研究分野 Research Fields
出典 Player Core 2 59ページ
君は科学研究所で学位を取得したのかもしれないし、同分野の研究者と交流したのかもしれないし、英明なる一匹狼として働いたのかもしれない。研究分野を1つ選択する。本書に掲載された研究分野を以下に示す。
君は科学研究所で学位を取得したのかもしれないし、同分野の研究者と交流したのかもしれないし、英明なる一匹狼として働いたのかもしれない。研究分野を1つ選択する。本書に掲載された研究分野を以下に示す。
処方/Formulas 1レベルの時点で、他の処方に加えてこれらの処方を君の処方に加える。
分野の利益/Field Benefit 研究や実験により、君は特別な技術を身に着けた。これは研究分野ごとに大きく異なる。
分野瓶/Field Vials この能力は君の多用途瓶の使用方法を変更する。
分野の発見、高度瓶、分野の上級発見/Field Discovery, Advanced Vials, Greater Field Discovery 残りの項目は、より高いレベルで得られるクラス特徴について、その研究分野の利点を列挙したものだ。
分野の利益/Field Benefit 研究や実験により、君は特別な技術を身に着けた。これは研究分野ごとに大きく異なる。
分野瓶/Field Vials この能力は君の多用途瓶の使用方法を変更する。
分野の発見、高度瓶、分野の上級発見/Field Discovery, Advanced Vials, Greater Field Discovery 残りの項目は、より高いレベルで得られるクラス特徴について、その研究分野の利点を列挙したものだ。
治療師 Chirurgeon
出典 Player Core 2 61ページ
君は錬金術で他人を治癒することに注力している。
処方 治癒特性を持つコモンの1レベル錬金術霊薬(下級の耐毒剤、下級の耐病剤、最下級の生命の霊薬のいずれか)2つ。
分野の利益 君は〈医術〉の習熟ランクを必要とする要素(前提条件など)において〈製作〉の習熟ランクを使用でき、すべての〈医術〉判定において〈医術〉修正値の代わりに〈製作〉修正値を使用できる。
分野瓶 君の多用途瓶は、生きているクリーチャーのヒット・ポイントを多用途瓶の最初のダメージに等しい値だけ回復するために使用できる。クリーチャーは多用途瓶を飲んでこの利益を得ることができる。君は20フィート以内にいる同意するクリーチャーを回復するために、“扱う”アクションでこのクリーチャーに向けて多用途瓶を投擲できる。いずれの場合でも、この方法で使用された多用途瓶は強酸と飛散の特性を失い、治癒と凝固の特性を得る。クリーチャーが多用途瓶を飲む場合、さらに霊薬の特性を得る。
分野の発見(5レベル) 君の医療用の霊薬はかなり強化される。クリーチャーが君が作成した治癒特性を持つ注入霊薬を飲む際、そのクリーチャーは君の【知力】修正値(最小0)に等しい一時的ヒット・ポイントを得る。この一時的ヒット・ポイントは1分間持続する。
高度瓶(11レベル) 君がヒット・ポイントが最大値の半分以下のクリーチャーを治癒するために分野瓶を使用する際、その治癒には凝固特性は適用されない。
分野の上級発見(13レベル) 君がいずれかの種別の生命の霊薬を作成するために“高速錬金術”を使用する際、このアイテムで治癒されたクリーチャーは回復したヒット・ポイントの値をロールするのではなく、回復できる最大値だけ回復する。
君は錬金術で他人を治癒することに注力している。
処方 治癒特性を持つコモンの1レベル錬金術霊薬(下級の耐毒剤、下級の耐病剤、最下級の生命の霊薬のいずれか)2つ。
分野の利益 君は〈医術〉の習熟ランクを必要とする要素(前提条件など)において〈製作〉の習熟ランクを使用でき、すべての〈医術〉判定において〈医術〉修正値の代わりに〈製作〉修正値を使用できる。
