評判 Reputation
出典 GM Core 200ページ
PCたちに対して、人々の集団がどのように感じているかを知ることが極めて重要な場合がある。その際には、この『評判ルール』が役立つだろう。評判サブシステムは『勝利ポイント』を用いて、特定の集団におけるPCたちの立ち位置を決定するためのシンプルな方法である。
『評判ルール』は中長期的なサブシステムで、PCたちはギルドや行政府、教会、村などの特定の集団との間で『評判ポイント/Reputation Points』を蓄積、あるいは失っていく。PCたちはその組織のために『恩義』となる行動をすることで評判ポイントを獲得(最大50ポイント)し、不利益を与える『不義』を働くことで評判ポイントを失う(最小-50ポイント)。
PCたちに対して、人々の集団がどのように感じているかを知ることが極めて重要な場合がある。その際には、この『評判ルール』が役立つだろう。評判サブシステムは『勝利ポイント』を用いて、特定の集団におけるPCたちの立ち位置を決定するためのシンプルな方法である。
『評判ルール』は中長期的なサブシステムで、PCたちはギルドや行政府、教会、村などの特定の集団との間で『評判ポイント/Reputation Points』を蓄積、あるいは失っていく。PCたちはその組織のために『恩義』となる行動をすることで評判ポイントを獲得(最大50ポイント)し、不利益を与える『不義』を働くことで評判ポイントを失う(最小-50ポイント)。
恩義 Favors
出典 GM Core 200ページ
PCが集団のために行うそれぞれの『恩義』は通常、対象の集団における評判ポイントをPCにもたらす。
PCが集団のために行うそれぞれの『恩義』は通常、対象の集団における評判ポイントをPCにもたらす。
- 些細な恩義/Minor favors:PCが実行するのにそれほど努力を要さず、セッションの時間もあまり取らない、単純で基本的な作業。『些細な恩義』は1評判ポイントをもたらす。
- 中程度の恩義/Moderate favors:かなりの努力を必要とし、多くの場合、完了までに1セッション、あるいは1セッションの目立つ時間を費やすもの。『中程度の恩義』は2評判ポイントをもたらす。
- 大きな恩義/Major favors:大規模な試みで、通常は数セッションに渡るクエスト全体を指す。『大きな恩義』は5評判ポイントをもたらす。
不義 Disservices
出典 GM Core 200ページ
反対に、『不義』とはPCが意図的な悪意や計画によって、あるいは単なる過失によって集団を怒らせてしまうあらゆる行為を指す包括的な用語である。『恩義』とは異なり、『不義』はゲーム内の時間経過と簡単には対応しない。短時間であっても特に目に余る行為であれば、大きな不義になり得る。不義は通常、PCの評判ポイントを失わせる。
反対に、『不義』とはPCが意図的な悪意や計画によって、あるいは単なる過失によって集団を怒らせてしまうあらゆる行為を指す包括的な用語である。『恩義』とは異なり、『不義』はゲーム内の時間経過と簡単には対応しない。短時間であっても特に目に余る行為であれば、大きな不義になり得る。不義は通常、PCの評判ポイントを失わせる。
- 些細な不義/Minor disservices:小さいが重大なミス、あるいは蓄積された軽視や不便さ。『些細な不義』は1評判ポイントを減少させる。
- 中程度の不義/Moderate disservices:単なる迷惑や不快感にとどまらず、一般的に当該の集団の取り組みを著しく妨げたり、集団の信条の根本的な教義を(目に余るほどではないが)重大な方法で侵害するもの。『中程度の不義』は2評判ポイントを減少させる。
- 大きな不義/Major disservices:集団に対して極めて敵対的な行為であり、通常はカルトによる終末計画を阻止するといった単一の厚かましい行為を指す。『大きな不義』は少なくとも5評判ポイントを減少させ、特に目に余る場合はそれ以上減らすこともある。あまりに酷い場合、PCは即座に全ての評判ポイントを失い、さらに5ポイントを失う場合もある。
