B1/リーフクロウ - p2rdj @ ウィキ

リーフクロウ Reefclaw

　リーフクロウは、巨大なエビやロブスターに似た水棲モンスターである。名前から想像されるように、リーフクロウの巨大な爪は、万力のようなつかみと不運な獲物に強力な毒を注入する能力を備えた強力な武器である。
　リーフクロウは話すことはできないが、猟場の近くにいる人型生物の現地語を理解できるほどの知能を持っている。このクリーチャーは、水中や陸上の獲物を待ち伏せするのに最適な場所の情報を得るために、あるいは単に娯楽の価値を得るために、会話に耳を傾けることがある。リーフクロウは特に、甲高い声の人の話を聞くことを好む。通常、リーフクロウは単独で狩りをするが、交尾のために1匹のオスの周りに集まったり、群れで子育てをするために一緒に集まったりする雌の群れが知られている。後者の場合、雌は子供を養うのに十分な量の食事を持ち帰るために、広範囲にわたる狩りを行う。このような狩猟集団は非常に危険で、小さなボートをひっくり返したり、船外に落ちた人を襲ったりすることが知られている。
　ひとたび行動方針を決めれば、たとえそれが自らの終わりを告げるものであっても、リーフクロウはそれに従う。リーフクロウに襲われて生き残った複数のものが語ったところによると、このクリーチャーは割れた頭蓋骨から脳が漏れ出した後にようやく骨を砕く力を放し、その時でさえリーフクロウは断末魔の一部として最後に恐ろしい攻撃を見舞うことができたという。交尾の時期になると、雌のツメはわずかに甘くなり、自分や子孫を危険にさらす前に獲物を解放することが多い。
　その知性とそれに伴う道徳的な迷信にもかかわらず、リーフクロウは人間やホブゴブリンのような陸に住む狩人の夕食として頻繁に興じられる。その肉の味を好む人によると、肉はとても甘い（冷たい海で育ったリーフクロウの場合）か、少しピリッとする（温水で育ったリーフクロウの場合）。リーフクロウの知性を知るほとんどの文明人はリーフクロウを食べる行為を不快に感じる。とは言え、リーフクロウの肉が高価な価値のある珍味という、沿岸地域の悪徳貴族を思いとどまらせることはできない。同様に、帳簿の最終確認に重点を置いている漁民は、危険なクリーチャーを狩ることに積極的であり、さらには純真な冒険家に仕事を依頼することもある。
“知識の想起”――異形（〈伝承学〉） : DC 15
一般的な知識 : DC 13
専門知識 : DC 10

リーフクロウ Reefclaw クリーチャー1

CN 小型 異形 水棲

出典 Bestiary 279ページ
知覚＋8；暗視
言語 共通語；（言語を一切話せない）
技能 〈運動〉＋4 (＋8 to Swim)、〈軽業〉＋7
【筋】＋1、【敏】＋4、【耐】＋2、【知】－3、【判】＋1、【魅】＋1

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AC 20；頑健＋7、反応＋9、意志＋4
HP 17
断末魔の狂乱／Death Frenzy [reaction] トリガー リーフクロウのヒット・ポイントが0にまで減少した。効果 リーフクロウは瀕死状態になる前に爪による“打撃”を1回行う。

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移動速度 5フィート、水泳30フィート
近接 [one-action] 爪 ＋9［＋4／－1］（巧技）、ダメージ 1d6＋1［斬撃］、加えてリーフクロウの毒およびつかみ
締めつけ [one-action] 1d6［殴打］、DC 17
リーフクロウの毒／Reefclaw Venom (毒) セーヴィング・スロー DC 17頑健；最大持続時間 4ラウンド；第1段階 1d6［毒］ダメージおよび虚弱状態1（1ラウンド）第2段階 1d6［毒］ダメージおよび虚弱状態2（1ラウンド）。

追加の知識：リーフクロウを食らう Eating Reefclaws

　リーフクロウは財宝を蓄えていないが、その肉を新鮮な状態で保存しておけば、適切な市場で販売できる。しかし、ますます多くの場所では、リーフクロウを食べる習慣が好まれなくなっている。これはもちろん、リーフクロウ市場が単に闇市の肉屋に移行したことを意味し、そこでは疑わしい出どころから集められたあらゆる種類の肉が購入可能であり、この結果として価値が高まっている。