分野瓶 君の多用途瓶は、生きているクリーチャーのヒット・ポイントを多用途瓶の最初のダメージに等しい値だけ回復するために使用できる。クリーチャーは多用途瓶を飲んでこの利益を得ることができる。君は20フィート以内にいる同意するクリーチャーを回復するために、“扱う”アクションでこのクリーチャーに向けて多用途瓶を投擲できる。いずれの場合でも、この方法で使用された多用途瓶は強酸と飛散の特性を失い、治癒と凝固の特性を得る。クリーチャーが多用途瓶を飲む場合、さらに霊薬の特性を得る。
分野の発見(5レベル) 君の医療用の霊薬はかなり強化される。クリーチャーが君が作成した治癒特性を持つ注入霊薬を飲む際、そのクリーチャーは君の【知力】修正値(最小0)に等しい一時的ヒット・ポイントを得る。この一時的ヒット・ポイントは1分間持続する。
高度瓶(11レベル) 君がヒット・ポイントが最大値の半分以下のクリーチャーを治癒するために分野瓶を使用する際、その治癒には凝固特性は適用されない。
分野の上級発見(13レベル) 君がいずれかの種別の生命の霊薬を作成するために“高速錬金術”を使用する際、このアイテムで治癒されたクリーチャーは回復したヒット・ポイントの値をロールするのではなく、回復できる最大値だけ回復する。
毒師 Toxicologist
出典 Player Core 2 62ページ
君はありとあらゆる毒物と毒素の専門家だ。
処方 コモンの1レベル錬金術毒2つ。
分野の利益 君が保持する武器1つあるいは装備する矢弾1つに(2アクションの連続行動ではなく)単一アクションで致傷型毒1つを塗布できる。加えて、君は酸と毒の錬金術混合物をうまく混ぜ合わせる。君の注入毒は毒に対する完全耐性を持つクリーチャーにも作用する。毒に対する完全耐性を持つクリーチャーに対して、あるいはそのクリーチャーにとってより有害なように(GMが決定する)、君の注入毒は[毒]ダメージの代わりに[強酸]ダメージを与える。通常、この利益はクリーチャーがいずれかのダメージ種別に対する完全耐性、抵抗、弱点を持つ場合に適用される。
分野瓶 君の多用途瓶は君の強酸特性を失って毒特性を得て、[強酸]ダメージではなく[毒]ダメージを与える(しかし分野の利益は依然として適用される)。君は君は多用途瓶の内容物を致傷型毒として武器あるいは矢弾に塗布できる。多用途瓶の最初のダメージを、この武器あるいは矢弾で最初に成功した“打撃”のダメージに加えること。この溶剤は君の現在のターンの終了時に不活性化する。
分野の発見(5レベル) 君は毒をうまく扱い、その効果により慣れた。君は自分のレベルの半分に等しい[毒]に対する抵抗を得る。
高度瓶(11レベル) 君が致傷型毒として使用した多用途瓶でクリーチャーにダメージを与えたなら、そのクリーチャーは多用途瓶の最初のダメージに加え、飛散ダメージに等しい持続[毒]ダメージを与える。
分野の上級発見(13レベル) クリーチャーが君が作成した注入致傷型毒に対する最初のセーヴィング・スローに失敗したなら、その傷はそのクリーチャーに隣接する他のクリーチャー1体に向けて毒を巻き散らかす。候補が複数いる場合、その傷を与えた者がどのクリーチャーに効果を及ぼすかを決定し、またこの効果を使用しないことも選択できる。そのクリーチャーはこの毒に曝される。2体目のクリーチャーはそれ以上毒を巻き散らかさない。
君はありとあらゆる毒物と毒素の専門家だ。
処方 コモンの1レベル錬金術毒2つ。
分野の利益 君が保持する武器1つあるいは装備する矢弾1つに(2アクションの連続行動ではなく)単一アクションで致傷型毒1つを塗布できる。加えて、君は酸と毒の錬金術混合物をうまく混ぜ合わせる。君の注入毒は毒に対する完全耐性を持つクリーチャーにも作用する。毒に対する完全耐性を持つクリーチャーに対して、あるいはそのクリーチャーにとってより有害なように(GMが決定する)、君の注入毒は[毒]ダメージの代わりに[強酸]ダメージを与える。通常、この利益はクリーチャーがいずれかのダメージ種別に対する完全耐性、抵抗、弱点を持つ場合に適用される。
