ハルシオン・スピーカー Halcyon Speaker
出典 Character Guide 104ページ
老魔術師ジャテンベの中心となる教えの1つは、魔法は何であれ魔法であるということだった。マガンビアはあらゆる種類の魔法を理解することを目指してジャテンベの教えを忠実に守ろうとしているが、マガンビアの魔導師は物世界に根ざした魔法で最も成功している。ハルシオン・スピーカーは、秘術魔法と始原魔法を融合させ、両方の伝統を同じ泉から流れているとみなすマガンビアの実践を象徴する強力な精通者である。
老魔術師ジャテンベの中心となる教えの1つは、魔法は何であれ魔法であるということだった。マガンビアはあらゆる種類の魔法を理解することを目指してジャテンベの教えを忠実に守ろうとしているが、マガンビアの魔導師は物世界に根ざした魔法で最も成功している。ハルシオン・スピーカーは、秘術魔法と始原魔法を融合させ、両方の伝統を同じ泉から流れているとみなすマガンビアの実践を象徴する強力な精通者である。
平穏呪文 Halcyon Spells
厳しい研究を通して、マガンビア人は秘術呪文と始原呪文を融合させることができる。平穏呪文は、秘術呪文または始原呪文のリストにある呪文である。通常、呪文を獲得するために使用する通常の手段では、新しい平穏呪文を獲得できない。代わりに、新しい平穏呪文と新しいレベルの平穏呪文は、特技によってのみ獲得できる。平穏呪文は、クラスによって付与された他の呪文と同じように準備または発動される。例えば、平穏呪文を得たウィザードはそれを自分の呪文リストと呪文書に追加し、ソーサラーはそれを自分の呪文リストと呪文のレパートリーに追加する。複数の秘術呪文発動クラスまたは始原呪文発動クラスを持つ場合、そのようなすべてのクラスに平穏呪文を追加する。
平穏呪文を発動するたびに、それが秘術呪文なのか始原呪文なのかを決定すること。君がより高いレベルの呪文スロットを持っていても、君の最大呪文レベルの平穏呪文より高く高レベル化することはできない。また、君は平穏呪文を署名呪文として選択できない。
レベルを上げて新しい呪文を覚え、平穏特技を得るたびに、古い平穏呪文の1つを同じレベルの別の平穏呪文と交換できる。これは、ソーサラーの呪文レパートリーのクラス特徴など、クラスによる交換に加えて行われる。余暇中に再訓練することで、平穏呪文を交換することもできる。呪文書を持っている場合、平穏呪文を交換すると、その呪文は呪文書から完全に失われる。
マガンビアのアーキタイプ Magaambyan Archetypes
これらのアーキタイプはアンコモンだが、少なくともアテンダント・ランクを持つマガンビアに属するものはこれらの使用権を持つ。マガンビアの一員としてアテンダント階級を持ってキャンペーンを開始するPCはこれらのアーキタイプを使用できる。
《ハルシオン・スピーカーへの専念》 特技6 Halcyon Speaker Dedication
アンコモン アーキタイプ 専念
出典 Character Guide 104ページ
アーキタイプ ハルシオン・スピーカー
前提条件 《マガンビアン・アテンダントへの専念》;マガンビアの精鋭者/conversant階級の一員であること
使用権 マガンビアのアテンダント階級以上のキャラクターはこの選択肢の使用権を持つ。
アーキタイプ ハルシオン・スピーカー
前提条件 《マガンビアン・アテンダントへの専念》;マガンビアの精鋭者/conversant階級の一員であること
使用権 マガンビアのアテンダント階級以上のキャラクターはこの選択肢の使用権を持つ。
君は勉強の大半を平穏魔法に捧げている。君はコモンの平穏キャントリップ2つとコモンの1レベルの平穏呪文2つを獲得する(平穏呪文を参照)。君は秘術呪文スロットや始原呪文スロットから平穏呪文を発動でき、加えて1レベルの平穏呪文スロットを得る。君は平穏呪文スロットを使って、平穏呪文を任意発動できる。
特殊 ハルシオン・スピーカー・アーキタイプから他に特技を2つ得るまで、君は他の専念特技を選択できない。
《二元の相乗》 [one-action] 特技8 Dualistic Synergy
アーキタイプ 呪文修正
君の次のアクションが呪文スロットからの“呪文発動”なら、君は利益を得る。呪文が秘術呪文の場合、君は呪文発動後に+1の状態ボーナスを得て“知識の想起”のための技能判定を行える。この状態ボーナスは呪文が7レベル以上なら+2になる。呪文が始原呪文の場合、1ラウンドの間、君は呪文レベルに等しい値の一時的ヒット・ポイントを得る。呪文が平穏呪文なら、君は両方の利益を得る。
