スリピット・コンテスタント Thlipit Contestant
出典 Howl of the Wild 74ページ
民間伝承によると、スリピットという格闘技は賭け事から始まったと言われている。退屈したトリプキーがちょっとしたスポーツを求めて、舌を使って近くの木から果物を集めるゲームを考案した。競技が進み、賭け金が上がるにつれて、参加者たちは落ちてくる果物を掴み、さらには舌を使って相手を押しのけるようになった。最初の参加者の名前は伝承によって様々だが、この競技は賭けに負けた参加者の頭に熟れすぎたマンゴーを叩きつける見事な舌技で幕を閉じたという点で共通している。
民間伝承によると、スリピットという格闘技は賭け事から始まったと言われている。退屈したトリプキーがちょっとしたスポーツを求めて、舌を使って近くの木から果物を集めるゲームを考案した。競技が進み、賭け金が上がるにつれて、参加者たちは落ちてくる果物を掴み、さらには舌を使って相手を押しのけるようになった。最初の参加者の名前は伝承によって様々だが、この競技は賭けに負けた参加者の頭に熟れすぎたマンゴーを叩きつける見事な舌技で幕を閉じたという点で共通している。
起源が何であったかに関わらず、この競技の派生やそこから生まれた武術は、トリプキー社会の主流となっている。他の格闘様式とは異なり、スリピットは儀式や厳格な規律に縛られない。実践者は自らを競技者(スリピット・コンテスタント)と呼び、型や技を単なる練習やゲームとして扱う。こうした軽薄な装いとは裏腹に、熟練者にかかればスリピットは他の武器と同じくらい危険な武器となり得る。
スリピットは、鞭を使った格闘技を思わせる滑らかな動きと組み手の構えを巧みに組み合わせた技だ。素早い打撃、素早い掴み、そして短い投げ技が重視される。味方、敵、そして競技者自身も常に動き続ける。観客に優雅さを演出するため、あるいは生意気な相手を早々に攻撃に誘うために、技はしばしば誇張されたものになる。
スリピットを教える正式な道場は存在しない。真の競技者とみなされるほどの身体能力を身につけていなくても、多くのトリプキーは子供の頃の遊びを通してその戦闘様式に親しむ。自主的な指導もみられるものの、意欲的な競技者は達人を探し出して弟子入りを希望する。このような自主的な指導は頻繁に行われるが、達人の競技者は時折、特定の型や様式を伝えるために弟子を少数受け入れることもある。
スリピットはトリプキーによって生み出されたが、トリプキーがヴードラなどの人口密集地へ移住したことで、他の民族にもこの競技が知られるようになった。特に注目すべきは、近年のイラクシの若者の間でスリピットが人気を集めていることだ。彼らは舌ではなく尻尾を使って技を繰り出す。尻尾があれば全ての技を行えるわけではないが、彼らは独自の工夫を凝らしてこの様式を作り上げた。
2レベル
《スリピット・コンテスタントへの専念》 特技2 Thlipit Contestant Dedication
アーキタイプ 専念
出典 Howl of the Wild 74ページ
アーキタイプ スリピット・コンテスタント
前提条件 君は長く掴むのに適した舌か尾を持つ。GMの判断により、触手などの同様の柔らかい付属肢を代わりに使用できるとしてもよい。
アーキタイプ スリピット・コンテスタント
前提条件 君は長く掴むのに適した舌か尾を持つ。GMの判断により、触手などの同様の柔らかい付属肢を代わりに使用できるとしてもよい。
過酷な修行によって、君の舌あるいは尻尾は恐るべき武器へと鍛え上げられた。君はフレイル武器種に属する鞭打による近接素手攻撃を得る。この攻撃は1d4の[殴打]ダメージを与え、組みつきと間合いの特性を持つ。この攻撃は、この特技の前提条件を満たすすべての付属肢で行える。
4レベル
《捕り鞭》 [one-action] 特技4 Lassoing Lash
アーキタイプ 攻撃
出典 Howl of the Wild 74ページ
アーキタイプ スリピット・コンテスタント
前提条件 《スリピット・コンテスタントへの専念》;〈運動〉の修得
必要条件 目標が君より2段階以上大きくないこと。
アーキタイプ スリピット・コンテスタント
前提条件 《スリピット・コンテスタントへの専念》;〈運動〉の修得
必要条件 目標が君より2段階以上大きくないこと。
君は鞭を素早く敵に巻き付け、自分の方へ引き寄せる。鞭打の届く範囲内にいる目標1体の頑健DCに対して、〈運動〉判定を試みる。
大成功 君は目標を君に隣接する空いたマスに引き寄せる。
大失敗 君は間合いを見誤り、伏せ状態になる。
