの効果も受けない。
成功 クリーチャーは半減ダメージを受ける。
失敗 クリーチャーは全てのダメージを受け、1分間聴覚喪失状態になる。
大失敗 クリーチャーは2倍ダメージを受け、1時間聴覚喪失状態になる。
成功 クリーチャーは半減ダメージを受ける。
失敗 クリーチャーは全てのダメージを受け、1分間聴覚喪失状態になる。
大失敗 クリーチャーは2倍ダメージを受け、1時間聴覚喪失状態になる。
高ランク化(+2) それぞれのダメージ種別が2d6ずつ増加し、範囲が5フィートずつ広がる。
スプレー・オヴ・スターズ [two-actions] 焦点化1 Spray of Stars
アンコモン 精神集中 火炎 焦点化 光 操作 オラクル
術者は小さな流れ星を噴霧し、2d4の[火炎]ダメージを与える。範囲内の各クリーチャーは、反応セーヴを試みなければならない。
大成功 クリーチャーはなんの効果も受けない。
成功 クリーチャーは半減ダメージを受け、1ラウンドの間目が眩んだ状態になる。
失敗 クリーチャーは全てのダメージを受け、3ラウンドの間目が眩んだ状態になる。
大失敗 クリーチャーは2倍ダメージを受け、1分の間目が眩んだ状態になる。
成功 クリーチャーは半減ダメージを受け、1ラウンドの間目が眩んだ状態になる。
失敗 クリーチャーは全てのダメージを受け、3ラウンドの間目が眩んだ状態になる。
大失敗 クリーチャーは2倍ダメージを受け、1分の間目が眩んだ状態になる。
高ランク化(+1) ダメージは1d4ずつ増加する。
ソウル・サイフォン [one-action] 焦点化1 Soul Siphon
アンコモン 焦点化 操作 オラクル 虚無
術者は目標の魂の一部を吸い取り、自分の生命力を強化する。目標は頑健セーヴを試みなければならず、失敗すると1d4の[虚無]ダメージを受ける。術者は目標が失ったHPの合計に等しい一時的ヒット・ポイントを得る。これには、吸精状態になることで失われたHPも含まれる。
大成功 クリーチャーはなんの効果も受けない。
成功 クリーチャーは半減ダメージを受ける。
失敗 クリーチャーは全てのダメージを受け、吸精状態1になる。
大失敗 クリーチャーは2倍ダメージを受け、吸精状態2になる。
成功 クリーチャーは半減ダメージを受ける。
失敗 クリーチャーは全てのダメージを受け、吸精状態1になる。
大失敗 クリーチャーは2倍ダメージを受け、吸精状態2になる。
高ランク化(+1) ダメージは1d4ずつ増加する。
ダビラテイティング・ダイコトミィ 焦点化4 Debilitating Dichotomy
アンコモン 力術 精神 オラクル
出典 Player Core 2 XXXページ
発動 [two-action] 音声、動作
距離 30フィート;目標 術者以外のクリーチャー1体
防御 意志
発動 [two-action] 音声、動作
距離 30フィート;目標 術者以外のクリーチャー1体
防御 意志
術者は自分の呪いの背後にある神の不義の間の不可能な葛藤を垣間見、他人の葛藤も考慮せざるを得ないようにする。術者と目標はそれぞれ基本意志セーヴを持つ9d6の[精神]ダメージを受け、目標はセーヴに大失敗すると朦朧状態1になる。術者はセーヴィング・スローのロールの結果よりも成功段階を1だけ向上する。
高ランク化(+1) ダメージは3d6ずつ増加する。
ディレイ・アフリクション [two-actions] 焦点化3 Delay Affliction
アンコモン 精神集中 焦点化 治癒 操作 オラクル 活力
治癒エネルギーの高まりにより、術者は目標を脅かす苦悩を押し返し、少量の治癒を与える。目標はヒット・ポイントを3d8だけ回復する。術者は目標が持つことを把握している苦難の無効化を試みる。これはその影響を取り除くのではなく、成功した場合に1時間抑止する。その後、目標は1日間、ディレイ・アフリクションに対する一時的耐性を得る。術者は特定の苦悩の名前を特定する必要はないが、それを認識する必要がある。例えば、毒に気づいていない場合、摂取毒の発症期間を遅らせることはできない。
