コン・リト Con Rit
コン・リトは何百本もの足を同数のヒレと入れ替えた巨大な水生ムカデで。この海の蟲は不安定だが堂々と優雅に泳ぐ。背は暗褐色で腹側は病的な黄色だ。そのため、上から見ても下から見ても、見つけるのが非常に難しい。外骨格は鉄のように硬く、板を動かし細長い不気味な音を立てて泳ぐ。
かつては多くの人がコン・リトを何かの竜だと考えていた。これは、その巨大なサイズだけでなく、集中的に毒を発射する能力にもよる。この技を使って空の鳥を撃ったり、船員を船から叩き落としたりする。水中での動きも竜とは全く異なる。宝物を求めてコン・リトのねぐらを探そうとする者は、この巨大な蟲に生きたまま食べられなくてもたいてい失望する。
コン・リトはフェニックスのように死後に生まれ変わるという伝説があるが、そんなことはない。コン・リトは縄張りの水面下、通常は水中の洞窟に巣を作る。一生を通じて、コン・リトはその洞窟に何千もの卵を産むが、それは決して孵化することはない。コン・リトはあまりにも古くなった卵を食べるが、それでも常に大量の卵が残っている。コン・リトが死ぬと、強い匂いのする化学物質を空気と水に放出し、それが孵化を引き起こす。卵は1ヶ月以内にゆっくりと割れ、何百人ものコン・リトの幼生が縄張り争いを始める。1年ほどの間に1体が勝利し、完全に成熟する。この繰り返しが無限の再生の伝説につながっている。他の話によると、コン・リトの各世代はこれまでよりもわずかに小さく、数百フィートの長さの古代のコン・リトの話につながっている。しかし、そのような伝説的な大きさの蟲は、研究者の手でもまだ確認されていない。
“知識の想起”――動物(〈自然〉) : DC 23
一般的な知識 : DC 21
専門知識 : DC 18
“知識の想起”――動物(〈自然〉) : DC 23
一般的な知識 : DC 21
専門知識 : DC 18
コン・リト Con Rit クリーチャー7
超大型 水棲 動物
AC 27;頑健+17、反応+14、意志+10
HP 100;抵抗 [斬撃]5、[刺突]5
HP 100;抵抗 [斬撃]5、[刺突]5
移動速度 10フィート、水泳60フィート
近接 [one-action] 下顎 +18[+13/+8](間合い:15フィート)、ダメージ 2d10+8[刺突]、加えてコン・リトの毒
コン・リトの毒/Con Rit Venom (毒) セーヴィング・スロー 頑健DC 25;最大持続時間 6ラウンド;第1段階 1d10[毒](1ラウンド);第2段階 2d10[毒]および立ちすくみ状態(1ラウンド);第3段階 2d10[毒]、立ちすくみ状態、減速状態1(1ラウンド)
毒吐き/Spit Venom [two-actions] (毒) コン・リトは30フィート直線に2d10の[毒]かつ2d10の[殴打]ダメージを与える(DC25の基本頑健セーヴ)。セーヴに失敗したクリーチャーはさらに10フィート押しやられる。コン・リトは1d4ラウンドの間“毒吐き”を再使用できない。
うねうね進む/Undulate [one-action] コン・リトは“水泳”する。この時コン・リトは、“無理矢理入り込む”ことなく5フィートの接敵面として狭い場所を通過できる。
近接 [one-action] 下顎 +18[+13/+8](間合い:15フィート)、ダメージ 2d10+8[刺突]、加えてコン・リトの毒
コン・リトの毒/Con Rit Venom (毒) セーヴィング・スロー 頑健DC 25;最大持続時間 6ラウンド;第1段階 1d10[毒](1ラウンド);第2段階 2d10[毒]および立ちすくみ状態(1ラウンド);第3段階 2d10[毒]、立ちすくみ状態、減速状態1(1ラウンド)
毒吐き/Spit Venom [two-actions] (毒) コン・リトは30フィート直線に2d10の[毒]かつ2d10の[殴打]ダメージを与える(DC25の基本頑健セーヴ)。セーヴに失敗したクリーチャーはさらに10フィート押しやられる。コン・リトは1d4ラウンドの間“毒吐き”を再使用できない。
うねうね進む/Undulate [one-action] コン・リトは“水泳”する。この時コン・リトは、“無理矢理入り込む”ことなく5フィートの接敵面として狭い場所を通過できる。