Re/MC/アーボリアル - p2rdj @ ウィキ

アーボリアル Arboreal

出典 Monster Core 24ページ
　アーボリアルは森の番人であり、木々の代表者である。森と同じように長生きで、庭師というより樹木の親であり羊飼いであると考えている。そのため、アーボリアルはゆっくりとして几帳面な性格だが、森を守るために戦うことを強いられると恐ろしいほどの俊敏さを発揮する。彼らが短命種族と関係を結ぶことはほとんどない――しかし、彼らの長くてとりとめのない話から学ぼうとする人々には寛容であることが知られている。特にそのような生徒が森林を守りたいという気持ちを示している場合はなおさらだ。しかし、自分たちの領域を脅かす存在、例えば木材を伐採しようとする伐採者や、農地や町を作ろうとする入植者に対して、アーボリアルは揺るぎない怒りと破壊的な力を向ける。皮肉なことに、樹上生物は他人が建てたものを壊すことに長けている――この性質は、復讐に燃えた彼らにうってつけだ。

追加の知識：倒れたアーボリアル Felled Arboreals

　アーボリアルは死亡した種族の一員に大きな敬意を払う。樹木葬の儀式では、倒れたアーボリアルを苗木の真ん中にある苔むしたベッドの上に寝かせる。腐敗したアーボリアルは苗木に栄養を与え、新しい時代の気を育てるのだ。

追加の知識：菌類のネットワーク Fungus Networks

　特に古いアーボリアル・リージェントやその他の強力なアーボリアルは、森にあるすべての木の根をつなぐ広範な菌類のネットワークを利用することができる。そうすることで、森羅万象の脅威を何マイルも離れたところから知ることができるのだ。

アーボリアル・ウォーデン Arboreal Warden

　アーボリアル・ウォーデンは、アーボリアルの遊撃手である。この旅人は、自分たちが住む森に対する好奇心を生まれながらにして持っており、森の同じ場所で根を下ろして休むことはほとんどない。このような放浪癖があるため、ウォーデンは森の巡回や斥候に適している。彼らは戦闘能力こそ高いものの、自分から危険な敵に立ち向かわないことを心得ている。その代わり、危険があればアーボリアル・リージェントに報告する。まれに、アーボリアルの大きな集団が集まり、「繁み」を形成することがある。「繁み」は森の境界を越えて後背地を調査し、潜在的な脅威に関する情報を収集し、その結果を報告するために戻ってくる。アーボリアル・ウォーデンは、他のクリーチャーの動機を理解しようとはしない――自然界のほとんどの森と同じように、彼らは自分たちの森に関係ない定命のものの問題には特定の方針を持たない。
“知識の想起”――植物（〈自然〉） : DC 19
一般的な知識 : DC 17
専門知識 : DC 14

アーボリアル・ウォーデン Arboreal Warden クリーチャー4

大型 木 植物

出典 Monster Core 24ページ
知覚＋11；夜目
言語 アーボリアル語、共通語、フェイ語
技能 〈運動〉＋13、〈隠密〉＋9 (森林では＋14)
【筋】＋5、【敏】＋1、【耐】＋3、【知】＋1、【判】＋3、【魅】＋1
アイテム 石製のロングソード 、大型の樹皮製シールド

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AC 20（“盾を掲げる”時22）；頑健＋13、反応＋9、意志＋11
HP 75；抵抗 ［殴打］5、［刺突］5；弱点 斧5、［火炎］10
機会攻撃 [reaction]
盾防御 [reaction]

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移動速度 25フィート
近接 [one-action] 石製ロングソード ＋13［＋8／＋3］（間合い：10フィート）、ダメージ 1d8＋10［殴打］
近接 [one-action] 盾攻撃 ＋13［＋8／＋3］、ダメージ 1d6＋10［殴打］
盾押し／Shield Push [two-actions] アーボリアル・ウォーデンは“歩行”を行い、その後盾攻撃による“打撃”を1回行う。目標は10フィート押しやられる。

