B1/ガサラス - p2rdj @ ウィキ

ガサラス Guthallath

　ガサラスは、大昔にどこかの帝国によって作られた巨大な人造――おそらく戦争用の機械である。高さが100フィート近いこの巨大な石像は、通常、腰布と縁なし帽だけを身に着けた屈強な戦士の姿をしている。しかし、ガサラスの全身を見た者はほとんどいない。ほとんどの場合、このような遺物は首まで土に埋まっていて、苔に覆われ、どこか忘れられた場所に取り残されている。しかし、この破壊の先触れは、しばしば未知の刺激や呼びかけに反応して再稼働し、その時、邪魔をする者に災いをもたらす。
　ガサラスの古代の敵がいない場合、それは純粋な破壊の動力炉である。それは数週間から数ヶ月間暴れまわるように設計されている。その行為を楽しむほどの知性もなく、が晒すは理由付けもできない――彼らはほとんどの魔法の影響を受けず、目標の選び方も（そして目標からの外し方も）予測不可能である。
“知識の想起”――人造（〈秘術〉、〈製作〉） : DC 44
一般的な知識 : DC 42
専門知識 : DC 39

ガサラス Guthallath クリーチャー19

レア N 巨大 人造

出典 Bestiary 199ページ
知覚＋30；暗視、トゥルー・シーイング
技能 〈運動〉＋40、〈軽業〉＋25
【筋】＋10、【敏】＋2、【耐】＋8、【知】－4、【判】±0、【魅】－1

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AC 43；頑健＋38、反応＋32、意志＋30
HP 325；完全耐性 ［出血］、即死効果、病気、凶兆状態、吸精状態、疲労状態、治癒、魔法（後述）、死霊術、非致傷攻撃、麻痺状態、［毒］、不調状態、気絶状態；抵抗 物理15（アダマンティンを除く）
侵食のオーラ／Erosion Aura (オーラ、始原) 120フィート。ガサラスは周囲のすべての物理的な完全性を侵食する。ガサラス以外の放射内にいるクリーチャーと物体は、その硬度と抵抗が10だけ減少する。ターン開始時、侵食のオーラの範囲内にいるクリーチャーは6d6の［殴打］ダメージを受ける（基本頑健、DC39）。
魔法に対する完全耐性／Immunity to Magic ガサラスは7レベル未満の呪文と14レベル未満の魔法のアイテムから起動された効果に対する完全耐性を持つ。

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移動速度 40フィート、穴掘り50フィート
近接 [one-action] 拳 ＋38［＋33／＋28］（致命的：3d12、魔法、間合い：20フィート）、ダメージ 4d12＋18［殴打］、加えてつかみ強化もしくは押しやり強化 20フィート
近接 [one-action] 足 ＋38［＋33／＋28］（致命的：3d12、魔法、間合い：20フィート）、ダメージ 4d8＋18［殴打］、加えて打ち倒し強化
生得始原呪文 DC 37；常時 （8レベル） トゥルー・シーイング；（3レベル） ヘイスト
絶滅の光条／Annihilation Beams [two-actions] ガサラスはその目から破壊のビームを2本放つ。それぞれのビームは120フィート直線状である。どちらの直線上にあるものも、10レベルのディスインテグレイト呪文（DC41頑健）が命中した際の効果を受ける。ビームが重なる範囲にいるクリーチャーに追加の効果はない。ガサラスは1d4ラウンドの間、この能力を再使用できない。
命奪う投擲／Deadly Throw [one-action] 必要条件 ガサラスがクリーチャーをつかまれた状態にしている。効果 ガサラスはそのクリーチャーを空中に、高さ100フィート、距離50フィートまで投擲する。投擲されたクリーチャーが他のクリーチャーに向けて落下した場合、衝突扨せられたクリーチャーは同じ値の［殴打］ダメージを受ける。衝突させられたクリーチャーはDC41の基本反応セーヴを試みることができる。
強力打撃／Powerful Blows ガサラスの攻撃が命中してd20ロールで出目19をロールしていたなら、その攻撃はクリティカル・ヒットになる。出目19だと失敗していた場合、この能力はなんの効果もない。
蹂躙 [three-actions] 超大型あるいはそれより小さい、足、DC 45

追加の知識：ガサラスのうたた寝 Guthallath Slumber

　ゴラリオンの全文明は、ガサラスの破壊的な暴挙によって一掃されてきた。しかし、トンネルの終わりに光はある。しばらくすると、ガサラスは迅速かつ一見無秩序な方法で虐殺を終了する。そして、その巨像は荒野の奥深く、人里離れた場所を見つけてそこに埋まる。その後何年も何百年も深い眠りについてから目覚め、再び破壊のサイクルを開始する。