フレッシュウォープ Fleshwarp
出典 Monster Core 152ページ
魔法の失敗、神の呪い、未検証の技術はすべて体に劇的な変化をもたらすことがある。そしてそれは、ゴラリオンの世界やその先に蔓延している。以前と同じ種族と見なされなくなるほど劇的な変化を遂げたクリーチャーは、フレッシュウォープ(歪められた肉体くらいの意味)として知られる。この存在は滅多におらず、彼らの不安な外観はしばしば他の人々から恐怖の反応を引き起こす。
魔法の失敗、神の呪い、未検証の技術はすべて体に劇的な変化をもたらすことがある。そしてそれは、ゴラリオンの世界やその先に蔓延している。以前と同じ種族と見なされなくなるほど劇的な変化を遂げたクリーチャーは、フレッシュウォープ(歪められた肉体くらいの意味)として知られる。この存在は滅多におらず、彼らの不安な外観はしばしば他の人々から恐怖の反応を引き起こす。
一部のクリーチャーは、肉体を歪めることで倒した敵が自分より劣っているという事実を楽しむ。この技術はもともと魔王ハーゲンティによって定命のものに教えられたが、定命のものはその方法を修正し完成するために長い年月を費やした。その実現者であるフレッシュクラフターは、攪拌する魔法の試薬のタンクで敵を拷問し、彼らの肉体と精神を恐ろしく怪物的なものに作り変える。
イルナクルス Irnakurse
イルナクルスは、特に残酷で屈辱的な肉体改造の儀式を受けたエルフであると信じられているが、その変容によってひどく堕落しているため、見分けることはほぼ不可能だ。イルナクルスを作り上げていく過程で、不運なエルフは位置がずれた手足、たるんだ肉、骨の突起物の塊へと歪められ、本来体内にあるべき部分が、しばしば外に丸見えになる。これらの存在はダークランズの最深部から定期的に地上に這い上がってくるため、一部のエルフの学者はアースフォールから逃れるために地下に潜ったエルフのなれの果てではないかという恐ろしい疑念を抱いている。
イルナクルス Irnakurse クリーチャー9
大型 異形
出典 Monster Core 153ページ
知覚+18;暗視
言語 デーモン語、エルフ語、地下語;(いかなる言語も話せない)
技能 〈運動〉+20、〈隠密〉+20、〈軽業〉+20
【筋】+5、【敏】+5、【耐】+3、【知】-2、【判】+3、【魅】+4
知覚+18;暗視
言語 デーモン語、エルフ語、地下語;(いかなる言語も話せない)
技能 〈運動〉+20、〈隠密〉+20、〈軽業〉+20
【筋】+5、【敏】+5、【耐】+3、【知】-2、【判】+3、【魅】+4
AC 28;頑健+20、反応+18、意志+16
HP 152
HP 152
移動速度 15フィート
近接 [one-action] 顎 +20[+15/+10](間合い:10フィート)、ダメージ 2d12+11[刺突]
近接 [one-action] 触手 +20[+16/+12](機敏、間合い:20フィート)、ダメージ 2d8+11[斬撃]、加えてmind lash
精神の鞭/Mind Lash (感情、精神、伝承) イルナクルスの触手が命中したクリーチャーは、破滅した人生の歪んだ幻視に圧倒され、DC28の意志セーヴを行わねばならない。セーヴに失敗すると朦朧状態2(大失敗の場合は朦朧状態4)になる。このセーヴに成功したクリーチャーは24時間の間、“精神の鞭”に対する一時的耐性を得る。
魂の叫び/Soul Scream [two-actions] (聴覚、精神集中、感情、精神、伝承) 頻度 1日1回;効果 イルナクルスは悪夢のような恐怖と苦痛に満ちた異界の叫び声を放つ。10フィート放射の範囲内にいる異形でないクリーチャーはDC28の意志セーヴを試みなければならない。イルナクルスは最大6ラウンドまで“魂の叫び”を“維持”できる。“維持”するたびに、新たなセーヴを行うことなくその効果を繰り返す。
大成功 クリーチャーは何の効果も受けず、24時間の間“魂の叫び”に対する一時的耐性を得る。
成功 クリーチャーは1ラウンドの間知性低下状態1になる。
失敗 クリーチャーは知性低下状態1になる。以後“魂の叫び”に対するセーヴに失敗するたびに知性低下状態値が1ずつ増加し、最大で知性低下状態4になる。キャラクターが一晩休むたびに、“魂の叫び”による知性低下状態値は1ずつ減少する。
大失敗 失敗と同様だが、知性低下状態値は1ではなく2だけ増加する。
触手の嵐/Storm of Tentacles [two-actions] イルナクルスはそれぞれ異なる目標に対して触手による“打撃”を4回まで行う。それぞれの攻撃はイルナクルスの複数回攻撃ペナルティにおいて攻撃として扱うが、複数回攻撃ペナルティはすべての攻撃が行われた後まで増加しない。
近接 [one-action] 顎 +20[+15/+10](間合い:10フィート)、ダメージ 2d12+11[刺突]
近接 [one-action] 触手 +20[+16/+12](機敏、間合い:20フィート)、ダメージ 2d8+11[斬撃]、加えてmind lash
精神の鞭/Mind Lash (感情、精神、伝承) イルナクルスの触手が命中したクリーチャーは、破滅した人生の歪んだ幻視に圧倒され、DC28の意志セーヴを行わねばならない。セーヴに失敗すると朦朧状態2(大失敗の場合は朦朧状態4)になる。このセーヴに成功したクリーチャーは24時間の間、“精神の鞭”に対する一時的耐性を得る。
