スラーク Slurk
スラークは粘液に濡れ牙の生えた蛙型の魔獣で、地下の巣や洞窟で見られる。2本の巨大な牙を持ち、それを使って獲物を貫いたり、ライバルのスラークに絡みついたりする。すラークは壁をよじ登ったり、難なく天井にしがみついたりする能力を持つ。そのため、油断した洞窟探検家は、この魔獣が持つ恐るべき象牙の牙によってまずい事態に陥ることになりやすい。
スラークは、青白い肌から全く異なる2種類の悪臭を放つ分泌物を分泌する。スラークの背中の大きな膿疱からは樹脂のような粘質の粘液が滴り落ち、空気に触れるとすぐに固まる。皮膚を曲げることで、スラークは侵入者の方向にこの膿疱を破裂させて敵を粘着性の粘液で覆い、他の分泌物の影響を含むモンスターの他の攻撃に耐える能力を著しく制限することができる。スラークの腹側に沿った腺は、とてつもなく滑りやすく悪臭を放つ脂を分泌する。それは自身の背中の粘液による固着効果からスラークを保護する。加えて、この粘液によって取っ組み合いや捕獲が非常に困難になるという利点もある。近くにスラークがいるかどうかを知る最善の方法は、洞窟の隅や、食事の合間にスラークが休む岩の山の中に蓄積して乾燥する、そのような硬い脂の塊を探すことである。
スラークは、地中に生息する大型の蛙を食用や労働用の動物として家畜化し繁殖させようとしたが失敗した、ドワーフの試みの子孫であると考えられている。このような明らかな失敗にもかかわらず、スラークはしばしば地下に住む他の人々と友好関係を結ぶ。今では強力な乗騎兼守護者としてスラークを家畜化し訓練するコボルドにとって、このねばねばした蛙型の魔獣は非常に望ましいものであることが証明されている。他のクリーチャー、特にボガードは、時には保護者としての役割を果たすためにスラークを訓練するが、コボルドはこのクリーチャーを最も利用する者である。スラークに騎乗したコボルトは洞窟の上部の岩棚に隠れていることが多く、高さと不意を撃つ利点を利用して、敵をさまざまな範囲から攻撃する。また、コボルドの騎手はスラークの登攀能力を利用し、洞窟の壁から敵に突撃する。
“知識の想起”――動物(〈自然〉) : DC 16
一般的な知識 : DC 14
専門知識 : DC 11
スラークは、青白い肌から全く異なる2種類の悪臭を放つ分泌物を分泌する。スラークの背中の大きな膿疱からは樹脂のような粘質の粘液が滴り落ち、空気に触れるとすぐに固まる。皮膚を曲げることで、スラークは侵入者の方向にこの膿疱を破裂させて敵を粘着性の粘液で覆い、他の分泌物の影響を含むモンスターの他の攻撃に耐える能力を著しく制限することができる。スラークの腹側に沿った腺は、とてつもなく滑りやすく悪臭を放つ脂を分泌する。それは自身の背中の粘液による固着効果からスラークを保護する。加えて、この粘液によって取っ組み合いや捕獲が非常に困難になるという利点もある。近くにスラークがいるかどうかを知る最善の方法は、洞窟の隅や、食事の合間にスラークが休む岩の山の中に蓄積して乾燥する、そのような硬い脂の塊を探すことである。
スラークは、地中に生息する大型の蛙を食用や労働用の動物として家畜化し繁殖させようとしたが失敗した、ドワーフの試みの子孫であると考えられている。このような明らかな失敗にもかかわらず、スラークはしばしば地下に住む他の人々と友好関係を結ぶ。今では強力な乗騎兼守護者としてスラークを家畜化し訓練するコボルドにとって、このねばねばした蛙型の魔獣は非常に望ましいものであることが証明されている。他のクリーチャー、特にボガードは、時には保護者としての役割を果たすためにスラークを訓練するが、コボルドはこのクリーチャーを最も利用する者である。スラークに騎乗したコボルトは洞窟の上部の岩棚に隠れていることが多く、高さと不意を撃つ利点を利用して、敵をさまざまな範囲から攻撃する。また、コボルドの騎手はスラークの登攀能力を利用し、洞窟の壁から敵に突撃する。
“知識の想起”――動物(〈自然〉) : DC 16
一般的な知識 : DC 14
専門知識 : DC 11
スラーク Slurk クリーチャー2
N 中型 動物
出典 Bestiary 301ページ
知覚+6;暗視
言語 竜語;(言語を一切話せない)
技能 〈運動〉+8、〈隠密〉+5、〈軽業〉+6 (“脱出”時は+8)
【筋】+4、【敏】+2、【耐】+4、【知】-4、【判】±0、【魅】±0
知覚+6;暗視
言語 竜語;(言語を一切話せない)
技能 〈運動〉+8、〈隠密〉+5、〈軽業〉+6 (“脱出”時は+8)
【筋】+4、【敏】+2、【耐】+4、【知】-4、【判】±0、【魅】±0
AC 17;頑健+10 (“組みつき”あるいは“突き飛ばし”時は+12)、反応+6、意志+4
HP 35
HP 35
移動速度 30フィート、登攀30フィート
近接 [one-action] 牙 +11[+6/+1](致命的:1d10)、ダメージ 1d8+4[刺突]
遠隔 [one-action] ねばねばの吹きかけ +9[+4/-1](射程単位30フィート)、効果 絡みつくねばねば
腹脂/Belly Grease [three-actions] スラークは腹側腺から滑りやすい脂を押し出してその下と5フィート放射の範囲内の床を覆う。この範囲は10分間でこぼこの地面となり、その後乾燥して腐敗した外皮になる。ねばねばを通過する際の“平衡感覚”のDCは18。
絡みつくねばねば/Entangling Slime スラークのねばねばの吹きかけが命中したクリーチャーは1時間が経過するかねばねばが取り除かれるまで、よたつき状態1となり移動速度に-5フィートのペナルティを受ける。ねばねばは絡みつかれたクリーチャーあるいは隣接したクリーチャーが“扱う”アクションを合計で3回行うことで取り除くことができる。これらのアクションは連続している必要はなく、同じクリーチャーが行う必要もない。
近接 [one-action] 牙 +11[+6/+1](致命的:1d10)、ダメージ 1d8+4[刺突]
遠隔 [one-action] ねばねばの吹きかけ +9[+4/-1](射程単位30フィート)、効果 絡みつくねばねば
腹脂/Belly Grease [three-actions] スラークは腹側腺から滑りやすい脂を押し出してその下と5フィート放射の範囲内の床を覆う。この範囲は10分間でこぼこの地面となり、その後乾燥して腐敗した外皮になる。ねばねばを通過する際の“平衡感覚”のDCは18。
絡みつくねばねば/Entangling Slime スラークのねばねばの吹きかけが命中したクリーチャーは1時間が経過するかねばねばが取り除かれるまで、よたつき状態1となり移動速度に-5フィートのペナルティを受ける。ねばねばは絡みつかれたクリーチャーあるいは隣接したクリーチャーが“扱う”アクションを合計で3回行うことで取り除くことができる。これらのアクションは連続している必要はなく、同じクリーチャーが行う必要もない。