盾 Shields
出典 Player Core 274ページ
盾は鎧の持つ防御能力を超えてキャラクターの防御力を高めることができる。盾を使用するには、キャラクターは盾を片手に装備していなければならない。そして、“盾を掲げる”アクションを使用した場合にのみ、ACに盾のボーナスを与える。このアクションは、次のターンの開始時まで、状況ボーナスとしてACに盾のボーナスを与える。盾の移動速度ペナルティはキャラクターが“盾を掲げる”を使用しているかどうかに関わらず、盾を保持している限り適用される。
盾は鎧の持つ防御能力を超えてキャラクターの防御力を高めることができる。盾を使用するには、キャラクターは盾を片手に装備していなければならない。そして、“盾を掲げる”アクションを使用した場合にのみ、ACに盾のボーナスを与える。このアクションは、次のターンの開始時まで、状況ボーナスとしてACに盾のボーナスを与える。盾の移動速度ペナルティはキャラクターが“盾を掲げる”を使用しているかどうかに関わらず、盾を保持している限り適用される。
“盾を掲げる”は盾を使用する最も一般的なアクションだ。特別に記載されていたりその他で説明がない限り、全ての盾は片手で保持しなければならない。そのため、“盾を掲げる”をしている間、盾を保持する手で別のものを保持することはできないし、その手がなにものかに閉められた場合、“盾を掲げる”の利益は失われる。しかし、バックラーは君の手を専有しないため、手がなにものにも占められていないならば(GMが許可するなら、武器でない単純な軽バルクのものを持っているなら)バックラーを用いて“盾を掲げる”ことができる。
タワー・シールドで“盾を掲げる”を行っているならば、“遮蔽をとる”アクション(418ページ)で盾によるACへの状況ボーナスを+4に増加できる。この効果は“盾を掲げる”の効果を得ている間、あるいは“遮蔽をとる”を終了させる通常の状況が終わるまで持続する。通常なら攻撃に対して下級遮蔽を得られる場合、タワー・シールドで“盾を掲げる”を行っている間、その攻撃に対して通常の遮蔽の利益を得る(他のクリーチャーは、通常通りキャラクターのタワー・シールドを用いて“遮蔽をとる”を行える)。
クラスもしくは特技によって“盾防御”リアクションを使用できるなら、君は“盾を掲げる”を使用している間にこのリアクションを使用することで、盾の硬度に等しい値だけ受けるダメージを減少できる。その後、キャラクターと盾の双方が残りのダメージを受ける。
盾のデータ Shield Statistics
出典 Player Core 274ページ
盾は鎧と同じルールに従うデータである市価、移動速度ペナルティ、バルクを持つ。それらについては271ページの対応するルールを参照のこと。他のデータを以下に示す。
盾は鎧と同じルールに従うデータである市価、移動速度ペナルティ、バルクを持つ。それらについては271ページの対応するルールを参照のこと。他のデータを以下に示す。
ACボーナス AC Bonus
出典 Player Core 274ページ
“盾を掲げる”を使用している間、盾はACに状況ボーナスを与える。そのため、利益を得るには“盾を掲げる”アクション(419ページ)を使用する必要がある。
“盾を掲げる”を使用している間、盾はACに状況ボーナスを与える。そのため、利益を得るには“盾を掲げる”アクション(419ページ)を使用する必要がある。
硬度 Hardness
出典 Player Core 274ページ
盾がダメージを受けるたびに、この値だけダメージが減少する。《盾防御》特技(262ページ)に関連するため、この数値は特に盾に関連する値である。硬度に関するルールは269ページに掲載されている。
盾がダメージを受けるたびに、この値だけダメージが減少する。《盾防御》特技(262ページ)に関連するため、この数値は特に盾に関連する値である。硬度に関するルールは269ページに掲載されている。
HP (BT) HP (BT)
出典 Player Core 274ページ
この列は盾のヒット・ポイント(HP)と破損値(BT)を示している。これらは盾が破壊されるまでにどれだけダメージを受けられるか(合計HP)と、破損状態になり使用できなくなるまでにどれだけダメージを受けられるか(BT)を示している。俺らは主に“盾防御”リアクションで参照される。
この列は盾のヒット・ポイント(HP)と破損値(BT)を示している。これらは盾が破壊されるまでにどれだけダメージを受けられるか(合計HP)と、破損状態になり使用できなくなるまでにどれだけダメージを受けられるか(BT)を示している。俺らは主に“盾防御”リアクションで参照される。
名前 | バルク | AC | 移動速度ペナルティ | 硬度 | HP(BT) | 市価 |
---|---|---|---|---|---|---|
バックラー | 軽 | +1 | ― | 3 | 6 (3) | 1 gp |
木製シールド | 1 | +2 | ― | 3 | 12 (6) | 1 gp |
鋼鉄製シールド | 1 | +2 | ― | 5 | 20 (10) | 2 gp |
タワー・シールド | +2(+4*) | +2 | -5フィート | 5 | 20 (10) | 10 gp |
* タワー・シールドで高い方のボーナスを得るには、“盾を掲げる”アクションの利益を得ている間に“遮蔽をとる”アクションを使用する必要がある。
鋼鉄製シールド:木製シールドと同様、鋼鉄製シールドもさまざまな形や大きさがある。鋼鉄製シールドは木製シールドより高価だが、耐久性は高い。
タワー・シールド:タワー・シールドはほぼ全身を覆うことのできる巨大な盾だ。その大きさのために、通常は木製で金属により補強されてる。
バックラー:バックラーは決闘士や素早い軽装戦士が好んで使う、とても小さな盾だ。通常は鋼鉄製で、前腕に装着する。その手が空いているか、その手に武器でない軽バルクの物体を保持しているかのいずれかなら、バックラーで“盾を掲げる”ことができる。
木製シールド:木製の盾にはさまざまな形や大きさのものがあるが、その防御力は素材の頑丈さに由来する。木製シールドは鋼鉄製シールドに比べて安価だが、その分壊れやすい。
盾による攻撃 Attacking with a Shield
出典 Player Core 274ページ
「表:軍用近接武器」の「盾攻撃」で示されたデータを用いることで、攻撃用に盾を軍用武器として使用できる。盾攻撃は武器として使用されるように作られていない盾を武器として使用する選択肢だ。盾にはルーンを彫刻できない。盾をより実用的な武器にするために、シールド・ボスあるいはシールド・スパイクを購入して取り付けることができる。これらも「表:軍用武器」に掲載されている。これらは他の武器と同様に機能し、ルーンを彫刻することもできる。
「表:軍用近接武器」の「盾攻撃」で示されたデータを用いることで、攻撃用に盾を軍用武器として使用できる。盾攻撃は武器として使用されるように作られていない盾を武器として使用する選択肢だ。盾にはルーンを彫刻できない。盾をより実用的な武器にするために、シールド・ボスあるいはシールド・スパイクを購入して取り付けることができる。これらも「表:軍用武器」に掲載されている。これらは他の武器と同様に機能し、ルーンを彫刻することもできる。