B1/ガーゴイル - p2rdj @ ウィキ

ガーゴイル Gargoyle

　ガーゴイルは、石でできた怪物的なハンターである。彼らは装飾的な彫像に似ていることを利用して、昼間は都市のありふれた風景の中に隠れ、夜になると運の悪い歩行者に襲いかかる。最も一般的な姿は、コウモリのような翼を持つ角のある人の形をしているものだが、個々のガーゴイルは非常に多様で、人型生物に近いものもあれば、未知のクリーチャーに似ているものもある。ガーゴイルの特徴は固定されたものではなく、都市に住むガーゴイルは同じ場所に長く留まることで、その地域の建築物の様式に合わせて日々ゆっくりと変化していく。この忍耐強いモンスターは、長期間にわたって変装し、攻撃の機会をじっと待つことができる。
　ガーゴイルは単独で狩りをする傾向があるが、時には保護やスポーツのために「翼」と呼ばれる恐ろしい氏族を形成することもある。まれに、翼は比較的安定した組織となり、翼のガーゴイルはデーモンや知性のある異形のものなど他のクリーチャーと同盟を結ぶこともあるが、これらの同盟は険悪な状態で存在する。ガーゴイルの大半は裏切りを好み、執念深く、小心者であるため、永続的な友好関係は望めない。また、強迫観念が強いことが多い。本や戦利品にこだわる収集家もいれば、ニッチな知的テーマや特定の芸術モチーフに儀式的に、あるいは過度に熱中する者もいる。このような傾向は、個人の強迫観念が衝突することによって、しばしば翼の解消の要因となる。

カポアシンス Kapoacinth

　カポアシンスは崖や屋根の上ではなく、海中に棲み、翼を使って泳ぐ。彼らは浅い海岸に住み、海から獲物を襲うことが多い。カポアシンスは個性が少なく、より長く安定した翼を作る傾向がある。カポアシンスは以下に紹介するガーゴイルと同じ能力を持つが、以下の調整を適用する。水陸両生の特性を持ち、飛行速度の代わりに水泳速度40フィートを持ち、“爪脚”リアクションは彼らが“飛行”ではなく“水泳”している時にトリガーされる。
“知識の想起”――魔獣（〈秘術〉、〈自然〉） : DC 19
一般的な知識 : DC 17
専門知識 : DC 14

ガーゴイル Gargoyle クリーチャー4

CE 中型 地 魔獣

出典 Bestiary 161ページ
知覚＋10；暗視
言語 共通語、地界語
技能 〈運動〉＋9、〈隠密〉＋12、〈軽業〉＋10
【筋】＋3、【敏】＋2、【耐】＋3、【知】－2、【判】＋2、【魅】－2

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AC 21；頑健＋13、反応＋10、意志＋10
HP 40；抵抗 物理5（アダマンティンを除く）
爪脚／Clawed Feet [reaction] (攻撃) ; トリガー ガーゴイルが“飛行”しており、クリーチャーが下の隣接するマスに侵入する。効果 ガーゴイルはトリガーとなったクリーチャーに爪による“打撃”を1回行う。

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移動速度 25フィート、飛行40フィート
近接 [one-action] 顎 ＋13［＋8／＋3］、ダメージ 2d8＋3［刺突］
近接 [one-action] 爪 ＋13［＋9／＋5］（機敏）、ダメージ 2d6＋3［斬撃］
彫像／Statue [one-action] (精神集中) 次に行動するまで、ガーゴイルは彫像のように見える。彫像として振る舞うための〈ペテン〉判定の結果と〈ペテン〉DCは自動的に32になる。

財宝と報酬：ガーゴイルの財宝 Gargoyle Treasure

　ガーゴイルの強迫観念は、難解な書物、錬金術のポーションや器具、単純な装身具など、さまざまな宝の山や厳しい戦利品の収集品を生み出すことがある。