評判の段階 Reputations
出典 GM Core 200ページ
ほとんどの集団はPCのことを聞いたことがない。そのため、PCは大半の集団において『無視/Ignored』の評判から開始する。もし関連する集団の間で特に有名、あるいは悪名高い場合、GMの選択により異なる評判から開始してもよい。評判は集団全体に対して一般化されたものであるが、個々のNPCが異なる意見を持つことはあり得る。
ほとんどの集団はPCのことを聞いたことがない。そのため、PCは大半の集団において『無視/Ignored』の評判から開始する。もし関連する集団の間で特に有名、あるいは悪名高い場合、GMの選択により異なる評判から開始してもよい。評判は集団全体に対して一般化されたものであるが、個々のNPCが異なる意見を持つことはあり得る。
表3–2:評判 Reputations
| 評判 | 評判ポイント | 上昇条件 | 減少条件 |
|---|---|---|---|
| 崇拝(Revered) | 30~50 | 大きな恩義 | 中程度または大きな不義 |
| 賞賛(Admired) | 15~29 | 大きな恩義 | すべての不義 |
| 好感(Liked) | 5~14 | 中程度または大きな恩義 | すべての不義 |
| 無視(Ignored) | -4~4 | すべての恩義 | すべての不義 |
| 反感(Disliked) | -5~-14 | すべての恩義 | 中程度または大きな不義 |
| 憎悪(Hated) | -15~-29 | すべての恩義 | 大きな不義 |
| 追放(Hunted) | -30~-50 | 中程度または大きな恩義 | 大きな不義 |
無視 Ignored
出典 GM Core 200ページ
PCが当該の集団の関心の外にあるか、あるいは集団はPCのことを知っているが概して無関心である状態にある。特別な利益も不利益も伴わない。
PCが当該の集団の関心の外にあるか、あるいは集団はPCのことを知っているが概して無関心である状態にある。特別な利益も不利益も伴わない。
好感 Liked
出典 GM Core 200ページ
PCは当該の集団の好意を得ている。集団の多くのメンバーがPCのことを知っており、知っている者の多くは通常PCに“友好的”である。この評判段階では、中程度および大きな恩義のみが評判ポイントを蓄積させる。集団をさらに感銘させるには、より多くの努力が必要となる。
PCは当該の集団の好意を得ている。集団の多くのメンバーがPCのことを知っており、知っている者の多くは通常PCに“友好的”である。この評判段階では、中程度および大きな恩義のみが評判ポイントを蓄積させる。集団をさらに感銘させるには、より多くの努力が必要となる。
賞賛 Admired
出典 GM Core 200ページ
PCは当該の集団の賞賛を勝ち取っている。集団の大部分がPCのことを知っており、彼らに対して極めて好意的な意見を持っている。集団の多くのメンバーはPCに対して“協力的”であり、そうでない者も“友好的”である。評判ポイントを増加させるのは『大きな恩義』に限られる。
PCは当該の集団の賞賛を勝ち取っている。集団の大部分がPCのことを知っており、彼らに対して極めて好意的な意見を持っている。集団の多くのメンバーはPCに対して“協力的”であり、そうでない者も“友好的”である。評判ポイントを増加させるのは『大きな恩義』に限られる。
崇拝 Revered
出典 GM Core 200ページ
集団はPCを英雄や著名人として崇拝している。全てのメンバーがPCのことを耳にしており、PCに対して“協力的”である。PCを助けるためなら大きなリスクも冒すだろう。評判ポイントを増加させるのは『大きな恩義』に限られ、『中程度の不義』または『大きな不義』のみが評判ポイントを減少させる。
集団はPCを英雄や著名人として崇拝している。全てのメンバーがPCのことを耳にしており、PCに対して“協力的”である。PCを助けるためなら大きなリスクも冒すだろう。評判ポイントを増加させるのは『大きな恩義』に限られ、『中程度の不義』または『大きな不義』のみが評判ポイントを減少させる。