分野瓶 君の多用途瓶は君の強酸特性を失って毒特性を得て、[強酸]ダメージではなく[毒]ダメージを与える(しかし分野の利益は依然として適用される)。君は君は多用途瓶の内容物を致傷型毒として武器あるいは矢弾に塗布できる。多用途瓶の最初のダメージを、この武器あるいは矢弾で最初に成功した“打撃”のダメージに加えること。この溶剤は君の現在のターンの終了時に不活性化する。
分野の発見(5レベル) 君は毒をうまく扱い、その効果により慣れた。君は自分のレベルの半分に等しい[毒]に対する抵抗を得る。
高度瓶(11レベル) 君が致傷型毒として使用した多用途瓶でクリーチャーにダメージを与えたなら、そのクリーチャーは多用途瓶の最初のダメージに加え、飛散ダメージに等しい持続[毒]ダメージを与える。
分野の上級発見(13レベル) クリーチャーが君が作成した注入致傷型毒に対する最初のセーヴィング・スローに失敗したなら、その傷はそのクリーチャーに隣接する他のクリーチャー1体に向けて毒を巻き散らかす。候補が複数いる場合、その傷を与えた者がどのクリーチャーに効果を及ぼすかを決定し、またこの効果を使用しないことも選択できる。そのクリーチャーはこの毒に曝される。2体目のクリーチャーはそれ以上毒を巻き散らかさない。
爆弾使い Bomber
出典 Player Core 2 61ページ
君は爆発と他の乱暴な反応の専門家だ。
処方 コモンの1レベル錬金術爆弾2つ。
分野の利益 飛散特性を持つ錬金術爆弾を投擲する際、君は通常の飛散範囲の代わりに主要目標にのみ飛散ダメージを与えることを選択できる。
分野瓶 君が多用途瓶で“打撃”する際、君は[強酸]ダメージの代わりに[火炎]、[氷雪]、[雷撃]ダメージのいずれかを与えることを選択できる。
分野の発見(5レベル) 君は爆弾の飛散を最大化する角度を計算しつくした。君が飛散特性を持つ錬金術爆弾を投擲する際、君は通常の値ではなく君の【知力】修正値(最小1)に等しい飛散ダメージを与えることを選択できる。
高度瓶(11レベル) 君は魔法の粉や貴重な鉱物の薄片など、特別な材料を多用途瓶に混ぜられるようになる。多用途瓶を作成する際、アダマンティン、冷たい鉄、ドーンシルバーの中から好きな特別な素材を1つ選んで取り扱うことができる。多用途瓶を作るときに別の貴重な素材のアイテムを着用あるいは装備している場合、代わりにその素材を選んでもよい。
分野の上級発見(13レベル) 君は爆弾の飛散を10フィート(《飛散範囲拡大》を持つ場合15フィート)以内のクリーチャーへと拡大できる。
君は爆発と他の乱暴な反応の専門家だ。
処方 コモンの1レベル錬金術爆弾2つ。
分野の利益 飛散特性を持つ錬金術爆弾を投擲する際、君は通常の飛散範囲の代わりに主要目標にのみ飛散ダメージを与えることを選択できる。
分野瓶 君が多用途瓶で“打撃”する際、君は[強酸]ダメージの代わりに[火炎]、[氷雪]、[雷撃]ダメージのいずれかを与えることを選択できる。
分野の発見(5レベル) 君は爆弾の飛散を最大化する角度を計算しつくした。君が飛散特性を持つ錬金術爆弾を投擲する際、君は通常の値ではなく君の【知力】修正値(最小1)に等しい飛散ダメージを与えることを選択できる。
高度瓶(11レベル) 君は魔法の粉や貴重な鉱物の薄片など、特別な材料を多用途瓶に混ぜられるようになる。多用途瓶を作成する際、アダマンティン、冷たい鉄、ドーンシルバーの中から好きな特別な素材を1つ選んで取り扱うことができる。多用途瓶を作るときに別の貴重な素材のアイテムを着用あるいは装備している場合、代わりにその素材を選んでもよい。
分野の上級発見(13レベル) 君は爆弾の飛散を10フィート(《飛散範囲拡大》を持つ場合15フィート)以内のクリーチャーへと拡大できる。
