Re/MC/パイプフォックス - p2rdj @ ウィキ【11/15更新】

パイプフォックス Pipefox

　パイプフォックスは、キツネの頭を持つ、ふわふわした毛皮を持つ小型のヘビだ。彼らは暗い隅に潜み、木にぶら下がったり、パイプに巻き付いたり、あるいは静かに何か興味深いものを観察できる場所ならどこでもくつろいで過ごす。パイプフォックスは害獣でもペットでもない。ただこっそりと歩き回り、知識を蓄え、観察結果を広める価値のある学者を探しているだけだ。

　パイプフォックスは、執着心が激しいだけでなく、気まぐれでもある。鍛冶の技術を6ヶ月間学んだ後、突然、地元の盗賊団が使うスラングや、雇い主に内緒で使う使用人たちの噂話に全神経を集中して研究することもある。観察対象が何であれ、彼らは常に遠くから観察する。観察対象が行動を変えてしまうのを防ぐためだ。パイプフォックスは発見されると多くの場合逃げようとし、戦うのは最後の手段だ。

　パイプフォックスは知識を通貨のように扱い、どんな犠牲を払ってでも守る。そのため、彼らは根っからの秘密主義者だ。もし誰かに自分の正体を明かすとしたら、それは十分な研究と熟考の末のことだ。パイプフォックスは、自分と同じように知識の探求に情熱を注いでいると信じる相手にしか近づかない。そのため、彼らは魔法使い、錬金術師、発明家に特に惹かれる。しかし、パイプフォックスは知識を共有するために近づき共有することを選ぶかもしれないが、決してただでは共有しない。あらゆる通貨と同様、知識は平等に交換されるべきものなのだ。

　多くの学者は、パイプフォックスは精霊であり知識の守護者であると信じている。大規模な天変地異が起こった場合、パイプフォックスは失われた知識を世界に戻し、暗黒時代を防ぐことができるとされている。そのため、多くの知識機関はパイプフォックスの密偵活動に気づきながらも、気づかないふりをして他者に発見されないよう努めている。これにより、パイプフォックスは留まることを促され、同時に小さくふわふわした蛇という形で重要な知識のバックアップも提供している。

“知識の想起”――魔獣（〈秘術〉、〈自然〉） : DC 16
一般的な知識 : DC 14
専門知識 : DC 11

パイプフォックス Pipefox クリーチャー2

超小型 魔獣

出典 Monster Core 265ページ
知覚＋11；暗視
言語 共通語、竜語；トランスレート
技能 〈運動〉＋7、〈隠密〉＋8、〈軽業〉＋8、〈社会〉＋9、〈伝承学〉＋9、〈秘術〉＋9
【筋】＋3、【敏】＋4、【耐】＋3、【知】＋4、【判】＋1、【魅】＋3

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AC 19；頑健＋8、反応＋11、意志＋7
HP 30

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移動速度 25フィート、登攀20フィート
近接 [one-action] 顎 ＋12［＋7／＋2］（巧技、間合い：0フィート）、ダメージ 1d6＋4［刺突］
秘術生得呪文 DC 18、攻撃＋8；2ランク インヴィジビリティ（回数無制限；自身のみ）；常時 （2ランク） トランスレイト
言語の達人／Master of Tongues たとえクリーチャーの言語を話せなくても、パイプフォックスは語尾変化、語根、身振りを素早く理解できる。もしパイプフォックスがクリーチャーと少なくとも10分間交流したり観察したりし、そのクリーチャーが言語を話せる場合、パイプフォックスはそのクリーチャーに基本的な概念を伝えることができる。
高速学習／Rapid Erudition [one-action] (精神集中) 必要条件 パイプフォックスが1分以内にキャントリップの発動を目にした；効果 パイプフォックスは1分の間、生得秘術呪文として目にしたキャントリップを発動できる。

財宝と報酬：知識を集めしもの Hoarders of Knowledge

　パイプフォックスにとって、知識ほど貴重なものはない。彼らは長年かけて密かに収集した本や道具で、自分の空間を埋め尽くすことが多い。これらの本は一見ありふれた主題に関するものが多いが、パイプフォックスの住処に魔法の巻物が1、2本隠されていることも珍しくない。