ジバリング・マウザー Gibbering Mouther
ジバリング・マウザーは口と粘体が混じり合った不定形の塊で、地上でも地下でも見られる最も奇妙なクリーチャーの一つである。常に貪欲なこの異形のクリーチャーは常に次の食事を求め、食べても食べても満たされることはない。わずかな知能を持つジバリング・マウザーはアクロ語を理解し、話すことさえできるが、理解できる方法で話すのはごくまれである。その代わり、彼らの無数の口は常にぶくぶくと音を立て、周りにいる他のクリーチャーの思考パターンを混乱させる。
ジバリング・マウザーがどこで、どのように、そしてなぜ発生したのかに答えはない。彼らにはより強力なショゴスとの共通点があるため、この2種のクリーチャーは起源を同じくするという説がある。その一方、ジバリング・マウザーは定命のものがショゴスに似た存在を作ろうとしたものだという説もある――が、この回答は得られぬままだ。また、ジバリング・マウザーとは忘れ去られた、しかし確実に恐ろしい罪に対する罰として、神々によってこの世に送り込まれたと考える者もいる。ジバリング・マウザー自身は、この問題についてほとんど何も語らない――少なくとも、理解できる形では。学者らは、ジバリング・マウザーの音を理解するために数え切れないほどの時間を費やしてきた。その結果、彼らは危険にさらされ、矛盾や混乱が生じることも少なくない。
その起源が何であれ、ジバリング・マウザーはゴラリオン全土に分布している。古代都市や遺跡の地下にあるダンジョンや、セカミナやオーブと言ったダークランズ深層部の多くの地域で目撃されている。ナル=ヴォスの上層部ではあまり見かけないが、これはジバリング・マウザーの存在を許さない集落が多く存在するためと思われる。
“知識の想起”――異形(〈伝承学〉) : DC 20
一般的な知識 : DC 18
専門知識 : DC 15
ジバリング・マウザーがどこで、どのように、そしてなぜ発生したのかに答えはない。彼らにはより強力なショゴスとの共通点があるため、この2種のクリーチャーは起源を同じくするという説がある。その一方、ジバリング・マウザーは定命のものがショゴスに似た存在を作ろうとしたものだという説もある――が、この回答は得られぬままだ。また、ジバリング・マウザーとは忘れ去られた、しかし確実に恐ろしい罪に対する罰として、神々によってこの世に送り込まれたと考える者もいる。ジバリング・マウザー自身は、この問題についてほとんど何も語らない――少なくとも、理解できる形では。学者らは、ジバリング・マウザーの音を理解するために数え切れないほどの時間を費やしてきた。その結果、彼らは危険にさらされ、矛盾や混乱が生じることも少なくない。
その起源が何であれ、ジバリング・マウザーはゴラリオン全土に分布している。古代都市や遺跡の地下にあるダンジョンや、セカミナやオーブと言ったダークランズ深層部の多くの地域で目撃されている。ナル=ヴォスの上層部ではあまり見かけないが、これはジバリング・マウザーの存在を許さない集落が多く存在するためと思われる。
“知識の想起”――異形(〈伝承学〉) : DC 20
一般的な知識 : DC 18
専門知識 : DC 15
ジバリング・マウザー Gibbering Mouther クリーチャー5
N 中型 異形
AC 21 全周囲視覚;頑健+15、反応+12、意志+10
HP 120;弱点 [殴打]5
うわごと/Gibbering (聴覚、オーラ、感情、心術、無力化、精神、伝承) 自身のターンをジバリング・マウザーの60フィート以内で開始した各クリーチャーはDC19の意志セーヴを試みなければならない。失敗すると、1ラウンドの間混乱状態になる。成功すると、1分間一時的耐性を得る。
全周囲視覚
反射かじり/Reactive Gnaw [reaction] トリガー 隣接しているクリーチャーがジバリング・マウザーに[斬撃]ダメージを与える。効果 ジバリング・マウザーの傷が開いて新たな口になる。その口はトリガーとなったクリーチャーに対して顎による“打撃”を1回行う。
HP 120;弱点 [殴打]5
うわごと/Gibbering (聴覚、オーラ、感情、心術、無力化、精神、伝承) 自身のターンをジバリング・マウザーの60フィート以内で開始した各クリーチャーはDC19の意志セーヴを試みなければならない。失敗すると、1ラウンドの間混乱状態になる。成功すると、1分間一時的耐性を得る。
全周囲視覚
反射かじり/Reactive Gnaw [reaction] トリガー 隣接しているクリーチャーがジバリング・マウザーに[斬撃]ダメージを与える。効果 ジバリング・マウザーの傷が開いて新たな口になる。その口はトリガーとなったクリーチャーに対して顎による“打撃”を1回行う。
移動速度 10フィート、水泳20フィート
近接 [one-action] 顎 +14[+9/+4](巧技)、ダメージ 2d8+5[刺突]、加えて1d4持続[出血]ダメージかつつかみ
遠隔 [one-action] 唾 +14[+9/+4](射程30フィート)、ダメージ 4d6[強酸]および目潰し
Burn Eyes/Burn Eyes ジバリング・マウザーの唾からダメージを受けたクリーチャーはDC22の頑健セーヴを行わねばならず、失敗すると1ラウンドの間目が眩んだ状態になる(大失敗の場合、1ラウンドの間盲目状態になる)。
包み込み [one-action] DC 22、3d8[刺突]、脱出DC 22、破裂 8
地面あやつり/Ground Manipulation [two-actions] (伝承、変成術) ジバリング・マウザーは自分の体の下にある石や土を柔らかく泥状にする。彼がその場所から移動しても、地面は1分間そのままである。ジバリング・マウザーはこれらの場所を簡単に移動できるが、他のクリーチャーは移動困難地形として扱う。
近接 [one-action] 顎 +14[+9/+4](巧技)、ダメージ 2d8+5[刺突]、加えて1d4持続[出血]ダメージかつつかみ
遠隔 [one-action] 唾 +14[+9/+4](射程30フィート)、ダメージ 4d6[強酸]および目潰し
Burn Eyes/Burn Eyes ジバリング・マウザーの唾からダメージを受けたクリーチャーはDC22の頑健セーヴを行わねばならず、失敗すると1ラウンドの間目が眩んだ状態になる(大失敗の場合、1ラウンドの間盲目状態になる)。
包み込み [one-action] DC 22、3d8[刺突]、脱出DC 22、破裂 8
地面あやつり/Ground Manipulation [two-actions] (伝承、変成術) ジバリング・マウザーは自分の体の下にある石や土を柔らかく泥状にする。彼がその場所から移動しても、地面は1分間そのままである。ジバリング・マウザーはこれらの場所を簡単に移動できるが、他のクリーチャーは移動困難地形として扱う。