Re/MC/ボグウィド - p2rdj @ ウィキ

ボグウィド Bogwid

　ヒキガエルとタコの忌まわしい組み合わせであるボグウィドは、背中に背負っている多くの幼生の食事を求めて、肥大した緑色の体を引きずって沼地を通り抜ける。その不条理な外観と蔓延する臭いにもかかわらず、ボグウィドは待ち伏せ型の狩人だ。砂や植物など、たまたま周りにいたものに身を隠し、人型生物やクロコダイルなどの大型クリーチャーが近づくのを辛抱強く待ってから攻撃する。食事に困ったボグウィッドは、自分とその子供の両方のための食べ物を求めて小さな群れを攻撃することさえある。適度に大きな死体ができると、背中の幼生がその上に飛び乗り、生き残るための唯一の機会をめぐって互いに戦い始める。残った幼生は体内に埋もれ、次の数週間で体をむさぼり食う。その後、腐った死体の残骸から完全に成長したボグウィドが現れる。新しい生活から1週間以内に、若いボグウィドも背中に単為生殖で幼生を産み、このサイクルを繰り返す。

　ボグウィドは、環境からその名前が付けられた。彼らはほとんど沼地でしか見られない。時折、文明に近い適切な暖かい環境で見られるかもしれないが、町や集落の近くで見かけると狩られることが多い。一部の人々は、ボグウィドが寒さ極端に嫌がり、発生源であると認識したものを何でも激しく攻撃することに気付いた。
“知識の想起”――異形（〈伝承学〉） : DC 20
一般的な知識 : DC 18
専門知識 : DC 15

ボグウィド Bogwid クリーチャー5

中型 異形

出典 Monster Core 46ページ
知覚＋12；暗視
技能 〈威圧〉＋11、〈運動〉＋13、〈隠密〉＋10
【筋】＋5、【敏】＋4、【耐】＋4、【知】－4、【判】－2、【魅】＋1

---

AC 20；頑健＋15、反応＋12、意志＋8
HP 100
不快なオーラ／Revolting Aura (オーラ、嗅覚) 20フィート。オーラ内に入ったかオーラ内でターンを開始したクリーチャーはDC20の頑健セーヴを行わねばならず、失敗すると不調状態1になる（大失敗の場合は不調状態2）。成功したクリーチャーは1分間、子のオーラに対する一時的耐性を得る。

---

移動速度 25フィート、登攀20フィート、水泳20フィート
近接 [one-action] 触手 ＋15［＋10／＋5］、ダメージ 2d8＋8［殴打］、加えてbogwid fever
遠隔 [one-action] 幼生吐き出し ＋14［＋9／＋4］（射程単位10フィート）、ダメージ 2d8持続［出血］、加えて貪り食う幼生
ボグウィド熱／Bogwid Fever (病気) セーヴィング・スロー 頑健DC 20；潜伏期間 1日；第1段階 虚弱状態1（1日）；第2段階 虚弱状態2、持続［出血］ダメージから回復するためのDCが2だけ増加（1日）；第3段階 虚弱状態3、持続［出血］ダメージから回復するためのDCが5だけ増加（1日）；第4段階 虚弱状態4、持続［出血］ダメージから回復するためのDCが5だけ増加、1d4時間ごとに1d8の持続［出血］ダメージを受ける（1日）
貪り食う幼生／Ravenous Young ボグウィドから発射された幼生は、目標に付着して餌を摂取し始める。幼生が付着すると目標は吸精状態1になる。幼生が付着している間、目標は持続［出血］ダメージから回復できない。幼生を取り除くには、目標はDC21の“脱出”判定を試みなければならない。また、目標に範囲ダメージを与えると、付着したすべての幼生が破壊される。

沼の遺体 Swamp Bodies

　ボグウィッドには隠れ家がなく宝物を持たない。しかしボグウィドの存在は、胸に大きな穴が開いた死体が発見されることによってしばしば予見される。これらはしばしばクロコダイルや他の大きな捕食者のものとして現れるが、幸運な冒険家は、はるかに運の悪い冒険家の死体に出くわすかもしれない。