B2/アオラズ - p2rdj @ ウィキ

アオラズ Aolaz

　アオラズは石や金属で彫られた巨大な獣で、魔法のように生命の本質を吹き込まれている。その正確な作成方法は長い間失われた秘密であり、非常にまれであるため、学者は活動している素体を研究する機会がほとんどない。最もよく知られているアオラズは、何百年も前に破壊されたり不活性化されたりした博物館の作品や戦場の遺物だが、断片的な記録によると、まだ発掘されていないもっと多くのアオラズが作られ、残っているかもしれない。

　ほとんどのアオラズは、ゾウ、サイ、恐竜など、陸に住む大きな獣の形をしている。アオラズがどのようなクリーチャーに似せて作られたかにかかわらず、それはその閃きのように大地を歩くことに縛られているわけではない。アオラズには、水中を移動したり、さらには空を駆ける魔法の能力が備わっている。アオラズの怒りをひとたび受けると、その怒りから逃れることができる者はほとんどいない。
“知識の想起”――人造（〈秘術〉、〈製作〉） : DC 43
一般的な知識 : DC 41
専門知識 : DC 38

アオラズ Aolaz クリーチャー18

レア N 巨大 人造

出典 Bestiary 2 21ページ
知覚＋33；夜目 、完璧なる聴覚
技能 〈運動〉＋35
【筋】＋9、【敏】＋4、【耐】＋8、【知】－4、【判】＋6、【魅】＋3
完璧なる聴覚／Flawless Hearing アオラズは圧倒的な聴覚を持つ。アオラズは1,000フィート内で発生した音を音源から5フィート以内にいたかのように聞き取り、1マイル内で発生した音を音源から30フィート以内にいたかのように聞き取る。アオラズの聴覚は明瞭な感覚である。

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AC 42；頑健＋35、反応＋27、意志＋31
HP 255；完全耐性 ［出血］、即死効果、病気、凶兆状態、吸精状態、疲労状態、治癒、死霊術、非致傷攻撃、麻痺状態、［毒］、不調状態、［音波］、気絶状態；抵抗 物理15（アダマンティンを除く）

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移動速度 50フィート、エア・ウォーク、ウォーター・ウォーク
近接 [one-action] 胴体 ＋35［＋30／＋25］（魔法、間合い：20フィート、薙ぎ、足払い）、ダメージ 5d10＋17［殴打］、加えてつかみ
近接 [one-action] 脚 ＋33［＋28／＋23］（魔法、間合い：10フィート）、ダメージ 5d8＋15［殴打］
秘術生得呪文 DC 40；常時 （9レベル） ウォーター・ウォーク、エア・ウォーク
回転／Roll [one-action] アオラズは頭を下げ、鎧の付いた球体へと丸まる。回転中、アオラズはAC44、頑健＋37、反応＋29、意志＋33で、移動速度100フィートだが、胴体による“打撃”と“超音波の炸裂”を使用できない。回転中、アオラズは“蹂躙”の一部としてのみ脚による“打撃”を行える。アオラズはこのアクションをもう一度使用することで回転をやめ、通常形態に戻ることができる。
蹂躙 [two-actions] 超大型あるいはそれより小さい、脚、DC 40
超音波の炸裂／Ultrasonic Blast [one-action] (秘術、力術、音波) アオラズは150フィート直線に胴体から音波エネルギーの途方もない炸裂を放ち、12d10の［音波］ダメージを与える。この音の周波数は人型生物には全く知覚できないが、それがもたらすダメージはすぐにそれとわかる。範囲内の各クリーチャーはDC40の頑健セーヴを試みなければならない。アオラズは1d4ラウンドの間、“超音波の炸裂”を再使用できない。
　大成功 クリーチャーはなんの効果も受けない。
　成功 クリーチャーは半分のダメージを受け、朦朧状態1になる。
　失敗 クリーチャーは全てのダメージを受け、朦朧状態2になる。
　大失敗 クリーチャーは2倍のダメージを受け、朦朧状態3になる。

追加の知識：ジストカの巨獣 Jistkan Behemoths

　何千年も前、ジストカ帝国は構造物を作る技術を確立し、アオラズはその技術の高さを表している。ジストカン族は始原魔法を使って人造に自然の精霊を吹き込んだ。しかし、ジストカの創造者たちが、さらに大きな人造を動かす源として、外方次元界、特にフィーンドに目を向けたとき、彼らは知らず知らずのうちに自らの破滅を画策してしまった。