巻物 Scrolls
出典 GM Core 262ページ
巻物には、呪文スロットを消費せずに起動できる呪文が1つ含まれている。巻物にはほぼすべての呪文を入れることができる。キャントリップ、焦点化呪文、儀式は例外で、これらはいずれも巻物に入れることはできない。巻物に書かれた呪文は一度だけ起動でき、呪文を発動すると巻物は破壊される。巻物に書かれた呪文は、巻物によって決められた特定の呪文ランクで起動される。例えば、フォース・バラージの巻物(1ランク)は1ランクのフォース・バラージを起動できるが、2ランクに高ランク化されたフォース・バラージは起動できない。ランクが記載されていない場合、その巻物は対応する呪文を最低ランクで起動できる。
巻物には、呪文スロットを消費せずに起動できる呪文が1つ含まれている。巻物にはほぼすべての呪文を入れることができる。キャントリップ、焦点化呪文、儀式は例外で、これらはいずれも巻物に入れることはできない。巻物に書かれた呪文は一度だけ起動でき、呪文を発動すると巻物は破壊される。巻物に書かれた呪文は、巻物によって決められた特定の呪文ランクで起動される。例えば、フォース・バラージの巻物(1ランク)は1ランクのフォース・バラージを起動できるが、2ランクに高ランク化されたフォース・バラージは起動できない。ランクが記載されていない場合、その巻物は対応する呪文を最低ランクで起動できる。
巻物を見つけたら、その中にどんな呪文が入っているかを調べてみるように。その呪文が君の呪文リストのコモンの呪文か、君が知っている呪文であれば、一回の“知識の想起”アクションを行なうことで、自動的にその巻物の呪文を特定できる。そうでない場合は、“魔法の識別”を使用して巻物の呪文を知る必要がある。
巻物からの呪文発動 Casting a Spell from a Scroll
出典 GM Core 262ページ
巻物から呪文を発動するには、巻物を片手で持ち、その呪文の通常のアクション数を使った“呪文発動”連続行動を行う必要がある。その呪文は使用者の呪文リストになければならない。“呪文発動”をするのは使用者自身なので、使用者の呪文攻撃修正値と呪文のDCを使用する。また、その呪文は使用者の体系に対応した特性(秘術、信仰、伝承、始原)を得る。
巻物から呪文を発動するには、巻物を片手で持ち、その呪文の通常のアクション数を使った“呪文発動”連続行動を行う必要がある。その呪文は使用者の呪文リストになければならない。“呪文発動”をするのは使用者自身なので、使用者の呪文攻撃修正値と呪文のDCを使用する。また、その呪文は使用者の体系に対応した特性(秘術、信仰、伝承、始原)を得る。
物理的なコストは巻物の作成時に提供されるため、巻物から呪文を発動する際にそれらを準備する必要はない。呪文に焦点具が必要な場合、巻物から“呪文発動”するためには対応する焦点具が必要だ。
巻物の一般データ Scroll Statistics
出典 GM Core 262ページ
すべての巻物は、特に断りのない限り、同じ基本データを持つ。巻物は軽バルクで、片手で保持していないと起動できない。
すべての巻物は、特に断りのない限り、同じ基本データを持つ。巻物は軽バルクで、片手で保持していないと起動できない。
変動するデータ Varying Statistics
出典 GM Core 262ページ
魔法の巻物のデータは巻物のアイテム・レベルと市価を示しているが、いずれも巻物に含まれる呪文のランクに基づいている。“呪文発動”をするためのコストは巻物の製作時に巻物の市価に加算されるため、コストの項目がある呪文の場合、巻物の市価は表の値よりも高くなる。巻物の稀少度はその呪文の稀少度と同じものを用いる。
魔法の巻物のデータは巻物のアイテム・レベルと市価を示しているが、いずれも巻物に含まれる呪文のランクに基づいている。“呪文発動”をするためのコストは巻物の製作時に巻物の市価に加算されるため、コストの項目がある呪文の場合、巻物の市価は表の値よりも高くなる。巻物の稀少度はその呪文の稀少度と同じものを用いる。
