B1/グリキトグ - p2rdj @ ウィキ

グリキトグ Grikkitog

　グリキトグは「ハングリー・アース（飢えた大地）」とも呼ばれ、土、岩、石に寄生し、その果てしない飢えを糧にする、地上の奇妙な寄生生物である。土のエレメンタルの宿主を堕落させてグリキトグの核を形成するまで、若いグリキトグは形のない幻影である。その後、グリキトグはその貪欲な本質で近くの土や石を侵食し、周囲に顎と目を形成していく。このクリーチャーは、岩の隙間や穴の中に潜む小さなクリーチャーや完璧な手掛かりを探す登山家にとって特に危険な存在だ。
“知識の想起”――異形（〈伝承学〉） : DC 32
一般的な知識 : DC 30
専門知識 : DC 27

グリキトグ Grikkitog クリーチャー14

NE 超大型 異形 地

出典 Bestiary 195ページ
知覚＋29；暗視、多態の視界、振動感知（不明瞭）30フィート
言語 地界語
技能 〈運動〉＋28、〈生存〉＋25、〈ペテン〉＋27（石のふりをする際＋31）
【筋】＋8、【敏】＋4、【耐】＋5、【知】＋2、【判】＋5、【魅】＋5
核埋め込み／Implant Core [three-actions] (操作) グリキトグはそのコアを隣接する土や石に埋め込み、継ぎ目なく融合させ、その外観を周囲の岩に一致させるように変化させる。グリキトグは動けない状態になるが、周囲の石に“なりすます”ための〈ペテン〉判定に自動的に成功する。グリキトグは精神集中の特性を持つフリー・アクションとして核埋め込みを解除できる。埋没を解除することができる。グリキトグの蔓延のオーラと多態の視界は、埋め込まれている間だけ有効である。
多態の視界／Manifold Vision 核が埋め込まれている間、グリキトグはその目を通して蔓延のオーラの範囲内全体を見ることができる。これにより全周囲視覚を得る。

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AC 36；頑健＋28、反応＋23、意志＋24
HP 200；抵抗 10（アダマンティンを除く）
蔓延のオーラ／Infestation Aura (オーラ、地、伝承) 120フィート。グリキトグは核埋め込みを使用している間、120フィート以内にあるすべての土と石、そして地面に触れている石の物体との間に連続した物理的なつながりがある限り、その土と石を侵食する。この効果はグリキトグと効果線が通っていなくても拡散し、核の一部が露出している限り、地表や空中にある土や石に影響を与えることができる。オーラの中では、あらゆる場所に顎と目を生やすことができる。オーラ内の土や石に隣接するクリーチャーを起点に、そのクリーチャーに対して顎による攻撃を行える。遮蔽を決定する際、グリキトグの核からではなく攻撃の起点を基準とする。

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移動速度 20フィート; 穴掘り20フィート
近接 [one-action] 顎 ＋29［＋24／＋19］（魔法）、ダメージ 3d12＋14［刺突］、加えて棘だらけの口
棘だらけの口／Barbed Maw クリーチャーを顎で“打撃”する際、グリキトグは棘だらけの口を伸ばし、DC34の反応セーヴを行わねばならない。失敗すると、目標は動けない状態になる。動けない状態の間、犠牲者は3d8の持続［出血］ダメージを受け、グリキトグはその肉を食らう。そのクリーチャーはグリキトグがフリー・アクションで効果を終了させるか目標がDC38の判定で“脱出”に成功するまで、動けない状態になる。グリキトグはこの顎で数の制限なくクリーチャーを動けない状態にすることができる。
地すべり／Earth Glide グリキトグはその穴掘り移動速度で泥と石を“穴掘り”できる。その際、穴や痕跡を残さない。

追加の知識：グリキトグの起源 Grikkitog Origins

　グリキトグは、地の元素界の住人の間にある無数の怖い話の題材となっており、その多くはその起源を推測している。元素王間の戦争を記憶する者の中には、最初のグリキトグは、地の元素界の邪悪な化石王エアズールの武器として作られた実験体で、その飢えと力があまりに大きかったために封じ込めから逃れて地上のエレメンタルの監視者に取り付き、地上に拡散し始めたと信じるものもいる。