オラクル特技 Oracle Feats
1レベル
《呪文効果範囲拡大》 [one-action] 特技1 Widen Spell
操作 呪文修正 オラクル
出典 Advanced Player's Guide 79ページ、Core Rulebook 134ページ
君は呪文のエネルギーを操作することで、より広い範囲に影響を及ぼさせる。君が次のアクションで範囲が爆発、円錐形、直線のいずれかで持続時間のない呪文を“呪文発動”するなら、その呪文の範囲を拡大する。通常なら半径が10フィート以上の爆発なら、その半径を5フィート増加させる(半径が5フィート以下の爆発は影響を受けない)。通常なら長さが15フィート以下の円錐形または直線なら、その長さを5フィート増加させる。通常なら長さが20フィート以上の円錐形や直線なら、その長さを10フィート増加させる。
《呪文距離伸長》 [one-action] 特技1 Reach Spell
精神集中 呪文修正 オラクル
出典 Advanced Player's Guide 79ページ、Core Rulebook 122ページ
君は呪文の距離を引き伸ばすことができる。次に使用するアクションが距離のある呪文を“呪文発動”するなら、その呪文の距離を30フィート増加させる。呪文の距離を伸ばす標準的なルールに従い、発動する呪文の距離が通常は接触である場合、その距離は30フィートに伸びる。
《知識集果》 [one-action] 特技1 Glean Lore
占術 信仰 オラクル 非公開
出典 Advanced Player's Guide 78ページ
君は収集された神の伝承を利用して、さまざまな有益な情報へとつながる。得た情報を理解するために〈宗教〉判定を試みる。GMはDC(“知識の想起”のDCを参考にする)を設定する。GMは神秘から遠く離れた話題に対する判定の場合、DCを調整してもよい。
大成功 君は伝承を正確に理解したり、自分の置かれている状況について神から有益な手がかりを得たりする。
成功 君は話題に対する情報を2つ得る。1つは真実であり1つは偽りであるが、どちらが正しいかはわからない。
失敗 君は誤った情報を思い出したり、誤った手がかりや誤解を招く手がかりを得たりする。
大失敗 君は正確でない情報や誤っていて誤解させる手がかりを2つ思い出す。
成功 君は話題に対する情報を2つ得る。1つは真実であり1つは偽りであるが、どちらが正しいかはわからない。
失敗 君は誤った情報を思い出したり、誤った手がかりや誤解を招く手がかりを得たりする。
大失敗 君は正確でない情報や誤っていて誤解させる手がかりを2つ思い出す。
2レベル
《信仰の堅盾》 [reaction] 特技2 Divine Aegis
防御術 信仰 オラクル
出典 Advanced Player's Guide 79ページ
トリガー 君が魔法効果に対してセーヴィング・スローを試みるが、まだロールしていない。
トリガー 君が魔法効果に対してセーヴィング・スローを試みるが、まだロールしていない。
君は自分を守るために信仰エネルギーを呼び出し、他の体系に対する保護を得る。しかしそれは、他の神格の影響にさらされることになる。次の君のターンの開始時まで、君は信仰でない魔法効果に対するセーヴィング・スローに+1の状況ボーナスを得るが、信仰効果に対するセーヴに-1の状況ペナルティを受ける。
《領域への識見》 特技2 Domain Acumen
オラクル
出典 Advanced Player's Guide 79ページ
オラクルの神秘はそれぞれ、それに力を与える神格の信仰の領域に触れている。君はその力を使用できる。君が初期領域呪文を既に得ていない、神秘に関連する領域から1つを選択する。君はその領域から最初の領域呪文を1つ得、啓示呪文として発動できる。その呪文は呪縛特性を得る。君の焦点化プールの焦点化ポイントの値を1だけ増加する。
4レベル
《弱点の幻視》 特技4 Vision of Weakness
オラクル
出典 Advanced Player's Guide 79ページ
君は信仰の洞察を頼りに敵の弱点を選び出すことができる。君はヴィジョン・オヴ・ウィークネス啓示呪文を得る。君の焦点化プールの焦点化ポイントを1だけ増加する。
君は信仰の洞察を頼りに敵の弱点を選び出すことができる。君はヴィジョン・オヴ・ウィークネス啓示呪文を得る。君の焦点化プールの焦点化ポイントを1だけ増加する。
《信仰の活用》 特技4 Divine Access
オラクル
