苦難 Afflictions
出典 Player Core 430ページ
病気や毒は呪いや放射線と同様に、苦難の一種である。苦難はクリーチャーを長期に渡り悩ませ、様々な段階を経て進行して次第に衰弱させる。
病気や毒は呪いや放射線と同様に、苦難の一種である。苦難はクリーチャーを長期に渡り悩ませ、様々な段階を経て進行して次第に衰弱させる。
記述形式 Format
出典 Player Core 430ページ
呪文、アイテム、クリーチャーのいずれのデータ・ブロックにおいても、苦難は以下の形式で示される。
呪文、アイテム、クリーチャーのいずれのデータ・ブロックにおいても、苦難は以下の形式で示される。
名称と特性 Name and Traits
出典 Player Core 430ページ
最初に苦難の名称が記載され、次に苦難の種別(呪い、病気、毒など)に応じた特性が括弧内に記載される。苦難に段階を指定する必要がある場合は、括弧の後に苦難によって受けた制約を取り除くことに対する条件などの特別な説明が記される。レベルが記載されていない場合、苦難のレベルはその苦難の要因となったクリーチャー、障害、アイテムのレベルとなる。
最初に苦難の名称が記載され、次に苦難の種別(呪い、病気、毒など)に応じた特性が括弧内に記載される。苦難に段階を指定する必要がある場合は、括弧の後に苦難によって受けた制約を取り除くことに対する条件などの特別な説明が記される。レベルが記載されていない場合、苦難のレベルはその苦難の要因となったクリーチャー、障害、アイテムのレベルとなる。
セーヴィング・スロー Saving Throw
出典 Player Core 430ページ
最初に苦難に曝された時には、それに対するセーヴィング・スローを試みなければならない。この最初の試みを初期セーヴと呼ぶ。苦難に対しては頑健セーヴを試みることが一般的だが、適用するセーヴとその難易度は名称と種別の後に記載されている。苦難をもたらす呪文には通常、術者の呪文DCを使用する。
最初に苦難に曝された時には、それに対するセーヴィング・スローを試みなければならない。この最初の試みを初期セーヴと呼ぶ。苦難に対しては頑健セーヴを試みることが一般的だが、適用するセーヴとその難易度は名称と種別の後に記載されている。苦難をもたらす呪文には通常、術者の呪文DCを使用する。
初期セーヴィング・スローが成功した場合、その苦難からは影響を受けない。再び苦難に曝されない限り、その苦難に対する追加のセーヴィング・スローを試みる必要はない。
初期セーヴィング・スローに失敗した場合、苦難の潜伏期間が経過した後(該当する場合)で第1段階へと進行し、記載されている効果を受けることになる。大失敗の場合、潜伏期間が経過した後(該当する場合)で苦難は第2段階へと進行し、その効果を受けることになる。
潜伏期間 Onset
出典 Player Core 430ページ
一部の苦難には潜伏期間がある。これらの苦難では初期セーヴィング・スローに失敗した場合に、潜伏期間が経過するまで苦難の第1段階の効果を受けない。この項目がない場合は初期セーヴィング・スローに失敗した時点で、第1段階(大失敗の場合は第2段階)の効果を受けることになる。
一部の苦難には潜伏期間がある。これらの苦難では初期セーヴィング・スローに失敗した場合に、潜伏期間が経過するまで苦難の第1段階の効果を受けない。この項目がない場合は初期セーヴィング・スローに失敗した時点で、第1段階(大失敗の場合は第2段階)の効果を受けることになる。
最大持続時間 Maximum Duration
出典 Player Core 430ページ
決められた時間しか持続しない苦難の場合には最大持続時間が記載されている。この期間が過ぎれば、その苦難は終了する。それ以外の場合は後述の「段階」で説明されているように、示されたセーヴに成功して回復するまで持続する。
決められた時間しか持続しない苦難の場合には最大持続時間が記載されている。この期間が過ぎれば、その苦難は終了する。それ以外の場合は後述の「段階」で説明されているように、示されたセーヴに成功して回復するまで持続する。
段階 Stages
出典 Player Core 430ページ
通常、苦難には複数の段階があり、それぞれの段階には効果の後に括弧内に間隔が記載されている。ある段階に到達すると、その段階に応じた効果を受けることになる。