魂の叫び/Soul Scream [two-actions] (聴覚、精神集中、感情、精神、伝承) 頻度 1日1回;効果 イルナクルスは悪夢のような恐怖と苦痛に満ちた異界の叫び声を放つ。10フィート放射の範囲内にいる異形でないクリーチャーはDC28の意志セーヴを試みなければならない。イルナクルスは最大6ラウンドまで“魂の叫び”を“維持”できる。“維持”するたびに、新たなセーヴを行うことなくその効果を繰り返す。
大成功 クリーチャーは何の効果も受けず、24時間の間“魂の叫び”に対する一時的耐性を得る。
成功 クリーチャーは1ラウンドの間知性低下状態1になる。
失敗 クリーチャーは知性低下状態1になる。以後“魂の叫び”に対するセーヴに失敗するたびに知性低下状態値が1ずつ増加し、最大で知性低下状態4になる。キャラクターが一晩休むたびに、“魂の叫び”による知性低下状態値は1ずつ減少する。
大失敗 失敗と同様だが、知性低下状態値は1ではなく2だけ増加する。
触手の嵐/Storm of Tentacles [two-actions] イルナクルスはそれぞれ異なる目標に対して触手による“打撃”を4回まで行う。それぞれの攻撃はイルナクルスの複数回攻撃ペナルティにおいて攻撃として扱うが、複数回攻撃ペナルティはすべての攻撃が行われた後まで増加しない。
グロスラット Grothlut
ナメクジのような醜悪なグロスラットは、肉体を歪ませる過程で生じた醜悪な残滓である。頭部と胴体は漠然と人型生物を示しているものの、腕はゴムのように硬く、脇でぎこちなく動く。哀れなクリーチャーである彼らは、他のクリーチャーが近くにいると哀れな呻き声を上げる。おそらく、残された最後の精神が、この恐ろしい歪んだ姿からの解放を懇願しているのだろう。
グロスラットは意識をほぼ完全に消し去ってしまうため、多くのフレッシュウォーパーは彼らは創造の失敗作だと考えている。しかし、これに異論を唱える者もいる。彼らは、このクリーチャーの精神を歪ませることでより柔軟になり、容易に管理できるようになるため、より有用になると主張する。ハーゲンティの信者は、一般にグロスラットを自身の居住地の境界をゆっくりと巡回する守護者として用いる。配置に就いたグロスラットは敵の戦力を弱めるために放つ粗雑な突撃部隊として用いられる。グロスラットの爆発した臓器や肉に敵が吐き気を催した後に、より有能な戦士がその後で侵攻して倒す。
グロスラット Grothlut クリーチャー3
中型 異形 精神なし
AC 17;頑健+11、反応+5、意志+7
HP 50;完全耐性 [強酸]、[精神]
忌まわしい最期/Disgusting Demise (強酸、毒) グロスラットのヒット・ポイントが0になると、その消化器官が破裂して30フィートの放射内にいるすべてのクリーチャーに錬金術による酸と毒を放つ。範囲内のクリーチャーはDC19の頑健セーヴを行わねばならず、失敗すると2d6の[強酸]ダメージを受け、不調状態1になる(大失敗時はダメージが2倍になり、不調状態2になる)。
HP 50;完全耐性 [強酸]、[精神]
忌まわしい最期/Disgusting Demise (強酸、毒) グロスラットのヒット・ポイントが0になると、その消化器官が破裂して30フィートの放射内にいるすべてのクリーチャーに錬金術による酸と毒を放つ。範囲内のクリーチャーはDC19の頑健セーヴを行わねばならず、失敗すると2d6の[強酸]ダメージを受け、不調状態1になる(大失敗時はダメージが2倍になり、不調状態2になる)。
移動速度 20フィート
近接 [one-action] 爪 +11[+7/+3](機敏)、ダメージ 1d10+8[斬撃]
遠隔 [one-action] 消化性の嘔吐 +7[+2/-3](強酸、射程単位15フィート、飛散)、ダメージ 2d6[強酸]、加えて1d6[強酸]飛散ダメージ
哀れな呻き/Piteous Moan [one-action] (聴覚、オーラ、精神集中、感情、精神、伝承) 60フィート。範囲内に入る、または範囲内でターンを開始するグロスラットでないクリーチャーはDC17の意志セーヴィング・スローを試みなければならず、失敗すると不調状態1(大失敗なら不調状態2)になる。その後、クリーチャーは1分の間一時的耐性を得る。グロスラットはこのオーラを抑止できる。グロスラットは通常、グロスラットでないクリーチャーの存在を感知するまでは呻きを使用せず、そのようなクリーチャーの存在を感知しなくなると呻きを止める。
近接 [one-action] 爪 +11[+7/+3](機敏)、ダメージ 1d10+8[斬撃]
遠隔 [one-action] 消化性の嘔吐 +7[+2/-3](強酸、射程単位15フィート、飛散)、ダメージ 2d6[強酸]、加えて1d6[強酸]飛散ダメージ
哀れな呻き/Piteous Moan [one-action] (聴覚、オーラ、精神集中、感情、精神、伝承) 60フィート。範囲内に入る、または範囲内でターンを開始するグロスラットでないクリーチャーはDC17の意志セーヴィング・スローを試みなければならず、失敗すると不調状態1(大失敗なら不調状態2)になる。その後、クリーチャーは1分の間一時的耐性を得る。グロスラットはこのオーラを抑止できる。グロスラットは通常、グロスラットでないクリーチャーの存在を感知するまでは呻きを使用せず、そのようなクリーチャーの存在を感知しなくなると呻きを止める。