出典 Advanced Player's Guide 79ページ
君の信仰魔法を利用する能力は、伝統的に使える呪文(信仰呪文リスト)を凌駕する。君の神秘から与えられる領域の1つを与える神格を1つ選択すること。その神格から与えられたクレリック呪文を3つまで君の呪文リストに追加する。君はこれらの呪文を、レパートリーの呪文を追加または入れ替えるときに選択できる。
特殊 君はこの特技を複数回選択できる。君は同じ呪文を2回以上選択できないが、君がこの特技を以前選択したときと異なる領域や同じ領域を持つ別の神格を選択できる。
《武器への魔力付与》 [free-action] 特技4 Bespell Weapon
オラクル
君は呪文のエネルギーを吸い上げ、君が使用している武器1つに注ぎ込む。君のターン終了時まで、この武器は1d6の追加ダメージを与える。この追加ダメージのダメージ種別は、君が直前に発動した呪文の系統に応じて決まる。
- 幻術、心術、占術:[精神]ダメージ
- 召喚術と変成術:武器と同じ種別のダメージ
- 死霊術:[負のエネルギー]ダメージ
- 防御術:[力場]ダメージ
- 力術:呪文が与える種別のダメージ。呪文がダメージを与えない場合、[力場]ダメージ
6レベル
《高度啓示》 特技6 Advanced Revelation
オラクル
出典 Advanced Player's Guide 79ページ
前提条件 初級啓示呪文
前提条件 初級啓示呪文
君は自分の神秘に関連する高度啓示呪文を1つ身につける。君の焦点化プールの焦点化ポイントを1だけ増加する。
《霊的感知》 特技6 Spiritual Sense
信仰 オラクル
出典 Advanced Player's Guide 79ページ
君は霊魂に気づくことのできる、エーテル界とのぼんやりとしたつながりがある。君が探索モードで“捜索”をしていない間、GMは通常“捜索”を必要とする霊障、死霊やエーテル界のクリーチャー、セレスチャル、フィーンド、監視者などの霊的な本質だけでできた存在を見つけるための非公開判定を行う。
また、君は30フィート以内の固体内にいるエーテルクリーチャーや死霊に気づくこともできる。これは“捜索”中と“捜す”中、そして探索モードに“捜索”を行っていない間の自動非公開判定にも適用される。君は判定に成功して初めて死霊に気づくことができ、物体の中に5フィート以上入っていると君はそれを視認できない。
8レベル
《災害読み》 特技8 Read Disaster
占術 探索 オラクル 予知
出典 Advanced Player's Guide 80ページ
君は10分を費やし、世界の神聖な神秘に心を開いて、未来の最悪の前兆を覗き込む。君はオーギュリイの効果を得る。この効果では将来の危険に関してのみ情報を得られる。「吉/Weal」は「いずれでもなし/Nothing」となり、「吉にして凶/Weal and Woe」の結果は「凶/Woe」になる。もし君が〈宗教〉の伝説なら、《災害読み》に1分しか費やさなくてよい。
《二分対立による衰弱》 特技8 Debilitating Dichotomy
オラクル
出典 Advanced Player's Guide 80ページ
君は不可能な葛藤や抑制されない力が自分の体を貫いていることを他人に垣間見ることができる。君はダビラテイティング・ダイコトミィ啓示呪文を得る。君の焦点化プールの焦点化ポイントを1だけ増加する。
10レベル
《呪文発動高速化》 [free-action] 特技10 Quickened Casting
精神集中 呪文修正 オラクル
出典 Advanced Player's Guide 80ページ、Core Rulebook 102ページ
使用回数 1日1回
使用回数 1日1回
精神を摩耗させる処理によって、君は呪文の発動を修正して、より短い時間しかかからないようにする。君の次のアクションが、君の発動できる最も高いレベルよりも2レベル以上低いオラクル呪文スロットのオラクル呪文か、オラクルのキャントリップの呪文発動なら、そのアクション数を1アクションだけ減少させる(最低1アクション)。
《神託の警告》 [free-action] 特技10 Oracular Warning
占術 信仰 オラクル
出典 Advanced Player's Guide 80ページ
トリガー 君がイニシアチブをロールしようとしている。
トリガー 君がイニシアチブをロールしようとしている。
