ファラオのミイラ Mummy Pharaoh
護衛のミイラは犠牲となった人々(たいていは不本意な犠牲者)の死体から作られ、記憶の断片のみを残すが、ファラオのミイラは残虐で無慈悲な支配者が意図的に死を受け入れた結果である。生から死への転換はそれ自体に劣らず恐ろしく苦痛を伴うが、その転換は、選択の冒涜的な影響を完全に受け入れる強力な人格による死から逃れるための意図的な試みであるため、ファラオのミイラは記憶と人格をそのまま保持している。ほとんどの場合、ファラオのミイラは、特に堕落した統治者が、統治者に永遠の不死を与える複雑な儀式を聖職者に指示することによって形成される。しかし人生で信じられないほどの怒りに満ちた統治者は、この儀式を受けることなく、死から自発的にファラオのミイラとして出現する可能性がある。支配者の性質によっては、ファラオのミイラは機会攻撃や破壊的な能力ではなく、呪文発動やその他のクラス特徴を持っている場合がある。支配者が生前に持っていた能力の正確な性質は、ここに示されているファラオのミイラ(この危険なアンデッドの敵の中では最強ではない)を大幅に変更または強化することができる。
“知識の想起”――アンデッド(〈宗教〉) : DC 31
一般的な知識 : DC 29
専門知識 : DC 26
“知識の想起”――アンデッド(〈宗教〉) : DC 31
一般的な知識 : DC 29
専門知識 : DC 26
ファラオのミイラ Mummy Pharaoh クリーチャー9
レア LE 中型 アンデッド ミイラ
出典 Bestiary 241ページ
知覚+20;暗視
言語 死霊語;加えて古代言語2つ
技能 〈威圧〉+20、〈隠密〉+13、〈宗教〉+20、〈伝承学〉+15、〈ペテン〉+18
【筋】+5、【敏】+2、【耐】+4、【知】±0、【判】+5、【魅】+5
アイテム +1ストライキング・ロングスピア
知覚+20;暗視
言語 死霊語;加えて古代言語2つ
技能 〈威圧〉+20、〈隠密〉+13、〈宗教〉+20、〈伝承学〉+15、〈ペテン〉+18
【筋】+5、【敏】+2、【耐】+4、【知】±0、【判】+5、【魅】+5
アイテム +1ストライキング・ロングスピア
AC 27;頑健+19、反応+15、意志+20;[正のエネルギー]に対する全てのセーヴに+1の状態ボーナス
HP 165(負のエネルギーによる回復);完全耐性 即死効果、病気、麻痺状態、[毒]、気絶状態;弱点 [火炎]10
上級絶望/Great Despair (オーラ、信仰、感情、心術、恐怖、無力化、精神) 30フィート。ファラオのミイラの絶望のオーラ内にいる間、生きているクリーチャーは恐れ状態1になる。オーラ内にいる間この恐怖から自然に回復することはできないが、オーラから離れることで即座に回復する。クリーチャーがオーラに最初に入ったとき、DC26の意志セーヴを(恐れ状態であることによるペナルティを受けた後に)試み、失敗すると1d4ラウンドの間麻痺状態になる。クリーチャーはその後24時間の間一時的耐性を得る。
黄泉がえり/Rejuvenation (信仰、死霊術) ファラオのミイラが破壊されると、1d10日後に死霊術エネルギーが墓の中にその体を再構築する。再構築された体がこの期間の間に破壊されると、この過程は最初からやり直しになる。破壊されたファラオのミイラはコンセクレイトの儀式により永久に破壊できる。
アンデッド体得/Undead Mastery (オーラ、信仰、死霊術) 100フィート。オーラ内にいてファラオのミイラよりもレベルが1レベル以上低い、指揮下にあるもしくは味方のアンデッドは、攻撃ロール、ダメージ・ロール、AC、セーヴ、技能判定に+1の状況ボーナスを得る。
機会攻撃 [reaction] 通常のトリガーに加え、ファラオのミイラは間合い内でクリーチャーが精神集中アクションを使用したときにも機会攻撃を使用できる。これはトリガーになった精神集中アクションを妨害し、クリティカル・ヒットだけでなくすべての命中でアクションを妨害する。
HP 165(負のエネルギーによる回復);完全耐性 即死効果、病気、麻痺状態、[毒]、気絶状態;弱点 [火炎]10