高ランク化(+1) 目標のヒット・ポイントの回復量が1d8ずつ増加し、術者は追加で1つ、苦難の抑止を試みることができる。
テンペスト・タッチ [one-action] 焦点化1 Tempest Touch
アンコモン 氷雪 焦点化 操作 オラクル 水
術者の接触は術者の目標に固着する氷混じりの水塊を呼び出し、1d4の[殴打]ダメージと1d4の[氷雪]ダメージを与える。目標は頑健セーヴを試みなければならない。
大成功 目標はなんの効果も受けない。
成功 目標は半減ダメージを受け、術者の次のターンの終了時まで、移動速度に-5フィートの状況ペナルティを受ける。
失敗 目標は全てのダメージを受け、術者の次のターンの終了時まで、移動速度に-10フィートの状況ペナルティを受ける。
大失敗 失敗と同様だが、目標は2倍ダメージを受ける。
成功 目標は半減ダメージを受け、術者の次のターンの終了時まで、移動速度に-5フィートの状況ペナルティを受ける。
失敗 目標は全てのダメージを受け、術者の次のターンの終了時まで、移動速度に-10フィートの状況ペナルティを受ける。
大失敗 失敗と同様だが、目標は2倍ダメージを受ける。
高ランク化(+1) [殴打]ダメージと[氷雪]ダメージはそれぞれ1d4ずつ増加する。
テンペスト・フォーム [two-actions] 焦点化6 Tempest Form
アンコモン 精神集中 焦点化 操作 オラクル 完全変身
周囲の環境に合わせて術者の体が液状になる。風、水、霧のいずれになるかを選択する。この呪文は、風または霧を選ぶと風の特性を、水または霧を選ぶと水の特性を得る。術者は鎧と一緒に不定形になる。。ACへのアイテム・ボーナスは失われ、鎧なし防御の習熟度ボーナスを使用してACを決定する。また、術者は物理ダメージに対する抵抗10と、[精密]ダメージに対する完全耐性を得る。術者は小さな割れ目をすり抜けることができ、呼吸する必要もない。この呪文によって付与されるものを除き、術者は“呪文発動”、アイテムの起動、攻撃あるいは操作の特性を持つアクションを使用できない。また、形態に応じて次のような効果が得られる。
風/Air 術者は飛行速度20フィートを得、空気中にいる間は不可視状態になる。術者はガスト・オヴ・ウィンドを、操作特性を持つ2アクションの連続行動として作成できる。
霧/Mist 術者は飛行速度20フィートを得、術者を通してものを見ることは難しくなる。術者の接敵面の一方にいるクリーチャーが逆側のクリーチャーを目標にした場合、目標とするクリーチャーへ視認困難状態となる。
水/Water 術者は水泳速度20フィートを得、水中にいる間は不可視状態になる。術者は操作特性を持つ1アクションで電気を充電できる。そうするなら、自分の位置を示す電気によって水中でも不可視状態ではなくなるが、自分に対して近接攻撃を行うクリーチャーは1d6の[雷撃]ダメージを受ける。
風/Air 術者は飛行速度20フィートを得、空気中にいる間は不可視状態になる。術者はガスト・オヴ・ウィンドを、操作特性を持つ2アクションの連続行動として作成できる。
霧/Mist 術者は飛行速度20フィートを得、術者を通してものを見ることは難しくなる。術者の接敵面の一方にいるクリーチャーが逆側のクリーチャーを目標にした場合、目標とするクリーチャーへ視認困難状態となる。
水/Water 術者は水泳速度20フィートを得、水中にいる間は不可視状態になる。術者は操作特性を持つ1アクションで電気を充電できる。そうするなら、自分の位置を示す電気によって水中でも不可視状態ではなくなるが、自分に対して近接攻撃を行うクリーチャーは1d6の[雷撃]ダメージを受ける。
高ランク化(+2) 抵抗は5ずつ、水に変化した時の[雷撃]ダメージは1ずつ増加する。
ドレッド・シークレット [two-actions] 焦点化6 Dread Secret
アンコモン 精神集中 感情 恐怖 焦点化 操作 精神 オラクル