君に味方1人に関連する差し迫った危険についての洞察が閃き、脅威が現実化する少し前に、その味方に警告するために叫んだり身振りをしたりすることができる。選択した味方はイニシアチブを2回ロールし、より良いで目を使用できる。これは幸運効果である。もし君が〈宗教〉の伝説なら、幻視を2つを受け取って味方2人に警告することで、2人にこの恩恵を与えることができる。
しかし、君は神の洞察を一瞬投げ渡すことになり、イニシアチブのために2回ロールし、悪い出目を使用しなければならない。これは不運効果である。二つの効果は結びついている。何らかの理由で不運効果を回避する場合、または味方のいずれかがその幸運効果を無効化する場合、君の《神託の警告》はなんの効果も及ぼさない。このアクションは、君が身振りを使う場合は視覚、声を出す場合は聴覚の特性を得る。
《力の活性》 [one-action] 特技10 Surging Might
操作 呪文修正 オラクル
出典 Advanced Player's Guide 80ページ
君は複雑な身振りで君の呪文が持つ信仰の力を集中させ、敵の抵抗に打ち勝つ。次に使用するアクションが“呪文発動”の場合、その呪文は、[混沌]、[悪]、[善]、[秩序]、[負のエネルギー]、[正のエネルギー]のダメージに対して、自分のレベルに等しい値だけ、目標の抵抗を無視する。これは、持続ダメージや、フィールド・オヴ・ライフの範囲内の[正のエネルギー]など、“呪文の維持”による効果によって引き起こされるダメージを含む、この呪文が与えるすべてのダメージに適用される。この効果によって呪文は完全耐性を無視できない。抵抗のみに作用する。
12レベル
《上級啓示》 特技12 Greater Revelation
オラクル
出典 Advanced Player's Guide 80ページ
前提条件 初級啓示呪文
君は神秘に関連する上級啓示呪文を1つ身につける。君の焦点化プールの焦点化ポイントを1だけ増加する。
《領域巧者》 特技12 Domain Fluency
オラクル
出典 Advanced Player's Guide 80ページ
前提条件 初級領域呪文
前提条件 初級領域呪文
君は自分の神秘に関わる神の領域を深く理解する。初級領域呪文を持つ、神秘に関連する領域を1つ選択する。君はその領域から高度領域呪文を得、それを啓示呪文として発動できる。この呪文は呪縛特性を得る。君の焦点化プールの焦点化ポイントを1だけ増加する。
14レベル
《謎めいたレパートリー》 特技14 Mysterious Repertoire
オラクル
出典 Advanced Player's Guide 81ページ
君の神秘には、神とは必ずしも結びつかない未知の深さをもつ魔法が宿っている。君は《信仰の活用》などで追加した呪文に加えて、信仰呪文リストにない呪文のレパートリーに、信仰呪文リストに記載されていない呪文を1つ追加できる。君はその呪文を信仰呪文として発動する。君は他のオラクル呪文と同様に呪文を追加し、呪文体系から追加するかを入れ替えることができるが、この機能を使用して、呪文のレパートリーに別の体系から呪文を複数同時に加えることはできない。
君の神秘には、神とは必ずしも結びつかない未知の深さをもつ魔法が宿っている。君は《信仰の活用》などで追加した呪文に加えて、信仰呪文リストにない呪文のレパートリーに、信仰呪文リストに記載されていない呪文を1つ追加できる。君はその呪文を信仰呪文として発動する。君は他のオラクル呪文と同様に呪文を追加し、呪文体系から追加するかを入れ替えることができるが、この機能を使用して、呪文のレパートリーに別の体系から呪文を複数同時に加えることはできない。
《呪い抑制》 [one-action] 特技14 Forestall Curse
精神集中 呪文修正 オラクル
出典 Advanced Player's Guide 80ページ
頻度 1日1回
頻度 1日1回
君は呪いの影響をいくらか未然に防ぐことができるようになった。次のアクションが啓示呪文の発動なら、呪いの深刻度は増加しない。
16レベル
《異種の神秘》 特技16 Diverse Mystery
オラクル
出典 Advanced Player's Guide 81ページ
前提条件 《高度啓示》
前提条件 《高度啓示》
君の信仰への理解が広がり、別の神秘が持つ不思議に入り込むことができる。自分の神秘にない啓示呪文を1つ選択する。君はこの呪文を、初級啓示呪文もしくは高度啓示呪文からのみ選択できる。
