第4章:サブシステム Chapter 4: Subsystems
出典 GM Core 183ページ
君のゲームが未知の領域に踏み込んだり、通常は見過ごされがちなゲームプレイの要素を強調したり、あるいは1つの判定に凝縮したい場合には、 サブシステムを使用できる。その名の通り、サブシステムはメインのルール体系を拡張したもので、卓内で特定の話題やプレイ様式を探求できる。
君のゲームが未知の領域に踏み込んだり、通常は見過ごされがちなゲームプレイの要素を強調したり、あるいは1つの判定に凝縮したい場合には、 サブシステムを使用できる。その名の通り、サブシステムはメインのルール体系を拡張したもので、卓内で特定の話題やプレイ様式を探求できる。
サブシステムは戦闘では発生しないが、大きな賭けがあるようなゲームの局面に深みを加える素晴らしい方法である。本章では、まず勝利ポイントについて説明する。勝利ポイントは、この章の大部分を支える構造であり、サブシステムを構築するのに役立つものだ。次に、君のゲームで必要となるであろう最も一般的なサブシステムのいくつかを、それらの使用方法や修正方法についての助言とともに紹介する。本章は以下の項目で構成されている。
- 勝利ポイント(184ページ)は独自のサブシステムを構築するための枠組みを提供し、パスファインダーがサブシステムに用いる基本的な構造を細かく説明する。
- 感化(187ページ)は、NPCに影響を与えるような、より深い社交的な出会いのためのルールを提供する。
- 調査(190ページ)では、PCが話題を調べたり情報を求めたりするシーンで、興味深い構成を構築する方法を紹介している。
- 追撃(192ページ)は、映画のチェイス・シーンの疾走感を表現するためにデザインされている。
- 潜入(196ページ)はPCが敵に対して優位に立ち、信じられないような奇襲を成功させるために、綿密な計画を立てて潜入や強盗を行わせられる。
- 評判(200ページ)はNPCの様々なグループがPCの行動に好意的または不利な反応を示し、PCのそれらのグループでの地位が変化させる。これにより、PCを取り巻く世界に生命が吹き込まれる。
- 決闘(202ページ)は、敵対者同士の1対1の対決のための単純な構造を提供する。
- 統率力(204ページ)によりPCが人々を大義に惹きつけることで、彼らに同胞や世話する組織を与えられる。
- へクス探索(206ページ)では、六角形のグリッド上に探索地図を作成し、PCに未知の領域や見知らぬ領域で秘密を発見するスリルを与える方法を教える。
- 乗り物(210ページ)を使えば、乗り物を使った遭遇を運営し、その可能性を活かしてPCがより大規模に、より速いペースで探索できるようになる。