大失敗 君は間合いを見誤り、伏せ状態になる。
特殊 君が《ティタンのレスラー》特技を持つなら、自分よりサイズが2段階大きいクリーチャーまでを目標にすることができる。加えて、君が〈運動〉の伝説なら、自分よりサイズが3段階大きいクリーチャーまでを目標にすることができる。
《蠅叩き》 特技4 Fly Swat
アーキタイプ
君は厄介な害虫を叩き落とし、時には簡単に餌を得る秘訣を身に着けた。君の鞭打による“打撃”は、スウォームが持つ物理ダメージに対する抵抗を君のレベルに等しい値だけ無視する。
《踏み込み》 [one-action] 特技4* Lunge
ファイター
出典 Player Core 142ページ
アーキタイプ スリピット・コンテスタント
必要条件 君が近接武器を装備している。
* この《踏み込み》はアーキタイプでの使用を想定したもので、元の特技とは異なるレベルで使用権を得る。
アーキタイプ スリピット・コンテスタント
必要条件 君が近接武器を装備している。
* この《踏み込み》はアーキタイプでの使用を想定したもので、元の特技とは異なるレベルで使用権を得る。
君は間合いのぎりぎりにいる敵を攻撃する。近接武器を使用して“打撃”を1回行う。この“打撃”において、君の間合いは5フィート増加する。その武器が武器落とし特性、突き飛ばし特性、足払い特性のいずれかを持つなら、君は“打撃”の代わりに対応するアクションを使用できる。
6レベル
《打ち倒し》 [two-actions] 特技6* Slam Down
ファイター 卓越
君は敵のバランスを崩すための攻撃を行い、それに続けて即座に転倒させようと足払いをする。近接“打撃”を1回行う。その攻撃が命中してダメージを与えたなら、君は命中したクリーチャーに“足払い”を行うために〈運動〉判定を試みることができる。君が両手近接武器を装備している場合、君は“足払い”の必要条件である「片手がなにものにも占められていないこと」を無視できる。複数回攻撃ペナルティを考慮する際、両方の攻撃を攻撃として数えるが、両方の攻撃が完了するまで複数回攻撃ペナルティは増加しない。
《強鞭》 特技6 Powerful Lash
アーキタイプ
君は鞭をより早く、より大きな弧を描くように振り回せるようになった。君の鞭打のダメージ・ダイスは1d4から1d6へと向上し、薙ぎ特性を得る。
《果物落とし》 [reaction] 特技6 Snap Falling Fruit
アーキタイプ
出典 Howl of the Wild 74ページ
アーキタイプ スリピット・コンテスタント
前提条件 《スリピット・コンテスタントへの専念》
トリガー 君あるいは君の鞭打の間合い内にいる味方が物理遠隔攻撃の目標になる。
アーキタイプ スリピット・コンテスタント
前提条件 《スリピット・コンテスタントへの専念》
トリガー 君あるいは君の鞭打の間合い内にいる味方が物理遠隔攻撃の目標になる。
君は投射物に割り込むように鞭打をふるう。目標はトリガーとなった攻撃に対するACに+2の状況ボーナスを得る。攻撃が外れた場合、君は投射物を空中で払い落す。
8レベル
《尾の護衛》 [reaction] 特技8 Tail Guard
アーキタイプ
出典 Howl of the Wild 75ページ
アーキタイプ スリピット・コンテスタント
前提条件 《スリピット・コンテスタントへの専念》;尾による素手攻撃
トリガー クリーチャーが君を挟撃するマスへと侵入する。
アーキタイプ スリピット・コンテスタント
前提条件 《スリピット・コンテスタントへの専念》;尾による素手攻撃
トリガー クリーチャーが君を挟撃するマスへと侵入する。
背後から君を襲おうとする敵は、君の打ち立てる尾が警戒しているのを見て不機嫌になるだろう。トリガーになったクリーチャーに近接“打撃”を1回行う。この攻撃がクリティカル・ヒットした場合、この移動は妨害される。この攻撃は複数回攻撃ペナルティにおいて攻撃とみなされず、複数回攻撃ペナルティはこの攻撃に適用されない。
《舌すすり》 [one-action] 特技8 Slurp Up
アーキタイプ
君の舌は飲み物を求めて飛び出る。鞭打の間合い内にあり、軽バルク以下の、ポーションや霊薬などの液体容器を1つ選択する。容器は背負い袋や弾帯に収納されていてはならず、手に持っているか開けた場所に置かれていなければならない。容器が放置されているか、同意する味方に保持されているなら、君は“扱う”を使用してその中身を飲むことができる。容器が同意しないクリーチャーに保持されている場合、中身を飲むには素手攻撃修正値または〈盗賊〉修正値を用いて、そのクリーチャーの反応DCに対する判定に成功しなければならない。これには攻撃特性が追加される。
