ロック Roc
ゾウを獲物として持ち去ることができる伝説的に巨大な猛禽類のロックは、一般的にくちばしから尾までの長さが約30フィートで、翼長は80フィート以上である。くちばしに引っ掛けて骨から肉を引きちぎる一方で、獲物を強力な鉤爪で掴み、大きな高さから落としてから餌を与えるという狩り方をする。この方法では大量の腐肉が生成されるため、岩の後にはワタリガラスやノスリのような日和見的な腐肉食動物の群れが続き、この巨大な鳥の食事の残飯を簡単に盗む。ほとんどの場合、ロックはこれらのクリーチャーを気にせず、ロックの食料と一緒にこれらを飲み込むこともある。
ロックは通常、最も勇敢な地上生活者以外は手の届かない山頂や崖の間に巣を作る。彼らは陸と海の両方で狩りを行い、彼らとその子供を維持するために巨大な獲物を探す、長距離を縄張りとする肉食獣である。ロックは社交性を持たない孤独な狩人で、縄張りを守るために激しい空中戦で競い合う。しかし、約10年に1度、交尾中のつがいが組となって雛を育てる。雛が一人で狩りができる年齢になると、親は離れて再び一体で狩りをする。
特に熟練したドルイドやレンジャーは、ロックを捕獲して訓練し、飛行用の乗騎や狩猟の仲間として役立てることができる。とはいえ、このような驚くべき家畜化の偉業の例はほとんどない。雛は最初に見たクリーチャーに執着する。そのため、ロックを育てる最も簡単な方法は、孵化した瞬間から育てることである。しかし、ロックの卵を手に入れるのは決して簡単なことではなく、卵の横取りを狙うことはすなわち死刑の宣告となることが多い。
“知識の想起”――動物(〈自然〉) : DC 26
一般的な知識 : DC 24
専門知識 : DC 21
ロックは通常、最も勇敢な地上生活者以外は手の届かない山頂や崖の間に巣を作る。彼らは陸と海の両方で狩りを行い、彼らとその子供を維持するために巨大な獲物を探す、長距離を縄張りとする肉食獣である。ロックは社交性を持たない孤独な狩人で、縄張りを守るために激しい空中戦で競い合う。しかし、約10年に1度、交尾中のつがいが組となって雛を育てる。雛が一人で狩りができる年齢になると、親は離れて再び一体で狩りをする。
特に熟練したドルイドやレンジャーは、ロックを捕獲して訓練し、飛行用の乗騎や狩猟の仲間として役立てることができる。とはいえ、このような驚くべき家畜化の偉業の例はほとんどない。雛は最初に見たクリーチャーに執着する。そのため、ロックを育てる最も簡単な方法は、孵化した瞬間から育てることである。しかし、ロックの卵を手に入れるのは決して簡単なことではなく、卵の横取りを狙うことはすなわち死刑の宣告となることが多い。
“知識の想起”――動物(〈自然〉) : DC 26
一般的な知識 : DC 24
専門知識 : DC 21
ロック Roc クリーチャー9
N 巨大 動物
AC 27;頑健+20、反応+17、意志+16
HP 180
翼による跳ね除け/Wing Rebuff [reaction] トリガー クリーチャーがロックの翼の間合いの外からロックの翼の間合い内に侵入する。効果 ロックはトリガーとなったクリーチャーに対して翼による“打撃”を1回行う。ロックがクリーチャーの押しやりに成功したなら、トリガーとなった移動アクションは妨害される。
HP 180
翼による跳ね除け/Wing Rebuff [reaction] トリガー クリーチャーがロックの翼の間合いの外からロックの翼の間合い内に侵入する。効果 ロックはトリガーとなったクリーチャーに対して翼による“打撃”を1回行う。ロックがクリーチャーの押しやりに成功したなら、トリガーとなった移動アクションは妨害される。
移動速度 20フィート、飛行60フィート
近接 [one-action] 嘴 +21[+16/+11](間合い:15フィート)、ダメージ 2d10+12[刺突]
近接 [one-action] 鉤爪 +21[+17/+13](機敏、間合い:15フィート)、ダメージ 2d8+12[斬撃]、加えてつかみ強化
近接 [one-action] 翼 +21[+17/+13](機敏、間合い:30フィート)、ダメージ 2d6+10[殴打]、加えて押しやり強化 10フィート
飛行急襲/Flying Strafe [two-actions] ロックはその飛行速度まで“飛行”し、その移動中の任意の地点で鉤爪による“打撃”を2回行う。それぞれの攻撃は異なるクリーチャーを対象としなければならない。この攻撃は通常の複数回攻撃のペナルティを受ける。
ひと齧り/Snack 目標を鉤爪でつかまれた状態あるいは拘束状態にしている場合、ロックは嘴による“打撃”を命中させるための判定に+2の状況ボーナスを得る。
ひっつかみ/Snatch ロックはその鉤爪の一方もしくは両方でクリーチャーをつかまれた状態あるいは拘束状態にしている間でも、そのクリーチャーを運びながら半分の速度で“飛行”できる。
近接 [one-action] 嘴 +21[+16/+11](間合い:15フィート)、ダメージ 2d10+12[刺突]
近接 [one-action] 鉤爪 +21[+17/+13](機敏、間合い:15フィート)、ダメージ 2d8+12[斬撃]、加えてつかみ強化
近接 [one-action] 翼 +21[+17/+13](機敏、間合い:30フィート)、ダメージ 2d6+10[殴打]、加えて押しやり強化 10フィート
飛行急襲/Flying Strafe [two-actions] ロックはその飛行速度まで“飛行”し、その移動中の任意の地点で鉤爪による“打撃”を2回行う。それぞれの攻撃は異なるクリーチャーを対象としなければならない。この攻撃は通常の複数回攻撃のペナルティを受ける。
ひと齧り/Snack 目標を鉤爪でつかまれた状態あるいは拘束状態にしている場合、ロックは嘴による“打撃”を命中させるための判定に+2の状況ボーナスを得る。
ひっつかみ/Snatch ロックはその鉤爪の一方もしくは両方でクリーチャーをつかまれた状態あるいは拘束状態にしている間でも、そのクリーチャーを運びながら半分の速度で“飛行”できる。