アーボリアル・リージェント Arboreal Regent

　アーボリアル・リージェントは、森全体を守る責任を負った、のんびりとした一人で生活するクリーチャーだ。彼らは特に長い目で物事を考え、決して大胆に行動したり、熟考なしに行動したりすることはない。ときおり、「木立」と呼ばれる小さな集団で集まり、情報共有を行うとともに、監視下で芽生えたアーボリアル・ウォーデンらに知恵を伝授する。重大な危機の際には、ある地域のすべての「木立」が集まり、数ヶ月に渡る大規模な会議を開き、計画を立て、最終的には驚異に対して行動を起こすこともある。

　一般的なアーボリアル・リージェントは高さ30フィート、幹の直径2フィートで、重量は4,500ポンド。
“知識の想起”――植物（〈自然〉） : DC 24
一般的な知識 : DC 22
専門知識 : DC 19

アーボリアル・リージェント Arboreal Regent クリーチャー8

大型 木 植物

出典 Monster Core 25ページ
知覚＋18；夜目
言語 アーボリアル語、共通語、フェイ語；スピーク・ウィズ・プランツ
技能 〈威圧〉＋16、〈運動〉＋19、〈隠密〉＋11 (森林では＋21)、〈交渉〉＋16、〈自然〉＋18
【筋】＋7、【敏】－1、【耐】＋6、【知】＋1、【判】＋4、【魅】＋2

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AC 26；頑健＋20、反応＋11、意志＋16
HP 150；抵抗 ［殴打］5、［刺突］5；弱点 斧5、［火炎］10

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移動速度 25フィート
近接 [one-action] 枝 ＋19［＋14／＋9］（間合い：15フィート）、ダメージ 2d12＋7［殴打］
近接 [one-action] 根 ＋19［＋14／＋9］（足払い）、ダメージ 2d8＋7［殴打］
遠隔 [one-action] 岩 ＋19［＋14／＋9］（暴虐、射程単位120フィート）、ダメージ 2d10＋7［殴打］
始原生得呪文 DC 26；常時 （4ランク） スピーク・ウィズ・プランツ
樹の覚醒／Awaken Tree [two-actions] (精神集中、始原) アーボリアル・リージェントは180フィート以内にある樹木の根を自らはがさせ、アウェイクンド・ツリーのデータを持つ手下として戦わせる。アーボリアル・リージェントはアウェイクンド・ツリーを同時に2体まで制御できる。アーボリアル・リージェントは単一アクションで両方のアウェイクンド・ツリーに命令を出すことができる。命令は精神集中と聴覚の特性を持つ。
物体破壊／Sunder Objects アーボリアル・リージェントがアイテムあるいは構造物にダメージを与える際、そのアイテムもしくは構造物に追加で2d10のダメージを与える。
岩投げ [one-action]

アウェイクンド・ツリー Awakened Tree

　アーボリアル・リージェントや他の強力な始原魔法の使い手は、森を守らせるために、木に一時的な自我を与える。本能と移動能力、攻撃能力を充填することで身につけたアウェイクンド・ツリーは、主人の命令に従い、その出身地を守るために戦う。以下のデータは、異次元からの神秘的な影響や気まぐれなフェイ・スピリットなど、他の方法で自律行動をするようになった木々にも同様に作用する。
“知識の想起”――植物（〈自然〉） : DC 22
一般的な知識 : DC 20
専門知識 : DC 17

アウェイクンド・ツリー Awakened Tree クリーチャー6

超大型 木 植物

出典 Monster Core 25ページ
知覚＋13；夜目
言語 アーボリアル語；（いかなる言語も話せない）
技能 〈運動〉＋14、〈隠密〉＋9 (森林では＋14)
【筋】＋6、【敏】－1、【耐】＋6、【知】－5、【判】＋3、【魅】±0

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AC 22；頑健＋16、反応＋9、意志＋13
HP 100；抵抗 ［殴打］5、［刺突］5；弱点 斧5、［火炎］10

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移動速度 20フィート
近接 [one-action] 枝 ＋16［＋11／＋6］（間合い：15フィート）、ダメージ 2d8＋6［殴打］
近接 [one-action] 根 ＋16［＋11／＋6］（足払い）、ダメージ 2d6＋6［殴打］