ヒーロー・ポイント Hero Points
出典 Player Core 413ページ
英雄的な行為により得られるヒーロー・ポイントは、幸運をもたらしたり、死の淵から回復させたりすることができる。長期的に持続するキャラクターのほとんどの要素とは異なり、ヒーロー・ポイントは1回のセッションでのみ有効である。
英雄的な行為により得られるヒーロー・ポイントは、幸運をもたらしたり、死の淵から回復させたりすることができる。長期的に持続するキャラクターのほとんどの要素とは異なり、ヒーロー・ポイントは1回のセッションでのみ有効である。
GMがヒーロー・ポイントの付与を行う。通常、各キャラクターはセッションの開始時にヒーロー・ポイントを1ポイント獲得し、私心なき行為や大胆な行為、通常の予想を超えた行為などの英雄的な行為を行うことで、後にさらに多くのヒーロー・ポイントを獲得することができる。一度に獲得できるヒーロー・ポイントは最大3ポイントで、セッション終了時には残ったヒーロー・ポイントを失う。
ヒーロー・ポイントは次の2つのいずれかの方法で使用できる。どちらもアクションとしては扱わず、君はアクションを行えない状況でもヒーロー・ポイントを使用できる。ヒーロー・ポイントは使い魔あるいは動物の相棒のためにも使用できる。
- ヒーロー・ポイントを1ポイント使用して判定を再ロールする。その際には再ロールの結果を使用しなければならない。これは幸運効果として扱う(つまり、1つの判定にヒーロー・ポイントを2回使用することはできない)。
- ヒーロー・ポイントを全て(1ポイント以上)使用して、死を回避する。君がヒーロー・ポイントを1ポイント以上有しているならば、君は自分のターンの開始時、もしくは瀕死状態値が増加するであろうときに、残りのヒーロー・ポイントをすべて消費することができる。君の瀕死状態を完全に除去し、ヒット・ポイントは0となって様態安定化する。この方法で瀕死状態を失っても新たに重傷状態となったり重傷状態値が増加することはない。しかし、既に重傷状態であった場合、重傷状態が除去されたり重傷状態値が減少することはない。
英雄的行為の描写 Describing Heroic Deeds
出典 Player Core 413ページ
ヒーロー・ポイントの消費には通常の予想を超えるような英雄的な行為や功績が反映されるため、ヒーロー・ポイントを使用する場合は君のキャラクターがそのポイントを獲得するに至った行為や功績を他のプレイヤーに説明する必要がある。
ヒーロー・ポイントの消費には通常の予想を超えるような英雄的な行為や功績が反映されるため、ヒーロー・ポイントを使用する場合は君のキャラクターがそのポイントを獲得するに至った行為や功績を他のプレイヤーに説明する必要がある。
君のキャラクターの行為は過去の冒険で学んだ教訓を呼び起こすものかもしれないし、誰かを救いたいという決意に駆り立てられたものかもしれない。もしくは過去に行った悪事によって手に入れたアイテムに関係するものかもしれない。もし、その行為を説明したくない場合や、どう説明したらいいか判らない場合はGMに何かを提案してもらえるよう依頼すること。これは共同作業にもなる。GMがキャンペーン中の忘れられた出来事を思い出させ、君はその出来事を適切なタイミングで思い起こし、自分の限界を超えようとする動機になったことを描写すればよい。