反感 Disliked
出典 GM Core 201ページ
PCは当該の集団のメンバーの間で評判が悪い。集団の多くのメンバーがPCのことを知っており、通常は彼らに対して“非友好的”である。この評判段階では、『中程度の不義』または『大きな不義』のみが評判ポイントを減少させる。
PCは当該の集団のメンバーの間で評判が悪い。集団の多くのメンバーがPCのことを知っており、通常は彼らに対して“非友好的”である。この評判段階では、『中程度の不義』または『大きな不義』のみが評判ポイントを減少させる。
憎悪 Hated
出典 GM Core 201ページ
PCは当該の集団の怒りを買っている。集団の大多数がPCのことを知っており、彼らに対して極めて否定的な意見を持っている。集団の多くのメンバーはPCに対して“敵対的”であり、そうでない者も“非友好的”である。PCを傷つける簡単な機会があれば、集団はその機会に飛びつくだろう。『大きな不義』のみが評判ポイントを減少させる。
PCは当該の集団の怒りを買っている。集団の大多数がPCのことを知っており、彼らに対して極めて否定的な意見を持っている。集団の多くのメンバーはPCに対して“敵対的”であり、そうでない者も“非友好的”である。PCを傷つける簡単な機会があれば、集団はその機会に飛びつくだろう。『大きな不義』のみが評判ポイントを減少させる。
追放 Hunted
出典 GM Core 201ページ
集団はPCを身代わりや宿敵として、自身に大きな犠牲を払ってでも積極的に追い詰める。全てのメンバーがPCのことを耳にしており、PCに対して“敵対的”であり、PCを妨害したり破滅させたりするためなら大きなリスクを冒す。『大きな不義』のみが評判ポイントを減少させ、『中程度の恩義』または『大きな恩義』のみが評判ポイントを増加させる。
集団はPCを身代わりや宿敵として、自身に大きな犠牲を払ってでも積極的に追い詰める。全てのメンバーがPCのことを耳にしており、PCに対して“敵対的”であり、PCを妨害したり破滅させたりするためなら大きなリスクを冒す。『大きな不義』のみが評判ポイントを減少させ、『中程度の恩義』または『大きな恩義』のみが評判ポイントを増加させる。
評判ルールの運用 Running Reputation
出典 GM Core 201ページ
舞台裏で評判ポイントを使用することで、PCの行動や選択に基づいて、様々な集団や派閥におけるPCのステータスを追跡できる。これは特にサンドボックス型のキャンペーンや、多数の可能性がある構造において有用である。反応的な構造を構築し、たまにしか接触しない集団とPCがどのように関わっているかを追跡するのに役立つ。
点数の合計が物語にそぐわない場合は、常識に従うこと。例えば、PCが汚職市長のせいで町の警備隊から『追放』の評判を得ていたとしても、その後に市長の不正を暴き町を救う主要なクエストを達成したなら、最悪のマイナスの評判から一気にずっとポジティブな評判へと跳ね上がるかもしれない。同様にPCが敵対者から陥れられた場合、PCが何の不義も働いていなくても、評判が損なわれることもあるだろう。
舞台裏で評判ポイントを使用することで、PCの行動や選択に基づいて、様々な集団や派閥におけるPCのステータスを追跡できる。これは特にサンドボックス型のキャンペーンや、多数の可能性がある構造において有用である。反応的な構造を構築し、たまにしか接触しない集団とPCがどのように関わっているかを追跡するのに役立つ。
点数の合計が物語にそぐわない場合は、常識に従うこと。例えば、PCが汚職市長のせいで町の警備隊から『追放』の評判を得ていたとしても、その後に市長の不正を暴き町を救う主要なクエストを達成したなら、最悪のマイナスの評判から一気にずっとポジティブな評判へと跳ね上がるかもしれない。同様にPCが敵対者から陥れられた場合、PCが何の不義も働いていなくても、評判が損なわれることもあるだろう。