術者は目標のクリーチャーの根本的な性質に反する強力な秘密を口にする。目標1体以上が持つと思われる特定の抵抗または数値のある弱点([火炎]に対する抵抗や銀に対する弱点など)を1つ選択する。これは、“知識の想起”や目標との過去の経験に由来するものである。特定の目標の情報が正しくない場合、その目標には呪文の効果はない。効果を受ける目標は、意志セーヴィング・スローを試試みなければならない。
大成功 クリーチャーはなんの効果も受けない。
成功 選択したものが弱点の場合、クリーチャーは術者が選択した弱点の種別あるいは特性に対応するダメージを1だけ受ける(これはクリーチャーの弱点の影響を受ける)。選択したものが抵抗の場合、術者の次のターンの終了時までその抵抗は失われる。
失敗 成功と同様だが、危険な秘密を暴露されたことで、クリーチャーはさらに恐れ状態1になる。
大失敗 失敗と同様だが、クリーチャーは恐れ状態3になる。
成功 選択したものが弱点の場合、クリーチャーは術者が選択した弱点の種別あるいは特性に対応するダメージを1だけ受ける(これはクリーチャーの弱点の影響を受ける)。選択したものが抵抗の場合、術者の次のターンの終了時までその抵抗は失われる。
失敗 成功と同様だが、危険な秘密を暴露されたことで、クリーチャーはさらに恐れ状態1になる。
大失敗 失敗と同様だが、クリーチャーは恐れ状態3になる。
バトルフィールド・パーシステンス [reaction] 焦点化3 Battlefield Persistence
アンコモン 精神集中 焦点化 オラクル
術者を戦いから追いやるのは難しい。術者はトリガーとなったセーヴに+2の状態ボーナスを得る。トリガーとなったセーヴが無力化効果に対するものであった場合、術者は2レベル高いものとして扱われる。
フレイミング・フューシレイド [two-actions] 焦点化6 Flaming Fusillade
アンコモン 精神集中 火炎 焦点化 操作 オラクル
術者は終わることのない炎の連射を求め、小型の太陽のように術者の周囲に爆発が連なる。術者はフレイミング・フューシレイドの発動の一部としてイグニッションを発動する。フレイミング・フューシレイドの持続時間の間、イグニッションの発動時間は2アクションから1アクションに短縮される。
高ランク化(9ランク) 持続時間の間、術者はイグニッションで与えるダメージに、フレイミング・フューシレイドの呪文ランクに等しい状態ボーナスを得る。
ブレイン・ドレイン [two-actions] 焦点化1 Brain Drain
アンコモン 精神集中 焦点化 操作 精神 オラクル
術者は目標の心を探り、知識を得る。これは基本意志セーヴを持つ1d8の[精神]ダメージを与える。目標がセーヴに失敗した場合、盗んだ記憶を走査し、“知識の想起”のために判定を1回試みる。“知識の想起”アクションを持つ技能を選択し、この判定に目標の技能修正値を使用する。
高ランク化(+1) [精神]ダメージは1d8ずつ増加する。
ムーンライト・ブリッジ [two-actions] 焦点化6 Moonlight Bridge
アンコモン 精神集中 焦点化 光 操作 オラクル
術者は光り輝く月の光の橋を呼び出す。10フィート幅で端は範囲内の地面から開始しなければならず、平らで、水平あるいは上下45度までの任意の角度で、最大120フィートの長さまで伸ばすことができる。この橋はAC10、硬度30、HP60で、全てのダメージ([霊魂]、[力場]、ゴースト・タッチRe/GMC/宝物庫/鎧と武装/武器のルーン#ghost-touch性質ルーンを持つ“打撃”によるダメージを除く)に対する完全耐性を持つ。自分や味方は普通に橋を渡れるが、他のクリーチャーが渡ろうとすると橋をすり抜けてしまう。この橋は、上からでも下からでも、物理、エーテル、および非実体攻撃の通過を妨げる。この呪文は“解除”できる。
高ランク化(+1) 橋の長さは20フィートずつ、そのヒット・ポイントは20ずつ増加し、術者は橋の幅を追加で5フィートずつ増加させてもよい。
ライフギヴィング・フォーム [two-actions] 焦点化6 Life-Giving Form
アンコモン 精神集中 焦点化 治癒 光 操作 オラクル 活力