この啓示呪文を発動すると、啓示呪文を発動することで得られる通常の呪いの効果に加えて、対応する神秘からの下級呪いの効果も得る。この追加の下級呪いの効果は、次の日毎の準備まで持続する。呪いの深刻度を増加することなく啓示呪文を発動できる能力は、この追加の呪い効果を得ることも抑止する。
対応する神秘の呪いの効果が自分の神秘の呪いの効果と直接競合または否定するか、呪いが自分には影響しない(例えば、自分が持たない能力を元の神秘から取り除くなど)か、呪文を発動し終わった後にこれらの基準のいずれかが満たされるか、のいずれかの場合、君は選択した啓示呪文を発動できない。
《呪文壮麗化》 [one-action] 特技16 Portentous Spell
操作 精神 呪文修正 オラクル 視覚
出典 Advanced Player's Guide 81ページ
君の呪文は奇妙な光、難解な身振り、その他の敵を困惑させる魅惑的な効果に満ちている。次に使用するアクションが“呪文発動”なら、君の“呪文発動”連続行動によってトリガーされたリアクションを使用しようとするクリーチャーは、そのリアクションの一部としてロールされた攻撃ロールと技能判定に-2の状況ペナルティを受ける。また、呪文に呪文攻撃ロールが含まれていたり、セーヴィング・スローが必要な場合、命中したあるいはセーヴに失敗したクリーチャーは、次の君のターンの開始時まで君に対して恍惚状態になる。
18レベル
《信仰の奔出》 特技18 Divine Effusion
オラクル
出典 Advanced Player's Guide 81ページ
君の魔法が衰えても、神秘の力が信仰エネルギーの泉のように押し寄せてくる。1日に2回、君は適切な呪文レベルの呪文スロットがなくなった後に“呪文発動”を行える。この特技で発動する呪文2つのレベルは異なったものでなければならない。
《続け放つ啓示》 特技18 Blaze of Revelation
オラクル
出典 Advanced Player's Guide 81ページ
君の心と体は、短い間、君の呪いを過剰に引き寄せる惨状に耐えることができる。呪いに圧倒されそうになった時、君は1分間効果を抑え込むことができる。その間の君の各ターンでは、君は焦点化ポイントを消費したり更に不利な効果を受けることなく、自分の神秘から得た啓示呪文1つ(ただし領域呪文、《異種の神秘》で得た呪文、または他の能力から得たその他の啓示呪文は除く)を発動できる。
その1分間の終わりに、その時間が終わるまでに発動した啓示呪文の維持時間が終了し、呪いに圧倒されることによる通常の効果を受け、DC 40の頑健セーヴを試みなければならない。
大成功 君は他の効果を受けない。
成功 君は吸精状態2になり、次の日毎の準備が終わるまでこの状態を取り除くことはできない。
失敗 君は吸精状態4になり、次の日毎の準備が終わるまでこの状態を取り除くことはできない。
大失敗 君は死亡する。
成功 君は吸精状態2になり、次の日毎の準備が終わるまでこの状態を取り除くことはできない。
失敗 君は吸精状態4になり、次の日毎の準備が終わるまでこの状態を取り除くことはできない。
大失敗 君は死亡する。
20レベル
《逆説の神秘》 特技20 Paradoxical Mystery
オラクル
出典 Advanced Player's Guide 81ページ
前提条件 《上級啓示》
前提条件 《上級啓示》
君の信仰の神秘が持つ真の深さは計り知れず、矛盾しており、君でさえようやく理解し始めることができる変化する力を与えてくれる。日毎の準備中に、Core Rulebookまたは使用権を持つ別の領域の任意の領域から、初級領域呪文または高度領域呪文を1つ選択するか、別の神秘から初期啓示呪文または高度啓示呪文を1つ選択する。君はその呪文を次の日毎の準備まで啓示呪文として扱い、この呪文は呪縛特性を得る。
《神託の摂理》 特技20 Oracular Providence
オラクル
出典 Advanced Player's Guide 81ページ
前提条件 明晰なる神託
前提条件 明晰なる神託
君の神秘は、深部に眠る真の意味で奇跡的な信仰の力に触れられるようにしてくれる。君は10レベルの呪文スロットを追加で1つ得る。
《神秘の導管》 特技20 Mystery Conduit
オラクル
出典 Advanced Player's Guide 81ページ
君の神秘の力は、単なる啓示呪文を超えたものを発動できるようにする。君が持続時間のない5レベル以下の呪文を発動すると、呪文スロットを使う代わりに、啓示呪文をかけたときと同じように神託の呪いの効果を進行できる。この方法で発動された呪文は呪縛の特性を得る。