インペリアル・ドラゴン Dragon, Imperial
出典 Bestiary 3 74ページ
ドラゴン帝国の名前の由来であり、人類が到来する前のティエン=シアの守護者であるインペリアル・ドラゴンは、5つの強化と対抗の力を体現している。他のトゥルー・ドラゴンとは異なり、インペリアル・ドラゴンは人間の問題に深く入り込む。隠遁者を装って秘密主義を貫く者もいれば、表立って派閥を支配する者もいる。一方、ティエンの文化はこのドラゴンを崇拝し、ドラゴンの姿で神を描いたり、ドラゴンが自分たちの祖先であると主張したりする。これらのクリーチャーの多くは悪行を行うため、そのすべてが愛されているわけではない。
ドラゴン帝国の名前の由来であり、人類が到来する前のティエン=シアの守護者であるインペリアル・ドラゴンは、5つの強化と対抗の力を体現している。他のトゥルー・ドラゴンとは異なり、インペリアル・ドラゴンは人間の問題に深く入り込む。隠遁者を装って秘密主義を貫く者もいれば、表立って派閥を支配する者もいる。一方、ティエンの文化はこのドラゴンを崇拝し、ドラゴンの姿で神を描いたり、ドラゴンが自分たちの祖先であると主張したりする。これらのクリーチャーの多くは悪行を行うため、そのすべてが愛されているわけではない。
竜環 Draconic Cycles
5つの元素がインペリアル・ドラゴンの魔力を支えており、すべてのもの、特に他の種類の元素との関係に影響を与えている。これらの要素は2つの環で相互につながっている。1つ目の環では、それぞれの元素が互いを生む。すなわち、木は火を、火は土を、土は金を、金は水を、水は木を生む。2つ目の環では、各要素が別の元素を剋する。木は土、土は水、水は火、火は金、金は木を剋する。インペリアル・ドラゴンはそれぞれ元素1つを表し、環に関連する4つの能力を持っている。たとえば、フォレスト・ドラゴンは木とつながっており、火を喰らい、水を喰らい、土に剋し、金属に剋する。
変身するドラゴン Shape-Changing Dragons
インペリアル・ドラゴンはゴラリオンの竜の中で最も人型生物の姿をとることが多く、また望んでそうする。インペリアル・ドラゴンのほとんどは以下の能力を持っている。その体系特性は竜の生得呪文と同様である。
変身 [one-action] (精神集中、完全変身、変成術) ドラゴンは小型または中型の人型生物の外見をとる。これによって移動速度や攻撃、ダメージ・ボーナスを変化させることはないが、“打撃”で与えるダメージ種別が変化することがある(通常は[殴打])。
インペリアル・ドラゴンの術者 Imperial Dragon Spellcasters
インペリアル・ドラゴンそれぞれには、その種の呪文を発動する竜に関する補足説明がある。インペリアル・ドラゴンを術者にする場合、竜の“螺旋の狂乱”と“竜の猛追”能力を削除し、説明されている呪文を与える。各レベルの呪文の数を同じにすれば、これらの呪文を他の同じ体系の呪文といくつでも交換して構わない。また、ドラゴンが魔法に精通していることを反映するために、ドラゴンの【知力】、【判断力】、【魅力】のいずれかの修正値を1~2増加させてもよい。
ゴラリオンにおけるインペリアル・ドラゴン Imperial Dragons On Golarion
インペリアル・ドラゴンはティエン=シア以外ではめったに見られない。ティエン=シアでは、権力を蓄えるために領土を確立するものもいれば、安らぎの場所を求めるために生まれながらに持つ親近感に従うものもいる。