術者は身体の形を超越し、癒しのエネルギーの導き手となる。術者の体は松明のように明るい光を放つ。術者は[精密]ダメージに対する抵抗5、[虚無]ダメージに対する弱点5を得て、術者の素手攻撃は追加で1d4の[活力]ダメージを与える。
術者がクリーチャーに“扱う”アクションで接触すると、クリーチャーのヒット・ポイントを6d8だけ回復できる。クリーチャーが術者に“扱う”アクションで接触すると同じだけ回復する。いずれにせよ、そのクリーチャーはライフギヴィング・フォームの治癒に対して1分間一時的耐性を得る。これは活力治癒効果である。ライフギヴィング・フォームで術者自身を癒すことはできない。[活力]からダメージを受けるクリーチャー(アンデッドなど)が、素手攻撃や間合いのない近接武器で接触したり術者にダメージを与えたりすると、そのクリーチャーは3d4の[活力]ダメージを受け、一時的耐性を得ることもない。
術者はこの呪文を“解除”できる。
高ランク化(+1) “扱う”アクションで回復するヒット・ポイントは1d8ずつ、[活力]ダメージは1ずつ、抵抗と弱点は1ずつ増加する。
ライフ・リンク [one-action] 焦点化1 Life Link
アンコモン 治癒 死霊術 オラクル 活力
術者は自分と目標の間に生命エネルギーのつながりを築き、両者の間で被害を分配する。最初にこの呪文の“呪文発動”を行った際、目標はヒット・ポイントを1d4だけ回復する。目標がラウンドごとに初めてダメージを受けるときは、受けるダメージを3 だけ減らす(最低でもダメージ0)。そのたびに、術者はヒット・ポイントを3だけ(受けたダメージが3未満の場合はそのダメージ)失う。このダメージは術者が持つ完全耐性や抵抗を無視し、他の方法で緩和することはできない。
術者が気絶状態になると、呪文はすぐに終了する。術者はこの呪文を“解除”できる。
高ランク化(3ランク) 術者は自分以外にクリーチャー2体を目標にすることができる。最初の回復量を3d4に、削減できる最大ダメージ(と受けるヒット・ポイント)を5に増加する。
高ランク化(6ランク) 術者は自分以外にクリーチャー3体を目標にすることができる。最初の回復量を9d4に、削減できる最大ダメージ(と受けるヒット・ポイント)を10に増加する。
高ランク化(9ランク) 術者は自分以外にクリーチャー4体を目標にすることができる。最初の回復量を9d4に、削減できる最大ダメージ(と受けるヒット・ポイント)を15に増加する。
高ランク化(6ランク) 術者は自分以外にクリーチャー3体を目標にすることができる。最初の回復量を9d4に、削減できる最大ダメージ(と受けるヒット・ポイント)を10に増加する。
高ランク化(9ランク) 術者は自分以外にクリーチャー4体を目標にすることができる。最初の回復量を9d4に、削減できる最大ダメージ(と受けるヒット・ポイント)を15に増加する。
レヴォル・イン・リトリビューション [one-action] 焦点化6 Revel in Retribution
アンコモン 精神集中 焦点化 操作 精神 オラクル
術者にとっての時間は遅くなり、移動中に敵を攻撃できるようになる。術者は“機会攻撃”能力と、“機会攻撃”のためだけに使用できる2つ目のリアクションを得る。アクションを回復した後の各ターンの開始時に、“機会攻撃”のためだけに使用できる追加のリアクションを得る。
無防備な敵を攻撃すると、戦闘の緊張感が術者を活性化する。“機会攻撃”を命中させるたび、術者は一時的ヒット・ポイント5を得る。この一時的ヒット・ポイントは、呪文の持続期間の間持続する。
高ランク化(+1) “機会攻撃”を成功するたびに得られる一時的ヒット・ポイントは1ずつ増加する。
ワーリング・フレイムズ [two-actions] 焦点化3 Whirling Flames
アンコモン 火炎 精神集中 焦点化 操作 オラクル
術者は範囲内のすべてのクリーチャーを飲み込む渦巻く炎の嵐を呼びおろす。この炎の嵐は基本反応セーヴを持つ5d6の[火炎]ダメージを与える。
高ランク化(+2) ダメージは3d6ずつ増加し、重ねることのできない5フィートの爆発を1つずつ、範囲に追加する。