上級絶望/Great Despair (オーラ、信仰、感情、心術、恐怖、無力化、精神) 30フィート。ファラオのミイラの絶望のオーラ内にいる間、生きているクリーチャーは恐れ状態1になる。オーラ内にいる間この恐怖から自然に回復することはできないが、オーラから離れることで即座に回復する。クリーチャーがオーラに最初に入ったとき、DC26の意志セーヴを(恐れ状態であることによるペナルティを受けた後に)試み、失敗すると1d4ラウンドの間麻痺状態になる。クリーチャーはその後24時間の間一時的耐性を得る。
黄泉がえり/Rejuvenation (信仰、死霊術) ファラオのミイラが破壊されると、1d10日後に死霊術エネルギーが墓の中にその体を再構築する。再構築された体がこの期間の間に破壊されると、この過程は最初からやり直しになる。破壊されたファラオのミイラはコンセクレイトの儀式により永久に破壊できる。
アンデッド体得/Undead Mastery (オーラ、信仰、死霊術) 100フィート。オーラ内にいてファラオのミイラよりもレベルが1レベル以上低い、指揮下にあるもしくは味方のアンデッドは、攻撃ロール、ダメージ・ロール、AC、セーヴ、技能判定に+1の状況ボーナスを得る。
機会攻撃 [reaction] 通常のトリガーに加え、ファラオのミイラは間合い内でクリーチャーが精神集中アクションを使用したときにも機会攻撃を使用できる。これはトリガーになった精神集中アクションを妨害し、クリティカル・ヒットだけでなくすべての命中でアクションを妨害する。
移動速度 20フィート
近接 [one-actions] 拳 +20[+16/+12](機敏)、ダメージ 1d10+11[殴打]、加えてinsidious mummy rot
近接 [one-actions] ロングスピア+21[+16/+11](魔法、間合い:10フィート)、ダメージ 2d8+11[刺突]、加えて凶悪ミイラ腐敗病
腐敗病放出/Channel Rot (信仰、死霊術) ファラオのミイラは凶悪ミイラ腐敗病を装備している近接武器を通して媒介する。
凶悪ミイラ腐敗病/Insidious Mummy Rot (呪い、病気、信仰、死霊術) この病気とこの病気によるダメージは、この呪いが取り除かれるまで回復できない。凶悪ミイラ腐敗病で死亡したクリーチャーは灰になり、7レベルのリザレクトの儀式あるいは同種の魔法を除いて蘇生できない。セーヴィング・スロー DC 22頑健;第1段階 保菌者になるがなんの効果もない(1分間)第2段階 8d6の[負のエネルギー]ダメージおよび知性低下状態2(1日)
砂嵐の怒り/Sandstorm Wrath [two-actions] (精神集中、信仰、力術、火炎) ファラオのミイラは高熱の砂を60フィート円錐形に放つ。この砂は5d6の[火炎]ダメージと5d6の[斬撃]ダメージを与える(DC28の基本反応セーヴ)。1d4ラウンドの間、ファラオのミイラは“砂嵐の怒り”を再使用できない。
近接 [one-actions] 拳 +20[+16/+12](機敏)、ダメージ 1d10+11[殴打]、加えてinsidious mummy rot
近接 [one-actions] ロングスピア+21[+16/+11](魔法、間合い:10フィート)、ダメージ 2d8+11[刺突]、加えて凶悪ミイラ腐敗病
腐敗病放出/Channel Rot (信仰、死霊術) ファラオのミイラは凶悪ミイラ腐敗病を装備している近接武器を通して媒介する。
凶悪ミイラ腐敗病/Insidious Mummy Rot (呪い、病気、信仰、死霊術) この病気とこの病気によるダメージは、この呪いが取り除かれるまで回復できない。凶悪ミイラ腐敗病で死亡したクリーチャーは灰になり、7レベルのリザレクトの儀式あるいは同種の魔法を除いて蘇生できない。セーヴィング・スロー DC 22頑健;第1段階 保菌者になるがなんの効果もない(1分間)第2段階 8d6の[負のエネルギー]ダメージおよび知性低下状態2(1日)
砂嵐の怒り/Sandstorm Wrath [two-actions] (精神集中、信仰、力術、火炎) ファラオのミイラは高熱の砂を60フィート円錐形に放つ。この砂は5d6の[火炎]ダメージと5d6の[斬撃]ダメージを与える(DC28の基本反応セーヴ)。1d4ラウンドの間、ファラオのミイラは“砂嵐の怒り”を再使用できない。