コールボーン Caulborn
テレパシー能力を持つ預言者であり歴史家でもあるコールボーンは、保護と連帯を求めて小規模な結社を形成し、集団的な知性で宇宙の謎を解き明かそうとする。ある地域の秘密を明かし尽くすと、彼らは新たな居場所を求めて去っていく。都市に隠れた住処を探し、洞窟に身を潜め、あるいは異界の忘れ去られた隅に潜むのだ。アイオトンが特に深遠な思考を吸収し、幼きコールボーンの恒常的な姿になり始めた瞬間から、これらのエノサイトたちの天才性と頑強さは新たな発見をする毎に増していく。こうした情報の吸収は、本を積み上げ過ぎた時のように肉体構造を不安定化させる。余剰な知識がコールボーンの体から滲み出し、文字通り「脳の流出」を引き起こすのだ。コールボーンはこの現象を極めて厄介に感じている。これを回避するため、コールボーンは他者の精神エネルギーを摂取して自己を維持する必要がある。通常は無害な手続きだが、特に飢えたコールボーンは獲物を攫うことさえある。
食料を必要としながらも、コールボーンは他のクリーチャー、特に自らの姿に恐怖や敵意を示す存在とはほとんど関わりを持たない。ただし、学識豊かな学者や旅の達人に対しては例外的に接し、自らの知識と引き換えに外なる世界の秘密を交換することがある。
コールボーン Caulborn クリーチャー7
アンコモン N 中型 アストラル
出典 Bestiary 3 94ページ
知覚+18;思考感知(明瞭)120フィート、視覚なし
言語 奈落語、アクロ語、天上語、共通語、ダイモン語、竜語、地獄語、プロティアン語、サイコポンプ語、イネヴィタブル語;テレパシー100フィート
技能 〈威圧〉+15、〈自然〉+16、〈社会〉+17、〈宗教〉+14、〈伝承学〉+19、〈秘術〉+17、〈ペテン〉+15
【筋】+2、【敏】+4、【耐】+3、【知】+6、【判】+5、【魅】+4
集合知覚/Collective Sense (占術、精神、伝承) 300フィート以内の他の全てのコールボーンを認識し、ステイタス呪文の効果と同様に、他のコールボーンの“思考感知”の範囲内のあらゆるものを感知できる。2体以上のコールボーンが互いの“思考感知”の範囲内にいる場合、挟撃を受けない。
思考感知/Thoughtsense (占術、精神、伝承) コールボーンは示された範囲内の全ての精神なしでないクリーチャーを感知する。
知覚+18;思考感知(明瞭)120フィート、視覚なし
言語 奈落語、アクロ語、天上語、共通語、ダイモン語、竜語、地獄語、プロティアン語、サイコポンプ語、イネヴィタブル語;テレパシー100フィート
技能 〈威圧〉+15、〈自然〉+16、〈社会〉+17、〈宗教〉+14、〈伝承学〉+19、〈秘術〉+17、〈ペテン〉+15
【筋】+2、【敏】+4、【耐】+3、【知】+6、【判】+5、【魅】+4
集合知覚/Collective Sense (占術、精神、伝承) 300フィート以内の他の全てのコールボーンを認識し、ステイタス呪文の効果と同様に、他のコールボーンの“思考感知”の範囲内のあらゆるものを感知できる。2体以上のコールボーンが互いの“思考感知”の範囲内にいる場合、挟撃を受けない。
思考感知/Thoughtsense (占術、精神、伝承) コールボーンは示された範囲内の全ての精神なしでないクリーチャーを感知する。
AC 24;頑健+12、反応+15、意志+18
HP 105;完全耐性 視覚 ;抵抗 [精神]10
HP 105;完全耐性 視覚 ;抵抗 [精神]10
移動速度 25フィート
近接 [one-action] 爪 +17[+13/+9](機敏、巧技)、ダメージ 2d10+5[斬撃]
近接 [one-action] 手 +17[+12/+7](巧技、精神)、ダメージ 2d12[精神]
伝承生得呪文 DC 25、攻撃+17;7レベル プレイン・シフト(自身のみ);4レベル ヴァンピリック・タッチ(×2)、チャーム;3レベル パラライズ、ヒプノティック・パターン、マインド・リーディング(×3);キャントリップ (4レベル) シールド、デイズ、ディテクト・マジック、リード・オーラ
思考吸収/Consume Thoughts [one-action] (精神) 必要条件 コールボーンの直前のアクションが手による“打撃”の成功であった;効果 コールボーンは攻撃目標のクリーチャーから精神エネルギーの一部を奪う。目標はDC25の意志セーヴを試みなければならない。結果に関わらず、目標のクリーチャーは“思考吸収”に対して1分の間、一時的耐性を得る。
成功 クリーチャーは何の効果も受けない。
失敗 目標は1分の間知性低下状態2になり、コールボーンはヒット・ポイントを1d12だけ回復する。
大失敗 失敗と同様であるが、目標は1分の間知性低下状態3になり、コールボーンはヒット・ポイントを2d12だけ回復する。コールボーンがこの能力を使用した時点で目標が既に知性低下状態だった場合、さらに目標は1ラウンドの間混乱状態になる。
合同念視/Cooperative Scrying (占術、伝承、念視) 1日に1回、隣接する3体以上のコールボーンはスクライングを共同で発動できる(DC25)。持続時間に制限はなく、3体以上のコールボーンが隣接した状態を維持し、“呪文の維持”以外のアクションを行わない限り継続する。この1日あたりの制限は参加した全てのコールボーンに適用されるため、その日は他の“合同念視”に参加できなくなる。
近接 [one-action] 爪 +17[+13/+9](機敏、巧技)、ダメージ 2d10+5[斬撃]
近接 [one-action] 手 +17[+12/+7](巧技、精神)、ダメージ 2d12[精神]
伝承生得呪文 DC 25、攻撃+17;7レベル プレイン・シフト(自身のみ);4レベル ヴァンピリック・タッチ(×2)、チャーム;3レベル パラライズ、ヒプノティック・パターン、マインド・リーディング(×3);キャントリップ (4レベル) シールド、デイズ、ディテクト・マジック、リード・オーラ
思考吸収/Consume Thoughts [one-action] (精神) 必要条件 コールボーンの直前のアクションが手による“打撃”の成功であった;効果 コールボーンは攻撃目標のクリーチャーから精神エネルギーの一部を奪う。目標はDC25の意志セーヴを試みなければならない。結果に関わらず、目標のクリーチャーは“思考吸収”に対して1分の間、一時的耐性を得る。
成功 クリーチャーは何の効果も受けない。
失敗 目標は1分の間知性低下状態2になり、コールボーンはヒット・ポイントを1d12だけ回復する。
大失敗 失敗と同様であるが、目標は1分の間知性低下状態3になり、コールボーンはヒット・ポイントを2d12だけ回復する。コールボーンがこの能力を使用した時点で目標が既に知性低下状態だった場合、さらに目標は1ラウンドの間混乱状態になる。
合同念視/Cooperative Scrying (占術、伝承、念視) 1日に1回、隣接する3体以上のコールボーンはスクライングを共同で発動できる(DC25)。持続時間に制限はなく、3体以上のコールボーンが隣接した状態を維持し、“呪文の維持”以外のアクションを行わない限り継続する。この1日あたりの制限は参加した全てのコールボーンに適用されるため、その日は他の“合同念視”に参加できなくなる。