巻物が持つ特性はその巻物に含まれる呪文によって異なる。巻物は常に、消耗品、魔法、巻物の特性を持つ。それに加えて、幻術や火炎のように、そのアイテムの識別に関連する特性を持つ。必要であれば、GMは追加で特性を与える。
巻物の作成 Crafting a Scroll
出典 GM Core 262ページ
巻物を“作成”する方法は、他の魔法のアイテムを“作成”する方法と同様である。“作成”を開始する際、巻物に入れる呪文を1つ選ぶ。作成者がその呪文を“作成”中に“呪文発動”するか、作成者の前で他の人が“呪文発動”しなければならない。“呪文発動”しても通常の効果は得られず、代わりに魔法が巻物の中に閉じ込められる。“呪文発動”をするのは、呪文スロットを消費する術者でなければならない。例えば、他の魔法のアイテムから生成された呪文を巻物として作成することはできない。呪文のコストはすべて術者が負担しなければならない。巻物の稀少度はそれが保持する呪文と同じものを用いる。
巻物を“作成”する方法は、他の魔法のアイテムを“作成”する方法と同様である。“作成”を開始する際、巻物に入れる呪文を1つ選ぶ。作成者がその呪文を“作成”中に“呪文発動”するか、作成者の前で他の人が“呪文発動”しなければならない。“呪文発動”しても通常の効果は得られず、代わりに魔法が巻物の中に閉じ込められる。“呪文発動”をするのは、呪文スロットを消費する術者でなければならない。例えば、他の魔法のアイテムから生成された呪文を巻物として作成することはできない。呪文のコストはすべて術者が負担しなければならない。巻物の稀少度はそれが保持する呪文と同じものを用いる。
他の消耗品と同様、巻物は4つをひとまとまりとして作成できる。すべての巻物には、同じランクの同じ呪文が含まれていなければならない。また、巻物を1つ作るごとに、呪文の発動を1回提供しなければならない。
魔法の巻物 Magic Scroll
出典 GM Core 262ページ
巻物の市価とレベルは呪文をもとに決まる。名前は単に呪文の名前に続いて「~の巻物」となる。
巻物の市価とレベルは呪文をもとに決まる。名前は単に呪文の名前に続いて「~の巻物」となる。
魔法の巻物 アイテム1~ Magic Scroll
消耗品 魔法 巻物
出典 GM Core 262ページ
使用方法 片手で保持;バルク 軽
使用方法 片手で保持;バルク 軽
この紙もしくは羊皮紙を巻いたものには呪文1つが納められている。
作成要項 この呪文の記載されたランクの発動を1回提供すること。
作成要項 この呪文の記載されたランクの発動を1回提供すること。
1ランクの巻物 アイテム1 1st-rank Scroll
出典 GM Core 262ページ
市価 4 gp
市価 4 gp
2ランクの巻物 アイテム3 2nd-rank Scroll
出典 GM Core 262ページ
市価 12 gp
市価 12 gp
3ランクの巻物 アイテム5 3rd-rank Scroll
出典 GM Core 262ページ
市価 30 gp
市価 30 gp
4ランクの巻物 アイテム7 4th-rank Scroll
出典 GM Core 262ページ
市価 70 gp
市価 70 gp
5ランクの巻物 アイテム9 5th-rank Scroll
出典 GM Core 262ページ
市価 150 gp
市価 150 gp
6ランクの巻物 アイテム11 6th-rank Scroll
出典 GM Core 262ページ
市価 300 gp
市価 300 gp
7ランクの巻物 アイテム13 7th-rank Scroll
出典 GM Core 262ページ
市価 600 gp
市価 600 gp
8ランクの巻物 アイテム15 8th-rank Scroll
出典 GM Core 262ページ
市価 1,300 gp
市価 1,300 gp
9ランクの巻物 アイテム17 9th-rank Scroll
出典 GM Core 262ページ
市価 3,000 gp
市価 3,000 gp
10ランクの巻物 アイテム19 10th-rank Scroll
出典 GM Core 262ページ
市価 8,000 gp
市価 8,000 gp