通常、苦難には複数の段階があり、それぞれの段階には効果の後に括弧内に間隔が記載されている。ある段階に到達すると、その段階に応じた効果を受けることになる。
各段階の説明に記載されている間隔の終了時に、新たにセーヴィング・スローを試みる必要がある。成功した場合は段階が1つ下がる。大成功の場合は2段階下がる。その後、新たな段階の影響を受ける。第1段階よりも段階が下がった場合はその苦難は終了し、再びその苦難に曝されない限りは追加でセーヴを試みる必要はない。
失敗した場合は段階が1つ上昇し、大失敗の場合には段階が2つ上昇する。その後、君は新しい段階に記載された効果を受ける。失敗や大失敗によって記載されている最も高い段階よりも段階が上昇する場合は、代わりに最も高い段階の効果が繰り返される。
ダメージと状態 Damage and Conditions
出典 Player Core 430ページ
段階に記載されているダメージは、その段階に到達するとすぐに発生する。状態は段階に到達したときにその効果を受け、通常の期間持続する。例えば、ある苦難が君を吸精状態にした際の持続時間が最大5分であった場合、苦難が終了した後も通常通り吸精状態は持続する。恐れ状態のように、特定の条件で状態値が自動的に変化したり終了したりする状態は、そのルールに従って変化する。よたつき状態や麻痺状態のように規定の持続時間が設定されていない場合、特に明記されていない限りはその段階にいる限り持続する。段階のペナルティやその他の効果に持続時間が記載されていない場合も同様に処理する。
段階に記載されているダメージは、その段階に到達するとすぐに発生する。状態は段階に到達したときにその効果を受け、通常の期間持続する。例えば、ある苦難が君を吸精状態にした際の持続時間が最大5分であった場合、苦難が終了した後も通常通り吸精状態は持続する。恐れ状態のように、特定の条件で状態値が自動的に変化したり終了したりする状態は、そのルールに従って変化する。よたつき状態や麻痺状態のように規定の持続時間が設定されていない場合、特に明記されていない限りはその段階にいる限り持続する。段階のペナルティやその他の効果に持続時間が記載されていない場合も同様に処理する。
複数の曝露 Multiple Exposures
出典 Player Core 430ページ
現在自分が受けているものと同じ呪いや病気を複数回受けても影響を受けない。しかし、毒物の場合は新たな曝露に対する初期セーヴィング・スローに失敗すると、最大持続時間に影響を与えることなく段階が1つ(大失敗の場合は2つ)上昇する。これは毒の潜伏期間内であっても同様であるが、潜伏期間は変化しない。毒が潜伏期間を持たなかったり、既に発症している場合、君は即座に新しい段階の効果を受ける。
現在自分が受けているものと同じ呪いや病気を複数回受けても影響を受けない。しかし、毒物の場合は新たな曝露に対する初期セーヴィング・スローに失敗すると、最大持続時間に影響を与えることなく段階が1つ(大失敗の場合は2つ)上昇する。これは毒の潜伏期間内であっても同様であるが、潜伏期間は変化しない。毒が潜伏期間を持たなかったり、既に発症している場合、君は即座に新しい段階の効果を受ける。
大難の苦難 Virulent Afflictions
出典 Player Core 431ページ
大難特性を持つ苦難は除去することが難しい。大難の苦難の段階を1つ下げるには、2回連続でセーヴを成功させなければならない。大成功は大難の苦難の段階を2つではなく1つだけ下げることができる。
大難特性を持つ苦難は除去することが難しい。大難の苦難の段階を1つ下げるには、2回連続でセーヴを成功させなければならない。大成功は大難の苦難の段階を2つではなく1つだけ下げることができる。
苦難の除去 Removing Afflictions
出典 Player Core 431ページ
期間が過ぎ去ることを待つ以外に、苦難は技能と呪文の特定の用法によって除去できる。〈医術〉の用法である“病気の手当て”と“毒の手当て”は、これらの苦痛を治療するために一般的に使用される。
期間が過ぎ去ることを待つ以外に、苦難は技能と呪文の特定の用法によって除去できる。〈医術〉の用法である“病気の手当て”と“毒の手当て”は、これらの苦痛を治療するために一般的に使用される。
クレンズ・アフリクション呪文は、ほとんどの術者が使用できる。サウンド・ボディのような発生源の状態を無効化する呪文は、それらの状態を引き起こす病気や毒にも効果がある。