変異薬使い Mutagenist
出典 Player Core 2 61ページ
君はクリーチャーの肉体的または精神的な一面を犠牲にして他の面を強化する、奇妙な変異性の変成に注力する。
処方 コモンの1レベル錬金術変異薬2つ。
分野の利益 君が変異薬を使用する際、君の【知力】修正値(最小0)+君のレベルの半分に等しい一時的ヒット・ポイントを得る。この一時的ヒット・ポイントは1分が経過するか、変異薬の持続時間が経過するまで持続する。君は1分の間、変異薬を飲むことで一時的ヒット・ポイントを得られない。
分野瓶 君は多用途瓶の内容物を飲むことで、次の君のターンの開始時まで、君に現在効果を及ぼしている変異薬1つの不利益を抑止できる。この方法で使用した多用途瓶は強酸、爆弾、飛散特性を失い、霊薬特性を得る。君が《霊薬の融合》や同種の能力のために複数の不利益を有する場合、多用途瓶を飲むことで君が選択した不利益1つを取り除く。
分野の発見(5レベル) 君の血に流れる変異薬は君の体の化学反応を変えてしまう。君が変異薬の効果を受けている間に頑健セーヴをロールし、その結果が気に入らない場合、君は変異薬の効果を終了することでそのセーヴを再ロールできる。これは幸運効果である。
高度瓶(11レベル) 君が分野瓶を飲む際、君は持続時間の間、物理ダメージに対する抵抗を得る。この抵抗は君のレベルの半分に等しい。
分野の上級発見(13レベル) 君が変異薬の効果を受けている間に他の変異薬を摂取したなら、完全変身特性を持ち通常なら両方の効果を得られないにもかかわらず、君は同時に両方の変異薬の利益と不利益を得る。変異薬2つの利益を得ている間にさらに変異薬の効果を受けたなら、君はそれまでの変異薬から1つを選択しその利益を失うが、全ての変異薬の不利益を受け続ける。変異薬2つの利益を得ている間に変異薬でない完全変身効果を受けたなら、君は変異薬の利益をすべて失うが、不利益は受け続ける。分野瓶の利益は君が選択した変異薬1つにのみ適用される。
君はクリーチャーの肉体的または精神的な一面を犠牲にして他の面を強化する、奇妙な変異性の変成に注力する。
処方 コモンの1レベル錬金術変異薬2つ。
分野の利益 君が変異薬を使用する際、君の【知力】修正値(最小0)+君のレベルの半分に等しい一時的ヒット・ポイントを得る。この一時的ヒット・ポイントは1分が経過するか、変異薬の持続時間が経過するまで持続する。君は1分の間、変異薬を飲むことで一時的ヒット・ポイントを得られない。
分野瓶 君は多用途瓶の内容物を飲むことで、次の君のターンの開始時まで、君に現在効果を及ぼしている変異薬1つの不利益を抑止できる。この方法で使用した多用途瓶は強酸、爆弾、飛散特性を失い、霊薬特性を得る。君が《霊薬の融合》や同種の能力のために複数の不利益を有する場合、多用途瓶を飲むことで君が選択した不利益1つを取り除く。
分野の発見(5レベル) 君の血に流れる変異薬は君の体の化学反応を変えてしまう。君が変異薬の効果を受けている間に頑健セーヴをロールし、その結果が気に入らない場合、君は変異薬の効果を終了することでそのセーヴを再ロールできる。これは幸運効果である。
高度瓶(11レベル) 君が分野瓶を飲む際、君は持続時間の間、物理ダメージに対する抵抗を得る。この抵抗は君のレベルの半分に等しい。
分野の上級発見(13レベル) 君が変異薬の効果を受けている間に他の変異薬を摂取したなら、完全変身特性を持ち通常なら両方の効果を得られないにもかかわらず、君は同時に両方の変異薬の利益と不利益を得る。変異薬2つの利益を得ている間にさらに変異薬の効果を受けたなら、君はそれまでの変異薬から1つを選択しその利益を失うが、全ての変異薬の不利益を受け続ける。変異薬2つの利益を得ている間に変異薬でない完全変身効果を受けたなら、君は変異薬の利益をすべて失うが、不利益は受け続ける。分野瓶の利益は君が選択した変異薬1つにのみ適用される。