〈交渉〉(【魅】) Diplomacy
出典 Player Core 239ページ
君は駆け引きやお世辞で他人に影響を与える。あるいは友好的な雑談の中から情報を見つけ出す。
君は駆け引きやお世辞で他人に影響を与える。あるいは友好的な雑談の中から情報を見つけ出す。
〈交渉〉の未修得アクション Diplomacy Untrained Actions
“懐柔する” Make an Impression
聴覚 精神集中 探索 言語 精神
出典 Player Core 239ページ
最低でも1分間を会話に費やすことで、魅力的な口説きやお世辞、その他の善意の行為を通して、相手に良い印象を与えて一時的に好意的になってもらおうとする。会話の最後に、対象1人の意志DCに対して〈交渉〉判定を行う。君は-5のペナルティを受けることで目標を5人まで選択できる。GMは状況に応じて他のボーナスやペナルティを加えることがある。
大成功 目標の自分に対する態度が2段階だけ改善する。
成功 目標の自分に対する態度が1段階だけ改善する。
大失敗 目標の自分に対する態度が1段階だけ悪化する。
大成功 目標の自分に対する態度が2段階だけ改善する。
成功 目標の自分に対する態度が1段階だけ改善する。
大失敗 目標の自分に対する態度が1段階だけ悪化する。
態度を変える Changing Attitudes
NPCに対する君の影響力は、NPCが君のキャラクターをどのように見ているかを反映した、態度によって示される。これらはクリーチャーの反応を簡単にまとめたものに過ぎない。GMは君が交流するキャラクターの経歴や信念に基づき、さらなるニュアンスを提供するだろうし、彼らの態度は物語に応じて変化することもある。
態度については備考にある状態項に詳細が示されている。ここでもまとめておく。
- 協力的状態:協力する意志があり、依頼に好意的に応じてくれる。
- 友好的状態:君に好意的な態度を示すが、必ずしも協力してくれるとは限らない。
- 中立的状態:なんにせよ、君のことを気にしていない(ほとんどのNPCの態度は、中立的状態から始まる)。
- 非友好的状態:君を嫌っており、助けようとしない。
- 敵対的状態:君に積極的に敵対する――嫌いだからというだけの理由で攻撃してくるかもしれない。
これらの技能を使っても、プレイヤー・キャラクターの態度を変えることはできない。プレイヤー・キャラクターのやり取りをロール・プレイすることができ、プレイヤーがキャラクターの説得力や魅力をシステム的に感じたい場合は〈交渉〉の結果を使用することもできるが、キャラクターがどのように反応するかはそのプレイヤーが最終的な決定権を持つ。
“情報収集” Gather Information
探索 非公開
出典 Player Core 239ページ
特定の個人や話題を知るために、地域の市場や酒場、人が集まる場所を訪れる。GMは判定のDCとどれだけの時間がかかるか(通常は2時間だがそれより長くなることもある)を決定し、それに加えて、賄賂や飲み物、贈答品などに小銭を費やすことで得られる利益を決定する。
成功 君は個人や話題に関する情報を集める。GMが具体的な内容を決定する。
大失敗 君は個人や話題に関する誤った情報を集める。
成功 君は個人や話題に関する情報を集める。GMが具体的な内容を決定する。
大失敗 君は個人や話題に関する誤った情報を集める。
“要望” [one-action] Request
聴覚 精神集中 言語 精神
出典 Player Core 239ページ
君に対して友好的状態あるいは協力的状態のクリーチャーに要望を出すことができる。そのクリーチャーが現在の君に対する態度を考え、そのクリーチャーが受け入れてくれるような条件で要望を出さなければならない。GMはその要望の難易度に応じてDCを設定する。要求の中には好ましくないものや不可能なものもあるので、協力的なNPCであってもそのような要求には決して応じない。
大成功 目標は条件なしで君の要求を受ける。
成功 目標は要求を受け入れるが、要求に条件を追加したり、条件を変更したりするかもしれない。
失敗 目標は要求を拒否するが、より困難ではない代替案を提案するかもしれない。
大失敗 目標が要求を拒否するだけでなく、その軽率な依頼のために君への態度が1段階悪化する。
大成功 目標は条件なしで君の要求を受ける。
成功 目標は要求を受け入れるが、要求に条件を追加したり、条件を変更したりするかもしれない。
失敗 目標は要求を拒否するが、より困難ではない代替案を提案するかもしれない。
大失敗 目標が要求を拒否するだけでなく、その軽率な依頼のために君への態度が1段階悪化する。