《持続造物》 特技8 Persistent Creation
アーキタイプ
君はクリエイションを生得呪文として回数無制限で発動できる。発動するたびに秘術か始原を選択すること。作成された物体は、作られたところから離れた場所で1時間経過するか、その物体が破壊されるまで効果を存在する。このような物体は、持続造物と呼ばれる。君がクリエイションを再度発動すると、以前にこの呪文を使用して作成した持続造物はすぐに崩れてしまう。
《平穏呪文発動の初学者》 特技10 Halcyon Spellcasting Initiate
アーキタイプ
君の平穏魔法の知識は増加する。君はコモンの2レベル平穏呪文2つと3レベル平穏呪文2つを得る。加えて、君は2レベル平穏呪文スロット1つと3レベル平穏呪文スロット1つを得る。これらおよび将来のすべての平穏呪文スロットは、《ハルシオン・スピーカーへの専念》で獲得した1レベルの平穏呪文スロットと同様に機能する。
《相乗の共有》 特技10 Shared Synergy
アーキタイプ
君は《二元の相乗》の恩恵を自分ではなく30フィート以内にいる味方1体に与えることができる。これにより、君はその味方に“知識の想起”を行わせるか、一時的ヒット・ポイントを与えるか、またはその両方を、呪文の体系に応じて適用する。
《蓄積する造物》 特技12 Charged Creation
アーキタイプ
君の魔法はその持続造物から引き出される。君が持続造物の30フィート以内におり持続造物へ効果線が通っている間、君は持続造物を直線状または円錐形呪文の起点として使用できる。例えば、君はライトニング・ボルトを君ではなく持続造物から発生させることができる。
《自在なる平穏呪文発動》 特技12 Flexible Halcyon Spellcasting
アーキタイプ
君は自分の力を平穏魔法に傾ける能力を拡張する。君は、自分が発動できる最高レベル以外の各レベルの平穏呪文に、追加でコモンの平穏呪文1つを得る(キャントリップは追加で得られない)。加えて、君が発動できる最高レベル以外の平穏呪文の各レベルにおいて、平穏呪文スロットを1つずつ増やす。
《平穏呪文発動の熟達者》 特技14 Halcyon Spellcasting Adept
アーキタイプ
君は平穏魔法に磨きをかける。君はコモンの4レベル平穏呪文2つと5レベル平穏呪文2つを得る。加えて、君は4レベル平穏呪文スロット1つと5レベル平穏呪文スロット1つを得る。秘術呪文または始原呪文のいずれかに対して、呪文DCと呪文攻撃ロールの習熟度ランクは、修得から熟練へと向上する。
《爆散する相乗》 特技16 Fulminating Synergy
アーキタイプ
呪文の相乗効果を利用する際、君は呪文の共鳴を物理的に表現し、それを発動して敵にダメージを与える。《二元の相乗》を使用する際、ダメージ種別を[強酸]、[氷雪]、[雷撃]、[火炎]から1つ選択する。《二元の相乗》の通常の効果に加えて、君から30フィート以内にいる敵は、呪文レベルに等しい値の選択した種別のダメージを受ける。呪文がすでに選択した種別のダメージを与える場合、弱点と抵抗を考慮する前にこれらのダメージを合算する。
《平穏呪文発動の賢者》 特技18 Halcyon Spellcasting Sage
アーキタイプ
平穏魔法への君の指令はほぼ並ぶものがない。君はコモンの6レベル平穏呪文2つと7レベル平穏呪文2つを得る。加えて、君は6レベル平穏呪文スロット1つと7レベル平穏呪文スロット1つを得る。秘術呪文または始原呪文のいずれかに対して、呪文DCと呪文攻撃ロールの習熟度ランクは、熟練から達人へと向上する。
《相乗呪文》 [one-action] 特技20 Synergistic Spell
アーキタイプ 呪文修正
君は相乗効果と呪文を組み合わせて魔法の幻想的な網を作り、一度に呪文を2つ発動できる。次に使用するアクションがいずれかの平穏呪文スロットからの“呪文発動”なら、その呪文が解決した後、君はフリー・アクションとして別の呪文1つを“呪文発動”できる。この呪文は、君の平穏呪文スロットの1つから発動しなければならず、通常2アクションを必要とする呪文でなければならない。