《振り子移動》 [one-action] 特技8 Levered Swing
アーキタイプ 移動
君は木の枝や手すりに鞭を巻き付け、目的の場所に向けて引っ張って移動することができる。鞭打の間合い内にある、しっかりとした定点を1つ選択する。君は定点の周りを旋回しながら自分の移動速度まで“飛行”し、定点から鞭打の間合い内にあるがまだ鞭の届く範囲内にある、誰もいない空間に到着する。旋回を終える際に、立っていられるマスを確保できなければ、君は落下する。
10レベル
《味方パチンコ》 [reaction] 特技10 Slingshot Maneuver
アーキタイプ
出典 Howl of the Wild 75ページ
アーキタイプ スリピット・コンテスタント
前提条件 《スリピット・コンテスタントへの専念》
トリガー 同意する味方が移動アクションを使用して、君の鞭打の間合い内のマスに侵入する。
アーキタイプ スリピット・コンテスタント
前提条件 《スリピット・コンテスタントへの専念》
トリガー 同意する味方が移動アクションを使用して、君の鞭打の間合い内のマスに侵入する。
君は鞭を回転させて味方に絡ませ、移動力を高める。味方を鞭打の届く範囲内にある、味方が選んだマスまで15フィート移動させる。味方の移動量が残っている場合、《味方パチンコ》完了後も移動を続けることができる。
12レベル
《破砕の打ち倒し》 特技12* Crashing Slam
ファイター
君は一振りで敵を地面に叩きつけることができる。《打ち倒し》を使用する際、君は“打撃”の後に“足払い”を使用する代わりに、“打撃”を1回試みることができる。そのようにして“打撃”が命中したなら、君は“足払い”を試みるための判定を行う代わりに、自動的に“足払い”の大成功効果を適用する。君がその“打撃”に両手近接武器を使用していたなら、君はクリティカルした“足払い”からダメージを与える際、通常のダイスではなく武器のダメージ・ダイスを使用する。
《反射組みつき》 [one-action] 特技12 Reflexive Grapple
アーキタイプ
君は鞭打が接触した瞬間から味方を包み込むことができるほどに反射神経を磨き上げた。鞭打による“打撃”を1回行う。この“打撃”が命中したなら、君は即座に“組みつき”を試みることができる。どちらの行動も複数回攻撃ペナルティにおいて攻撃として扱うが、両方の攻撃を行うまでペナルティは増加しない。
14レベル
《コマ回し》 [three-actions] 特技14 Spinning Release
アーキタイプ 精神
出典 Howl of the Wild 75ページ
アーキタイプ スリピット・コンテスタント
前提条件 《スリピット・コンテスタントへの専念》
必要条件 君は鞭打を用いてクリーチャーをつかまれた状態あるいは拘束状態にしている。
アーキタイプ スリピット・コンテスタント
前提条件 《スリピット・コンテスタントへの専念》
必要条件 君は鞭打を用いてクリーチャーをつかまれた状態あるいは拘束状態にしている。
君は鞭を敵に巻き付け、素早く回転させて混乱させる。君は敵を放す。敵は君が選択した方向に10フィートよろめきながら進む。これは強制移動である。敵は君のクラスDCに対する頑健セーヴを行わねばならず、以下の効果が発生する。
失敗 目標は目標の次のターンの終了時まで混乱状態になる。その後10分間、《コマ回し》による混乱状態と不調状態に対する一時的耐性を得る。しかし、この能力は依然としてそのようなクリーチャーを移動させられる。
大失敗 失敗と同様だが、加えて目標は開店したことで不調状態1になる。
大失敗 失敗と同様だが、加えて目標は開店したことで不調状態1になる。
16レベル
《敵ふるう旋風》 [three-actions] 特技16 Whirling Clobber
アーキタイプ 攻撃
出典 Howl of the Wild 75ページ
アーキタイプ スリピット・コンテスタント
前提条件 《スリピット・コンテスタントへの専念》
必要条件 君は鞭打を用いてクリーチャーをつかまれた状態あるいは拘束状態にしている。
アーキタイプ スリピット・コンテスタント
前提条件 《スリピット・コンテスタントへの専念》
必要条件 君は鞭打を用いてクリーチャーをつかまれた状態あるいは拘束状態にしている。